Net4u レンタル掲示板を作る
椎名
マンタンニシタカラヒキツグヨ!
コピペ
このスレッドは、イラストを見せびらかしたい時に自由に使って下さい。
アナログ・デジタルを問いません。
2011/08/13 Sat 01:47 [No.561]
氷河期の賢者
勝手ながら引き継ぎました。
ここは、ドリメに関係ない短編を書くところです。
ドリメ意外の、個人小説のテストアップに使っていただいても構いません!
過去の短編を貼るのもいいですし、突発的に思いついたけどどこに投稿すればいいか分からないのを貼るのも結構です。
以前別所に投稿したけど、流れてしまった小説などを貼るのも良しだと思いますナリ。
過去の短編小説コンテスト投稿作品は、秋葉さんに頼めば出してきてくれると思うので、その依頼等もこちらにどうぞ……!
2011/07/20 Wed 22:05 [No.471]
氷河期の賢者
※ハリーはハリー、ロンはロン、ハーマイオニーはハー、ヴォルデモートはヴォ、ベラトリックスはベラ、ナレーターはナで表す。
Aパート
ナ「分霊箱壊しの旅を続けているハリーたち。その分霊箱はいよいよあと一つになる。そう、ナギニだ。本来ならホグワーツで戦闘が繰り広げられるはずだったのだが、マクゴナガル先生の凄まじすぎる活躍によりデスイーターは全滅、ヴォルデモート卿とベラトリックスは、何とか難をのがれてかつてハリーたちと死闘を繰り広げた魔法省の神秘部に逃げ込んでいた」
ハリー「『エクスペクト・パトローナム』!守護霊よ来たれ!」
ロン「ハリー、守護霊に乗って魔法省へ行こうなんてどうかしてるよ」
ハー「守護霊は言葉は託せても触れることはできないのね……」
ハリー「じゃあどうやって魔法省まで?箒はマルフォイが全部折っちゃったし」
ロン「マルフォイのやつ、余計なことしてくれるよな」
ハー「じゃあ、地下鉄に乗りましょう。ロンドンまでなら通ってるわ」
ロン「地下鉄!?ホグワーツにそんなの通ってるわけないよ!」
ハー「マルフォイが作ったわ……」
ハリー「マルフォイは敵か味方か……」
ロン「いや、そこじゃなくてそもそもどうやって地下鉄なんか引いたんだ?」
ハー「『地下鉄魔法』というのがあるのよ」
ロン「いや、ないだろ」
ハリー「ロンドンへ行けるなら何でもいい、駅はどこにあるの?ハーマイオニー」
ハー「秘密の部屋よ」
ロン「なんであそこなんだ!てかあそこにはバジリスクの遺体があったんじゃないの?」
ハー「マルフォイが整備したわ」
ロン「マルフォイ大活躍じゃないか。じゃあ早く行こう!秘密の部屋へ」
ナ「そして秘密の部屋。かつてハリーがバジリスクと闘いました」
ハー「あー、ハリー、蛇語を喋って。でないと扉があかないわ」
ハリー(蛇語)
ロン「扉が開いた!やっぱり君ってすごいや!」
ハリー「あの人と同じ能力だ。あまり嬉しいことでもない」
ハー「さあ、ボタンを押せば地下鉄が来るわ」
ロン「しかしマルフォイのやつ、もう少し魔法使いらしい設備にすればよかったのにな」
ハー「ロン、ボタンに魔法がかけられてるわ。機械的なものよ。あなたってホントずぼら。さ、早く乗りましょう」
ナ「こうして三人はマルフォイの手助けでロンドンへ。が、三人のうちだれもマルフォイに感謝などしていないのでした」
2011/07/27 Wed 21:25 [No.522]
氷河期の賢者
Bパート
ハリー「魔法省だ。しかし人がいないなあ」
ロン「ハリー、これを大人の事情というんだよ」
ハリー「ロン、僕たち成人しているけど今演じている人たちは子どもだよ?」
ハー「ハリー、それも大人の事情なのよ……もう」
ヴォ(声だけ)「ハリー・ポッター……ずいぶんと余裕のようだが……ここで俺様が負けるのも大人の事情だ……よく覚えておくがよい……」
ベラ(声だけ)「わが君、どうしてあなた様が負けるようなことを!」
ヴォ(声だけ)「すまん。つい……」
ロン「ハリー、あの人もハリーのこと怖がってるのかもしれないぜ!弱気な発言だ!」
ハー「私には私たちを油断させる作戦に思えるけどね……」
ハリー「大丈夫。大人の事情で僕らが勝つから」
ロン「ハリー、君ってやつは……」
ハー「『オプリピエイト』!忘れよ」(ハリーに向けて忘却術)
ロン「ちょ、何やってるんだ!忘却術なんかかけたらハリーが記憶喪失になっちゃうじゃないか!」
ハー「あのね、私はロックハート先生とは違うの。ちゃんと必要な分だけの記憶を抜き取ったわ」
ロン「じゃあなんの記憶だよ……」
ハー「ハリーを見てみなさい……」
ハリー「二人とも、相手は強い。注意するんだ」
ロン「あれ、さっきのハリーじゃない。つまんないや」
ハー「ロン、あなたにも忘却術かけてあげましょうか?」
ロン「……遠慮しとくよ」
ハー「さあ、そろそろ神秘部ね」
ベラ「アバダケタブラァぁぁぁぁァ!」
ハリー「うわあああああ!」(攻撃を受け、倒れる)
ハー「ええええええ!!?」
ベラ「やってしまった……わが君の獲物を……でも仕方がない……」
ハー「何が仕方ないのよ!ハリーが死んじゃったのに!」
ベラ「いや、そいつ大人の事情で生き返るし」
ハリー「そういうことだ」
ハー「早ッ!」
ベラ「しかも、しかも、わがご主人様は……悟ったのだ……」
ハー「悟った……?」
ベラ「ハリーポッター、あの方はお前を直々に手をかけなくてもいいという考えを持つようになってしまった。簡単にいうと、闘うのがめんどくさくなったのだ。最近はペン回しに熱中している。――魔法を使えばいいのに」
ハリー「つまり……」
ベラ「そうさ!このベラトリックスおばさんがラスボスだよ!お前たちの知っているヴォルデモート卿はもういない!今はただのペン回しに集中するはげでしかない!」
ハリー「ハゲ……ということは」
ハー「勝てるかもしれない」
ロン「いや、ハゲ関係ないでしょ。あと僕に発言権をください」
ヴォル「成功したああああああああ!」
2011/07/27 Wed 21:26 [No.523]
氷河期の賢者
Cパート
ナ「ヴォルデモート卿はペン回しを成功させました!さあ、これがこの後の戦いにどう影響してくるか!」
ロン「いや、しないでしょ」
ハー「するのよ、ロン。ヴォルデモートがペン回しを成功させた、それはすなわちベラトリックスがペン回しを成功させることを意味する」
ベラ「わが君!できました!」
ヴォル「おお、やるなベラ」
ロン「待て、この作品はいつからペン回し作品に……」
ハリー「エクスペンアームズ!ペンよ去れ!」(ベラのペンが飛んでいく)
ベラ「――負けた」
ロン「いやいやいや負けてないでしょアンタ」
ヴォル「ベラ、このペンを貸してやろう。ドラコマルフォイのペンだ」
ロン「マルフォイ出た!!またマルフォイ出た!」
ハー「やばいわね……」
ハリー「まずいな……」
ロン「え、何が?」
ハー「ドラコマルフォイはペン回しの世界王者なのよ……あのペンはニワトコのペン。世界最強のペンよ」
ロン「いや最強のペンて」
ヴォル「ドラコマルフォイは俺様が以前始末した……つまりこのペンの真の所有者は俺様だ」
ハリー「いや、違うな」
ヴォル「何?」
ハリー「お前は確かにドラコマルフォイを破った。けれど、それ以前に僕が彼のペンを武装解除した。そしてペン回し世界王者の防衛戦にも勝利した。だから、ニワトコのペンの真の所有者は、僕だ」
ヴォル「戯言を言いおる!アバダケタブラ!」(ちゃんと杖で)
ハリー「おっと。僕たちは今、ペン回しについて話しているはずだ!魔法なんか使うな!」
ロン「いやいやいや」
ハー「そうね、ハリーの言うとおりだわ」
ロン「ハーマイオニー、君どうかしてる」
ハー「してないわ」
ハリー「ニワトコのペンだけじゃない。僕は死の秘宝と呼ばれる残り二つの宝も手に入れた。一つは蘇りのペン。一回ペン回しを失敗してももう一回やることを許されるんだ。二つ目は透明ペン。見えない」
ハー「すごいわハリー!」
ハリー「僕の方が圧倒的に有利なこの状態で勝つなどどっちが戯言かわからないな」
ヴォル「ベラ、やれ」
ロン「ステュービファイ!」(ベラトリックスを貫く)
ハリー「な……」
ハー「ロン!空気読みなさいよ!どうして魔法なんか使うの!」
ロン「だって!この作品は魔法物語だろ!?それなのにどうしてラストシーンでペン回しなんかするんだ!おかしいじゃないか!僕はあの人の側につく!」(寝返る)
ハー「そんな……ロン」
ヴォル「ペン回しを否定するとはいい度胸だ。だが、寝返るという行為を評価して許してやろう……さあウィーズリー、この杖を使うのだ……」
ロン「えい!」(杖を回す)
ヴォル「何をする!」
これでニワトコの杖の真の所有者は僕だ!ペン?どうだっていい。ヴォルデモート卿、お前は最後の最後に大きな過ちを犯してしまったようだな。ペン回しに没頭するなんて。ハリーとハーマイオニーを服従の呪文にかけていたのだってわかっているんだ。さあ、ヴォルデモート、分霊箱は全て破壊した。お前の負けだ!……ハリー、あとは頼む」
ハリー「大人の事情……だな」(かっこつけて)
ハー「そうね。大人の事情ね」
ヴォル「アバダケタブラァ!」
ハリー「エクスペリアームズ!」呪文がぶつかり合うので、とりあえず両方頑張る。
ヴォル「うわぁぁぁぁぁ」(倒れる)
ハー「やったわ……勝ったのよハリー!勝ったのよ!」
ハリー「うん。勝った」
ロン「僕の巧妙な作戦、すごかったでしょ?」
ハー「ロン、やっぱりあなたってすごいわ!」
ハリー「ねえ、みんな」
ロン、ハー「何?」
ハリー「僕、世界が平和になったら、一番にしたいことができた」
ロン、ハー「何何?」
ハリー「ペン回し」
2011/07/28 Thu 22:35 [No.528]
氷河期の賢者
Dパート
ナ「ヴォルデモートを倒してから19年後、ハリーは一人で暮らしていました。その手の中に杖はありません。彼が最後に魔法を使ったのは、自分を一生ペンを落とさない体にするためにでした」
ハー「ハリー久しぶりね。元気にしてた?」
ロン「これ、マルフォイからおみやげ」
ハリー「ありがとう」
ハー「すごいわね。世界チャンピオンだなんて。でも魔法の決闘でも世界チャンピオンになれる気がするんだけど」
ハリー「僕はペン回しの技術と引き換えに魔力を失った。けど後悔はしていないさ。父さん、母さん、シリウスには悪いけど、これが僕の生きる道なんだ。君たちも自分の信じるものに突き進んでごらんよ」
ロン「そうだね、僕たちの人生はまだまだこれからだもんね!」
ハー「ま、最後は感動的に終わるってのも、大人の事情よね」
ハリー「君、大人の事情ぶち壊したよ」
ナ「ハリーの傷跡は、この19年間一度も痛むことはなかったのです」
ロン「正直、傷跡関係ないよね」
ハリー「うん」
完
2011/07/28 Thu 23:11 [No.531]
フィリット
<ジャグフィリが旅の途中でバシャージに会う話>
+ + +
炎タイプの彼はいつも熱くて。
格闘タイプでもある彼はいつもハキハキしてて。
彼が私達側に居る時間は短かったけれど、彼はいつもそんな感じだった事を覚えている。
そんな彼から、あの熱気と明るさが消えた時はとても驚いた。
信じられなかったし、信じたくも無かった。
あの時、私はそんな彼を置いて行くしかなかった。
私の心には、彼を残した事への後悔しか残らなかった。
残らなかった、筈なのに。
それなのに。
私は、彼の事を脳の隅に追いやってしまっていた。
私自身の幸せに浸っていて。
彼の事を、いつしか思わなくなった。
……たとえ大好きな人と幸せになったとしても……
忘れてはいけない事なのに。
+ + +
私とジャグラーさんが旅を始めて、数ヶ月経ったある日。
「フィリットさん、少し休憩しないか?」
「そうだね、ジャグラーさん。」
ふと、足を止めて近くにあった樹にもたれる様に私達は座り込む。
こうしてジャグラーさんとのんびり旅をするのはとても楽しい。
ふと、耳を澄ますとどこからか子供の笑い声が聞こえてきた。
「あれ、向こうでポケモンが遊んでる。」
「…本当だ。いいなぁこういうのって」
その声を、微笑みながら聞いていると。
「………あれ?」
「…どうしたの?」
ジャグラーさんがふと、そう言い出した。
「いや、なんか…別の声が聞こえる気が……」
「?」
少し耳を澄ましてみると。
――ほら、早く!
――キャハハ!遅いよー
――お兄ちゃん、置いてくよー!
――ハハッ、ほら待て待てー!
「……?!」
私はその微かな声に懐かしさを感じた。
どこかで、聞いた事のある声。
「……………まさか…」
「?」
ジャグラーさんは聞き取れなかったらしいけど、私は聞き取れた。
種族がエーフィとあり耳が大きかったからなのか、偶然なのかは分からないけれど。
しっかりと、聞き取った。
あの声は。
何度も聞いた事のある……
「ルイージ、さん……!?」
「何だって…!?ちょ、フィリットさん!」
私は自然と、その声の方向へ駆け出していた。
+ + +
「ほらー!捕まえた!」
「うわ、捕まっちゃったー!!」
「もう一回やろ、鬼ごっこー!」
小さいポケモン達と一緒に遊ぶ、明らかに大きいポケモン。
その姿は炎タイプと格闘タイプを併せ持つポケモン、バシャーモ。
いうまでもなく、元人間のDr.ルイージだ。
「ほら、行く……!」
ルイージの目線の先には。
1匹のエーフィと、ルカリオ……
ルカリオは、自分の友で。
エーフィは、自分の行くべき道を照らしてくれた人で。
「ジャグラー…にフィリット、さん………?!」
「!…やっぱり、ルイージさんだ…!」
「ルイージ?!ルイージなのか…!」
久々の再会に、それぞれが言う。
そんな中で。
「ルイージさん…良かった………無事、だったんだ、ね……」
フィリットは、ボロボロと泣き出す。
「ちょ、フィリットさんどうしたんだ…!?」
「……ちょっと、話をしようか。」
ジャグラーは慌てるが、ルイージは冷静にさっき一緒に遊んでいたポケモン達を呼ぶ。
「お兄ちゃん、どうしてエーフィのお姉ちゃん泣いてるの?」
「……色々あったんだ。俺はちょっと話をしなきゃいけないから、皆で先に遊んでてくれ。」
「うん、分かったー。」
幼いポケモン達はしぶしぶ遊び始める。そんな中で3人は座って話し始めた。
2011/07/28 Thu 22:52 [No.529]
フィリット
「本当に久し振りだな…ルイージ。」
「…そうだな。ジャグラー、お前とこうして話せるのも……戦争が終わってくれたおかげなんだろう。」
「………だな。」
ふとルイージがフィリットをチラッと見ると、フィリットはまだ少し赤目だった。
「…変わっちゃいないな、フィリットさん。“あの時”もこうして泣いてた。」
「………ぐすっ……そんなに、簡単に変われないよ…」
「まぁ、確かに。」
ルイージが言った「“あの時”」という言葉の意は、フィリットもジャグラーも理解できた。
ルイージがDMかDCに行くか、リディアに選択を強いられたあの時だ。
「…それに、ルイージさんの事で泣いたの……もう1回あるし……ぐす…。」
「…?」
「ルイージさん…リディアと戦ってたんでしょ…?」
「………………………知ってた、のか。」
「うん……。」
「え、どういう事だ!?」
突然の話の流れにジャグラーは混乱する。
「俺は…あれから心変わりしてさ。DCの戦力を少しでも削ろう、って思ってリディアと戦った。」
「な…お前……」
「!……そう、なの?」
「あぁ。見事に、完敗だったけどな。」
ルイージは苦笑いをする。
「俺は結局自分を見失った。いつの間にか、自分が何をしたいのか分からなくなってきて…」
「そっか、それで……そんな時に私達はルイージさんと出会ったんだよ……ルイージさんには、何を話しても通じなかったし……」
「……そうだったのか。」
「うん。その時は、ある作戦の為に仕方無く置いて行っちゃったから……心配したよ…」
「……ありがとう、心配してくれて……」
フィリットとルイージの会話が続く中で、
(「……なんか俺が寝てる間に色々起こってたんだなぁ……」)
と、ジャグラーはそう思いつつ話をボーッと聞いていた。
そしてふと、思い付いた疑問を口に出してみた。
「でさ、ルイージは今何をしてるんだ?」
「え?」
「いやー、何でこんな小さなポケモン達と遊んでるのかなってさ。」
「……あぁ。このポケモン達さ、親をDCに殺されてるんだ。」
「…………それで、代わりに育てるつもりなの?」
「そのつもりだ。」
しばらく、3匹は遊ぶ幼いポケモン達を眺めていた。
「別に、罪滅ぼしとかそういうのじゃなくて、純粋にこの子達に未来を託したいと思うんだ。」
「……大丈夫だよ、ルイージさんなら。頑張ってね。」
「良い子に育てろよ。」
「…あぁ、ありがとう。」
ふぅ、と一息付いて、ルイージは逆に質問する。
「でさ、フィリットさんとジャグラーは何してるんだ?見る所2人で旅してるみたいだけど?」
「え」
「あっ」
一瞬、3人の間に微妙な空気が流れ始める。
「………え、俺何か不味い事言った……?」
「ううん、いや、そういうのじゃないんだけど……///」
「その……なんというか、うん///」
フィリットとジャグラーが顔を真っ赤にする様子を見てルイージは「まさか」と呟く。
「……まさか、2人付き合ってる?」
「(コクリ)」
「(コクリ)」
「マジかよーー!?」
ルイージが叫んだ声が大きかった為に、遊んでいたポケモン達が不思議そうにぞろぞろ集まってきた。
「お兄ちゃんどうしたの?」
「何かあったの?」
「いやなー、このルカリオの兄さんとエーフィのお姉さんが付き合ってるんだってさ」
「狽ソょっ、ルイージ!///」
「ひゅーひゅー」
「よっ、このいろおとこー!」
「ッ……うがぁー!待てぇー!!」
「キャー怒ったー!」
「逃げろー!」
ポケモン達がどこで覚えたのか分からない言葉をあげる。
ジャグラーは恥ずかしさを紛らわす為にポケモン達を追いかけ始めた。
フィリットは沸騰しそうなくらい赤い顔でその様子を見守る。
「…まぁ、あんな奴だけど宜しくな。」
「え…うん……」
会話が途切れ、2人は小さいポケモン達がジャグラーと遊ぶ微笑ましい光景を笑顔で眺めるのだった。
ズゴッ
「いってぇ!」
「あ、ジャグラーさんコケたよ。」
「ブッ、ハハッ!本当だ!」
「笑うなぁーー!!」
END
2011/07/28 Thu 23:04 [No.530]
ジャグラー
「おらっ、ぐずぐずすんな!」
「だらしねえガキだ、3日飯を抜いただけですぐに倒れやがる!」
「あう・・・うあぁ・・・」
屈強なゴーリキーにまた鞭で体を叩かれ、悲鳴を上げ続ける体を無理矢理動かす。
体が成長しておらず、未発達な私はただ永遠と重荷を担ぐ道具と扱われるだけ。
私はニューラという一匹のポケモンとして扱われていない。私は、ただの奴隷・・・。
私に名前なんてない。私は孤児・・・利用されるだけ。
ただどんなことのために作られたか分からない荷物を運び続け、私を道具をとしか見てないゴーリキー達の鬱憤を晴らすために理不尽な暴力を受ける毎日。
そんな私に希望なんてない、そう思っていた。
そう、あの日が来るまでは・・・。
あれは、雨の降る日だった。
私がいた所にしてみれば珍しい雨。誰かが[あまごい]でもしたのかと思った。
雨の日は唯一荷物を運ぶ事がなくなる日で、私が体を休めることが出来る日だった。
誰もがそれぞれのことをしてくつろいでいた時、そのくつろぎは突然消え去った。
大きな爆発音と共に。
「な、何だ!?何が起きたんだ!」
「し、侵入者だ!ルカリオだ、色違いのルカリオが一匹!」
「なにぃ!?くそっ、ここには狙うものなんか何もないぞ!」
「とにかく侵入者を捕まえろ!奴隷を解放させるな!」
騒がしくゴーリキー達が動き始める。
私も何が起きたのか見に行きたかったが、足には逃げることを封じるための重りをつけられていたから動けない。
仕方なく、私は眠りについた。
「おやおや・・・僕一人のためにこれほどの人数を用意するとは」
「ごちゃごちゃ抜かすんじゃねえ・・・・!!ここを襲ったツケはでかいぞ!」
一匹のルカリオを7匹のゴーリキー達が囲んでいる。
ルカリオはマントを付けており、雨でぬれてしまってマントの役割を果たし切れていない。
ルカリオは普通のルカリオとは違い、色が黄色い。俗に言う色違いだった。
「それよりも、ここには奴隷のように扱われている方々がいるはずです。
それらをすべて、こちらに渡してくれませんか?」
「て、てめえ・・・!!ふざけてんのか!!」
「ふざけてなんかいませんよ。ただ、貴方達が孤児をも奴隷にしていると聞きましてね。それに、私は物語はバッドエンドよりもハッピーエンドが好きなんですよ。奴隷は普通の一般市民として幸せな人生を歩むべきなんです。」
「黙れ哲学者気取りが!てめえら、こいつをやっちまえ!!」
ルカリオの言葉を無視してゴーリキー達は一斉に飛びかかる。
しかし、ルカリオはゴーリキー達が目前にまで迫っても目をつむっていた。
そして、ゴーリキーの拳が彼に直撃する。
しかし、それはすぐに消え去った。
「な、何!?[かげぶんしん]だと!?」
「馬鹿な、いつの間に・・・!?」
突然ルカリオが消えてゴーリキー達は焦り始める。
しかし、その焦りも長くは続かなかっった。
「一気に、終わらせましょうか。[じしん]。」
ゴーリキー達の後ろにいたルカリオが[じしん]を繰り出す。
ゴーリキー達は突然の攻撃になすすべなく倒れていく。
しかし、1匹だけはまだ耐えていた。
「くっ・・・くそっ・・・こんな馬鹿な・・・!」
「調べはついてるんです。あなた達が奴隷を酷使して奪ってきたポケモンのタマゴを色んな地方にばらまいていました。
さっきも言いましたが、私は幸せな終わり方が大好きな者でしてね。
奴隷とタマゴは、頂きますよ。」
「ち、ちくしょう・・・・!覚えてやがれ、絶対に・・・絶対にお前を見つけて叩きのめしてやる・・・!」
「へえ、楽しみにしてますよ」
そう言ってルカリオはゴーリキーに[はっけい]をぶつける。
ゴーリキーはそれをまともに受け、気絶した。
2011/07/29 Fri 15:01 [No.533]
ジャグラー
「さて、ここが奴隷達が暮らしている部屋ですね。
・・・ずいぶんとカビ臭い・・・ただ壁に穴を開けてそこを部屋としてるだけの粗末な部屋みたいですね」
「奴隷の皆さん!どうか、私の話を聞いてください。
私は、貴方達を助けに来ました。どうか、私についてきてくれませんか?
私は皆さんに毎日温かい食事を出しますし、きちんとした部屋を用意します。必ず、皆さんに幸せな生活を提供します!」
ルカリオが部屋の入り口で叫ぶ。
彼の叫びが部屋に響き渡る。それを聞いたポケモン達がルカリオに集まってくる。
「ほ、本当に助けてくれるのか?」
「はい。外で私の仲間がいます。彼らの指示に従ってください。
私は動けない方々の救助に当たりますので。」
「あ、ありがたい!この奥にニューラの女の子がいるんだ。
酷い怪我をしていてまともに動くことが難しい。助けてやってくれ!」
ルカリオの質問に一匹のエビワラーが答える。
「分かりました、ではまた後で会いましょう。」
彼がそう言うとポケモン達は一斉に外に出てルカリオが言った場所に向かった。
一方のルカリオは、ニューラを助けるために奥へと向かった。
足音がやってくる。
またあのゴーリキー達が憂さ晴らしにやってきたのだろうか。
でも、足音がどこか違う。軽やかな足取り。
だけど、誰が来ても結局やることは一緒・・・。
期待するだけ無駄なら、少しでも眠ってる方がいい。
「君、大丈夫ですか?」
声をかけられる。あの声からして、ゴーリキー達ではない。
一体、誰?
そう思い、私は目を開ける。一匹のルカリオが、そこにいた。
「私の言葉が聞こえますか?今貴方を助けます。動けますか?」
「あ・・・」
足が痛い、そう言おうとしても口がうまく開かない。
体がぼろぼろになって、そのせいで話す事すらできない。
だけど、ルカリオは何を言おうとしてたのか分かってたのかも知れない。
「足を怪我してるんですか?大丈夫です、私が担いであげます」
「あぁ・・・う・・・」
「大丈夫ですよ。怖がる事はありません。必ず、私があなたを助けてあげますから」
何、この気持ち・・・?
今まで、ここでは感じることのなかった気持ち。
これは・・・?
「さあ、行きますよ。しっかりつかまっててください」
ルカリオは私を担いで外へと向かう。
正直、この時は何も感じることはできなかったが、そのあとでこれはここから出られると言う「感動」という気持ちが湧いていたらしい。
「僕は、セクト。君のようなポケモン達を幸せにさせるために戦ってる哲学者だよ。君の、名前は?」
「あ・・・」
「ア?・・・うーん、アイシスかい?」
「う・・・」
「そうか、アイシスか。よろしくね、アイシス」
これが、私の名前がアイシスになった瞬間だった。
それから1年たっただろうか。
体がすっかり回復してまともに話せるようになった私は、あのルカリオと共に行動を共にしていた。
だけど、最近思うようになった。
これは、『成り行き』でやっているのではなく、『自分の意志』で決めてやっている[恩返し]なのだと。
なら、私はあのルカリオ・・・いえ、あの方のために戦う事を誓おう。
助けてくれた恩を、あの方のために戦うこと返そう。
「・・・セクト様」
「ん?・・・様は余計だよ、アイシス」
セクト様は私の言葉に違和感を感じたのか、少し苦笑いをする。
しかし、私は構わず続ける。
「セクト様。私は、決めました」
「決めた・・・?何をだい?」
「私は、貴方のためにこの命を捧げます。私は・・・あなたの武器となります。」
後悔などない。これが私の心から思っていたこと。
セクト様のためなら、例え体が砕け散ろうとも戦い続ける。
「・・・アイシス。君がしようとしていることは、死ぬこともあるかも知れない。それでもいいのかい?」
「構いません。私はセクト様に助けられて今もこの命があります。
・・・私は、恩返しがしたいのです。どうか・・・」
「・・・分かった。アイシスが、そこまで言うのならいいよ。
・・・アイシス。君は今日をもって僕の部下だ。命令には従ってもらうよ」
「ハッ、セクト様の仰せのとおりに!」
私は何があってもあなたをお守りします。
あなたは、私のマスターですから。
2011/07/29 Fri 15:01 [No.534]
ジャグラー
緑豊かな大地に恵まれた大陸、ラーシア大陸。
この大陸では、一つの伝説があった。
正義を持つ者だけに力を発揮し、時代を渡ることが出来る天から舞い降りた武器・・・聖槍グングニルの伝説。
その力は、山をも貫き―――海をも貫く、聖なる槍。
争いの真っただ中、その聖槍は突如舞い降りる。
その槍が持つ、絶対的な力と共に。
ラーシア大陸は、いくつもの国が構成されている。
その中で最も強大な力を持つ国、『アーガスト帝国』。
そしてそのアーガスト帝国の隣に存在する、人間、エルフ族、ウンディーネなど、人外族も多数暮らしている平和的な国、『シャンロット公国』。
シャンロット公国は大陸の中では比較的強大な勢力ではなかったが、国の治安は常に善良な国王によって維持されていたため、アーガストを初めとする隣国とも貿易で仲を深め、平和を維持していた。
しかし、突如その平和は壊された。
「進め!シャンロットの腰抜け共など恐れるに足りん!ひねりつぶせ!!」
アーガスト帝国皇帝、『ギルファ・ガンドリュー』が自ら前線に出て公国の中枢都市、『シグワース』を攻撃し始めたのだ。
公国軍はウンディーネ族、エルフ族を中心とした正規軍で抵抗するものの、圧倒的な戦力差の前になすすべもなく敗北してしまう。
シャンロット公国次期国王、『エリス・ルージュ』は多数の兵達の犠牲もありながら国を抜けて逃亡する事に成功する。
『シグワース』の陥落を皮切りに、アーガスト帝国は瞬く間にシャンロット公国全体を占領していった。
だが、アーガストの侵攻を拒むように民と正規軍の残党が結成したレジスタンスが、都市『マーブル』で帝国軍と徹底抗戦を開始する。
しかし、実践経験のない者が多いレジスタンスはすぐに追い込まれてしまう。
そんな中、レジスタンスのサブリーダー、『ブレオ・ギース』は偵察中、街中に一本の槍を見つける。
それが、レジスタンスを勝利に導き、少年を英雄に変えた瞬間であった。
「聖槍グングニルよ!今こそ、我らに勝利を!!」
仲間と王女エリスと共に、英雄は帝国と戦う。
『正義の聖槍 グングニル』 公開未定!!
―――――――――――――
戦争物には何気に初挑戦。
話的には、
少年ブレオがグングニルを手にして王女とレジスタンスと共に帝国軍に立ち向かっていく話です。
とりあえず、そのうちキャラ紹介もちろっと載せておこうと思います。
2011/08/01 Mon 23:18 [No.541]
ジャグラー
キャラ紹介。
「このグングニルの力を見せてやる!」
「シャンロットの民は、そう簡単に挫けはしない!!」
ブレオ・ギース 男 16歳
シャンロット公国のシグワース出身の少年。
生まれてすぐに母親を亡くし、父親と二人で暮らしていた。
帝国軍の侵攻の際に父親と共にマーブルへ逃げようとしたが、道中に敵の待ち伏せで父親が殺されてしまい、一人でマーブルに逃げ込んだ。そのあとに、レジスタンスに合流する。
偵察中にグングニルを発見し、力を認められてレジスタンスの主力となる。
その力を持って、打倒帝国を目指す。
明るくすぐにその場に溶け込め、仲間思い。
しかし、その思いが強すぎて自己犠牲な所もある。
「私は、エリス・ルージュ・・・公国の王女です。」
「ごめんなさい・・・私みたいな足手まといがいると、邪魔ですよね・・・」
エリス・ルージュ 女 15歳
シャンロット公国の次期国王。カードを使った占いが出来る。
王女という身分でありながら、シグワースの貧しい民に食べ物や金を分け与えているため国民からの人気は高い。
元々はおとなしく、笑顔が多かった彼女だが、帝国の侵攻で城を離れることになり、多くの犠牲を生みながらマーブルへ逃げたために罪悪感を抱いている。
そのため、笑うことがなくなり、ネガティブになっている。
城に生えているナッツが好物で、よくブレオに頼んでいる。
※ナッツ…この作品では「シャンロットナッツ」のことを指している。
シャンロットナッツは主に海岸近くで生るため、ナッツ自体に塩分が含まれており、塩辛くて美味しい。主に酒のつまみや非常食に使われる。
レジスタンスの兵達は、これを非常食にしている。
「僕達だって兵士だ。いつまでもブレオ君に頼ってるわけにはいかないよ。」
「ブレオ君を最前線に置くなんて・・・!あの子はまだ20歳にもなってない子供なんですよ!?」
ロック・ストレンジャー 男 21歳
シグワースを守る警備兵。レイラは彼の姉でもあり、上司でもある。
帝国の侵攻の際にバリケードを作って抵抗したが、抑えきれずに撤退してマーブルに逃げ込んだ。
戦闘経験のない民兵達をまとめ上げ、マーブルに籠って粘り続けているのも彼が指導したおかげである。
レジスタンスの中でも数少ない司令塔的な存在で、作戦の大体は彼が考えている。
ブレオがグングニルを手にしてから、彼ばかりに任せてはいられないとブレオをカバーしている。
冷静で温和な性格で、レジスタンスのムードメイカーだが、彼は本来心配性でそれを出さないために冷静でいる。
多少の事では焦らないが、危険な状態になると本性が出てくる。
「倒した帝国兵から装備は奪っておきなさい。・・・追い剥ぎみたいなことはしたくないけど、そうでもしないと勝てないからね」
「兵士たるもの、民間人ばかりに任せたくはないからね。私達兵隊が一番頑張らないといけないのよ!」
レイラ・ストレンジャー 女 23歳
シグワースを守る警備兵。ロックは彼女の弟で、彼の上司である。
帝国の侵攻の際に投石器と弓矢で抵抗したが、抑えきれずに撤退してマーブルに逃げ込んだ。
指揮官と言う立場でありながら、自ら馬に乗って戦場に出る。
ロックには指揮官らしくじっとしてて欲しいと言われているが、ブレオ達民兵ばかりに任せたくないと言い張っている。
非常に好戦的だが、少々短気な所もある。しかし頭脳はレジスタンスの方では高い方なので指揮官という立場について短気な性格を抑え込んでいる。
レジスタンスの中で数少ない騎馬兵である。
2011/08/02 Tue 22:31 [No.542]
ジャグラー
「森を荒らした帝国を、許しはしないわ!」
「軍を襲うだけならまだしも・・・軍とは関係ない私達を巻き込むなんて、論外よ!!帝国の奴なら女子供もやってしまえばいいのよ!」
アリス・アトヴィレッチ 女 15歳
エルフの森に住むエルフ族の少女。仲間たちと共にゲリラ活動をしており、そのリーダーを務めている。
アーガスト帝国がキャンプ地を増やす際に森を燃やされ、親や仲間達を大量に虐殺されたため、彼女が仲間達と共に反帝国活動のゲリラを行う事を決めた。
エルフ族は元々狩りが得意な種族なため、弓矢の扱いが上手い。
彼女はそれを利用して度々夜間に帝国のキャンプ地を弓矢で襲撃している。
非常に勇敢で好戦的。帝国を相手にすると非常に残酷極まりない性格になる。帝国の兵士はもちろん、その家族も容赦なく抹殺する。
反面、戦闘以外では女の子らしい一面もある。
「シャンロット公国軍の兵は、陸はエルフ族と言われている。そして水は、我々ウンディーネ族。水を得た我々に適うと思うな!」
「我が公国軍の意地を見せてやろう!!」
シーア・キャロン 女 19歳
シャンロット公国軍の兵士。ウンディーネ族。
エリスの親衛隊の隊長を務めており、実力もウンディーネ族の中ではかなりのクラス。
アーガスト帝国の侵攻の際にはエリスをマーブルまで送るという任務を受け、仲間の屍を盾にしながらもエリスを守り通した。
ウンディーネ族は水中を潜るのが得意で、それを利用して川や海では奇襲攻撃を仕掛けるのが得意。
レイラはこの特性を生かして、水を利用した作戦はすべてシーアに任せている。
非常に攻撃的で勇敢。しかし、作戦会議や普段の生活の時は冷静で戦いの時のような荒っぽさは一つも見えない。
ひそかに毎日違う香水をつけているが、あまり気づいてくれていないため少しショックを受けている。
「所詮人外種の寄せ集め!我が帝国には勝てん!」
「ふんっ、グングニル?どうせ見かけ倒しのただの槍にすぎぬ!」
ギルファ・ガンドリュー 男 32歳
アーガスト帝国の第34代皇帝。
非常に人望が厚く、彼自身も民を第一に考えた政策を行っている。
ラーシア大陸では初の軍事政権と民主政権を混ぜ合わせた政権を行っており、他の国よりも軍事力が大きい。
シャンロット公国侵攻の際には、圧倒的な軍事力を駆使してたった3日で首都シグワースを陥落させることに成功する。
ブレオがグングニルを手にした事を聞いた時には全く信用しないなど、神話や伝説などは信じない人間でもある。
敵に対しては非常に攻撃的で容赦がない。そのため、エルフの森の侵攻や民間人の虐殺などを行い、敵を増やしてしまうことに。
しかし、味方や自国の民に対しては厳しいながらもどこか優しさがあり、これが民を信頼させている。
彼が作った精鋭部隊、『アイアンホース隊』は兵も馬も鉄の鎧を着け、黒色の軍旗を持っている。
その旗を見た敵は恐怖に陥ることも多い。
2011/08/02 Tue 22:31 [No.543]
ジャグラー
設定。
グングニル
天界で作られた揺るがない正義を持つ者にしか扱えないという伝説の槍。
槍全体が透き通った青色になっている。
その力は山を貫き、海をも貫く。
グングニルは持ち主によりその力と姿を変える事があり、場合によっては持ち主を滅ぼすこともある。
持ち主によっては『聖槍』と『魔槍』のどちらかに代わる。
また、例え『聖槍』になっても持ち主が堕落すれば『魔槍』にもなり、その逆もある。
グングニルを守るために天界から任を受けた戦乙女がいるというが・・・。
聖槍グングニル
グングニルの力に酔いしれず、自らの欲望のために使わない持ち主が使用した事によって『聖槍』となったグングニル。
色は青色から白色になり、その力は要塞をも軽々と砕くという。
『魔槍』に比べ、こちらは防御能力が特化しているため、持ち主が致命傷を負う事は少なくなる。
グングニルがこの聖槍になった際、戦乙女に認められ、死後は天界で勇敢な戦士になるらしい。
魔槍グングニル
グングニルの力に溺れ、自らの欲望のために使う持ち主が使用した事によって『魔槍』となったグングニル。
色は青色から黒色になり、持ち主の身体能力を限界まで上昇させ、この槍自身の力も底知れないほどの力を持つ。
『聖槍』に比べ、こちらは攻撃能力に特化している。
しかし、その代償としてこの槍の持ち主の生命力はほとんど奪われ、性格も凶暴になり戦闘狂になってしまう。
また、グングニルをこの『魔槍』にしてしまうと戦乙女に殺されてしまい、死後は魔界で永遠の苦しみを味わう事となる。
そのあとのグングニルは、戦乙女によって元のグングニルに戻される。
シャンロット公国
ラーシア大陸の東に存在する国。
領土の周りが海に囲まれているので、海産物を中心とした貿易をおこなっている。
元々はウンディーネ族だけが住んでいた集落だったが、族長『リーザ』の導きでエルフ族、人間も住むようになり、シャンロット公国という一つの国が出来上がる。
国内で紛争や争いなどは起きず、むしろ互いに助け合いながら生きている国で、平和的である。
一応軍隊は存在はしているが、平和なために兵達はあまり訓練を行っていない。
アーガスト帝国皇帝、ギルファはこれに目を付けたためにシャンロット公国侵攻をする。
無論日々鍛錬を怠っている公国軍では敵わず、公国を占領されてしまう。
アーガスト帝国
シャンロット公国の隣に存在する国。
初代皇帝が行った民主政治と軍事政権を上手く混ぜ合わせた政権を今もなお続けている。
税などが厳しい所もあるが、その分民への配慮も大きいため、ほとんどの皇帝は民から信頼を得ている。
そのため、軍隊は非常に強力で、特に皇帝が優秀な兵を集めた精鋭、『アイアンホース』は連戦連勝の活躍を何度も上げている。
シャンロット公国を侵攻した理由は、『増えすぎた難民達の住む場所を増やすため』。
元々国の領土が小さかった帝国にとって、シャンロット公国を自分の領土にしたいというのは数々の皇帝が思ってきたことである。
公国の軍隊の堕落を見て、第34代皇帝、ギルファ・ガンドリューは公国を攻める事を開始する。
エルフの森
シャンロット公国にあるエルフ族が住んでいる森。
植物も多く、動物も多く生息しているため、ここに住んでいるエルフ族は他のエルフ族とは違って狩りが得意。
帝国軍の駐屯地を作る際に森を焼き払われ、多くのエルフ族や動物達が殺されてしまう。
アリスはこれをきっかけにエルフの森を拠点として反帝国活動を行うことになる。
戦乙女
グングニルが破壊されるのを防ぐのと、持ち主の監視を行う任を受けて天界から地上へ降りてきた戦乙女。
グングニルの防衛と持ち主の監視を今まで何百年も続けており、魔槍と化したグングニルの持ち主を何百人も殺している。
しかし、顔は未だ老いていくことはなく、少女の姿をしている。
普通、戦乙女はグングニルを手にした際にすぐに持ち主の元に現れる。
だが、ブレオがグングニルを手にした際にはすぐには現れず、行方不明となっている。
2011/08/04 Thu 23:16 [No.544]
ジャグラー
・デュランひとり語り風です。
・捏造EDです。
・ネタバレ注意!!
あの戦いの後、それぞれ自分たちの故郷へと帰っていきました。
私ことデュランは、姫様とラッセル殿とクルス殿と共に祖国、ファンタジニア王国に戻りました。
ラッセル殿とクルス殿は途中でカローナで別れを告げ、姫様と共にパルティナへ戻りました。
その後、しばらくは多忙の日々でした。
壊滅した騎士団を再び結成するのに私はパルティナを駆け回り、姫様は国民達にこの戦争で知った事実を説明し、戦争の後処理など、私よりも非常に忙しい日々を送っておりました。
そんなある日、それぞれの帰るべき場所に戻った仲間たちから手紙が届きました。
少し、その内容を読んでみることにしましょう。
※次からキャラ一人ずつの捏造EDが始まります。なんども言いますが、ネタバレ注意!!
2011/08/10 Wed 01:34 [No.547]
ジャグラー
ラッセル編
「おめでとう、ラッセル!フローネ!」
「二人ともお幸せに!」
ラッセル殿はフローネ殿と結婚し、正式に夫婦となりました。
ラッセル殿はカローナの総隊長となり、帝国とカローナの国境を警備しながら兵達を鍛える日々を送っています。
そんなラッセル殿を、フローネ殿は陰から支えており、非常に夫婦円満の仲だそうです。
最近では、フローネ殿が子供を身ごもったと聞きますが・・・もしそうであれば、今度祝いに行くとしましょう。
「フローネ、私のそばにいてくれるかい?」
「ええ、もちろんよラッセル」
・・・余談ですが、ラッセル殿とフローネ殿の結婚式の際には帝国軍のエミリオ殿や黒騎士レオン、あのガルカーサ殿も見に行ってたそうです。帝国の軍門に下っていた時期もありましたから、帝国軍の兵達とは仲が良かったのでしょうか?
クルス編
「ねーねー、クルスさん。クルスさんって、一人でマルドゥークの森で王国軍を助けたって本当?」
「ああ、本当さ。王国軍がアジト開放を手伝ってくれた後、帝国の連中が後ろからやってきてね。みんなが逃げている間、僕は一人で帝国を足止めしてたんだ。」
「すごーい!さすがクルスさん!」
クルス殿はあのあと、カローナの人々から『カローナの英雄』と称えられ、銅像まで作られたそうです。
今でも彼の家には子供たちがクルス殿の武勇伝を聞くために毎日訪れているそうです。
「クルス先生!今日も先生の弓使いを見せてください!」
「よし、分かった。それじゃちょっとやるとしますか!」
今ではクルス殿の弓使いを覚えようと、弟子まで出来るほどです。
・・・しかし、クルス殿はエレナ殿が王国軍に加入してからは後方支援ばかりで前線にあまり出てなかったような・・・?
まあ、クルス殿がよければよしとしましょう。
2011/08/10 Wed 18:16 [No.550]
ジャグラー
ロズウェル&ロザリィ編
「山賊から街を守るのはあたしのゴーレム達がやるわ。」
「分かった。では攻撃は私のネクロマンサーとシモベ達に任せてくれ。」
ロズウェル殿とロザリィ殿はあのあと、黒薔薇家と白薔薇家どちらも休戦条約を結び、共に魔術の研究をしながらヴァーレンヒルズを守ることを約束しました。
アンクもない今、もう両家が争うこともないでしょう。
最近では、オルテガ山賊団に対抗するために両家が精鋭部隊を集めて『黒白連合軍』という軍隊を作って山賊団に総攻撃をかけるそうですが・・・。
さすがのオルテガ山賊団も、両家の精鋭には勝てないでしょう。
「・・・それと、もう一つ計画があるんだが」
「計画?」
「ああ、メリア教国にあるバナナンの木をいくつか買い取ろうと思うんだ」
「・・・はあ!?何言ってんのよあんた!買い取るにしてもどうやってこのヴァーレンヒルズにまで持ってくるのよ!」
「メリア教国のグリフライダーを総動員して持ってくればいい!バナナンを名産品にするんだ!」
「・・・それ、あんたの自己満足のためでしょバナナ総帥。ま、そこがあんたのいいところかしらね・・・。」
「何か言ったか?」
「何でもないわよ」
余談ですが、しばらくしてからヴァーレンヒルズでは大量のバナナンが実ったそうです。
一体どうやって生やしたんでしょうね?メリア教国から持ってくるにしても距離がありすぎますし・・・。
オルテガ編
「よーしてめえら!ヴァーレンヒルズのゴタゴタが収まる前に奪えるもんは奪っておくぞぉ!」
「ヘイ、親分!」
ロザリィ殿の話だと、どうやらあのオルテガ山賊団も生き返ったみたいです。
しかし、山賊団が攻撃する頃には『黒白連合軍』が出来ていたそうです。
「でも親分、黒薔薇と白薔薇両方仲直りしたそうですぜ?もし両家から攻撃されたらどうします?」
「心配はいらねえよ、いくら仲直りしたとしても夜に攻撃をかければどうってことはねえ。夜に奇襲すれば問題ねえよ」
「さすが兄貴!」
・・・ロザリィ殿の手紙によると、山賊団は夜に攻撃を仕掛けたそうですが、ロザリィ殿のゴーレム部隊が足止めしてる間にロズウェル殿のネクロマンサーとスケルトン部隊に後ろから攻撃を受け、山賊団はヴァーレンヒルズに入ることなく撤退したそうです。
そのあと、何度も山賊団は攻撃を仕掛けましたが何度も失敗して最終的には降伏したそうです。
2011/08/10 Wed 23:56 [No.551]
椎名
イマゲの妄想。
無理矢理隠語にして纏めてるので、わからなかったら、うん…
なんとなくで埋めてます。
王女:ソラキッス
盗賊:?
鳥乗:?
第三部隊長:ラプラス
チビウンディーネ:マコリル
北領主:エルリッカー
海領主:ジュカッター
夜襲:カポリーズ
怪しい魔女:エル椎名
元密偵:有留ッコ
戦業主婦:?
* * *
焔帝:ガウリイル
軍神:クール
魔砲士:アキチュウ
ロリ鳥乗:アイビス
滅殺:?
リア充剣士:ジャグリオ
傭兵剣士:バシャージ
戦乙女:??
* * *
賞金稼ぎ:?
2011/08/11 Thu 23:24 [No.555]
フリッカー
※このエア小説は、皆さんの脳内でお楽しみください。
オレの名はミラノ。あちこちを旅しながら、生きるために盗みをやっている盗賊だ。
でも、全部の人から盗る訳じゃねえ。昔のオレと同じように苦しんでいたヤツから盗る趣味なんて持ってねえ。オレは人の生活を苦しめるようなヤツからモノを盗んで、生きてきた。
オレが今盗賊をやらないと生きていけねえのも、そんなヤツのせいだったから――
そんな中で、オレは彼女と出会った。
突如ファンタジニア王国に侵攻してきたという、新生ブロンキア帝国軍にアジトを焼かれた、あの満月の夜――
「きれいな嬢ちゃんだな……」
「お願いです! 帝国から王都パルティナを解放するために、協力してください!」
「じゃあ、お前の城をよこせ。オレ達の新しいアジトにしてやる」
帝国軍の侵攻によって崩壊したファンタジニア王国の王女、ユグドラ=ユリル=アルトワルツ。
王国が崩壊したという話は聞いていたが、どうして王女様がこんな辺境の地にやってきたのかはわからねえ。
だが、オレにとっては絶好の獲物だった。
無き国の王族なんて、大した事ねえはずだ。王都奪還に協力するふりをして、王都に着いたら城を奪い取ってやろうと。
そういう訳で、オレはユグドラの手を取った。
だが――
「あんなに美しかった王都は、帝国軍に全て蹂躙されてしまったの。そして、私の父上と母上までも――」
「な――!? お前の父さんと母さんは、死んだのか!?」
「ええ、帝国軍の手によって……焔帝ガルカーサの手で……! 私は許せない、帝国軍の事が――!」
「ユグドラ……」
オレは気付いちまった。ユグドラの心に潜む、深い悲しみに。
だからだろうか。ユグドラはどんな戦いでも、その手に持つ聖剣『グラン・センチュリオ』の力を純粋に信じていた。
そして普段の穏やかさとは裏腹に、戦い方にも激しさを感じさせた。
「寄らば、斬ります!!」
その言葉を、戦いの時口癖のように言っていたユグドラ。
その裏には、帝国軍によって全てを失い、奪われた事でできた深い傷跡があった。
オレと同じだ――
「力ずくで止めるしか、方法はないみてえだな……!」
「どうして……どうしてあなた達ウンディーネと戦わなければならないの――?」
「……方法は1つしかねえ。黒薔薇と白薔薇、どちらか一方を潰すんだ」
「そんな、でも――」
「下手に両方相手にしたら、向こうは手を組んで一斉に反撃してくるかもしれねえ。そうなったら、オレ達の戦力じゃ勝ち目はねえ。どうする、ユグドラ?」
王国解放を目指す戦いは、決して楽なものじゃなかった。
ファンタジニア王国解放軍のリーダーとして、ユグドラは何度も苦しい決断を迫られた。
気が付けば、オレはもう城を奪う事なんてどうでもよくなっていた。
「どうしてミラノは、そんな判断ができるの……?」
「世の中に平等なんてものはねえ。あるのは強いヤツしか生き残れねえ、弱肉強食の世界だけさ……」
全てを失った傷跡を胸に、戦い続けるあいつの事が放っておけねえ。
「焔帝ガルカーサ……父上と母上の仇……!!」
「よせ、ユグドラッ!!」
「やああああああああっ!!」
だから、オレは――
エア小説版ユグドラ・ユニオン
ファーストシーズン:解放編
「派手に何か盗ってきなっ!!」
「我が聖剣の下に革命をっ!!」
聖剣『グラン・センチュリオ』。
そして、魔法の力を秘めたカード。
生存と破滅の狭間で、その力は何を導くのか――
2011/08/15 Mon 00:05 [No.563]
あんびしゃん(氷河期の賢者
※台本にするので文章としてはガタガタです。
少女は、笑っていた。
アメリカ兵は、白旗を掲げた少女――白旗の少女にシャッターを向けた。少女は少し目を瞑って間を置き、笑いながら手を振った。
アメリカ兵は何故少女が笑うのかわからない。投降する直前、どうして笑っているのだろうか。アメリカ兵は不思議に思い、この写真を後世に残した。
白旗を掲げた少女が、手を振っている写真を――
「でも、ニイニイ、兵隊さんになったら、死んじゃうかもしれないよ? 富子、知ってるよ」
「いいさ。お国のために死ねるなら嬉しい!」
「うそだあ」
富子は驚いた。兄の言葉に。
松川富子。後の比嘉富子。白旗の少女その人である。十歳の兄と、年長の姉二人、母親を病で亡くしたため父の五人家族。あの写真の日から二カ月ほど前までは、首里で平和な暮らしをしていた。
「富子は小さいから分からないだけさ、ヨシ子ネエネエおかわり!」
「直裕も食べざかりだねえ」
兄は直裕といい、姉二人は上からヨシ子、初子。父親は直影という。
直裕は早く兵士になりたいらしく、中国へと出兵している上の兄を尊敬している。
一方富子は、戦争を恐れていた。まして、幼いながら戦争に行くと死ぬかもしれないという事実を知っていただけに余計恐怖だった。
直影はいつも口癖のように言う言葉を、ここでも言った。
「平和な時に笑って死ねるのが一番じゃ……わしもアメリカに殺される時は笑って死にたい……」
父親は、母の写真が飾ってあるところを見て言う。この台詞を言う時は決まって視点がそこである。
「お父さんまたそれ? もう」
初子が飽きたと言わんばかりの表情で父の目を見るが、父の目は純粋無垢。
「またとはなんじゃ。いいことじゃ。笑うことはいいことじゃ。お前たちの母さんも、最期は笑っていた……」
直影がこの話をし始めたのは、母親が亡くなってからずっと。直裕は頷いていたが、幼い富子に理解するには少し意味が深すぎたのかもしれない。富子ははてなと首をかしげていた。
「あ……」
富子がお茶をこぼした。富子は罪悪感で泣きだしたが、ヨシ子がすぐに慰めた。
「大丈夫大丈夫。ほら、新しいのあげるから」
「ありがとうヨシ子ネエネエ……」
富子が湯呑を受け取った刹那、爆音が轟いた。壁にかけていた時計は床に落ち、富子だけではなく、全員の湯呑からお茶がこぼれていく。直影はすぐに立ち上がり、ヨシ子に告げた。
「すぐに荷物をまとめなさい。父さんは少し外を見てくる」
「……は、はい!」
直影は裸足で駈け出した。足元の石で足をとられても、転ぶわけにはいかない。一刻を争う。
沖縄の住居は石垣で囲われており、守り神のシーサーがおかれていることが多い。石垣の門を出ると、目の前に炎が上がっている状態だった。もう正門からは逃げられない、そんな状態まですでに追い込まれていた。炎の先に、飛んでいく飛行機が見えた。機体には星条旗が――直影はつい呆然としてしまったが、子供たちのことを思い出し、家に戻った。
直影が駆け出して十分もたっておらず、荷造りはまだ終わっていなかったが、直影は先に富子と直裕を逃がす。体が軽い子ども二人から逃がし、後で落ちあうことにする。
「富子、ネエネエと父ちゃんと一緒にいる!」
すがる富子だが、直影は首を横に振った。
「大丈夫。すぐに会える。また会えるから。直裕、富子を頼むぞ」
「――はい」
いつになく神妙な直裕を見て、富子はことの重大さをようやく感じ始めた。
「ほれ、こっちじゃ。裏口から逃げるぞ!」
直影は二人に裏の塀を乗り越えさせ、すぐに姉妹のところへ向かった。
二人は防災頭巾をかぶり、駆け出した。少しの食料。隣では戦火。いつ命を落とすかわからない。走って、走って、走って。
富子は耳をふさいだ。近くでまた爆音が鳴り響いたからだ。ふいに振り返る。
「家が……家が……」
直裕の悲痛な嘆きで富子はようやく理解した。あそこで燃えているのは、我が家だということを。あれは紛れもなく、富子が四年間育ってきた我が家だということを。そしてあの場所が燃えているということは、すなわち父と姉の命はもう――
2011/08/16 Tue 19:04 [No.564]
あんびしゃん(氷河期の賢者
「父ちゃん……ネエネエ……」
その場で泣き崩れる富子を、直裕は抱きかかえた。直裕とてまだ十歳である。泣きたい気持ちは溢れているし、現に泣いている。けれど自分までもがここで泣き崩れ、この場を進まなければ、二人ともここで死ぬ。父親は子どもを守るという責任を果たして死んだ。だから自分も兄としての責任を果たさなければいけないという責任感だけを頼りに直裕は走る。
「富子、大丈夫だから、大丈夫だから。今は逃げなきゃ。おとうが残してくれた命を大事にしなきゃ」
二人は力いっぱい走り、なんとか戦火から逃れ、静かな海岸にやってきた。
「うえーん、父ちゃん、ネエネエ……」
岩にこしかけ、富子は泣いた。思いっきり泣いた。走ってきた間、兄に迷惑をかけまいと思いこらえていた涙を全て使って。
「泣くな。富子、泣くな……もしかしたら……もしかしたらおとうたちも生きてるかもしれん。今日はゆっくり寝て、南に行こう。きっと会えるよ」
「本当に?」
「本当さ。だからな、富子。泣きたくなったら、笑え」
直裕はとびきりの笑顔を見せた。富子は直裕がどれほど頑張ってその笑顔を作っているかを想像しただけで涙が出そうになったが、兄の努力を無駄にすることはしたくないという意思が勝り、笑った。
「ありがとう、ニイニイ」
富子はその場に寝転んだ。直裕は鞄に入れていた小さな布団を富子にかけ、自分は何もなしで寝転んだ。
「ニイニイ、掛け布団いらないの?」
「いいさ。富子が寝れればいいのさ」
「ニイニイ、お休み」
「おやすみ、とみ……」
直裕が声をかけようとした時にはもう、富子は静かに寝息を立てていた。
「お父さん!お父さん!」
炎に包まれる家から間一髪逃げ出した姉二人。しかしその命があるのは父の犠牲のおかげで、父が炎に包まれるのを二人は目にしてしまった。否、初子は見ていない。ヨシ子が初子の目を覆い、見せなかった。父親が炎に包まれていく姿など、見せたくはなかったのだ。
「初子、行くよ!」
何とか難を逃れ、森に逃げた二人は、小さなガマに身を潜めた。
「お父さんが。お父さんが……」
泣きすする初子をヨシ子は必死に慰める。
「お父さんが残した命、大切にしよう。南へ行こう。南へ行って、富子と直裕に遭わないと。二人を安心させないと。だから今日はゆっくり寝よう」
「ありがとう、ヨシ子ネエネエ」
こうして松川家は二つに引き離されてしまった。昨日まで当たり前にあった平和が突如奪われる。これが戦争。
翌朝、富子は爆音で目が覚めた。目を開けると、あたりいっぱいに煙が充満していた。富子でも分かる。近くで爆撃があったということは。
「ニイニイ、起きて。ここは危ないかも……」
直裕の首元から激しく流血している。直裕は目を開けたままじっとしている。その目は虚ろで、何も捉えていない。
「ニイニイ……?」
富子は直裕の体を揺さぶるが、その虚ろな目が他の何かを捉えようと動くことも、まぶたが瞬きをするために閉じようとすることもなかった。富子は不意に直裕のおでこを触った。
「冷たい……」
生きている心地が感じられないほどの冷たさ。富子は母親を思い出した。
「母ちゃんと一緒だ……冷たい。死んだ人は冷たくなるって父ちゃんが言ってた……」
母が死んだ時も、富子は不意におでこを触っていた。その時と同じ感触を、この時富子は覚えた。
「ニイニイ……死んじゃった」
富子は死んだ人をどうすればいいのかわからなかった。
「ニイニイ……富子はどうしたらいいの?」
兄が答えることはない。ふと、富子は昨晩の兄の言葉を思い出した。
「父ちゃんに助けてもらった命……でもニイニイは死んじゃった……ネエネエも死んじゃったかもしれない。じゃあ、富子がみんなの分まで生きるね! ごめん、ニイニイ。富子、行かなくちゃ!」
姉らが死んでしまったと勘違いしてしまったことは、富子をさらに奮い立たせていた。
兄を置いていくのに抵抗もあったが、絶対に自分が生き残って、また兄の骨を拾いに来る。そう決意した富子は、一人で歩きだした。波は激しく打ち寄せる。
一人きりで南へと進む旅。幾度となく爆撃に遭うが、何とか難を逃れ続けて、また南へ。
富子は当初、人の多い方へと逃げていた。しかしある日、直裕のことを思い出していた際に、兄とのかくれんぼを思い出した。
「富子はみんなと同じところに逃げるから駄目なんだよ。いいか、かくれんぼのコツはよ、人のいないとこ、いないとこに逃げることなんだ」
直裕の言葉を思い出してからの富子は、昼間は隠れ、夜に食べ物を探すという生活をし始めた。
2011/08/16 Tue 19:05 [No.565]
あんびしゃん(氷河期の賢者
一方日本不利で進む沖縄戦は、兵士だけでなく住民さえも追い詰めた。『投降すればアメリカ兵に八つ裂きにされる』という誤報が流れたりし、集団自決を迫られる事例も多かったのである。
富子は、小さなガマの近くにやってきた。富子は服を引っ張られているのを感じ、振り向くと同じくらいの年の男の子がいた。
「遊ぼ」
男の子はそう言うと走り出した。鬼ごっこを誘っているらしい。
「鬼ごっこか。よーし!」
富子は走り出した。まるで直裕とかくれんぼをしているかと思うほどにこの瞬間は楽しかった。
「直裕! 来なさい! ……あら、遊んでくれたの?」
母親らしき人が駆け寄り、男の子の頭をなでた。
「直裕? 富子のニイニイも直裕だよ」
兄と同じ名前ということに気がつき、富子は聞く。母親は頷いた。
「そうかい。私たちはねえ、今からとってもいいところに行くんだよ? アンタも行くか?」
「え、どこどこ?」
「……天国」
母親は遠くを見て話を続ける。その目に生気はない。
「大丈夫。手りゅう弾あるからすぐ楽になる。来るか?」
富子は頷きかけた。ここ二週間、大した食べ物も食べることができず、ずっと一人ぼっちで歩いてきて、精神的にも限界が近づいていたからだ。
しかし富子は首を振った。兄の遺体の前での決意を思い出したからだ。父と姉と兄の分まで自分が生きる。そう決意したことを。
「行かない。富子死なない!」
母親は残念そうな表情をし、再び直裕を抱きかかえた。
「じゃあ、もしあなたが生きてたら、私たちのこと、覚えていてちょうだいね。お願いね……」
母親は直裕を抱きかかえ、小さなガマに入って行った。そして富子がその場を去ってから一分後、ガマは爆発した――
富子はあの母親が最期に見せた表情を思い出す度に胸が苦しくなった。
富子の孤独な旅が続く間、沖縄戦は終盤に差し掛かっていた。沖縄の住民に残された選択肢は、投降か自決かというくらいまでに追い込まれていた。
富子は、ある小さなガマにたどり着いた。というのも、外からでもわかるほどに油味噌のにおいがしたからなのだが。外はサトウキビ畑が広がっていて、見つかりにくいガマではあった。
「あった! 油味噌だ!」
富子は油味噌をほじくり、思いっきり舐める。
――飛び上がって喜ぶ。
「おいしい! ……あ」
が、視線に気づき隠れる。
「こっちに来なさい」
太い、老人の声。座って富子を見つめている。
「誰か入ってきたのですか?」
今度は老婆だ。
富子はためらったが、老人があんまりしつこく言うものだから、仕方なく老人が座っているところにいった。――老人の両手と両足はなかった。
「ご……ごめんなさい!」
富子は老婆に向けて頭を下げた。が、老婆の目は富子を捉えない。
「あら、女の子ね」
「目が見えないの……?」
「そうなのよ。おじいさんは戦争で両手と両足を無くしてねえ。二人でここに住んでるのさ。棚の上に食べ物があるから、食べなさい」
老婆は立って、ぐらつきながらも棚に物を取りに行った。富子は老婆を制止し、自分で取りに行った。
「おいしい!」
富子は豆を頬張った。逃亡生活を始めて以来の美味しさで、富子は驚いた。そして泣いた。兄、父、姉のこと。全て話した。老人と老婆は涙を浮かべながら聞いた。
「ひどいねえ。こんな小さい時には、もっといいものを見たいのに……」
「ずっと。ここにいていいんだよ」
老人は優しく富子に語りかける。
2011/08/16 Tue 19:06 [No.566]
ロサラ
※注意
・なんかもうロサラが言い過ぎ これは私が悪い
・私の発言がただの暴言なので注意して下さい
・サントさんを責めすぎないように
・「羽宮ケイ」さんはジャグラーさん
(15:46) ロサラ: ・・・さっきから何も言わずに付いてくるくらいなら話したいと素直に言えばい
(15:46) ロサラ: いいのに
(15:47) サントアンヌ号: すみません・・・
(15:47) ロサラ: で、やはりまだステ欄から出てこないと?
(15:48) サントアンヌ号: やっぱり無理です・・・
(15:49) ロサラ: …………………やっぱり私の言葉はあなたには届かなかったのですか?
(15:49) サントアンヌ号: いえ、届きましたよ・・・ただ、どうすればいいのか混乱していて・・・
(15:50) ロサラ: ふぅん 本当に届いたようには見えないです
(15:50) サントアンヌ号: そういうのって見えるものじゃないんです・・・
(15:50) ロサラ: なら、私のあのメッセージを見て何と思いましたか?
(15:51) サントアンヌ号: なおさらあなたの事を諦めたくないと思いました
(15:51) ロサラ: なら出てきてください
(15:51) ロサラ: 正直に言いますとね、私はあなたの恋人ではありませんので
(15:52) サントアンヌ号: そう簡単に言われましても・・・
(15:52) ロサラ: ただチャットのあの白い四角の中に文字を打ち込んで、
(15:53) ロサラ: 「発言」ボタンを押すだけの簡単な作業なのに どうしてできないんですか
(15:53) ロサラ: 正直こっちが引きこもりたい気持ちなんですよ
(15:54) ロサラ: 私の心も正直ズタズタなんです
(15:54) サントアンヌ号: 不快にさせてしまったのは申し訳ないと思っています・・・
(15:55) ロサラ: 今まであなたに言いたい事をずっと溜め込んできて、
(15:55) ロサラ: 昨日あそこでぶちまけないと本当に壊れてしまいそうだったんです
(15:56) ロサラ: それにまだ言いたい事はありますし…
(15:56) サントアンヌ号: だったら全部言ってください。どんなに苦痛でも私が全て聞きますから
(15:57) ロサラ: 正直もうあなたを信用できない・・・
(15:57) ロサラ: でも、言わせて頂きます
(15:57) ロサラ: 前、「魔法歌姫」を本編に出すのはやめて下さい、と頼みましたよね
(15:58) ロサラ: その時あなたはこう言いました。
(15:58) ロサラ: 「魔法歌姫」以外にポリンヌとロサコンを繋ぐ言葉があるんですか と
(15:58) ロサラ: 正直その言葉を聞いた時、憤慨しました
(15:58) ロサラ: あなたは私をなんだと思ってるんですか、と
(15:59) ロサラ: 普通それ以外にも繋ぐ言葉なんて山ほどあるでしょうに
(15:59) ロサラ: あれだけ私の事を愛してるとか好きとか言っておいて、
(15:59) ロサラ: その気持ちに当てはめる言葉が「魔法歌姫」だけだなんて
(15:59) サントアンヌ号: ごめんなさい、本当に思い浮かばなかったんです・・・
(16:00) ロサラ: おこがましいにも程がある
(16:00) ロサラ: 結局私の事を想うあなたの気持ちはそれだけだったんだって
(16:00) ロサラ: 失望しましたよ。
(16:01) サントアンヌ号: それは誤解です!ロサラさんを思う気持ちは本物なんです!
(16:01) サントアンヌ号: ただ、
(16:02) サントアンヌ号: 私は言葉に表すのがあまり得意じゃないんです・・・
2012/01/10 Tue 21:49 [No.757]
ロサラ
(16:02) ロサラ: …………………………
(16:03) ロサラ: 私を思う気持ちが本物なら、
(16:03) ロサラ: まず私が不快に思うような事をしないはず
(16:03) ロサラ: 正直いままであなたが「私のため」にやって来た事、
(16:04) ロサラ: R-18小説なり、お誕生日のお祝いなり、フラグなり、
(16:04) ロサラ: それは全てあなたの自己満足だった
(16:05) ロサラ: それで気持ちを受けいれてもらえないといじけて引き籠って。
(16:05) ロサラ: 子供ですか、あなたは
(16:05) サントアンヌ号: 自己満足なのは否定しません・・・
(16:06) サントアンヌ号: そのせいで今までの異性との付き合いも数年で終わったりもしましたから・・・
(16:06) ロサラ: あなたはいつでも出てこれるはずです。それを「精神的に無理」だとかなんとか
(16:06) ロサラ: 「精神的に無理」とかなんとか…
(16:07) ロサラ: これは私の憶測なんですが、
(16:07) ロサラ: あなたは引き籠る事によって「可哀想な自分」を作り上げて、
(16:07) ロサラ: 悲劇の主人公ぶって自分の「可哀想」
(16:07) ロサラ: 自分の「可哀想」な境遇に酔っていただけじゃないかと
(16:08) ロサラ: そうじゃないですか?
(16:08) ロサラ: 少なくとも、私の目にはそう見えていましたが
(16:08) サントアンヌ号: 酔っていたらこうやってどうにかしようとしないじゃないですか・・・
(16:08) ロサラ: 口だけでは「どうにかしたい」と何とでも言いましたよね。
(16:09) ロサラ: あなたはいつでも出てこれるはずなんです。
(16:09) ロサラ: だけど余計に引き籠って、可哀相アピールしたかっただけなんじゃないですか?
(16:10) ロサラ: 「可哀想ですねサントさん」と慰めてほしかっただけなんじゃないですか?
(16:10) ロサラ: 正直、私にもその可哀相アピールする癖はありますが
(16:10) サントアンヌ号: 本当に出てこれないんです・・・それをアピール扱いされましても・・・
(16:11) ロサラ: だからあくまでそう見えただけ、と言ってるでしょう
(16:11) 羽宮ケイ: アピールであろうがなかろうが
(16:11) ロサラ: 本当の事は私にはわからない あなたしかわからない
(16:11) 羽宮ケイ: まずは一歩踏み出そうとする勇気が大事だと思いますがね
(16:11) ロサラ: 他の方々の「早く出ておいで」「もう一度あなたと話がしたい」という気持ちに
(16:12) ロサラ: なんで答えられないんですか。あなたはその気持ちを踏みにじっている
(16:12) サントアンヌ号: こっちだって好きで踏みにじってるわけじゃないんです・・・
(16:12) ロサラ: あなたはいっつもそういう言い回しをする。
(16:13) 羽宮ケイ: 好き〜〜してるんじゃない、何度聞いたのやら
(16:13) ロサラ: 「本当に無理なんです」って 無理なわけがない
(16:14) ロサラ: ただ白い四角に文字を打って、送信ボタンを押すだけなのに
2012/01/10 Tue 21:51 [No.758]
ロサラ
(16:14) ロサラ: 誰にも当たり前にできる事なのに あなたにだってできるはずなのに
(16:14) 羽宮ケイ: 無理だと思ったらほんとにできなくなります できると思えば自然にできるよ
(16:14) サントアンヌ号: そのあなたの言う「簡単」が私にはとても高い壁なんです・・・
(16:15) ロサラ: へぇ、じゃああなたはそれをできないと
(16:15) 羽宮ケイ: そうやってまた自分から壁を作って逃げるんですか?
(16:15) ロサラ: 永遠に?
(16:15) サントアンヌ号: 私だってどうにかして克服したいですよ・・・
(16:16) ロサラ: その言葉も聞きあきました…
(16:16) 羽宮ケイ: その頑張ってますよという発言も、何度聞いたのやら
(16:16) ロサラ: もうその言葉を繰り返してる限り、本当に克服できなくなりますよ…
(16:17) 羽宮ケイ: 頑張ってますよと口でアピールしたって状況は変わらない
(16:17) 羽宮ケイ: 行動に移さない限り、永遠に
(16:17) ロサラ: 泣きたいのはこっちだってそうなんです…
(16:18) サントアンヌ号: 口だけと言いたければ好きに言ってください・・・
(16:18) サントアンヌ号: 私の意志なんて他の人には見えませんから・・・
(16:18) ロサラ: わかりました。あなたは口だけの人間なんですね
(16:18) 羽宮ケイ: ・・・ああ、そうですか
(16:19) 羽宮ケイ: 見えないんじゃなくて、「見せてない」の間違いなんじゃないんですか
(16:19) ロサラ: ならその意志とやらを突き通して下さい。私はその意志は見えませんが
(16:19) サントアンヌ号: そういうのって見せるものですか・・・それってアピールと違うんですか?
(16:20) ロサラ: 可哀相アピールと、自分の意志をアピールする事は違う
(16:20) 羽宮ケイ: 意志を見せるとアピールは別物
(16:21) サントアンヌ号: 別物と言われましても私には違いが分かりません・・・
(16:21) ロサラ: そうさまちがえた
(16:22) ロサラ: そうですか。解らないのですか。
(16:22) ロサラ: それは自分で考えて下さい。
(16:22) 羽宮ケイ: そのぐらい、自分で考えましょうよ
(16:23) ロサラ: じゃあ、サントさん。私が昨日うpした本音に対する返答等はありますか?
(16:24) サントアンヌ号: あなたが好きだという事はいまだに変わりません
(16:24) ロサラ: そうですか。
(16:25) ロサラ: 私はあなたの事は異性として好きではありません。
(16:25) 羽宮ケイ: サントさんは、愛することと独占することを一緒にしてません?
(16:25) 羽宮ケイ: ロサラさんだって、やりたいこといっぱいあるんですよ
(16:26) サントアンヌ号: あなたがそう見えるのならそうなんじゃないんですか?
(16:26) 羽宮ケイ: 私や他の人だって、ロサラさんと交流したいと思ってるでしょう
(16:26) ロサラ: じゃあ、あなたは私の事を独占したいんですか?
(16:26) サントアンヌ号: 独占するつもりなんてありませんよ・・・
(16:26) 羽宮ケイ: 私から見ると、他のキャラとロサコンが接することが
(16:27) 羽宮ケイ: 自分にフラグが立たない可能性があるから嫌だ
(16:27) 羽宮ケイ: だからそうやって独占しようとしてるとしか見えません
(16:27) ロサラ: じゃあなぜ好感度を「ケイタ<ポリンヌ」にするとか言ったのでしょうか?
(16:28) 羽宮ケイ: 以前あなた、ステータスコメントで
(16:28) サントアンヌ号: ハッピーエンドにしたいからです・・・
(16:28) 羽宮ケイ: 「セクトとジャグリオに全てをぶち壊された」
(16:28) ロサラ: じゃあそのハッピーエンドとやらに「ケイタ<ポリンヌ」は必要なのでしょうか
(16:28) 羽宮ケイ: 訂正 「セクトとジャグリオに全てをぶち壊された夢を見た」
(16:28) 羽宮ケイ: なんて事言ってましたが・・・私が何か悪いことでも?
(16:30) サントアンヌ号: いえ、単にジャグリオとセクトがバトルして「サンロサ」の旗が壊される夢です
(16:32) ロサラ: サンロサって大事な事なのでしょうか
(16:32) サントアンヌ号: 少なくとも私には大事です。他の人は知りませんが・・・
(16:32) 羽宮ケイ: ・・・
(16:32) ロサラ: ・・・そうですか
2012/01/10 Tue 21:52 [No.759]
ロサラ
(16:33) 羽宮ケイ: ドリメって、「恋愛」が主なリレー小説じゃないですよね
(16:33) 羽宮ケイ: 「ポケモンになった人間が色々なことを経験して成長する」話じゃないですかね
(16:33) 羽宮ケイ: 「恋愛」は、そのおまけに過ぎないんじゃないですか?
(16:33) ロサラ: 小説の中でフラグが成立しても、現実でそれと同じ様になれるわけじゃないよ
(16:34) サントアンヌ号: そのおまけに力を入れる事が悪い事なのですか・・・?
(16:34) ロサラ: じゃあ本編をほったらかしにしてまでおまけに力を入れる必要はあるのですか?
(16:34) ロサラ: あ、ほったらかしにはしてないか
(16:35) 羽宮ケイ: 本編を頑張ってりゃ自然とおまけにも力が注がれてるもんなんです
(16:35) 羽宮ケイ: あなたは、おまけに注ぎすぎてる
(16:37) サントアンヌ号: 注ぎすぎるのがいけないことなんですか?
(16:37) ロサラ: 本編とおまけってどっちが大事?
(16:38) サントアンヌ号: 両方大事です
(16:38) ロサラ: 私は、本編の方が大事だと思いますね
(16:38) 羽宮ケイ: 自分も、本編が大事ですね
(16:39) 羽宮ケイ: ・・・こんなこと言うと、自分からフラグ立ててくださった
(16:39) 羽宮ケイ: フィリットさんに失礼かもしれませんが
(16:39) 羽宮ケイ: 今では宇宙公認カップルと言われてるジャグフィリだって
(16:39) 羽宮ケイ: 戦いの中で生まれた副産物でしかないんです
(16:40) 羽宮ケイ: 恋愛なんて、たまに自然に生まれてくる程度のものなんですよ
(16:40) 羽宮ケイ: そんなたまにしか生まれない副産物を
(16:41) 羽宮ケイ: 本来やるべきことよりも優先して作ろうなんておかしいと思いますが
(16:42) ロサラ: …同意見ですね
(16:42) サントアンヌ号: 大事な物の為に一心に貫き通すことがおかしいと言われましても・・・
(16:42) ロサラ: …………
(16:43) 羽宮ケイ: ・・・・・・・・
(16:43) ロサラ: なんというか、今ので言葉を失った
(16:44) 羽宮ケイ: 私も、同意見です
(16:44) ロサラ: サントさん。そういうのを綺麗事って言うんですよ
(16:44) ロサラ: 結局それもあなたの自己満足です
(16:44) ロサラ: あなたはそう言って自分のやっている事を正当化しようとしているだけ
(16:45) 羽宮ケイ: 自分の意見の正当化、自己陶酔
(16:45) 羽宮ケイ: もうやめにしましょうよ、そういうの 見苦しい
(16:46) サントアンヌ号: 「正当化」という言葉で片付けて、それで解決させて何になるんですか・・・
(16:47) 羽宮ケイ: は? ホントのことじゃないですか
(16:47) ロサラ: ……………………
(16:47) 羽宮ケイ: 見苦しい、見苦しすぎるよサントさん
(16:47) ロサラ: 先に勝手に解決させようとしたのはあなたです
(16:49) 羽宮ケイ: 人生ってのはね、失うことの連続なんです
(16:50) 羽宮ケイ: それに耐えて進んで行かなきゃいけないんです
(16:50) 羽宮ケイ: 一つ失ったからって、全てを失ったと思ったら
(16:50) 羽宮ケイ: そこで人生は腐るんですよ
(16:51) 羽宮ケイ: だからサントさん、甘ったれるのはいい加減にしましょうよ
(16:57) ロサラ: …何か言えませんか、サントさん
(16:57) サントアンヌ号: 今考えてます・・・
(17:01) サントアンヌ号: ごめんなさい、考えがまとまりません・・・
(17:03) ロサラ: そうですか・・・
(17:03) 羽宮ケイ: ・・・とりあえず、今言えることは
(17:04) 羽宮ケイ: 見損なった、ということだけですね
(17:05) サントアンヌ号: そう言われても言い返せません・・・
(17:05) ロサラ: うん。まぁ。考えがまとまった時にまた話しましょう。チャットで
2012/01/10 Tue 21:52 [No.760]
ゆな
突発で思いつき、設定を組み立ててみたら意外と出来てしまったのでこちらで嘘投下だけしておきます。
これを今現在連載する気は現状ございません。ただ設定に興味を持ってくださったならば、キャラを投下してくださると嬉しいです。
ではでは設定・ストーリー・テンプレを投下していきます。
ストーリー
平凡な高校生・魚野勇介はある日、不思議な店に迷い込む。
その店のオーナーらしき人物から妙な人形を押し売りされてしまい、渋々引き取るハメに。
だがそれが「ゲーム」と呼ばれる殺し合いへの参加資格だとは知らなかった。
勇介は「ゲーム」に巻き込まれてしまい、殺されそうになるが押し売りされた人形が人間へと変わり、彼を助けた。
その人形――「ドール」は勇介をマスターと呼び、ゲームについて説明する。
そこから異能の力を手にしたマスターと様々な姿形を持ったドールによる十組の殺し合いへと、勇介は足を踏み入れていく事になってしまう。
テンプレ
マスター用
名前:基本的に日本で行いますので日本人です。外人はありといえば、あり。
性別:ニューハーフは駄目だよ!
年齢:学生年齢範囲がベストであるが、人間範囲なら自由。
性格:詳しくお願いします。
特徴:服装や髪型、普段の格好はこちらにどうぞ。
変身後特徴:特定の能力によっては変身し、服装や姿形が変わる可能性があります。その後の格好はこちらに。
能力:選択肢に有る能力から選択してください。多少ならば選択した能力に+αしてもOKです。
戦法:能力を生かした戦法をどうぞ。ドールとのコンビ戦闘方法もこちらです。
口調:一人称や喋り方はこちらです。
台詞:例題台詞を三つ以上お願いします。
願い:殺し合いに勝利してでも叶えたい願いをどうぞ。
希望ドール:どの能力を持った、どんな性格のドールが希望なのかこちらにどうぞ。
備考:その他付け加えたい事はこちらにお願いします。
ドール用
名前:基本はカタカナですが、「無限銃器」「忍者」は日本人名あり。
性別:「スライム」「ドッペルゲンガー」「ゴースト」以外は男女で選んでください。先にあげた三つは性別がありません。
外見年齢:人間型のモノはこちらに外見年齢をどうぞ。
性格:詳しくお願いします。
特徴:能力にあった外見の特徴を記入お願いします。
スペック:選択肢から選んだドールをこちらに書いてください。多少ならば選択した能力に+αしてもOKです。
戦法:能力を生かした戦法をどうぞ。マスターとのコンビ戦闘方法もこちらです。
口調:一人称や喋り方はこちらです。
台詞:例題台詞を三つ以上お願いします。
願い:殺し合いに勝利してでも叶えたい願いをどうぞ。
希望マスター:どの能力を持った、どんな性格のマスターが希望なのかこちらにどうぞ。
備考:その他付け加えたい事はこちらにお願いします。
一般人
名前:基本的に日本人でお願いします。
性別:ニューハーフは駄目だよ!
年齢:人間範囲なら自由。
性格:詳しくお願いします。
特徴:外見設定はこちらです。
口調:一人称や喋り方はコチラです。
台詞:例題台詞を三つ以上お願いします。
その他:その他付け加えたい事はこちらにお願いします。
2012/01/06 Fri 22:07 [No.750]
ゆな
ゲームルール
・十のマスターとドールによる殺し合い。
・最後の一人になるまで行う。手段は何でもあり。
・何時何処でどうやっても構わない。他者の巻き込みはあり。
・マスターもしくはドールが脱落した場合、その陣営はリタイア。
・だが片方を失った同士が新たに契約するのはあり。
・能力とドールはゲームマスターの采配によってランダムに決められる為、相性の良し悪しは手にするまで分からない。
・勝利者には己の願いを叶えられる権利を二つ与えられる。
・二つあるのはマスターとドール、それぞれ用であるが別にどちらか一方が二つの願いを使ってしまっても構わない。
・棄権する事は不可能。
・参加者を選ぶのはゲームマスター。
・初期に選ばれた参加者は強い願いを持っている事が多いものの、後期に選ばれた参加者は単なる数合わせなのが多い。
マスターごとの能力
・マスター十人は皆、人間。
・マスターはゲーム参加の際、GMから能力をランダムで与えられる。
・一人として被る事は無い。
・ドールに比べると弱いものの、戦闘は可能。
・マスターが死亡、何らかの方法でドールを失った場合、リタイアとみなす。
・ドールを失った場合、敵のドールを奪う事で戦線復帰する事は出来るが困難。
・普通の戦闘ではなく、日常でいきなり殺すのもあり。
・絶対命令は三回まで可能。
ドールごとの能力
・ドールは全部で十体。マスター一人によって一体ずつ。
・ドールが被る事は無い、能力もまたしかり。
・人形サイズと人間サイズ自由に変えられる。しかし能力・戦闘は人間サイズじゃないと使えない。
・人外のドールは人間になることはできない。
・ドールが破壊、もしくは破棄された場合、リタイアとみなす。
・別のマスターがドールを手にし、二体以上所持する事は可能。ただし困難。
・基本的にマスターがいなければ存在できない。だが忠誠を誓っているわけではない、そこは人それぞれ。
2012/01/06 Fri 22:08 [No.751]
ゆな
マスター能力
「逃走」
文字通り逃げることに超特化した能力。勝つ事は無いが負ける事は無い生存第一の能力。
弱そうに見えるが、実は避けるという視点でいえば一番向いている能力。戦闘能力こそゼロであるが、使いこなせればジョーカーになりかねない能力でもある。
しかし戦闘に向いていないことは事実である為、戦闘そのものはドールに一任しなければならない。
本編では主人公の能力として固定されている。
「破壊」
文字通り物理的に破壊に特化した能力。基礎的な身体能力を大幅に強化された純粋な戦闘能力の強さではピカイチ。
何かしらの武器を持てばその武器さえも能力の範囲内であり、バット一つで無双も可能という代物。その分小細工が出来ず、完全にパワータイプとなってしまっている。
直接戦闘こそ優れているものの、それ以外の部分ではドールのサポートが必要不可欠となる。
「時間操作」
自分に関する時間を自在に操る能力。己の時間を早めたり遅くしたりするだけでなく、短い間なら時を止めるのも可能。
能力だけ聞けば万能に聞こえそうであるが、実際は時間を操作することしか出来ないので弱い。こちらも戦闘に向いていないものの、やり方を工夫すれば大きく化ける。
ドールとのコンビネーションが試される能力ともいえる。
「治癒」
どんな傷でも自他共に治す事が出来る能力。全治三ヶ月だろうが余裕で回復できる為、ドールによっては脅威になりかねない。
戦闘能力は無いように思えるが、実は回復させた傷を違う相手へと送りつける事が出来る凶悪性能を持っている。だが回復も傷を与える事も接触していないと無意味である。
戦いこそできないものの、サポート力の高さから見ると油断できない能力。
「擬態」
己の姿を変身させる事が出来る能力。これさえあれば透明人間も覆面ヒーローも楽勝です。
擬態した姿によって能力も変動するなどと万能である反面、人外になった場合は制限時間がかかる上に戻った後の反動で自身に衝撃が加わるデメリットもちの能力。
しかしこの能力を駆使すればドールと限りなく近い状態になれる為、相手側にドールと誤認させる事も可能。
「魔法」
文字通り魔法を操る事が出来る能力。人を多数操る事が出来たり、箒で空を飛べたりと魔女っ子にもなれます。
幻で相手を惑わせたり、人の心を操作したり、大人や子供になれるなどとかなり万能。普通に色々なものを出せるので夢いっぱい。魔法によっては攻撃も可能とかなりの当たり能力。
ただし何もかも魔法便りであり、本人の身体能力は多少上がった程度であってそこは普通と変わらない。如何に接近戦に持ち込ませないかが勝負。
「騎乗化」
様々な乗り物に乗れるようになる能力。同時に乗り物を召喚できるようになる能力。
バイクや車はもちろん、挙句の果てにはペガサスや馬車にデコトラなどと色々余裕で出せる。つまりひき逃げしろという能力。当然乗り物の上から武器を使っての射撃や攻撃もできます。
移動能力では抜群の能力。しかし乗り物を使う為、広い場所で無いと本領を発揮しづらい。
「獣人化」
自らの肉体を獣人に変形させる能力。身体能力が上がる代わりに知能が下がる、ある意味バーサク化。
人知を超えた身体能力を手にし、戦闘能力もかなり上がるという優れもの。ビルとビルの屋上を跳べるなどと、最早人間どころかドールにも似た性能の持ち主。ドールと誤認させる事も可能。
ただし狂化能力でもある為、理性を失って暴れるがままの能力。その為、諸刃の刃ともいえる。
「反射」
相手の能力を文字通り反射できる能力。
己に向けられた能力・攻撃を無効化できる為、防御及びに反撃にはもってこいの代物。防御だけ見れば随一の代物であるものの、本人の攻撃手段もそれに左右される。
防御の面だけ言えば最高の能力であるものの、攻撃自体はドールに頼らざるを得ない。
「心読」
様々な人の心を読み取れる能力。戦闘能力こそ無い最弱の能力であるが、使い方によっては一番のアドバンテージを誇る。
操作された心を見破る事が出来たり、また一目でトラップを見抜くことが出来たりするなどと心を読むというよりも「何もかもを見破る」能力と言った方が正解。相手の能力も一発で看破できる為、解析には優れている。
能力値だけ見れば逃走能力以下の代物。ある意味マスター自身が本来持つ技量を試させる能力。
2012/01/06 Fri 22:09 [No.752]
ゆな
ドールごとの能力
「具現化」
どこからともなく武器を召喚したり、現実に存在する物質を変形させるよく言えば万能、悪く言えば器用貧乏な能力。人間型。
武器や防具を生み出したり、一定空間を己の領域としてトラップハウスに変えられるなどと変化に関しては随一の能力。またそれだけでなく、くだらない道具も普通に生み出せるなどとある意味ドラえもん。
一見最強に見えるものの、本人自体の戦闘能力は普通。作戦やマスターとの折り合いが重要になってくる。
主人公のドール固定。
「無限銃器」
文字通り銃火器を召喚しまくれる能力。人間型。
拳銃、スナイパーライフル、バズーカ、手榴弾なんでもありで出せれる能力。サイズ調節も可能でマスターに貸し出す事も可能であり、ドール自体も銃器の扱いに長けている。
火力と攻撃力が高く、ドール自体の戦闘能力もあるので割と当たりである。だがそのような能力しかない為、魔法系統には弱い。
「情報」
文字通り情報収集・操作・拡散・変更に長けている能力。アンドロイド型。
機械類だけでなく、人間そのものに触れて情報を集める事が出来る。その気になれば周囲にある人間から一気に情報を手に入れる事が出来たりするなどと高性能。また人の心を操作したり、情報そのものを変えられたりと情報線はお手の物。
本人の防御力はあるものの、戦闘能力は低め。莫大な情報を使いこなせるかが勝負。
「ドラゴン」
文字通り大きな翼を生やしたドラゴンのドール。人間余裕で五人ぐらいは乗れます。
その巨大さと力強さから来るパワー、空に余裕でいれる翼と風、口から火が吹けたりするなどとかなり強力な能力及びに存在。しかしドラゴンである為、人間ではないので隠密性に欠ける。
戦闘能力だけいえば抜群の代物であり、マスターとの相性によっては最高のパワーを発揮する。
「スライム」
ぷるぷるとしたスライムのドール。つるつるした半液体上の球体のような外見であって、DQのスライムではない。
名前だけ見るとハズレに思えるが、実際は大小自由に変えられる上に全身を自由自在に変えられる。つまり大波になったり、触手となって相手を拘束することが可能。また毒を出せるなどと非常に厄介な代物。
弱い攻撃は吸収出来る為、見た目に反して強敵。ただし決定打に欠けている。
「忍者」
文字通り忍者のドール。人間型であるが、姿格好も忍び。
素早さと隠密能力があり、暗殺を得意としている。また忍びらしく変化ができたり、忍術が使えるなどと割と万能。だが一番高性能なのはやはりマスターを狙った暗殺能力。表立っての戦闘は苦手な反面、一撃必殺は一番の代物。
直接戦闘ではイマイチなところもあるが、様々な術や暗殺を利用すればどうなるか分からない。
2012/01/06 Fri 22:10 [No.753]
ゆな
ドールごとの能力
「騎士」
文字通り騎士のドール。人間型であるが、姿格好も中世風の騎士。
攻撃力と防御力があり、尚且つ剣と鎧を兼ね揃えた王道ステータスの持ち主。RPGのような魔法も使用可能であり、武器も剣以外にも斧や槍に変更可能と優れている。素早さが低いのが難点か。
能力値的に見れば一番お得。特化した能力こそ無いものの、最優である。
「魔女」
文字通り魔女のドール。人間型であるが、姿格好も典型的な魔女。
マスターの方の魔法能力同様の魔法を扱えるものの、こちらは人の心までは操れない。ただしその分戦闘に特化しており、多種多様の魔法で戦闘をこなせる能力の持ち主。
後方からの援護を得意とする他、マジックアイテムの作成も可能。防御力は低いものの、使う魔法によっては補える。
「ゴースト」
文字通り幽霊のドール。愛らしい人魂っぽい形で、この状態なら全く怖くない。
しかし恐ろしいのはその能力。他者に憑依して意識を乗っ取ったり、ポルターガイストを引き起こしたり、奇奇怪怪現象を余裕で行える能力の持ち主。能力発動時は実体が消える為、倒す手段も限られている。
逆に言えば憑依しない限りは脅威ですらない、しかし攻撃する事も出来ない。人形の時に壊すか、憑依したものごと潰さないと倒す事は出来ない。
「狼」
文字通り狼のドール。力強い狼の姿をしたドールであるが、会話可能。
獣の姿を生かした高い素早さと攻撃力を所持しており、あたりにいる犬・狼を操って率いる事も可能。また耳と鼻を使い、敵の所在を調べられる。口から何かを吐く事はできないものの、その分牙と爪は非常に硬い。
バリバリの前衛タイプであり、一撃を加えられればこちらのもの。ただし近距離専門。
「ドッペルゲンガー」
一定の形を持たないドール。普段は白い棒人間か、己のマスターとなった人間の姿をしている。
戦闘の際、何かしらに変身して戦闘するギャンブル要素を持ったドール。つまり相手のドールやマスター、あるいは己のマスターに変身して戦闘を行う相手の能力に依存した能力を持つ。完全なるコピー能力を保持しており、同等の力を発揮できる。
戦闘状況によって戦法は変動する。コピーできる相手は選べるものの、その場にいる人物の能力に左右されるのでギャンブル率が高い。
2012/01/06 Fri 22:11 [No.754]
ゆな
主人公チーム紹介
名前:魚野勇介(うおの ゆうすけ)
性別:男
年齢:17
性格:ツッコミ気質でぶっきらぼうを気取っているが、実際はそれなりのお人好し且つ苦労人。良くも悪くも普通の人。
その為、甘さをもっていたり、現状認識が遅れたりと危機感がやや足りない。その分可笑しい事には可笑しいとツッコミをするタイプ。
割とオタク系のツッコミを入れたり、変な例えを口にしたりと口先だけ言えばフリーダム。
特徴:黒の短髪で、普段は藍色のシャツとジーンズを身につけている。パッとしない顔つきであり、自他共にモブ顔と呼ばれている。太っても痩せてもおらず、正に通行人Aといった特徴をしている。
能力:「逃走」
戦法:とにかく逃げる。いろんな攻撃や罠、戦法から逃げる。ソレしか出来ない。
しかし逃げる事を利用し、ブルーの作ったトラップに相手を誘い込んだり、安全地帯に入って戦闘できないようにするなどといった工夫も可能。つまり囮要員。
その際に飛んでくる攻撃を観察し、相手の能力やドールを観察するなどもしている。
口調:割と荒っぽい口調であるが、目上の人には敬語を使う。しかし親しい相手には色々好き放題言う方。
台詞:
「どーも、魚野勇介っていいますー」
「待て、色々とちょい待て。何そのバトルロワイアル、俺に拒否権は無いのか」
「なんなんだよ、このデタラメ人間万国ビックリショーは!? いや、ドラゴンいるから人間じゃねーか」
「うおおおおおおお!! い、今ならば新記録出せそうだあああああああ!!」
「逃げ足ならば誰にも負けません。けど、怖いもんは怖いんじゃー! お願いです、降参しますから攻撃やめてー!」
「うっせぇんだよ、このDIOもどき! ほむほむか、それとも!? どっちにしろ、時を止めれるだけじゃ怖くもなんともねーわ!! 俺の逃げ足なめんなー!!」
「んー、良くわかんないけどさ……それって、殺し合いに勝たないと叶えられない願いなのか?」
「縋りたくなる気持ちは分からなくもねぇよ。でもな……それで死んだら元も子も無いじゃないか!」
「最初からおかしいんだよ、このゲーム自体が。なぁ、どうしてあいつ等はこんなゲームをするんだ?」
「俺の願いはハッピーエンドにする事だ」
願い:特に無し。
備考:数合わせ要員として選ばれてしまった十人目のゲーム参加者であるマスター。
いたって普通の男子高校生であり、特に悲しい過去も何も無い。普通に平凡を生きていたのだが、唐突に迷い込んだ店にて押し売り同然で人形を押し付けられてしまい、ゲームに強制参加させられてしまった。
最初は嫌々であったものの、数多くの出会いやドールとの交流によってゲームそのものをどうにかする事を決意していく。
2012/01/06 Fri 22:12 [No.755]
ゆな
名前:ブルー
性別:男
外見年齢:20代前半
性格:クールな皮肉屋であり、マスターを子ども扱いして遊ぶ少しひねくれた性格。一方で細かい事に気づいたり、何かと世話焼きだったりとオカン要素が目立つところがある。やや天然であるが、怒る時はしっかり怒るし報復する。
特徴:青色の長髪を黒い紐で一つにくくっており、藍色のコートと黒のブーツを着用。その下には黒色のノースリーブシャツとズボンを着用しているが、コートでキッチリ隠されている。白色の手袋も着用済みであり肌の露出は顔面しかない。また顔立ち自体も整っており、吊り目であるが人を振り向かせるには十分。
スペック:具現化
戦法:白兵戦では武器を具現化し、接近戦に持ち込むスタイル。遠距離戦闘も可能であるものの、近距離の方が好き。
また勇介が逃げている間の足止め係、もしくは彼が連れてきた敵に不意打ちを仕掛けるといった戦法を得意としている。
時には鬼畜トラップハウスを生み出し、篭城戦に持ち込むなどと臨機応変に動いている。
強烈な一撃を持っていないが故に闇討ち必須であるものの、勇介もブルーもそんなもの全く気にしていない。
口調:皮肉が多めの落ち着いた男性口調。時にオカンのような事を口にする。禁句を口にされると、静かにキレる。
台詞:
「十人目の参加者、君が私のマスターだな。私は具現化を司るドール、君の守護者だ」
「基本的にドールを名付けるのはマスターだが……そのドラえもんというものに関しては許容できないな」
「ふむ、マスターが危機と認識できていなければ逃げることもままならないか。だとすれば、少し実験をしたい。今から色々投げ飛ばすから逃げてみせろ。……早速能力を使いこなせているようで何よりだ、マスター」
「さて、君達は狩人となったつもりのようだが……実際は罠にかかった鼠だったようだな」
「生憎だが私はマスターの武器そのものだからな。故に……全力で行かせてもらう」
「そんなところで寝ていては風邪引くぞ。……そういえば日が落ちてきたし、洗濯物を取り込んでおくか」
「マスター、買い物に行くぞ。今日は特売セールだ、嫌とは言わさんぞ」
「……お邪魔した。恋人同士、愛を育んでくれ。……さて、お赤飯を炊かねば……ん、どうしたマスター? そういう関係ではなかったのかね?」
「人になってみたいのだよ。冷たい人形ではなく、命が通った人間にだ。まぁ、主がそれなら私の願いは叶わないだろうがね」
「馬鹿げていると笑うのは構わない。だが不可能だと諦めさせようとする事は許さない。私のマスターは、私が守る」
願い:人間になる事
備考:勇介が所持するドール。具現化能力を保持しており、万能のスキルを持っている。
マスターの能力があまりにも頼りない事に最初は頭痛を感じたものの、勇介の生き延びる意思と己を人間扱いしようとする心にほだされて忠義を誓う。
一方で勇介の考えを知った為、己の願いに関しては半ば諦めている。それでも表に出さないよう勤めており、彼の相方として共に過ごしていく。
日常でも人間サイズでいる事が多く、家事を進んでやっている。また元々世話焼き且つ細かいところに目を配ったりする為か、妙にエプロン・割烹着姿が似合う。
しかし「オカン」及びに能力から「ドラえもん」は禁句。口にした場合、彼特性魚野家地下のトラップハウス行きとなる。
2012/01/06 Fri 22:14 [No.756]
宮野
ポケ書で小説を書いてる宮野です。
- Story ストーリー -
季節は春。始業式直前の金曜日。歌う事と小説を読むのが大好きな桐鐫学園高等部1年生の少女・ユウ・エトミヤは、ある夜、空を舞う黒い騎士姿と緑色の瞳をした少年に遭遇する。その後を追ったユウは幻想空間『ナイトバニシング』に入ってしまう。本来、この場所は少年だけしか入られない場所だが、ユウだけが例外で……。そこで紫色の騎士のもう一人の少年に襲われるが、黒の騎士(シュルツ能力者)=シン・カミナギに救われる。
「此処は本来は君が入っちゃいけない……」
彼は『神威』と名乗り、『ナイトヴァレリオン』という争いに参加していると告げる。戦闘終了後、彼は記憶を消す事が出来る勾玉『蒼穹の勾玉』でユウの記憶を消す。
土曜日、イズミ・エリと出掛けたユウ。その途中、大樹から降りられなくなった子猫を発見したユウ。木に登り、子猫を助けたのは良いが、誤ってバランスを崩してしまい、落ちてしまうが、一人の少年に救助された。
「大丈夫ですか……?」
ユウが目を開けると、昨日図書館で出会った少年がいた。だが、ユウはその事を覚えていなかった。互いに自己紹介をする3人。ユウが家に帰ると彼女の弟・タクトは苛立っていた。
休日明けの月曜日、始業式。ユウとエリは2年生に進学する。学園を満喫するユウ。新入生がやって来る事に喜ぶユウだが、転入してきたのは昨日出会った少年・シン・カミナギだったのだ! 驚くユウだが、彼女はナギに次第に惹かれていく。その夜、図書館に向かった2人は、詩樹玖の襲撃を受ける。その正体は、ユウの弟、タクトだったのだ……!!
昼の顔はシン・カミナギ、夜の顔はシュルツ能力者・神威となり、エレイシアを10個集め、願いを叶う為に戦いに身を投じる。図らずもユウも巻き込まれてしまうのだった……。
2011/05/09 Mon 00:57 [No.325]
宮野
- キャラクター -
・主要人物
ユウ・エトミヤ(荏宮 祐)
主人公。私立桐鐫学園に通う高等部2年の16歳。歌う事と小説を読むのが大好きな少女。一人称は「あたし」か「私」。両親が海外旅行で家を開けている為に現在は弟のタクトと2人暮らし。性格は元気で明るい。妄想癖が強く、親友のイズミ・エリに呆れるほど。成績優秀だが運動は大の苦手。ひょんな事から神威=ナギと出会い、エレイシアを巡る戦いに巻き込まれてしまう。料理が苦手。エリ、ナギとは同クラス。演劇部所属。
なお、口が悪いのは父親譲りとの事。タクト曰く「料理の腕は交通事故レベル」。
シン・カミナギ(神凪 慎) / 神威(かむい)
ヒロイン。桐鐫学園高等部に転校生として転入してきた少年。高等部2年生。16歳。通称「ナギ」。剣道部に所属している(第2章では掛け持ちで演劇部に入られている)。氷・結晶を自由に操るシュルツ(レインウォールズ)を使用する能力者。一人称は「僕」。心優しく、おっとりしている性格だが、キレると凄まじく怖い。また、重度の天然ボケと大食いの持ち主。礼儀正しく、誰に対しても丁寧な口調で話す。成績優秀・容姿端麗・運動神経抜群で女子生徒達の憧れの的。両親は既に亡くなっており、現在は義理の父・リク・ツナシとの2人暮らし。料理の腕前はかなりのもの。
実は孤児であり、11年前にリクによって引き取られた。桐鐫市の事は良く分からず、重度の世間知らず。アホ毛が表情によって動く。
シュルツ時での性格は冷徹な性格となり、一人称が「俺」に変化。黒い騎士服を身に纏い、瞳の色がエメラルドに近い緑色に変化する。ユウ曰く「ギャップを感じる」。体術・剣術に長けている。武器は白色の銃・スノウクィーン。普段は銃の形をしているが、「ソードモード」の掛け声で剣型に変形する事が出来る。その為か臨機応変に戦える。
リオのコスプレ被害者(殆ど声優ネタ関連)。
タクト・エトミヤ(荏宮 鐸斗) / 詩樹玖(しずく)
桐鐫学園中等部の3年生。15歳。ユウの弟。姉とは対照的に運動神経抜群だがその反面勉強が苦手。極度のシスコン。感情の起伏が激しく、めまぐるしく表情が変わる。一人称は「俺」。幼少期は泣き虫だったという。料理の腕前は一流。演劇部所属。口が悪い姉のユウ、凄まじい天然を誇るナギに呆れつつも「俺が仕切らなきゃ」とリーダーシップを取ろうとする。
炎を操るシュルツ(ファイアフォニック)を使用する能力者。武器は銀色の二刀流剣・エーシュヴェルツ。変身しても性格は変わらない。水色がかった青色の騎士の姿をしている。ユウにその事を隠していたが、神威(ナギ)戦でバレてしまう。激しい戦闘の末に武器が壊され、姉に励まされて神威と一緒に戦う事を決意する。
リク・ツナシ(都梨 陸)
シン・カミナギの義父。27歳。大学生風の外見だが、れっきとしたナギの義理の父。容姿はナギにそっくりだが、瞳の色が違う(ナギは明るい赤色、リクは青色)。明朗活発&超ポジティブな性格。イタズラが好きで、ナギをからかって楽しんでいる。反面、冷徹な面もあり、ギャップが激しい。隣の県出身だが、5年前に桐鐫市に引っ越してきた。
シュルツ能力者だったが、現在は引退をしている。高校生(16歳)の頃にナギを引き取り、以降2人暮らし。
イズミ・エリ(和泉 慧莉)
ユウの中等部時代の同級生で、桐鐫学園高等部2年の16歳。ユウの妄想癖に呆れている。運動神経が抜群で、運動部に所属している。
グスク・リオ(城 莉愛)
高等部2年生。ユウ達より1つ年上の17歳。城財閥の令嬢。心優しきお嬢様でもあるが、ちょっとズレた所もある。ナギにコスプレをさせる程のコスプレマニア。ナギとは隣の県で出会った間柄。一人称は「私(わたくし)」。
シンク・ミナ(咸 薪玖)
高等部2年で16歳。内気で大人しい性格。ケントと一緒にいる事が多い。
ユキジマ・ファード・ケント(Yukijima Fald Kento)
高等部2年生。17歳。シンクの親友で、日系アメリカ人。明るく活発な性格。
ヒトミ・イリノ(入埜 瞳)
桐鐫学園の教師で担当教科は国語。27歳。私生活ではだらしないが、生徒達の信頼は厚い。
・演劇部『星遊飛行』
アズサ・キリサキ(錐咲 梓紗)
高等部3年で部長。シュルツ能力者の事を良く知っている。
ミズキ・シホ(瑞姫 志穂)
高等部1年生。ユウ達の後輩に当たる。
ツヅミ・チカ(水留 知佳)
高等部2年生(ユウ達とは別クラス)。
2011/05/09 Mon 00:58 [No.326]
宮野
- 用語集 -
桐鐫市(きりのみし)
物語の舞台。ナギは隣の県から此処に引っ越してきた。
ナイトバニシング (Knight Vanishing) / 市立桐鐫図書館(しりつきりのみとしょかん)
幻想空間。普段は市立図書館になっている。夜になるとナイトヴァレリオンの騎士達が戦いを繰り広げている。本来は少年しか入れないが、少女ユウのみが入ってしまう。
シュルツ
ナギ達の事。変身すると騎士姿になり、瞳の色と性格が丸っきり変わったりと、多種多難。基本的に『シュルツ能力者』と呼ばれる。ナギを『神威』、タクトを『詩樹玖』で呼んだりと、偽名を使う事が多い(ナギ曰く「本名を言うと罰を受ける」)。夜か、ナイトバニシング内でしか変身が出来ない。過去にナギの義父リク・ツナシもシュルツ能力者だったが、現在は引退している。属性を操る事が出来る。
シルシ
シュルツ能力者に付けられた証。ナギは右腕に結晶の形をしたシルシ、タクトは胸に炎の形をしたシルシを付けられている。
ナイトヴァレリオン
遥か昔に行われたシュルツ能力者によって起こした聖戦。能力者の年齢は中学生〜高校生の少年達。それから1000年後の現代で再び聖戦が始まる。
蒼穹の勾玉(そうきゅうのまがたま)
ナギが所持している青い勾玉。特定の人物に触れると光り出し、気を失うと同時に記憶を消去する。
エレイシア
この世界の重要なキーアイテム。宝石のような形をしている。ナギ達シュルツはこれを巡って戦っている。10個集めれば願い事が叶えられるが、それを狙っているものもいる。
私立桐鐫学園(しりつきりのみがくえん)
ユウ達が通う私立法人。隣には市立図書館(ナイトバニシング)がある。寮があるが、家から通う事が多い。学年によって、ネクタイの色が違う(男女共通)。1年生は白色、2年生はエメラルド、3年生は水色となっている。
キャラクターテンプレート
『通称』シュルツ能力者でのコードネームもお願いします
『名前』日本名はカタカナ表記で
『性別』男のみで
『年齢』14〜18で(中等部〜高等部ぐらい)
『性格』個性的大歓迎
『口調』
『一人称等』
『参考台詞』4つ以上で
『容姿』シュルツ能力者(騎士姿)の方も詳しく。
『備考』
2011/05/09 Mon 01:00 [No.327]
kaku
『通称』ヤーニングジョーズ
『名前』サメジマ・アギト
『性別』男
『年齢』17
『性格』普段は、物静かで真面目なメガネ君だが、変身すると凶暴になり、話が通じなくなる。
『口調』『一人称等』僕 君 彼(彼女)
『参考台詞』「そういう行為は、感心しないな」
「私語を慎みなさい。今は授業中だ」
「エトミヤユウ・・・・忠告しておく。余計なことには、首を突っこまないことだ」
「ピィーーーーーヤァアアーーーーー!!!」
『容姿』七三にメガネの最高に優等生なルックス。背は180cmくらい。目付きが鋭い。
変身時は、フルヘッドのガスマスクに海パン一丁という異様な出で立ちになる。ガスマスクの頭頂部には、鮫の背ビレを思わせる飾りがついている。
『備考』ユウのクラスの委員長にして、シュルツの一人。
地面に潜り、まるで水中のように泳ぐことができる。その際は、頭の背ビレだけを付き出して、まるで鮫のようになる。
また、奥の手として、サメ型のロボットに変形することができる。この際は、泳ぐスピードが格段に上がる他、ダイヤモンド並みの硬さを誇る鮫肌や、鉄をカステラのように切り裂く無数の牙など、驚異的な武装の数々を持つようになる。
スタドラでいうと、オンディーヌのサイバディみたいな感じの能力。
2011/05/09 Mon 01:25 [No.328]
亜雲AZ
亜雲AZです。こういうのは大丈夫ですかね?なんか反則くさい気がするんですが…; 問題なければ使ったげてくださいな。ではどぞ。
『通称』ミミック☆ピコ
『名前』カンザキ ハルカ(神崎 遥)
『性別』男(普段は女を装ってる)
『年齢』16
『性格』素直で人一倍優しい心を持つ。成績は優秀で文武両道。変身するとぶりっ子で頭がちょっと(?)痛い子になる。性格自体はそれほど変わらないが利益優先な一面があり、他人の犠牲をなんとも思わない無邪気な残酷さを持つ。
『口調』です口調。口癖は「なのです」。変身時は「キャハ」と笑ったり「ぷぅ〜」と言って怒ったりする。
『一人称等』一人称は「私」。人は「さん」付けで呼び変身時は呼び捨て。
『参考台詞』「私可愛いもの大好きなのです!」
「残念ですぅ〜」
「私も皆が大好きなのです!」
「皆さん落ちついて欲しいのですっ!」
変身時「私は『ミミック☆ピコ』!地上最強の魔法少女なのです!」
「くらうのですっ!必殺『震滅鉄砕断』!!」
「他人がどうなろうがかんけいないでしょ?私は願いを叶えたいがけなのです」
「キャハハハッ!死んじゃえぇ〜!」
「ぷぅ〜〜!とっとと死んで欲しいのです!」
『容姿』身長は156cm程度。視力は両目共2以上で瞳の色は黒。女学生の制服を着ている。髪はこげ茶色の肩甲骨あたりまで伸びてる癖っ毛のないストレート。そこらのアイドルよりもアイドルらしいかわいらしい容姿をしており、ファンクラブがあり男女共に人気。変身時は某大型女子アイドルグループのような服装になり、体も女性となる。服は見た目によらず非常に高い硬度を誇り、身軽。髪も変化し、腰あたりまであるツインテールとなり、色はピンク。リボンの色は黄色。瞳の色も血の如く赤い色に変化し、星の模様が浮き出ている。
『備考』高等部1年生。体は男、心は女であり、普段は女の子として生活している。学園のアイドルともいえる存在(当然素性は誰も知らない)。趣味はお菓子作り。生まれてからずっと女として生きたいと願っており、それゆえ願いは「本物の女の子になりたい」。そのためか変身時は体が女性となるという前代未聞のシュルツ能力者。
戦闘能力は高く操る属性は「大地」。武器はかわいらしいピコピコハンマー。だが鉄板仕込みで重く、殺傷能力は高い。先端は銃口になっており「大地震弾(だいちしんだん)」という球状の震動波を放つ。必殺技は「震滅鉄砕断(しんめつてっさいだん)」。また、ハンマーを振り落として衝撃波を放って攻撃したり、相手の動きを止めることができる。素早い上にパワーがあり、本人曰く「地上最強の魔法少女」。
2011/05/12 Thu 20:25 [No.337]
宮野
プロローグ「聖戦」
遙か昔、戦争があった。後に『ナイトヴァレリオン』と呼ばれる聖戦。戦っているのは12〜18歳までの少年達。
彼らはシュルツ能力者となり、過酷な戦いを繰り広げた。敗北した者は光となり消滅する。
戦いは激化していき、やがて終わった。願いが叶う宝石エレイシアを巡って、この聖戦に勝利した者は願いを願った。その内容は
不 老 不 死 。
見事その願いが叶い、彼は不老不死となった。
そして現在――――――――再び聖戦――ナイトヴァレリオンが始まる。
2011/07/17 Sun 01:26 [No.448]
宮野
第一章「出会い」
★桐鐫市(きりのみし)某所 エトミヤ家・ユウの部屋(平日・夜)
「今日も徹夜で頑張るぞ……」
少女は部屋で勉強をしていた。
彼女の名はユウ・エトミヤ。16歳。春に高校2年になったばかりだ。元気で明るい性格だ。
両親は海外旅行で家を開けている為に弟・タクトと二人暮らしをしている。
「……とは言っても、窮屈過ぎるんだよなぁ。外の空気吸おうと」
と言い、ユウは立ち上がり窓を開け、外の空気を吸う。窓を閉めようとした瞬間、ユウは一人の影を見る。
「え、何!? あたしを見た……?」
黒い髪に、エメラルドに近い緑色の瞳をした少年。服装は銀色の甲冑を身に纏い、黒色のマント――騎士姿。
年齢はユウと同い年と見られる。少年は家の屋根を軽々と跳び、図書館へ向かった。
「凄い、あの子……。でも、図書館に何か用があるのかな……。よし、追ってみようか!」
彼女は彼の後を追い、興味津々で図書館へ向かう。
★桐鐫市・私立桐鐫図書館(平日・夜)
「って、閉まってるし……当たり前か……」
図書館へは行ったものの、閉まっていた。平日は朝10時から夕方6時、土日は朝9時から夕方5時まで開館している。
だが彼女はくじけなかった。普段は閉まっていたドアを開けてしまった―――――――。
中へ入ると、本棚はあったが、室内は変わっていた。
「ど、どうなってるの……? と、とにかく次に行こう……ってうわあ!!」
エントラスに入ると先ほど見た黒い騎士姿の少年と紫色の騎士姿の少年が銃と大鎌を持ち、戦いを繰り広げていたのだ。しかも彼女の目の前で。
「へえ……中々やるじゃないか」
「……それはお互い様だ」
会話を交えながら、銃声と鎌の音が響く。
「凄い! あんなの、見た事が無い!!」
ユウは驚いていない、寧ろ喜んでいるのように我を忘れて、歩きながら2人に近づく。
「誰……? どうして女の子が……何をしているんだ、君!」
一人の少年がユウに呼び掛けるが、ユウは聞く耳を持たない。
「貰ったあああぁぁぁ!」
「くっ、『ディヴィニバリア』!」
鎌から発生した衝撃波が、ユウに迫ろうとしたが、彼が発した橙色のバリアが発生するが、爆発が起こり、バリアは消え、その衝撃で本棚がユウに向かって倒れる。
「……危ない!」
急いで彼女を庇う少年。煙が充満し、辺りが見えなくなる。
「え、あたし一体何を?」
煙が消えた後、我に返ったユウが見たのは大鎌を持った少年が目の前にいた。下を見ると、さっき庇った銃を持った少年が倒れていた。
「くっ、やるな……」
「お、重い……」
「! す、すまない……」
ユウを庇った少年は、すぐに謝る。とそこへ大鎌をユウに向かって攻撃態勢をする少年が……。
「その子見た事無いな……さっさと始末しようか。その前に、こいつを倒すか。覚悟しな、神威」
「……始末するのは、貴様の方だ」
再び銃声と鎌の声が響き渡る。しかし少年――神威の蹴りの一発で鎌を蹴り飛ばした。
「し、しまった……」
「もらった……!」
少年の胸に銃を向け、青白い光が彼を包み込む。
「え、ええっ!? どうなってんの、これ……?」
驚くユウ。
『邪悪な心に使わせない……心の宝石、全ての力を解放し、元の姿に戻れ』
彼の胸から現れた金色の宝石―――エレイシアを抜き取られていたのだ。
「これが……あんたの輝き……」
「返せ……返してくれよ……」
うつ伏せに倒れた少年。ユウはただただ見守るだけだった。
「だが、この力を邪悪な事に使ってはいけない……永遠に封印する――終わりだ、リーズ」
「俺はあいつを守りたくって、この戦いに入ったのに……くそおおお!!」
大鎌を持つ少年――リーズは悲鳴を上げ、消滅した。
「消えた……!?」
リーズが消えた事に驚くユウ。
「不思議だな……俺達の空間に何故入ったんだ?」
「何故って……こっちが聞きたいよ! 今のは何なの? あの男の子は!? いや、それより君は……」
パニックに陥るユウ。と此処で鐘の音が響く。
「……ごめん、君を巻き込んでしまった。だけど、俺の姿を見なかった事にして欲しい。その方が良いと思う」
と言い、神威は銃の宝玉から青い勾玉を取り出し、ユウに見せる。勾玉が光り出す。
「あ、あれ……記憶が……どうしちゃったんだろう……」
「ごめん……」
ユウは気を失う。図書館に居た事、彼を見てしまった事を全て忘れる―――その勾玉は、特定の人物の記憶を消去させる、『蒼穹の勾玉』。
「おやすみ……」
2011/07/17 Sun 01:27 [No.449]
宮野
第二章「再会」
★桐鐫市・某所 エトミヤ家・2階 ユウの部屋(土曜日・朝)
小鳥のさえずりが聞こえる。
少女はベットからゆっくりと起き上がる。とそこへコンッと音が何回も聞こえた。
「タクトでしょ、入って」
ガチャっとドアが開いた。入って来たのはユウの弟・タクト・エトミヤ。中等部3年の少年だ。
「姉さん、ご飯作ったから。それと俺、用事でいないから」
「ありがと、タクト。今日はあたしも友達と一緒に買い物行くから」
「……そう。それじゃ、行ってくるよ」
と言い、タクトは1階の玄関に向かって外に出た。
「さてと、あたしも行きますかっ!」
パジャマから私服に着替え、髪止めをし、階段を下り外に1階のリビングで朝食を取り、出かける。
★桐鐫市・桐鐫公園(土曜日・朝)
親友・イズミ・エリを待つユウ。待つ間に、ユウは昨日の夜の事を覚えていなかった。
「あの時、確かあたしと同年齢の子が……あれ、覚えてないや……」
悩むユウ。そこに、エリが合流した。
「お待たせ、ユウ! 待った?」
「待ってないよ。あさっては始業式だね」
「そうだけど、嬉しい事に転入生が来るって!」
「うそ!? マジで?」
「本当よ。あさってが楽しみだね!!」
「うん!」
月曜日は桐鐫学園の始業式。同時に新入生が来る事に楽しみにしている2人。
★桐鐫市・大樹の森(土曜日・昼前)
「エリ、何買ったの?」
「えっと、アクセサリーと後色々。ユウは?」
「ヘアピンと帽子」
買い物を済ませた2人。店を後にし、移動すると……。
「ニャア……」
「子猫が! どうしよう……」
大樹に子猫が降りられなくなっていたのだ。慌てるエリ。ユウは決心する。
(あたし、子猫を助ける!)
心に誓い、ユウは木を登る。
「あ、あんた何やってんの!?」
「子猫が降りられないから可哀想だもん! だからあたしがやる!」
エリの制止も聞かず、ユウは子猫を救出する為に木を登る。
「ほら、もう大丈夫だから。あたしが守るから」
子猫に話しかけるユウ。
「無茶よ! あんた体力が無いって……」
「平気だって! ……あっ」
子猫を助けたのは良いが、誤ってバランスを崩し、落下してしまう。
「いやああああああ!」
「ユウ!」
子猫を庇い、自分だけ死ぬしか無い……。そう思うユウは目をゆっくり閉じる。そこへ……。
「危ないっ!」
フードを被った少年が駆け寄り、ユウをお姫様だっこして、間一髪でユウと子猫を救助した。
「大丈夫ですか……?」
ユウが目を開けると、そこには一人の少年が。髪の色は紫がかった漆黒で寝癖が立っており、瞳の色は明るい赤色。フードを被っていたが、彼女を救助した時に外れ、アホ毛が露出。年齢はユウ・エリと同年代だろうか。
「ううっ……」
「ユウ! 気が付いたのね!」
「エリ……。そうだ、子猫は大丈夫なの!?」
目を覚ましたユウは子猫を心配する。
「大丈夫よ、ユウ。この人が助けてくれたから」
「良かった、無事で……。助けてくれてありがとう」
「とにかく無事で良かったです……」
子猫は怪我無く、ユウも少年に助けてもらった。
「名前……聞いて無かったよね。あたし、ユウ・エトミヤ。よろしく」
「私はイズミ・エリ。ユウは無茶するからいけないのよ。よろしくね!」
「僕はシン・カミナギです。こちらこそ、よろしくお願いします」
お互いに自己紹介する3人。とそこへナギの携帯が鳴る。
「す、すいません。電話が……」
慌てて携帯を取り出すナギ。
「はい、もしもし。あ、お父さん?」
電話の声はナギの義父・リク・ツナシ。声・容姿はナギとそっくりだ。
『ナギ、今どこに居るの? 早くしないと帰るよ』
「あ、はい。今行きます!」
電話を切るナギ。
「さっきの電話はお父さん……?」
「あ、はい。それじゃ、僕はこれで……」
「うん。さっきは助けてくれてありがとうね! また会えると良いね!」
フードを被るナギ。ユウとエリは彼を手を振りながら見送る。
ユウが家に帰って来ると、玄関にはタクトの姿が。
「遅いよ! 姉さん!」
「ごめん、いっぱい買い物したから……」
「それはいいけど……」
苛立っていたタクトだが、ユウの笑顔を見てイライラしていた表情は消えた。
「月曜日は始業式! そして、高等部に転入生が入ってくる! あたし楽しみでさぁ!!」
「そう……。ごめん、テンション上げられないんだ俺……」
転入生が来る事にテンションが上がるユウ。対照的にタクトは低かった。
そして月曜日―――。
2011/07/17 Sun 01:29 [No.450]
宮野
桜の舞う市立桐鐫学園。始業式が始まった。
(校長の話長いんだよなぁ〜……)
といい、あくびをするタクト。中学3年となった彼は、来年で高校生になる。一方のユウというと……。
校長のスピーチが終わり、教室に戻る生徒達。ユウはタクトと廊下を歩いていた。
「相変わらずだよね、校長の話。長くて眠りそうだったよ」
「あんた、深夜に何やってたのよ?」
「いや、ゲームを……」
「目悪くなるからやっちゃダメでしょ! 昔母さんに言われたでしょ。『ゲームは1日1時間』って」
「母さんの話なんか聞きたくないし……。姉さんはお母さん気質だし……。それじゃ俺は中等部の校舎に戻るよ」
「悪かったわね」
姉弟の会話はこうである。
高等部の校舎に戻ったユウ。転入生が来るといい、テンションが上がっていた。
「おはよう、ユウ!」
声をかけてきたのはエリ。ユウとは中等部時代からの同級生だ。
「おはよう、エリ。今日転入生来るんだよね」
「そうだね。あたしも楽しみだよ」
★桐鐫学園 - 高等部2年2組 - 教室内
「うわあ。見た事無い人達がいっぱい……」
新しいクラスはユウとエリ以外、新しい人ばかり。早速挨拶をする2人。
「あら、初めまして。私は城財閥の令嬢、グスク・リオと申します。宜しくお願いしますわ」
「ぼ、僕はシンク・ミナです……」
「ミナ、そんなに緊張しなくても良いんじゃないのか? 俺はユキジマ・ファード・ケント!」
「私はユウ・エトミヤ。みんなよろしくね」
「あたしはイズミ・エリ。友達増えてラッキーだよ、あたし!」
と自己紹介。
リオは城財閥の令嬢。シンクは内気で大人しい少年。ケントは日系アメリカ人でシンクの親友。どれも個性的な人ばかりだ。
「転入生ですか?」
「うん。3人は知ってるの?」
「いや、聞いてないけどな。お、先生が来たぞ」
教室のドアが開き、担任が入ってきた。
「今日から君達のクラスを担当する事になったヒトミ・イリノです。皆さんよろしくね」
担任の名前はヒトミ・イリノ。担当教科は国語だ。
「始業式に続いて、転入生を紹介するわ」
「誰だろう。ワクワクしてきた」
ユウは楽しみで仕方が無かった。
「ナギくん、入ってちょうだい」
彼女の一言で、転入生が教室に入る。
「え、ええっ!?」
「ウソ!?」
「そこの2人、静かにして!」
驚くユウとエリ。ヒトミに怒られたが……。
「今日からこの学園に転入生として来たシン・カミナギです。宜しくお願いします」
ユウとエリが、金曜日に出会った少年が転入生だったのだ。良く見ると、右腕には包帯が巻かれているのが分かる。
「じゃ、ナギくんの席は……。ユウさんの席の隣ね」
席はユウの隣席。ユウは最初は驚いていたが……。
「あ、リオさん。お久しぶりです」
「ナギ様、お久しぶりですわ。私も驚きましたわ」
「ナギ君、リオさんと知り合いなの?」
「はい。隣の県で出会ったんです」
「俺はユキジマ・フォード・ケント。でこっちがシンク・ミナ」
「ナギくん、よろしくね」
「はい、皆さんよろしくお願いします!」
こうして、彼女達の青春を謳歌する学園生活が始まったのだった―――。
2011/07/17 Sun 01:30 [No.451]
宮野
桐鐫学園 放課後
時刻は夕方。授業が終わり、生徒達は家、または寮に帰る。が、ユウ、リオはナギを待ってた。
「ねぇ、ナギくん」
「はい、何でしょうか?」
ユウがナギに語りかけた。
「一緒に来て!」
「え、ええっ!? 僕、これから剣道部に……」
「案内しますわ」
事情を知らないまま、ナギをユウとリオは一緒に連れて行く。剣道部(すぐに入部届けしたという)に入ったばかりの彼を2人が引っ張る。
桐鐫学園 - 演劇部『星遊飛行(せいゆうひこう)』
「さっ、着いたよ」
「お、お邪魔します……」
恐る恐る教室に入るナギ。そこには1人の少女が。
「夢じゃない。じゃあ何なのか。彼は魘されて目を覚ました。変な夢を見たキースは、その夢が何なのか、その真実を突き止めた」
彼女の演技に部員は拍手を挙げる部員達。少女がナギを見た。
「姉さん、リオさん、先輩」
「タクト君もいるのですか?」
「姉さんからあなたの名前を聞きました。俺、タクト・エトミヤ。よろしく」
「シン・カミナギです。改めてよろしくお願いします」
タクトがナギに挨拶。
「いらっしゃい。演劇部『星遊飛行』にようこそ! 私は3年で部長のアズサ・キリサキ」
「彼がシン・カミナギくん」
「初めまして」
アズサに挨拶するナギ。
「お初にかかります、1年のミズキ・シホです」
「初めまして……2年のツヅミ・チカです」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
エトミヤ姉弟、シホ、チカはここの部員で、部長のアズサが仕切っている。
「ねえ、ナギ君。君、シュルツ能力者でしょ?」
「え……どうして?」
「ユウから聞いたの」
「あたしが話したの。大丈夫、ここのみんなは全部知ってるから」
(え……!? 確かエトミヤさんの記憶は消えた筈なのに……どうして……?)
ユウが神威=ナギと出会った金曜日の夜に記憶を失ったが、取り戻した事に驚くナギ。
ナギは、右腕の包帯を外し、氷の形をした「シルシ」を部員達に見せる。
(やっぱり奴もシルシ持ち……)
タクトは彼に何らかの感触を感じた。
「それがシルシ?」
「不思議ですね……」
「生まれ付きこのシルシは付いてなかったんですけど……」
ナギのシルシを見て興味津々の部員達。
「本当だ、シルシが重なっているー」
「こんなの聞いた事が無い……」
「あの、隠しても良いですか……?」
チカとシホはナギのシルシを見て興味を示す。
「シュルツ能力者は何処かにシルシを示さなきゃいけない。色々聞きたい事があるけど…まずはお礼を言わなきゃね」
「あ、いえ……もう包帯巻いても良いですか?」
アズサはナギにシュルツ能力者の事を話す。
「金曜日の夜、図書館にいたんでしょ?」
「え……どうして、知っているのですか? 確かに僕は金曜日の夜に図書館にいましたが……」
「……やっぱりね。あの図書館は、夜になると『ナイトバニシング』になるの。あそこはシュルツ能力者がエレイシアを巡って戦ってるの」
「あ、あの……もうちょっと分かりやすく説明をお願いします……」
「それで聖戦は終わるの? 叶えれば聖戦は終わる。でも10個集めて願いを叶えば再び聖戦が始まる。それを巡って奴らがこの街にいるの」
「あ、貴方達は一体……?」
「演劇部よ」
ユウに誘われたナギは、剣道部との掛け持ちで演劇部『星遊飛行』に入部する事に……。
2011/07/17 Sun 01:31 [No.452]
宮野
その日の夜。シャワーを浴びた後、ユウは自分の部屋のベッドで学園でナギと再会した事を振り返る。
「まさか、ナギ君が転校生だったなんて、本当に驚いたなぁ」
髪を乾かしながら、パジャマ姿へと着替えるユウ。とその時、ゴトッという音が聞こえた。
何事か、と思い襖(ふすま)を開けるユウ。そこには5、6人の少年達がいた。
「な、何なの、あんた達……人の家に勝手に入り込んで……」
「ハロー☆」
少年達は何の忠告も無しに、ユウを連れ去ろうとする。突然の襲撃に、ユウは悲鳴をあげる。
「連れて行け!」
「いやああああっ!」
一方、部活からの帰りの中、ユウの悲鳴を聞いたナギ。急いでエトミヤ家に行くナギ。
「あの声は、エトミヤさん!?」
「あんた達、何のつもりなの!? あたしをどうする気!?」
「…………」
無言でユウを連れ去ろうとする少年達。と、竹刀で1人の少年を凄まじい威力で気絶させた。
「大丈夫ですか、エトミヤさん! 助けに来ました!」
「ナギ君!」
「貴方達は一体……」
(シン・カミナギ……何故此処にいる!?)
竹刀を構えてユウを助けようとするナギ。
「どうしてナギ君があたしの家にいる訳!?」
「い、いや、エトミヤさんの悲鳴を聞いてて……それで……」
助けに来たのは良いが、事情を知らないユウ。とそこへ……。
「食らえ、“エレコムナックル”!」
「くっ、何てパワーなんだ!」
竹刀でガードするものの、凄まじい攻撃を誇る拳に苦戦するナギ。
「ナギ君、後ろっ!」
「ッ!」
「後ろに気付かないお前はドジだな!」
後ろにいたもう1人の少年に背中に攻撃を受けたナギはそのまま気絶してしまった。
「ナギ君ッ!」
同時にユウも攻撃を食らい気絶してしまった。
★同時刻 図書館
目を覚ましたユウ。ナギも一緒だが彼は未だに気を失っている。
「此処は、図書館……何で……?」
「お前達は此処で消えなければならない。お偉いさんの命令でね」
「お偉いさんの命令……? あたしが何をしたって言うの!?」
「さぁ、消えて貰おうか!」
「待って下さい!」
目を覚ましたナギがユウの目の前に現れる。
「貴様、動けるのか!?」
「ナギ君! ああっ!!」
ユウが1人の少年に腕を掴まれる。
「その人を離して下さい!」
「駄目だね。こいつは消えるんだから」
「そういう訳だ。“ウォールランス“!」
無数の草の葉の刃がナギに襲い掛かり、その振動で爆発する。
「ナギ君ッ!!」
「ははっ、いい様だ」
悲鳴を上げるユウ。
「いい加減にしてください……エトミヤさんが何をしたって言うんですか?」
「き、貴様、まだ動けるのか!?」
白煙の影からナギが無傷で現れる。彼の表情は怒りで満ちている。そしてユウは学園の廊下でナギの言葉を振り返る。
(あんたって、一言で言い返せば『おっとりしていて、天然で世間知らず』だよね。でも、健気な一面もある)
(……『健気』って、そんな事は皆さんからは聞いてないですよ)
(そういや、金曜日の夜にあんたと初めて会った時、どことなくナギ君に見えた筈……)
(……え? それって……?)
(……勘だよ、勘。だから、あたしがあんたを守る)
「エトミヤさんは僕を守るって言ってました。だから、今度は僕がエトミヤさんを守ってみせる!」
右腕に付けていた包帯が外され、シルシが青白く光った。
「貴様、もしかして……!?」
「ナギ君……!?」
ナギの発言した言葉「エンゲージ」の後に、氷の氷柱と結晶がナギの周り一帯に広がる。
「貴様ぁぁっ! シュルツ能力者か―――!?」
「……貴様に言われたくない」
現れたのは、ナギに見えるが、性格と衣装・瞳の色が違う人物。
「あれは、神威……くん……?」
そう、シン・カミナギはシュルツ能力者でコードネームは『神威』。ユウは驚きながら見ていた。
これが戦いのゴングが鳴り響いた。
(シュルツ……能力者……)
2011/07/17 Sun 01:32 [No.453]
宮野
夜の図書館で始まった聖戦。シン・カミナギ君―――いや、コードネーム『神威』は、冷徹に戦いを有利に進めた。6対1という圧倒的な不利の中、彼は果敢に1人で6人の相手をしていた。あたしはただ、その戦闘をただ見守るだけだった。
自分は見ているだけで歯痒く感じる。目の前でナギ君が変身して、驚いた。それより、あの男6人組は何者なんだよ。変な技を使って、ナギ君を倒そうとした。
それよりも、ナギ君、口調変わってない? 二人称が「貴様」とか。……でもそういうナギ君も格好いい。剣道部だけど、なんで銃を使っているの? ゲームでいう「銃剣士」ってトコ?
銃声と剣の音が響く中、あたしは避難した。巻き込まれないように。戦えない。あたしは弱くて、頭は良いけど、運動はからっきしダメ。タクトと比較しても、絶対にあたしが負ける。どうしようもないよね、あたしって。と、1人の少年があたしに向かってこう言った。
「圧倒的に不利だ……。6人であの女を狙うぞ!」
ひ、卑劣すぎる。どこまでも汚い手を使って、あたしを消そうとしたその時……!
「凍り付け、『氷山消滅(アイス・ジャッジメント)』」
山の型(かたち)をした氷が一段と大きくなり、1人を即座に氷漬けとなった。まるで氷山のように。
「こ、地面が凍っている!?」
フィールドは辺り一面が雪景色に。流石のあたしも寒かった。気温の調整できるなんて。
「みんな、撤退だ!」
1人を除き5人はすぐに撤退した。……1人残ったんだけど。あたしがその1人を見つめたら……既に何かを抜き取られ、眼を閉じたままだった。
「…………無事か」
あたしは神威に、あの1人の少年が氷漬けになっているのと聞くと……。
「……既に能力の宝石は抜いた。すぐに溶けて明日には普通の少年になる」
宝石……? 金曜日に見たあの宝石の事? ダメだ、頭がこんがらがっちゃになってしまう。落ち着けあたし、気持ちの整理を掴め、あたし―――!
そうこう言っている内に、神威は能力……いや、変身を解除し、元のシン・カミナギ君に戻った。
「……無事ですか、エトミヤさん!」
さっきの『無事』と同じ台詞ですけど。やっぱりナギ君って天然だ。
「……すっかり暗くなったな」
「……送りましょうか?」
そういって、あたしとナギ君はそれぞれの家に帰った。
家に帰ると、居間にナギ君が使っている木刀が壊れていた。あの戦いであの威力だもんね。
「姉さん、何処行ってたの?」
あたしの弟、タクト・エトミヤ。中等部3年の15歳。あたしと対照的に運動は良いけど勉強はダメ。どっかのアニメで良く見る子だな。
「……図書館だけど」
「こんな夜に?」
ううっ、睨まれてる……。つーか、あたしを疑うな! そういえば、ナギ君は何しているんだ?
「遅くなってすいません!」
ナギ君は家に帰り、急いで晩ごはんの支度をする。学園のジャケットとネクタイを外し、白いシャツとエプロン姿は、神々しい。そして、首にぶら下がっている蒼い宝玉は、能力者の証だけど、あたしも分かんない。
「おかえり、シン。あれ、剣道で使っている木刀はどうしたんだ?」
「あ……」
話しかけたのは、ナギ君の父、リク・ツナシさん。というより、ナギ君そっくり! 声と容姿の見分けが付けられない! どちらが息子か父かあやふや。
木刀、あたしの家に置いてあるけど、先端の部分がぶっ壊れてるし……。あたし、手先が不器用だけど、治してみせる。
「シン、まさかとは思うけど、能力者と戦ったの?」
「え……あ、はい」
あたしもいたけど、あたしの事は話さなかった。
「学園を謳歌する日にそんな事が起きたとはね……。今日は早く食べて寝なさい」
「分かりました。そうします」
早寝早起きは健康の素! って、それ元気なおじいちゃんとおばあちゃんに言う言葉じゃないか! 何やってんだろうあたし……。
はあ、明日は早いし、早く寝ようっと……。
2011/07/17 Sun 01:33 [No.454]
宮野
第三章「嫉妬と襲撃」
昨夜の襲撃から1日経った。一体シュルツ能力者って何なのって良く分かんないけど、属性を操る事が出来るのは知っているけど。後エレイシア。10個集めれば願いが叶うけれど、未だに謎に包まれているのよね……。はあ、否応無しに巻き込まれてしまったあたしが馬鹿だ……。
それに、昨夜ナギ君の所持していた剣道で使っていた木刀、壊れているけど……あたしが治したけど、指の傷が痛い。絆創膏(ばんそうこう)何枚使ったんだろう……。というよりフツー治せないよね、木刀。
★火曜日 朝 桐鐫学園 2年2組 教室内
「ナギ君、これ」
「あ……それ……」
あたしはナギ君に修理した木刀を渡した。
「ありがとうございます……昨日は父さんにこっ酷く叱られちゃって……」
「あたしが治したから。感謝しなさいよ(うう、指が痛い……)」
「えっ!? エトミヤさんが治したんですか?」
「まあね。不器用だけど……」
「……ありがとう……ございます……」
涙を浮かべるナギ君。なにそれ可愛い。……って何言ってんだあたし。
★演劇部「星遊飛行」
演劇部の教室を入った途端、アズサさんが「演劇が決まった」との報告が入った。
「部長、今度の演劇は何ですか?」
シホがアズサに話しかける。
「ふふっ……聞いて驚け……今回の演劇は――」
「どうせハードル高いんでしょ?」
アズサの話を全く聞いていないタクト。と、タクトの頭に何かがぶつけた音が。
バシッという音が。学園指定の深緑色のスリッパだ。痛がるタクト。何文句言ってんだよあんたは。
「何か言った?」
「す……すいません……」
すぐに謝るタクト。素直じゃないんだから……。
「コホン。改めて今回の演劇は『ロミオとジュリエット』! という事で、役は既に決めているわ!」
演劇は『ロミオとジュリエット』。この作品は悲劇とされ、シェイクスピア死後に刊行された全集のような重厚な悲劇とは見なされていない。何かハードル高そうに見えるけど…………。
「役は主人公のロミオ役にはナギ君、あなたがやってくれない?」
「え、僕ですか!?」
「ちょっと待って下さい! なんで先輩が?」
「タクト君はちょっと……ね」
ロミオ役にはナギ君が選ばれた。反対的にタクトは役を奪われて悔しがっていた。
「じゃあ、ジュリエット役には……ユウ、あなたがやって。キスシーンあるからね」
「ちょっ、部長! ナギ君とキスですか!?」
何で部長はあたしをジュリエット役に選んだのかは良く分からないけど、ロミオ役のナギ君とのキスシーンをやるって……。
「本番は来月。それまでは練習よ!」
来月の本番までにセリフ覚えないと、どうしようもないよね。
「ん? タクト、どうしたの?」
「別に……」
ナギ君に嫉妬の表情を見せるタクト。
「あ、あの……タクト君……」
「……あなたに興味はありません。先に失礼します」
タクトは早めに部屋を出た。
「何よ、今日のタクト。態度悪いなぁ」
「僕がロミオ役になったから、タクト君は役を奪われた……きっと、僕を恨んでいると思います……」
「そんな事はないと思うよ! タクトはああ見えて、根は優しいんだよ。ちょっと捻くれているけど……。だから、元気を出してよ、ナギ君」
多分あたしが悪いと思うんだ。子供の頃は泣き虫で、どうしようもなく姉のあたしにすがったタクト。表情がころころ変わって、怒ったり、泣いたり、笑ったりもする。誰かを恨んだりするのは、あまりにも無いと思うんだけどなぁ……。やっぱり、性格はお父さんの影響かな。あたしもお父さんの影響で、口が悪くなって性格もタクトと同じになっているし。やっぱり姉弟って似ていると思う。あたしが言うんじゃないけど。
とりあえず、劇の本番は来月。それまでに練習しないとね。
2011/08/22 Mon 02:02 [No.572]
宮野
『……あなたに興味はありません。先に失礼します』
学校の帰り道。タクトは結局、中等部の友達と一緒に帰ってしまった。あたしはナギ君と一緒に帰った。何でナギ君にそんな態度で怒っているの? あたしにはさっぱり分からないよ……。
「……あの、タクト君ってどんな人なんですか?」
「え!? うーん……」
ナギ君がタクトの事をあたしに問いかけた。そういえばナギ君はタクトの事を知らなかったんだっけ。
「あいつは単純でバカで体力があって頭が悪い!」
「えっ!?」
ナギ君が驚いた。そんなに驚かなくても……。
「……でも、あたしが小学6年の頃、病気になった時にタクトが必死に看病してくれたんだ。あいつは料理もできるし、結構面倒見はいいんだよ? でも……」
「……どうしたんですか?」
「この頃から、何かあいつの様子がおかしいんだ。最近あたしに辛く当たるし……」
「僕が来たから、そのせいでしょうか……」
「そ、そんなに落ち込まないで! 第一、ナギ君が落ち込んだら……あたしも辛くなるよ……」
「すみません……」
ナギ君はあたしに対して謝った。優しく慈悲深く芯の強い性格。あたしはナギ君とは正反対の性格だけど。
2つの道の左側に、ナギ君の家がある。あたしとタクトの家は右側。左側に人影が見える……。とすると声がする。
「シン! ここだよ。迎えに行くって言ったじゃないか」
「と、父さん!?」
え、え―――――――――っ!?!? この人がナギ君のお父さん!? そっくりなんですけど―――!! あたしは驚きを隠せなかった。
「ユウ・エトミヤちゃん……だっけ? 初めましてだね」
「え、ええ……は、初めまして!」
緊張するあたし。全身が震えてしまった。ううっ……。
「僕はリク・ツナシ。よろしくね」
ナギ君のお父さん、リク・ツナシさん。身長と瞳の色以外、外見そっくりで見分けがつけらない……。
「今日はありがとうございました、エトミヤさん。木刀、直していただいて」
「へ? 木刀? あの子に直してもらったのか?」
「え、ええ……」
直すのに何時間もかかったけど、まいいか……。
家に帰ったあたしは、タクトの様子を見る。
「ね、タクト……って、何処行くの?」
「……姉さんには関係ない」
「もうすぐ暗くなるのよ! あたしは……」
「姉さんは先輩の事が好きで、俺の事が嫌いなんだろ!?」
タクトの発言に、あたしは驚きを隠せない。
「ちょ、何言ってるの!? ナギ君は……」
「姉さんなんか、大っっっ嫌いッ!!」
と言って、彼はドアを強く叩きつけて何処かへ行ってしまった……。
「何よ……バカ……」
2011/09/20 Tue 02:56 [No.697]
宮野
タクトはあたしとの会話もなく、1日、2日も家に帰ってこなかった。すぐ帰ってくるっていうのに、と心の底から思っていた。でも、何日も家には、彼の姿がいなかった。
「……あたしのせいかな」
自分がバカだった。ナギ君が来た当初から、タクトの様子が変だった。あたしの頬に、一粒の涙がこぼれた。そして、所持していた携帯で、ナギ君に電話をかけた。
『はい、シン・カミナギです』
「……もしもし……ナギ君?」
『エトミヤさん? どうしたんですか?』
声をからしながら、ナギ君に事情を話すあたし。
「タクトがいなくなった……」
『え!? ど、どうして……?』
「分かんないのよ。いきなりアイツが『姉さんなんか大嫌い』と言って、家を出て……。もう、何日も帰ってこない……」
『……タクト君を捜しましょう』
「え!? 無理だって」
いきなりのナギ君の発言に吃驚(びっくり)した。
『きっと、原因は僕にあるんです。だから……』
「……わかった。でも、タクトがどこにいるのかがわからない」
『図書館にいると思います。きっと、僕に戦いを望んでいると思いますから……』
図書館にタクトがいる? でも、なんで……。まさか、彼も……。
その夜、図書館――ナイトバニシングに向かったあたしとナギ君。というより、ナギ君、何そのコスチューム。本人に聞くと……。
「あ、その……リオさんが……」
どうやら、リオさんが用意したものらしい。どこかのアニメで見た学生服らしい。
「学園の制服じゃないのね。何か似合うじゃん」
「ど、どうも……」
図書館に到着したあたし達は、炎の弾が2人に向かって爆発した。
「っ!」
煙から影が見える。その姿は、騎士の服を着た……。
「う、嘘でしょ……」
あたしは一瞬、目を疑った。
「シン・カミナギ……いや、神威! どうして……姉さんと一緒にいる!?」
「……タクト君、こんな戦いはもう止めましょう! どうして戦わなきゃいけないんですか!?」
「うるさいッ!! お前なんか……いなければいけないんだ!」
二刀流の剣と炎を操る彼は、ナギ君に襲いかかった。
「タクト……ウソでしょ? 何で、能力者に……」
タクトが能力者と知って驚愕してしまった。何であんたがそこにいるの……?
「くっ!」
タクトの攻撃で、破片がナギ君の左足に被弾した。凄まじい威力だ。
「ナギ君!」
あたしはとっさにナギ君のところに向かった。
「姉さん! 何で……アイツを庇うんだ!?」
「あたしは彼に助けてもらった。あたしは……」
「エトミヤさん……早く逃げてください。エン……ゲージ!」
ナギ君は怪我を押して変身した。傷つく事でも戦うって、どうかしてるよ……この戦い。
そして、神威とタクト――詩樹玖の戦いが始まった。
2011/11/01 Tue 00:04 [No.709]
宮野
ナギ君が変身した途端に詩樹玖の片手剣が神威に降りかかった。防御しても素早い身のこなしを誇る彼の剣術にひたすら攻撃のチャンスを伺う神威。
なんで、同じ部の人間が戦うのと、あたしは心を痛める。「そんなの、おかしいよ」とあたしはつぶやく。
「炎塵爆砕戒〈フレイム・アサルト〉!」
「衝雹異端娼〈せっひょういたんしょう〉!」
2つの技が交互に発動するが、交互に消してしまった。
「お前って奴はぁー!!」
「………………………」
詩樹玖の叫びに、神威は無言で銃を乱射する。
一方、あたしは本棚に避難し、2人の能力者の戦いを見るしかなかった。
「あんたみたいな男が、姉さんと一緒にいるなああああああぁぁぁぁッ!!」
「……うるさいやつは、嫌いだ。」
熱い口調は、全て水に流す神威。銃声と剣の金属音が響く。
あたしは、神威に彼――詩樹玖を止めるように言った。
「ナギ君……ううん、神威。お願い」
「姉さん!? なんでだよ……」
「タクト! あんただって……あたしの事、わかってくれないくせに!!」
あたしはタクト=詩樹玖に対して必死に説得するも……。
「……うわああああああああああっ!!」
詩樹玖は両腕に持つ剣を1つにし、両手剣のような装備となり、神威に襲いかかる。あたしの声を聞いてもなお戦い続けるなんて……。
「スノウクイーン、ソードモード発動」
今まで銃だった武具が、一瞬にして剣となった。何でも変形できるのね、その武具。
「大剣はスキが大きい。一気に決めさせてもらう……!」
神威の発言に、詩樹玖は叫びながら技の名前を叫ぶ。
「くらえ! 炎塵咆哮斬<ブラスト・ヴァニッシュ>!!」
炎を纏った大剣を上空から攻撃する彼の必殺奥義。しかし、その攻撃を神威はかわしてしまう。
「降り注げ、氷の刃。<クラスター・レインソード>」
剣の雨が降り注ぎ、詩樹玖の持つ双剣にヒビが生じる。
「なっ!?」
「タクト、もうやめようよ。シンとなんで戦うの……? あたしの声を、聞いて……いや……聞けえぇーッ!!」
神威の技と、あたしの発言にタクトは……。
「姉さん……! 俺は……!!」
「そんなのどうだっていいんだよ! あたしはシンや星遊飛行のみんなとの絆を切り裂くというの!? だったら、ハッキリする! 男なら! ねっ。だから……一緒に戦って、シンと」
「……俺は、姉さんを守りたくってこの戦いに参加したんだ。だけど……」
「男ならハッキリしてよ! あたしは、あんたがいなきゃいけないんだよ!! シン、彼の武具を、壊して……」
「……わかった。降り注げ、氷の意思! 破翔・蒼影斬<はしょう・そうえいざん>!」
素早いスピードで氷の破片が降り注いだ後、直後に十文字に切り裂く奥義。詩樹玖の双剣は跡形もなく、消えた。
2011/11/12 Sat 18:37 [No.711]
宮野
「神威……俺は……」
「……何もいうな」
終了後、シンとタクトは能力者の姿で話しかける。というよりシンより年下の癖に……。
「もういいでしょ。あんた達が戦うわけないのに」
「姉さん……」
あたしはタクトを励ます。と―――――
ガチャ……という音が聞こえて、中から入ってきたのは―――――――
「あれ、もう終わっていたの?」
「ツ、ツナシさんっ!!??」
入ってきたのは、シンの養父、ツナシ・リクさん。どうしてここにっ!?
「あれ、3人いるじゃん。神威はシン、詩樹玖はタクト君。そして……どうしてここにユウちゃんがいるの?」
「うっ……そ、それは……」
焦るあたし。事情を話すと……。
「か、勝手にここの扉が開いて……それで……」
「なるほどね。それと、そろそろ2人とも、変身を解除して。そんな格好じゃ疲れるよ?」
「お、俺は……」
「わかった」
最初にシンが変身を解除した。タクトは戸惑っていた。
よくみると、神威とシンの時では瞳の色が違うのがわかる。でも性格が変わるのって、何かあったのかな……。
―――あたしが不本意にここに入ってきたのは、あたしが何か特殊な能力を持ってるのかな……?
「……お、お父さん!? ……うわっ!」
シンが勝手にこける。なんでこけるの……?
「先輩……しっかりしてくださいよ!」
タクトに突っ込まれる。ボケとツッコミのコンビだなこりゃ。
「シン、いじられてるよ。さて、そろそろ話そうか。ここの施設について」
「ううっ……」
ツナシさんはここの施設――図書館に何度かかよっている。そしてもう一つの姿―――ナイトバニシング内で起こる聖戦。あたしにはよく分からないけど……。そして、エレイシアは色んな願いをかなうもの。10個集めれば願いを叶える事ができるが、それを狙っている人物もいる……。シンとタクトはそれを巡って聖戦に参加していたんだね……。
「よ、よくわからなかったけど……ありがとうございます」
「いいんだよ。……あれ? タクト君。解除しないの?」
「い、今します!!」
「姉さん……今まで隠しててごめんなさい」
能力者の事を隠していたタクト。あたしは涙をうかべてしまった。
「いいんだよ……もう……」
「うん……姉さん、好きだよ」
「……そろそろ帰ろうか。僕もうお腹ペコペコだよ」
「父さん……子供みたいに言わないでください」
ツナシさんの発言にシンが突っ込んだ。いじられ役とツッコミ役っていいよね。……って何を言ってんのあたし。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
図書館を出たあたし達4人は、それぞれの家へ戻った。「夕食はまだ?」というあたしの発言に、タクトは苦笑いをして「はいはい、作りますよ」という。ちょっとムッとしたけど、姉弟っていいよね。これから続くと良いな……。
2011/11/12 Sat 18:38 [No.712]
宮野
PHESE-03.5 「心の欠片 - 感情喪失」
『もし……あなたの欠片がなくなったら、あなたはどうするの?』
「……え?」
シンの夢に現れる謎の少女。銀――いや、プラチナブロンドの髪をしており、瞳の色はシンと同じ赤色をしている。謎の言葉を言い、最後にもう一言を言う少女。
『欠片が四散したら、あなたは何をしますか? そして――』
「待ってください! あなたは一体……」
夢から醒めた時には、朝日が既に昇っていた。時刻は朝7時。
「……何だったんだろう、今の夢は……」
シンは夢に出た少女の事を気になっていた。
1階に降り、リクに朝の挨拶をする。
「おはよう、シン! ……なんか、元気ないみたいだね」
「あ……お、おはようございます……」
シンは辛辣な顔をしていた。あの夢に出てきた銀色の少女―――自分に何かが潜んでいるのかと、リクに話そうとする。
「……シン、それ本当なの?」
「本当です。夢で見たんです。教えてください、父さん……」
「…………今は教えられないんだ。そういえば、9時にリオちゃんがここに来るよ」
「そう……ですか……(結局、答えが見つからなかった……)」
結局、銀髪の少女の事は話せずに時間が経過した。日時は土曜日。リオがリク――ツナシ家にくるという。
そして9時。時間通り、リオが彼の家に入った。
「おはようございます、ナギくん、ツナシさん」
「おはよう……ございます」
「あら? ナギくん、元気ないですね。どうしたんですか?」
「こっちの事だから、気にしないで。そういえばシンに話していなかったな」
「え?」
テンションの低いシンは言葉に「……」を多用してしまう。そしてリクはシンに向かって話す。
「『心の欠片』って知ってる?」
(心の欠片……!? 夢で言ってた……)
「それが全部砕けると、感情を失うって聞いたよ」
「怖いですね……でも、どうしてここで話すのですか?」
「どうして……父さんが知っているのですか?」
シンはリクに何故『心の欠片』の事を知っているのかを問う。
「そ、それは……友達だった子がこの話を言ったんだ」
「お友達が、ですか?」
「そう。今はもういないけどね……」
一気に場の空気が暗くなる。
「……暗い話はここまでにして! 後は2人で遊んできなさい!」
暗い話が一気にぶっ飛ぶ。シンとリオは、外に出る。リクの家には何故かリオの執事が運転する車が。後ろのドアの中は、シン専用の服装が。どうやら、能力者の神威=(イコール)シンに憧れて……いるのかは不明だが、どこかの作品の色んなコスチュームがある。リオ曰く「コスプレ衣装」との事。
(結局、『心の欠片』しか話せなかった……。でも、あの子は僕に対して言っていた……)
『もし……あなたの欠片がなくなったら、あなたはどうするの?』
『欠片が四散したら、あなたは何をしますか? そして――』
「……どうしたんですの? ナギくん」
「い、いえっ! 何でも……何でもありませんから……」
未だに『心の欠片』について引っかかるシン。俯(うつむ)いたまま10時を迎えたのだった……。
2011/12/07 Wed 22:50 [No.747]
宮野
思い悩むシンの所に、ユウとタクト姉弟が現れる。姉はラフな格好に青色のジャケット、弟は長袖に白のジャケット。かなりラフな衣装だ。
「あ、エトミヤさん、タクト君……おはようございます」
「おっはよう、シン!」
「おはようございます、先輩」
挨拶をする3人。ちなみにシンの衣装は青いマフラー、白い上着(シャツ)、藍色のズボンに茶色のブーツ、青いジャケット。かなり暖かそうな衣装だ。
「どうしたの、シン。何かあったの?」
ユウが問いかける。
「あ、いえ、その……なんでもないです……」
シンの俯いた発言に、ユウは……。
「男なら、ハッキリする!」
「え!?」
ユウの発言に、驚くシン。
「悩み事があったら、あたしに言って」
「は、はい……」
シンは悩んでいる事をユウに話す。
2011/12/08 Thu 03:22 [No.748]
宮野
(上の続きです)
「……なるほどね。夢の中で女の子が現れて、『心を失う』と言ったんだね……」
「はい……」
「でも、その女の子は何か事情があるんだと、あたしは思うよ」
夢に現れ、シンに意味深な発言を言う女の子の言葉に悩み続ける彼に、ユウはアドバイスを受ける。
「心を失うのは、そんなに簡単じゃないと思うんです」
「タクト君?」
タクトが言う。その発言にリオが驚く。
「心を失えば、取り戻せばいいんです」
「あんたなあ……簡単じゃないんだぞ。心を取り戻すのは」
「う……」
「……そうなんですか?」
タクトの発言にユウが突っ込む。
時間は過ぎ、時刻は昼3時。
風が強く吹き、草が生い茂る。晴れていて快晴。澄んだ青い空は観る者を圧倒する。
「さて、どうしよっかな……」
「姉さん、買い物行こうぜ」
「まだ早いだろ。夕方って言ったじゃないか」
タクトの言葉にユウがまたもや突っ込む。姉弟の会話はこうである。そんな2人をシンは笑む。
「あ、あれ? さっきまで空が青かったのに……」
しかし空は一変。暗く灰色の曇った色に変化。雨が降るのかと思いきや……。
「見つけたぞ、『銀色の髪をした少女』を宿す者よ」
「な、だ、誰だよ!?」
現れたのは、赤色のフードを被った謎の青年。見た目は人間に近いが、随所に機械の腕や武器が残る。ユウの発言を無視し、青年はシンを狙いを定める。
(『銀色の髪をした少女』……!? 夢で見たあの子……!?)
「先輩、逃げろ! こいつは……」
タクトは二刀流の剣を装備する。
「貴様は震えているな。だがもう遅い」
赤色の雷がタクトに直撃する。手も出せずに倒れるタクトをユウが看護する。
「ぐあああああっ!」
「タクト君!!」
「タクト!? 一体あんたは何なんだ!?」
「教える必要はない。シン・カミナギ……」
シンはタクトに近づく。青年はシンに再び狙いを付ける。
「お前の『心の欠片』は崩壊させてもらう! 死斬硬破斬<しざんこうはじん>」
「あ、ああ……! あうっ!」
連続で切り込む剣技。シンの体に斬り込まれ、服もボロボロになった。防御も出来ない技に、シンは気を失う。
「シン!! おい、しっかりしろよ!」
「これで役目は果たした。せいぜい感情が砕けるまで放っておくか」
「こ……この……野郎……!!」
「女性が怒ると怖いな……可愛らしく生きろ」
「うるさいッ!!」
シンを傷つけた青年。彼の挑発にユウは怒りを放つ。そして……。 彼女の身体から青い電撃が放つ。彼女の体質が変わってしまう。
「あたしは弱くて、何もできやしないんだ……彼を守る事なんて……」
「ううっ……」
気を失っていたタクトは、シンを見て彼のとこへ行く。
「先輩!? だ、大丈夫ですか!?」
気を失ったシンをただ観るしかないタクト。前を振り向くと、ユウが何らかの力を発動をしているのを目撃する。「電撃」、または「雷」。すなわち電気を操る能力。
「ね、姉さん……!?」
タクトは驚く。
「お前は、あたしが絶対に倒す!!」
覚醒したユウ。タクトは驚きを隠せなかった。
「ふっ、勝負はお預けだ。だが、彼を見ろ。もうすぐ心が消える……」
青年はユウが覚醒した事を尻目に姿を消す。
「くそっ!! あいつはあたしが絶対に倒してやる!」
ユウは彼を敵と認識し、心に誓った。
「先輩! あ……」
タクトの目の前でシンの心の欠片が崩壊し、四散してしまった。欠片はどこかへ飛び散ってしまう。シンは感情の殆どを喪失してしまったのだ。
「う、嘘……でしょ……そんな……シンの欠片が消えた……? 嘘だ、嘘だあああああ!!」
急いでシンが倒れている場所に行くが、時すでに遅く、泣け叫ぶユウ。涙が止まらなかった。自分が歯がゆい。
そして、責任を押し付けられた彼女は―――。
「……姉さん……」
「……ツナシさんに言おう。全部の事」
「だけど……!」
「あたしが悪いんだ! あたしが……全部悪いんだ……」
リクのとこへ行こうとするユウ。シンを抱えながら、急いでリクの家に向かう。
2011/12/08 Thu 03:23 [No.749]
ゆな
世界観&ストーリー&予定
・王道ファンタジーワールド。冒険者達が魔物と戦ったり、依頼をこなしたり、ダンジョンをクリアする世界。
・冒険者であるハルカとセイナはある日、ハルカそっくりの戦士アヤカと遭遇。
・アヤカは主人公その3を襲っており、ハルカは彼女と戦闘。結果はアヤカが退散、逃げられる。
・ハルカは己そっくりの彼女の正体を知るため、セイナと共に追いかける。主人公その3はアヤカに襲われた事と彼女の目的を知るため、追いかけていく。
・その後、他の仲間を作りながらアヤカを追いかける。
・一方でアヤカは脳裏にあるあやふやな目的の下、放浪の旅をする。その危なっかしさと放っておけなさに、少しずつ仲間が集っていく。
・炎の女剣士と水の女剣士、二つのパーティが交錯する物語。
・その目的は――「秘宝」と呼ばれる代物。
・尚、ハルカパーティは「錬金術師」が必須。
募集テンプレ
名前:
性別:
年齢:
種族:
属性:
職業:
特徴:
武器:
戦闘スタイル:
性格:
口調:
台詞:
役割:
備考:
2011/11/26 Sat 19:27 [No.727]
ゆな
職業
戦士
基本的にメインアタッカー。
武器を使い、確実に敵にダメージを与えていく矛でもあり仲間の盾でもある。
ただし魔法をメインに扱わない為、属性の相性によっては最も危険である。
体力:高め
魔力:低め
攻撃力:高め
防御力:高め
素早さ:やや低め
魔法使い
戦士が物理で殴るとすれば、こちらは文字通り魔力でぶっ飛ばす。
持ち前の高い魔力を使い、火力の高い魔法で相手を倒す砲撃手ともいえる存在。
だが魔力が高い分、攻撃力と防御力は少なめ。その為、後方から魔法を飛ばすのがメイン。援護スキルを使い、敵の妨害も可能。
体力:低め
魔力:高め
攻撃力:低め
防御力:低め
素早さ:やや高め
僧侶
ある意味一番重要ともいえる回復の能力に長けた魔法使い。
回復魔法、ステータス上昇魔法を使っての支援を得意としており、縁の下の力持ちのような存在。
攻撃力はやはり低いものの、魔法使いに比べると防御力はあるので盾の役割も可能。
体力:やや高め
魔力:高め
攻撃力:低め
防御力:高め
素早さ:普通
盗賊
高い素早さと連続攻撃を得意としたアタッカー。
ダンジョンといった場所での仕掛け・罠を見抜くのが得意。また先制攻撃を得意としており、戦士職の補佐役ともいえる。
素早さはダントツで高いものの、その分防御力は低め。回避能力で補うしかない。
体力:低め
魔力:普通
攻撃力:やや高め
防御力:低め
素早さ:高め
格闘家
盗賊同様高い素早さと連続攻撃を得意としたアタッカー。
己の拳を武器に一撃必殺を叩き込むことさえあり、非情に攻撃力と先手をとれる面では有能。
基本的にスペックは盗賊に近いものの、こちらはダンジョン探索の分を戦闘に回したととらえてよし。低コスト。
体力:普通
魔力:やや低め
攻撃力:高め
防御力:やや低め
素早さ:高め
錬金術師
己の魔力を使い、新たな道具を製作するジョブ。
時に装備、時にアイテム、時にとんでもない代物と道具を作ることに関して言えば隋を許さない職業。
フィールドなどでは便利且つどんな人でもなれる職業である反面、戦闘では道具の生成・使用が鍵となってくる。
体力:普通
魔力:普通
攻撃力:普通
防御力:普通
素早さ:普通
2011/11/26 Sat 19:28 [No.728]
ゆな
種族
人間:バランス型。唯一他の種族と子供が出来る。
特に特徴も無い最も種類が多い種族。無限の可能性を秘めており、良く言えば万能。悪く言えば器用貧乏。
おすすめジョブ
基本どれでもOK。
獣人:攻撃力が高い。防御力が低い。
獣の特徴を持った亜人の種族。個によって耳と尻尾のみか、全身毛皮なのかは変わってくる。
尚、基本的に陸上動物のみ。鳥や魚はいないよ!
おすすめジョブ
戦士・格闘家
エルフ:魔力が高い。体力が低い。
耳が尖っており、人間よりも長く生きる事が出来る種族。
人間よりも魔法を得意としている反面、それに頼る事が多くて身体能力はちょっと不安。
おすすめジョブ
魔法使い・僧侶
ドワーフ:防御力が高い。素早さが低い。
背は低いものの、横の体格はある立派な髭の種族。女性にもたまに生えているのがいたりする。
元々器用であり、力仕事などもやっている関係から肉体労働はお手の物。ただし足が短い。
おすすめジョブ
戦士・僧侶・錬金術師
ホビット:素早さが高い。攻撃力が低い。
見た目は子供、中身は大人。つまり大人の年齢になっても、見た目は人間の子供のままの種族。
小ささを生かした素早さが特長的であり、小回りがきく。しかし他種族に比べると力不足が見え隠れ。
おすすめジョブ
盗賊・格闘家・魔法使い
人造人間:体力が高い。魔力が低い。
錬金術の発展の影響により、新たに誕生した種族。ぶっちゃけるとロボット。大体は人間と同じ人型。
体が機械であること以外は人間に近い存在であるが、他種族に比べると魔力は劣る。
おすすめジョブ
戦士・格闘家・錬金術師
竜人:バランス型で、ステータスは高め。ただし見た目が最も人から離れている。
名の通り、ドラゴンの姿を持つ亜人。翼は無いが、その能力値は総合的に見て最も優れている。
しかし見た目が竜を人間の姿にしたものばかりであり、人間に近い存在はほとんど無いに等しい。いてもハーフぐらい。なので少々肩身が狭い。
この種族が持つハンデは見た目の違いが大きい事そのもの。魔物と間違って攻撃する事は稀にある。
おすすめジョブ
基本なんでもOK。
2011/11/26 Sat 19:28 [No.729]
ゆな
魔力設定
・全ての人、全ての種族が持っている。存在しない者は決していない。
・魔力があるから魔法が使える、というわけではない。魔力があるから、戦えるというのが正解。
・魔力があっても魔法を使えない者は存在している。
・魔法に関しては個人個人で違いがでる為、術者オリジナルとなる。基準は無い。
属性説明
・また人によって魔力の質が違い、様々な属性を所持している。
・種類は基本下の通り
炎
水(氷はここに入る)
風(雷はここに入る)
土(草はここに入る)
光
闇
となっている。これ以外にもいくつか見られるが、数が多いのはこの6種類である。
ただしあくまでも「その人が持つ体質としての属性」であり、「使用魔法がそれだけ」というわけではない。
つまり
人物が宿している属性としては一種のみ。
魔法としては複数属性使用可能。
七の種族は基本一つしか属性を宿していない。二つ以上は絶対にありえない。
属性相性
炎は水に弱く、土に強い。
水は風に弱く、炎に強い。
風は土に弱く、水に強い。
土は炎に弱く、風に弱い。
光は闇に強く、闇に弱い。
闇は光に強く、光に弱い。
ハルカで例えましょう、属性設定。
ハルカは「炎属性」ですが、己が使う魔法は炎以外の属性も使用可能です。水だろうが風だろうが土だろうが雷だろうが草だろうが、制限はありません。得意不得意はさすがにありますが、それは個によります。
一方で攻撃を受ける際は「属性」が大きく響いてきます。
ハルカは「炎」なので「水属性攻撃」を食らうと、大ダメージ。
逆に「土属性攻撃」を食らってもダメージは軽減されます。
この辺りはポケモンで当てはめた方が手っ取り早い。
2011/11/26 Sat 19:29 [No.730]
ゆな
名前:ハルカ・ファルカス
性別:女
年齢:15
種族:人間
属性:炎
職業:戦士
特徴:茶色のショートカットに赤い瞳。黒いシャツの上に赤のベストアーマーを着用しており、足の付け根ほどしかない短さの短パン着用。ヘソ出し、筋肉あり。紅色の手甲と足甲を装着しており、軽装に見える。胸は、切ない。
武器:彼女の体ほどの大きさを持つ鉛といっても過言じゃない大剣。
戦闘スタイル:巨大な剣を武器にも盾にも使う豪快なパワーファイター。
棍棒の如く振り回し、敵に強大な一撃をぶちこむ。またその大きさを利用し、盾としても活用。攻守優れている。
また拳に魔力を込めて、格闘戦も可能。しかし魔法は不得意な方であり、大振りな戦闘が多いのでその隙はセイナがカバー。
炎の魔力を使い、威力を高めたり、攻撃そのものを焼き払うなどとそちらの万能性はある。
性格:大胆不敵、天上天下唯我独尊。世界は私の為にあるを地で行く俺様ガール。
乱暴者で拳が出やすい性格であるものの、面倒見はある方。己が気に食わない奴はぶっ飛ばす精神を持っている。
己の欲望に忠実な自己中心的暴れん坊に見えるが、辺りの観察力は十分高い。ツンデレ部分は当然存在している。
口調:強気な女性口調。暴言を吐く事もあるが、男のような喋り方は意外としない。
台詞:
「あたし? あたしはハルカ・ファルカス、今からあんたをぶっ潰す戦士よ」
「はぁ!? っざけんじゃないわよ、このお宝はあたしのもんだって相場が決まってるのよ! 消えろ!!」
「獲物来たー! セイナ、派手に転ばしてちょうだい。一気にホームラン出すから!!」
「気にくわないわね、アヤカって奴。こんな何も持って無さそうな奴襲って何が楽しいのかしら……、あたしが狙う相手はもうちょっと金のある奴か悪党ぐらいだってのに」
「あたしの見た目で変なことやって変な噂流されて、親父の耳に入ったりしたら嫌なのよ!!」
「セイナを傷つけようたってそうは行かないわよ! あたしの大事な妹なんだからね!!」
役割:主人公の一人
備考:若くして熟練の冒険者。有名ギルド「炎の拳」ギルドマスターの一人娘。
幼少の頃から両親にスパルタすぎる戦闘教育を受けたり、旅にしている事から物事に対する考えはシビア。
己のやりたい事を徹底的に味わうため、冒険している。その道中セイナと出会い、共に旅をしている。
そして今回、アヤカという謎の少女との邂逅が物語の始まりとなる。
名前:セイナ・グローデッド・ファルカス
性別:女
年齢:7
種族:人間
属性:闇
職業:魔法使い
特徴:黒い長髪、黒い瞳、そしてフリルとリボンが大量につけられたヘッドドレスとゴスロリ洋服を着用。白い肌をしており、まるでアンティーク・ドールのような姿。
武器:無し(本来魔法使いは杖や本といった媒介がある方が魔法を発揮できるが、彼女の場合いらない)
戦闘スタイル:
様々な属性の魔法と膨大な魔力を生かし、攻撃・回復・補助を行うマルチ魔法使い。
しかし幼い為か、まだ応用能力を知らない。それでもハルカ仕込みのスパルタ教育のおかげで戦闘そのものは得意。
性格:大人しく、少し人見知りしやすい。無口で無表情だが気持ちを表に出すのが苦手なだけ。
昔は臆病だったものの、ハルカとの邂逅で相当図太くなった。その為、相手が年上でも時にハルカ以上の爆弾発言をするなどと怖いもの知らずになってきている。
また心を開いた相手にはとことん懐くという小動物のような部分も有る。
口調:基本は丁寧口調。小声であり、あまり長く話す事は無い。が、その分ストレートに言う。
台詞:
「私はセイナ。セイナ・グローデッド・ファルカスと言います」
「ハルカ、モンスター反応を確認。どうしますか?」
「……あの、私にはあの人馬鹿にしか見えないのですが……」
「何故アヤカはハルカに類似しているのでしょうか? 私は今までハルカと一緒でした、その間姉妹の話は聞いていません」
「……一緒に寝たら駄目ですか?」
「ハルカは絶対助けに来ます。だって、ハルカは何時だって私を助けてくれましたから」
役割:主人公の一人
備考:人間にしては異様なほどの莫大な魔力を持った少女。ハルカの義妹。
それ故に両親に厄介がられ、奴隷として売られることになったが、己を乗せた荷台が盗賊団に襲撃される。そしてその盗賊団がお宝目当てのハルカに襲撃され、壊滅。その際にハルカに助けられ、共に旅する事になった。
その後、セイナはハルカの家族となっている。セイナ曰く「ハルカの両親、パワフルです」とのこと。
2011/11/26 Sat 20:18 [No.731]
ゆな
名前:アヤカ
性別:女
年齢:外見15
種族:外見人間
属性:水
職業:戦士
特徴:茶色のショートカットに青い瞳。白いシャツの上に青のベストアーマーを着用しており、足の付け根ほどしかない短さの短パン着用。ヘソ出し、筋肉あり。藍色の手甲と足甲を装着しており、軽装に見える。胸は、切ない。
武器:彼女の体ほどの大きさを持つ鉛といっても過言じゃない大剣。
戦闘スタイル:巨大な剣を武器にも盾にも使う豪快なパワーファイター。
棍棒の如く振り回し、敵に強大な一撃をぶちこむ。またその大きさを利用し、盾としても活用。攻守優れている。
また拳に魔力を込めて、格闘戦も可能。水魔法を活用し、遠距離射撃も使用するなどとハルカに比べると戦法が多い。
しかし想定していない事態には対処しきれないなどと、経験不足が見られガチ。
性格:寡黙で必要以上の事を喋ろうとせず、表情もあまり動かさない。クールで静かな子。
己の存在意義が分からず、時折不安定になりがち。だが己の気持ちを出すことが分かっておらず、溜め込みがち。
しかし己がやらなきゃいけない事に対しては真剣にやり通すという一生懸命な頑張り屋でもある。
だがかなりの天然であり、世間知らずな一面がちらほら。
口調:淡々とした女性口調。だが割と「〜わ」は使わず、幼さがちらほら見える。
台詞:
「私は、アヤカ」
「……あなたが敵なら、私はあなたを倒すのみ」
「私はどうしてここにいるのか、分からない。だからやらなきゃいけない事をする、そうしないと私のいる意味が消えるから」
「……一匹残らず倒せば終わりじゃないの? え、仕掛けあるの?」
「分からないよ。何も、何も、知らない。……ハルカと私は、何? 私は、誰?」
「教えて。どうして、私と一緒に旅をしようと思ったの?」
役割:ライバル
備考:ハルカに外見が類似した色違いの謎の少女。だがセイナ曰く「属性と性格は真逆」との事。
記憶喪失なのか、自分でさえも己の正体が分かっておらず、内心不安に満ちている。
唯一の頼りは己のあやふやな記憶の中、どうにか残っていた「秘宝を全て見つけ出す」という使命を完遂させる事。
その手がかりを持った人物を襲い掛かり、強奪したところでハルカと邂逅。物語の始まりとなる。
ちなみにコッチの方が割と脳筋。
2011/11/26 Sat 20:19 [No.732]
椎名
テスト的に登校。仮なので、編集の可能性大です
名前:ヒナミ
性別:女
年齢:16
種族:人間
属性:光
職業:僧侶
特徴:肩につかないくらいの黒のおかっぱに紅い組紐の髪飾り。
改造した和服のようなものを着ているが、あまり機動性に優れた作りとはいえない。
武器:扇子。ただしあくまで魔法を使う際の補助道具なので、物理攻撃力は皆無。
戦闘スタイル:開幕と同時に補助、危なくなったらあわてて回復。まさに後方支援。
いざとなればダメージを軽減できるシールドを味方に張ったり、自分にかけて盾になる。
魔法エフェクトは割と和風チック。話が進めば相手の魔法攻撃力を下げたりもできるかも。
多少は攻撃できるが、所詮牽制程度の威力。草むらで出てくる程度の雑魚が倒せるくらい。
性格:非常にお人よし故に騙されやすい…と思いきや、案外しっかり者。ただし最近まで箱入りだったため、結構な世間知らず。天然稚魚。
以外に肝は座っているので迷いがなく、要所では頼れたり頼れなかったり。
口調:「〜ですわ」などの、俗に言うお嬢様口調。タカビーな感じはしない…はず。人称:私/あなた
台詞:「あの、宜しければご一緒してもよろしいでしょうか? 戦力にはなりませんが、支援ならできます、損はさせません」
「あなたからすれば大丈夫に思えても、わずかな傷が命取りになることがないといいきれますか? まずは治療をするべきです」
「急がば回れ、ですよ」
「なっ……知らないなんてことはありませんわ! そう、こ、これは…そうです! これは分銅ですわね!!(小銭を見て」
「一緒にいたいから。それだけでは、だめですか?」
役割:敵
備考:俗に言う良家のお嬢様だが、ある日突然「旅に出ます」宣言。家の者からは「立派になって戻って来い」と言われ、今に至る。
お嬢様だから一般教養くらい知っててもおかしくないのだが、教養はあっても常識がやや足りないようだ…よく一人でやってこれたものだ。
意外とお酒に強い。「煙草なんて! 毒にしかなりませんわ、命を縮めてしまいます! おやめなさい!」
名前:レスター
性別:男
年齢:27
種族:人間
属性:風
職業:盗賊
特徴:黒灰色の短髪に赤い目。チェインメイルをもう少し軽量化したような素材でできたシンプルな防具をまとっている。
武器:バスタードソード(+爆弾などのオプション的アイテム。街で買い足したりする)
戦闘スタイル:基本的にヒットアンドアウェイで手数を稼ぐ。
しかし非常に器用(貧乏)なので、前中後衛何処においてもそれなりに活躍する。
攻撃も支援もそれなりにこなすし、応急処置程度のこともできる。
ただしどの面も特化したエキスパートにはどうやってもかなわないので、手数でカバー。
ちなみに確実に相手を倒せるカウンター攻撃を持つが、ぶっちゃければ「死なばもろとも」な道連れ効果である。
性格:淡々と割り切ってふるまっているようで、実際はどうにも手を焼こうとしてしまいがちな面がある。仲間には優しいとか保護者的役割とかそんな感じ。
無駄に雑学豊富なので、一緒にいると無駄知識が増えるかもしれない。
口調:「〜だぜ」とは言わず、あまり声を荒げない。少々言い方がきついこともある。
台詞:
「……なあ、それ、本気か?」
「後先考えずに突っ走るからそうなるんだ。もう少し考えて行動しろ」
「ちょっとまて。いや、ちょっとどころかすべてがおかしくないか?」
「無理するな。お前は一人じゃないんだから」
「……ばーか」
「金とか名声っていうのは、あったら困らないが固執するとむなしいだけなんじゃないかって思うんだ」
役割:アヤカ達の保護者ポジ に、なればいいな
備考:あっちこっちで雇われ兵みたいなことをしているフリーの盗賊。
無愛想というか、表情変化が少なくあんまり笑わない。あきれてたりすることが多いかも。
稀に一人で煙草を吸っている。
たまたま会ったアヤカやパーティの一同が心配になったどころじゃなかったので、同行することに。
2011/11/26 Sat 20:25 [No.733]
ゆな
欲しいキャラクターの設定
ハルカパーティ側・目的
・募集メンバーは合計三人
・秘宝を全て集める事。
・アヤカを追いかけ、正体と目的を調べる事。
・一人は「錬金術師」が必須。
一人目
あなたは若い冒険者であり、ハルカ達と共に旅をする事になる。
あなたは秘宝の手がかりを持っていたのだが、アヤカの襲撃によってそれを奪われてしまう。
ある目的で秘宝を目指していた身として、何より理不尽に襲われた身としてはアヤカを許せない。
故にアヤカを追いかけ、秘宝の手がかりを取り返すか彼女よりも早く秘宝を手に入れる事を選択。同時に彼女の目的も探る事に。
アヤカパーティ側・大雑把な目的
・募集メンバーは合計四人。
・秘宝を全て集める事。
・アヤカの目的の真意を調べ上げる事。
・アヤカを独りにしない事。
一人目
あなたは冒険者であり、アヤカと共に旅をする事になる。
あなたは偶々アヤカに出会うものの、彼女の世間知らずさ・危なっかしさを見ていられなかった。
戦闘そのものは強いものの、一人でいさせるにはあまりにも不安定な彼女を放置できず、共に旅することを選択した。
秘法に関して興味は無い。ただアヤカが心配なのだ。
二人目
おいこらハルカ、よくもやってくれ……すいません、人違いでした!
あなたはハルカに昔ボコボコにされてしまった過去を持つ。なので復讐しようとしたが、人違いでした。
けれども話を聞いている内に秘宝という魅力的な代物を追っている事、ハルカが敵対者という事を知って目を輝かせる。
こいつと一緒に行けばハルカに復讐できる! その考えの下、アヤカと同行することを選択した。
2011/11/26 Sat 20:37 [No.734]
ジャグラー
名前:アンナマリー・ヴァレン
性別:女
年齢:16
種族:人間
属性:風
職業:戦士
特徴:黒髪のロング(肩ほどの長さ)に青い瞳。
桜の色をして桜の花びらが描かれた着物を着ている。腰に小さい物なら入るポーチをつけており、小道具やサブウェポンはそこに入れている。
頭に三度笠を被っている。胸はさらしを巻いているため分からないが結構でかい。
武器:複数の武器を持っており、メインウェポンとサブウェポンに分けている。
メインウェポン:双剣、弓
サブウェポン:爆弾、ブーメラン、ハンマー
戦闘スタイル:魔法が使えないため、とにかくメインウェポンとサブウェポンを駆使して戦う。
近距離では双剣で連続攻撃を畳み掛け、中、遠距離では弓で応戦する。
また、弓は矢に毒を塗って毒矢にすることも出来る。一撃必殺を狙った戦いをする。
性格:真面目でおしとやか。人思いで悩んでたり困っている人を見ると放っておけない。
非常に献身的で、他人の頼み事をされると断れず、なにがなんでも解決しようとする。
要するに騙されやすい人。
口調:小さい男の子を連想させる口調。
僕/○○さん、君、○○ちゃん/あの人、彼、彼女
台詞:「僕?僕はアンナマリー。冒険家兼旅人だよ。」
「僕の両親が、昔冒険家だったんだ。それで僕も旅に出たくなって、冒険家と旅人してるんだ。」
「何か困っていることがあったら、僕に言ってもいあんだよ?僕は出来る限りのことをして、君を助けたいんだ。」
「この服と双剣は、お父さんとお母さんがくれた大事な宝物なんだ。だから、これがあれば二人とも僕を守ってくれる…そんな気がするんだ。」
「え、お金が必要なの?それじゃ、僕の全財産あげるから…それで病気の人に買えるね。」
「君と僕は友達なんだから、助けるのは当然だよ!」
「アヤカちゃんは、どこか危ないところがある…だから、僕はそれを助けたい。」
「秘宝は、見れたらラッキーぐらいにしか思わないな。今は、アヤカちゃんが心配なんだ。」
「僕の大事な友達に、手出しはさせない!」
「魔法が使えなくても…技術と発想力があれば行けるはず!」
役割:アヤカパーティ
備考:秘宝を求めて各地を旅する冒険家兼旅人。
両親が冒険家だったため、自身も冒険に興味が湧いて来て、冒険家になる。
旅の途中にアヤカと出会い、彼女の危なっかしい所を見て彼女を手助けしたいと思い、アヤカに同行する。
アヤカが大変なことにならないよう、常にアヤカのことを見ているため、若干ストーカー気味。
2011/11/26 Sat 22:37 [No.740]
リーオー
盛大に出遅れましたが、自分も投下です!
名前:ガナドゥール(愛称は『ガナさん』)
性別:♂
年齢:34
種族:人間
属性:土
職業:戦士
特徴:髪の色は黒、眼の色は青。無精髭を生やしている。
髪は肩まで伸びててぼっさぼさ。意外と腹出てたりする。
戦闘時は銀色の全身鎧を着こんでおり、非戦闘時は上下紺のジャージ。
武器:メイン武器は大型(全長1m、重さ10kg程度)のハンマー。サブ武器としてダガー×3本を所持。
周囲の土を使い、自分の周囲に壁のように形成する魔術、『グランドスフィア』を使う。
戦闘スタイル:とにかく前線でハンマーをぶん回す。ダガーは『何かと使える』らしい。
ハンマーが封じられたり破損したりした場合、『グランドスフィア』で退路を作る。
性格:かなり温厚。些細なことでは怒らないが、アヤカ及び彼女の仲間と敵対する者には割と容赦ない。
とはいえ、いきなり食って掛かるわけではなく、ちゃんと話し合いの余地は持つ。
口調:普段は飄々としているが、シリアスモードになると真面目になる。
人称…俺 ガナさん(稀に)/お前 君/〜さん 〜くん
台詞:「俺はガナドゥール。まあいいにくいし気軽に『ガナさん』でいいよ」
「……ああもうタバコが吸いたい。けど今度こそ禁煙するって決めたしなぁ、うーん…」
「今更『勇者』なんて言われたって、どうとも思わないよ。前ならうんざりしてたけどさ。…これも年かな」
「ガナさんさあ、割と苦労人なんだよー? あれ、今君、俺がストレスためない性格だなーとか思ってない?」
「――俺を誰だと思っている?あれぐらい一人でのせるさ」
役割:アヤカパーティ
備考:数年前、大規模な魔物の襲来から、ある大きな街をたった一人で防衛したことがあり、
そのことが原因で周囲から『勇者』と呼ばれるようになった。
しかし、彼を頼る人間やもてはやす人間が後を絶たず、自分ばかりをあてにする人間、そして勇者と呼ばれ
もてはやされている自分にも腹が立ったのか。人間不信になり、人里離れた山に籠るようになった。
そんなところにやって来たのがアヤカ。その純粋さとひた向きさに惹かれると同時に、あまりにも命知らずな
面が見え隠れしたため、保護者的立場で彼女の旅に同行することになった。
隠居中の酒と煙草で体調はガタガタだが、それでもそこらへんの冒険者の2,3人ならばハンマー1本で倒せる実力を持つ。
禁酒・禁煙中。ただし決意は割とゆらぐ。
基本的にボケとツッコミは7:3の黄金比。
2011/11/26 Sat 23:24 [No.741]
マコト(前HN:Makoto)
名前:ミュルフ=クリュック
性別:♂(男の子)
年齢:人間年齢でいうと10歳位。
種族:獣人(トビウサギの獣人)
属性:風
職業:僧侶
特徴:
白と黄褐色の体毛をしている、リスのような耳と長いしっぽを持ったトビウサギの獣人の子ども。澄んだ緑色の目をしていて、アホ毛が1本立っているのが特徴。
ちなみに普通の人間と比べて背が低いため、本人はそれを引け目に感じているようだ。(ちなみに身長は94cm位)
着衣は紺に近い青色のジャンパーの下にクリーム色のロングTシャツを着用していて、膝丈位の茶色のズボンを愛用している。基本的に彼は、大抵の魔道士が愛着しているローブファッションよりも、人間の子供が着るファッションが好みとのことである。
アクセサリーは、頭に茶色の毛糸の帽子(耳あて付き)を被っていて、左腕に水色の四つ葉のリストバンドを装備している。
武器:グラディウス(魔法の金属ミスリル銀で作られたレイピア状の細剣。とても軽く、丈夫で扱いやすい。)
戦闘スタイル:基本はタックル、及び持っているグラディウスで刺突・切り払う形で攻撃している。
魔法を使う時は、主に4種類の属性魔法(主に攻撃と補助、回復に関する系統)を操って使用している。
性格:
素直でおっとりとした性格。
元々臆病でかなり内気な性格から、何かと気落ちしやすいといった泣き虫の一面を抱えている。特にオバケが苦手でよく誰かの後ろに隠れて泣くほど怖がりだが、物事には直向きに取り組むがんばり屋さんでもある。
実は、見かけによらずかなりのマイペースで、かなりおちゃめな性格も持っている。その中で子供染みたイタズラを好むといった子供っぽい所もあるが、本人には悪意はないようだ。
また、小さい頃から劇を見るのが好きなせいか、お芝居が上手ではったりを咬ますのが得意としている。
第六感が優れていて、危機をすばやく察知できる能力を持っている。かなりの小動物好きで、特にもふもふした動物が大の好み。
音楽を聞く事が大好きという、楽才的な趣味を持つ。
口調:
素直な男の子口調。一人称は「ボク」、二人称は「キミ、あなた」、「相手の名前(主に親しい人に対して)、相手のあだ名、〜くん、〜ちゃん、〜さん」。
台詞:
「えっと…その…。 ボク、ミュルフっていうんです! あの…、こちらこそよろしくね!」
「んー、やっぱりボクの耳目立つかなー? 今日は特に目立たせてないのになぁ……」
「あわわぅっ、ご…、ゴメンなさいッ! 大丈夫ですかぁ!?」
「やっぱり、ボクだと力不足なのかなぁ……。ううっ……どうして、こうドジばかり……」
「お腹をすかせてるんだね。ねぇ、ここに来てボク達と一緒に食べようよ!」
「今は戦う…明日のために! ボク、できる限りの事は何でもするつもりだよ」
「くっ、できれば力での解決は避けたかったんだけど……。戦うしかないってことか!」
「身長の事は言わないでよ! ボク自身、すごく気にしてるんだから……」
「気をつけた方がいいよ。 このプレッシャー、今までの魔獣とは格が違うよ!」
「どんな時だって、希望を見失ってはいけないよ。夢にむかって歩き続ければ、きっと答えが出てくるはず…… アヤカ、信じてるからね!」
役割:敵(アヤカパーティ)
備考:
とある魔法都市で暮らしている、トビウサギの獣人の住民。
中央図書館によく通っている図書通の一人で、学校の帰りの時などにいつも忍び込んで資料を探している。(主に古来に伝わる魔法や世界の料理集など)
他の世界に興味と憧れを持っていて、いつか機会がある時に世界中を旅してみたいと夢見ている。
2011/11/26 Sat 21:04 [No.735]
兼
とりあえず考えが固まったので投下
名前:カムラ
性別:女
年齢:17
種族:エルフ
属性:風
職業:魔法使い
特徴:ロングヘアーの緑の瞳少し長いスカートを着ており上はYシャツである。常にローブを被っている。身長は高め
スカートに魔術発動するための札が入っているホルダーを腰に付けている。耳は普通のエルフより少し小さい
武器:札
縛符『硬直の風』
痺符『硬直電波』
斬符『斬り斬りの舞』
電磁符『電磁砲』
逃符『撤退の風』
戦闘スタイル:風の魔法で相手の攻撃を何分か制御し
その間に仲間に攻撃してもらうスタイル
雷の魔法で相手を痺れさせて多重ロックにする何て事もある。
また攻撃技も少しは使える。
やばい、と感じると風の技で自分の仲間を避難させる。ようするにスマブラのフロルの風みたいな使い方である。
性格:仲間思いで、良く喋るお節介な女の子
表情の変化が激しく、すぐ怒ってしまう所もある。
仲間や自分達に熱く気持ち伝えたりしようとする反面色々とスルーされがちになる。
ようするに女の子っぽい松岡修造
そして仲間思いで仲間を大切にしている。
口調:男らしく「〜ぜ」や「〜だぜ」と言った様な言葉をよく使う人称は1人称は私2人称はお前、君
台詞:「お前のその熱い思いは伝わった!!! 少なくとも私にはちゃんと伝わったぜ!!!!」
「君の気持ちを私にちゃんと伝えて見ろよ!!! 気が楽になるぜ!!!!」
「お前・・・今私の仲間を侮辱したろ!!!」
「私の仲間に謝れ!!!私の仲間を侮辱した罪は重いぞ!!!」
「やばっ・・・逃げるよお前ら!!!」
「熱くなれよ!!! 逃げんなよ!!! 諦めるなよ!!!」
役割:敵
備考:
『エルフのできそこない』という称号を同種族に付けられてしまい
同種族の所には居場所無いと思ってしまい自信を無くして旅を出ていた所魔法使いの人間に拾われ一流の魔法使いを目指そうする。
拾った人間と似たのか札と言う武器に興味抱いている。
2011/11/26 Sat 21:25 [No.736]
ゆとり
名前:アイル
性別:男
年齢:18
種族:ホビット
属性:光
職業:格闘家
特徴:金色の髪で短髪。緑のタンクトップとジーンズをはいている。ホビットという種族からか、見た目は一般的な8歳の男児とほぼ同じで、身長は124cm程度。
武器:己の拳と脚
戦闘スタイル:ひたすら相手に向かって攻撃していく
性格:かなり気が強いものの、どこと無く子供っぽい。とは言え非常に優しく、仲間思いである。因みに子供っぽいとかその類の事をいわれても、自分はホビットだから仕方ないと思っているので、それに関しては何とも思わない。
口調:どちらかと言えば子供っぽい。
また、自分より年上の人やそこまで親しくない人にはですます調を使う。
一人称・僕
二人称・あなたor○○さん
三人称・○○さん
台詞:「えーと僕の名前はアイルです。まだまだ見習いの冒険家ですが、よろしくお願いします」
「もしかしたらこの壁何とか壊せそうかも・・・・・・。すまないが、皆後ろに下がってください!」
「へへっ! こいつはいいサンドバックだな」
「さーてとっ、次は僕が相手だっ!」
「すみませんが、右腕を見せてください。ひょっとしたら関節が外れてる可能性があるので!」
「おっ、おい大丈夫か・・・・・・。一言僕に何か言っておけば、治してあげたのに・・・・・・」
役割:味方
備考:父母共にホビットの中ではとても有名な格闘家。彼もその両親のことを、誰よりも尊敬している。彼自身も幼い頃から鍛練を毎日欠かさずやっており、その長い努力の結果、最近は厚さ4cmの石でできた壁を壊すことができる模様。
また、ちょっとした事故で外れてしまった関節を、元に戻したりする技術もついでに身につけている。
2011/11/26 Sat 21:32 [No.737]
レア
問題しかなさそうな奴ですがとりあえずできたので投下いたします!
名前:シド
性別:♂
年齢:外見年齢10歳程度、実際は結構ジジィ(60〜70)
種族:ホビット
属性:土属性
職業:盗賊
特徴:茶色の短髪に赤色のバンダナを被り、澄んだ緑色の瞳をしている。身長は130cm程度。服は緑色の草で出来た服。はだし。とにかく動きやすい格好。
武器:ナイフ。刃渡りは短いが結構鋭い。
戦闘スタイル:すばやさを生かして先制をとる。種族と職業的に、攻撃力と防御力が足りないのが欠点。
また体力も低く打たれ弱いので最初に先制したらさっさと後ろへ下がる。後は隙を見計らってすばやさを生かした攻撃を続ける。
性格:経験自体は老人として十分あるのだが性格がものすごく子供っぽく、ちょっとした事ですぐムキになったりする。正直で嘘がつけない性格。後ちょっとエロい。
口調:ガキっぽい。おじんなのにガキっぽい。ふざけているときは一人称が「じぃ」。 俺、じぃ/てめー、アイツ/てめーら、アイツら
台詞:
「うーっす! 俺シド! ホビットのシドってんだ! よろしくなっ!」
「俺見た目はこんなんだけど、実際は結構ジジィだぜ? そうだなぁ……えっと、今大体65歳くらいかなぁ?」
「年寄りの言うことは聴いておけって教わらなかったの……? じぃ悲しい」
「うっし、先制は俺に任せろ! 大丈夫だ、俺、足の速さには自信あってね!」
「セーイーナーァ! じぃはバカじゃないよ? ねえじぃはバカじゃないよ?」
「おっとっとっとっと……やべえやべえ。ちょっとした傷でも命取りだからな俺……ったく」
「秘宝、聴いたことあるぜ! ちっくしょぉ、盗賊としてはぜひともこの手で頂戴してえなぁ」
「……それにしてもよー、てめーの胸は空しいねえ切ないねえ泣きたくなってくるよ。じぃはどっちかってーとこんくらいあった方が……うおあぁ!?」(投げ飛ばされる
役割:ハルカパーティ
備考:
ただのエロジジィ。すばやく動くことができ、罠などもいち早く見つけることが出来るが頭は悪い。そのせいかバカ呼ばわりされる。
経験は十二分にあるのだが何しろ性格が性格だから「実はホビットの名を騙ったガキではないか」とも噂されるがそんなことはない。その証拠にやるときはちゃんとやるし、アドバイスもできるところはする。
秘宝を是非じかに見て見たいと思っているらしい。
2011/11/26 Sat 21:42 [No.738]
フリッカー
とっさに思い付いた2人目の投稿案。
名前:レイ
性別:男
年齢:15
種族:人間
属性:?
職業:錬金術師
特徴:茶髪のショートヘアー。見た目は意外とイケメン。紺色のローブを身に着けている。
武器:自衛用の盾
戦闘スタイル:体力的な問題で直接戦闘はできない。ただ、錬金術を使って仲間をサポートする事はある(武器の形状変更・材質強化など)。
性格:温厚で心優しく、困っている人は放っておけない。チーム内では一番の常識人であり、チームのツッコミ役を担う
口調:普通の男子口調。一人称は「俺」
台詞:
「俺はレイ。ただの錬金術師だけど、よろしく」
「それは……アヤカ、君の事が好きだからだよ!」
「くそ……結局俺は、男なのに誰も助けられないのかよ……っ!」
「ま、待て待て待て待て!! どうしてそうなるんだよっ!!」
「ア、アヤカ……それは、危険だ……っ!!」
役割:アヤカチーム
備考:
駆け出しの錬金術師。幼いころから体が弱く、激しい運動をするとすぐに息切れしたりめまいを起こしてしまう。戦士を目指していたが叶わなかった過去があり、男でありながら強くない自分の体にコンプレックスを抱いていた。しかし、倒れていたアヤカを保護した事で自分にもできる事があると確信。どこか危なげなアヤカを放っておけず同行することになる。錬金術としての実力は発展途上中。アヤカに一目ぼれしている。
2011/11/26 Sat 23:31 [No.742]
海の神竜ラプラス
名前:アブゾード・オルティス
性別:男
年齢:60歳(人間換算で19歳)
種族:竜人
属性:風
職業:戦士
特徴:
全身は緑の鱗で覆われており、真紅の瞳と鼻先に短い角、竜人らしく長い尾をもつ。動きを拘束しない程度の金属製の装甲を身につけている。鱗自体にもある程度の硬度はあるが、体前面の腹部には鱗はなくプニプニしてる。
武器:聖竜槍「ハイトラント」
性格:
気にしていないような素振りを見せつつも、常に周囲を気にかけている。
特に種族による偏見は持っていないが、他人を差別したりする光景を見ると差別している相手に食ってかかる。
基本的に曲がった事は嫌うが、問答無用で相手をぶっ飛ばすことはしない。
口調:
青年的な男性口調。
一人称:俺 二人称:おまえ、もしくは相手の名前 三人称:やつら
台詞:
「俺はアブゾード・オルティス、武者修行の途中だ」
「この槍は俺達竜人の誇り……おいそれと渡すわけにはいかない」
「見た目で俺を魔物と一緒にするな!」
「これで決める! 喰らえ、『ソニックスパイラル』!!」
「お、おい、急に何抱きついて……や、やめろ腹をプニプニするなっ」
役割:ハルカパーティ
備考:
竜人に対するイメージと最近やや弱体化している竜人をなんとかするため、『グラウディ・エレクト』を制覇した後に世界各地を回っている途中でハルカと出会い、戦士としてのハルカの実力に引かれて行動を共にする事に。
グラウディ・エレクト:
竜人達の中で数千年以上前から行われていたとされる伝統的な武術大会。8年に一度行われ、ハイトラントを所有するにふさわしいものを選び出すために行われた、竜人の頂点を決める選抜大会が始まりとされており、大会の優勝者にはハイトラントが受け継がれる。ただし、ここ数百年の『グラウディ・エレクト』は竜人の頂点を決めるという意味合いを失い、祭りのイベントとして行われ、ハイトラントも大会優勝者の証のようになっていているため、優勝したといっても竜人一の実力というわけではない。
聖竜槍「ハイトラント」:
竜人のみで行われる伝統的な大会『グラウディ・エレクト』の優勝者に代々受け継がれてきた。七つの秘宝のひとつでもある。
所有者の魔力に呼応してその攻撃力を高め、同時に所有者の魔力も向上させる。
かつて神から竜人に与えられたとされる聖なる槍であり、竜人にとってこの槍を持つ事は誇りとされている。
2011/11/26 Sat 23:34 [No.744]
マコト(前HN:Makoto)
Soraさんの代理投稿として、ご迷惑をお掛けいたします。
とりあえず、投下します。
名前:クロイゼル(略称:クロ)
性別:男
年齢:20
種族:人間
属性:水
職業:錬金術師
特徴:黒の瞳と真ん中で分けられた白髪のショートカットを持ち、髪の分け目の額に黒の楕円細長い石がはめ込まれている。藍色のハットを被っており、童顔。
藍のスーツ上下の上に、白の長いマントを羽織り、黒のリボンタイで固定している。靴は黒の皮靴。背が低くてよく子供に間違われる。
武器:魔力を込めると形状変化する黒い液体で作りだした杖をよく使う。発明品や薬品など臨機応変に対応。
戦闘スタイル:基本薬品やら発明品でいやらしくおちょくってから逃げの一手。仲間がいる場合は回復などで援護援護援護。戦闘は任せた。
性格:飄々としてて、掴みどころがない。割と楽観的に物事を捉えてはいるが、危険に対する勘は人一倍強いので逃げだすときは躊躇わずに逃げ出す。
熱くならずある意味では常に冷静。好き嫌いは特になく誰に対しても寛容的。ただし、少女には特に寛容的で殺されても構わないと少し思っている。
口調:他人をおちょくるような、言葉使いが多め。「〜のさ」と「〜かい」が口癖。一人称:ボク。二人称:キミ、呼び捨て、〜ちゃん、〜君、お嬢さんお坊ちゃんetc……。三人称:あの子、あの人、アイツ。
台詞:「ボクはクロ。クロイゼル。ただのしがない錬金術師さ」
「ふむ、幼いながらにもかなりの魔力を持ってるね。セイナちゃんだっけ? ちょっと調べさせてくれないかな……って、冗談だよ冗談だよだから武器をしまって穏便に話し合わないかいハルカちゃん?」
「うん? ボクはたまたまキミ達と同じ方向に歩いてるだけだよ? だからお構いなく」
「……うん、いやーな予感がするよ。本当にこの先に進むのかい?」
「ちょっとした回復薬から魔法で手が届かない痒い所まで、様々な要望にお応えしてアイテムを作るけど、どうだい?」
「あの可愛いお嬢さん、ただのそっくりさんにしては良く似ているね。ああ、もちろんハルカちゃんも可愛けれども」
役割:ハルカパーティ
備考:死者組成の錬金術を追い求め、大陸を放浪する錬金術師。秘宝がその錬金術に必要な素材ではないかと思い、探し求めている。
あまり感情を表に出すタイプではなく、いつもへらへらとした笑みを浮かべている。だけど、決して喜怒哀楽が乏しいわけではない。
道化師と間違われることも、多々ある。
ハルカ達が頼もしそうなので、ついでに彼女たちに興味を抱いたので、勝手にあとをつける。
2011/11/27 Sun 20:29 [No.745]
ロサラ
名前:アマリリス
性別:女
年齢:外見年齢15歳 実際年齢50歳辺り
種族:エルフ
属性:土
職業:魔法使い
特徴:色白。薄緑の髪に青と紫のオッドアイ。エルフ耳は垂れ気味。頭の横に大きなアマリリスの花飾りを付けている。
武器:大きな水晶がついた杖。
戦闘スタイル:魔法を詠唱したりたまに杖を直接振り回して殴ったりする。
性格:ツンツン。臆病な為、大体の人には冷たい態度で接する。
あまり心を開かずに、口数も少ない。どこか電波っぽい。
心を開けばその冷たい態度は無くなり、むしろ積極的に接してくる。
基本的に冷静。テンパったりする事等はあまり無い。
植物を愛で、目の前で植物に危害を加えられた時はかなりキレる。
口調:「〜だ」「〜だよ」などが無い。「〜している。」等で終わる。長門的な感じ。
三点リーダが多い。「、」で区切る率も高い。
台詞:「……………知らない人に、名乗る名前は無い………。」
「うるさい………。あっち行って………。」
「……………ハルカって、呼んでもいい………?」
「………ハルカも、セイナも友達………。」
「……………踏んだ。お花、踏んだ。あなたが、踏んだ。お花、潰れちゃった。お花、お花がぁあぁァァァアァッ!!!」
役割:ハルカパーティ
備考:かなり引き籠り精神が強く、その性格のおかげで村では孤立している。ぼっち。
植物を愛でて、植物を潰されたりしたらかなり怒り狂って、魔力が暴走してしまう事もある。
魔力は強い方。しかし極度の運動音痴で、よく転んだりする。
一度心を開いた相手には積極的に接し、植物と同じ(それ以上)に大事にする。仲間を傷付けられても怒る。
細かい所はあまり決まってないです
2011/11/27 Sun 20:50 [No.746]
Makoto
このスレッドはもしもドリメで次回作やるならば、という設定で仮想のキャラ設定を立てます。
最低限決めている事は
・現時点でやっているドリメとはパラレルワールド
・歴代ドリメとの関係はほぼ無しと見てOK
・味方側と敵側の元人間がいる
・ドリームメイカーズをどういうのにするか決めてない。
・ただ決めてるのは対決し合っている事。
という事のみ。細かい設定については各自で決めていき、混ぜていきましょう!
ではテンプレをこちらに。
名前:元人間の方はHNお願いします。
性別:
種族:第五世代OKです。ただし伝説・幻系統は駄目です。
性格:出来る限り詳しく。
口調:喋り方や人称はここに。
参考台詞:最低限三つか四つ。沢山書いていいよ
備考:その他付け加えたい事をこちらに。
役割:元人間(味方)・元人間(敵)・味方ポケモン・敵ポケモン・中立(元人間とポケモン、OK)となっています。
2011/01/01 Sat 00:44 [No.2]
Makoto
これまでの投下キャラ(敬称略)とそのキャラの特性です。
括弧付けはドリメ的解釈で追加されるだろう効果です。
☆スイレン(シキジカ♀)『Makoto案主人公』 ようりょくそ そうしょく てんのめぐみ
○アルファ(コアルヒー♀)『サントアンヌ号さん案主人公』 するどいめ はとむね うるおいボディ
○eyes[アイズ](ゴチム♀)『サントアンヌ号さん案主人公』 おみとおし かげふみ
○カオル(チュリネ♀)『ゆとりさん案主人公』 ようりょくそ マイペース リーフガード
○オリカ(フシデ♀)『いぬさん案主人公』 どくのトゲ むしのしらせ はやあし
○むr@子チャン[ムアールアットコ](バチュル♀)『架空さん案主人公』 ふくがん きんちょうかん むしのしらせ
○ルミィ(モグリュー♀)『海の神竜ラプラスさん案主人公』 すなかき すなのちから かたやぶり
‐――――――――‐
●ゆな(サーナイト♀) シンクロ トレース(戦闘開始時に敵味方の特性一つを選んで写す) テレパシー
・レオード(ニャース♂) ものひろい テクニシャン きんちょうかん
・マヨ(ヨマワル♂) ふゆう
○ゆとり(アチャモ♀) もうか かそく
●斬(ハッサム♂) テクニシャン むしのしらせ ライトメタル(軽やかに動ける)
●ロサラ(ロコン♀) もらいび(自分の技でも貰い火できる) ひでり
●ケイタ(イーブイ♂) てきおうりょく にげあし きけんよち(攻撃を受ける前に自分が倒されそうだと予知できる)
●リュナ(チョロネコ♀) かるわざ じゅうなん いたずらごころ
○フィリット(コジョンド♀) さいせいりょく(戦闘に参加していないと回復していく) せいしんりょく(威圧感や牽制技をモノともしない) すてみ
○Makoto(マリル♂) ちからもち あついしぼう そうしょく
○シェイクス(ミジュマル♂) げきりゅう シェルアーマー(受ける大ダメージを最小限に抑える)
●空色代吉(トゲキッス♀) はりきり てんのめぐみ きょううん(運が良く感じる)
・ホロウ(チリーン♀) ふゆう
・いぬ(ユキメノコ♀) ゆきがくれ のろわれボディ
・シュガー(クマシュン♀) ゆきがくれ びびり(実質無意味)
・めぐる(ブラッキー♀) シンクロ せいしんりょく
○椎名(モンメン♀) いたずらごころ すりぬけ(ポケダンのように壁抜けはできない) ようりょくそ
○由衣(マグマラシ♀) もうか もらいび
●秋葉(ライチュウ♀) せいでんき ひらいしん(自分の技でも避雷針できる)
●クルーザ(フローゼル♂) すいすい みずのベール
○海の神竜ラプラス(キバゴ♂) かたやぶり とうそうしん(異性に甘い) きんちょうかん
・架空マン(ミカルゲ♂) プレッシャー すりぬけ
●ABA(アバゴーラ♀) がんじょう ハードロック すいすい
○サジタリウス(エアームド♂) がんじょう するどいめ(技が命中しやすい) くだけるよろい
●ジェム(ドレディア♀) ようりょくそ マイペース リーフガード
○フィッターR(ジュカイン♂) しんりょく かるわざ
○レナ(ジュプトル☆♀) しんりょく かるわざ
○ジャグラー(ルカリオ♂) せいしんりょく ふくつのこころ せいぎのこころ
○スズネ(キルリア♀) シンクロ トレース テレパシー
●セクト(ルカリオ☆♂) せいしんりょく ふくつのこころ せいぎのこころ
●アイシス(マニューラ♀) プレッシャー わるいてぐせ
●朱鷺(トロピウス♀) ようりょくそ サンパワー しゅうかく
○イービス(ガーディ♂) いかく もらいび せいぎのこころ
・サントアンヌ号(ポリゴン2‐) トレース ダウンロード アナライズ
・ヒカル(ロトム‐) ふゆう
・ツカサ(ギギギアル‐) プラス マイナス クリアボディ
●ルナサ・クリスティ(キルリア♂) シンクロ トレース テレパシー
○Drルイージ(ミミロップ♂) メロメロボディ ぶきよう じゅうなん
○氷河期の賢者(バニリッチ♂) アイスボディ くだけるよろい
○あっくん(アーケオス♂) よわき
○レッドバーン(ブースター♂) もらいび こんじょう
●ライパ(シュバルゴ♂) むしのしらせ シェルアーマー ぼうじん
○宙(チョロネコ♂) じゅうなん かるわざ いたずらごころ
○ライライ(シママ♀) ひらいしん でんきエンジン そうしょく
・亜雲AZ(ペンドラー♂) どくのトゲ むしのしらせ はやあし
○リーオー(ゴローニャ♂) がんじょう いしあたま すながくれ
2011/01/01 Sat 00:55 [No.3]
ゆとり
名前:ゆとり
性別:♀
種族:アチャモ
性格:消極的でおとなしく、人見知りが少し激しい
口調:目上の人にはですます調
一人称自分又は私
二人称あなた
三人称○○さん
参考台詞:「わ、私の名前はゆとりと申します・・・」
「すみません、べつにあなたのことが嫌いではないですが、その、自分人見知りが激しいもので・・・」
「私がアチャモになったのは、私がアチャモ並にかわいいとか・・・
あ、これ冗談なので気にしないでください」
「め、めっさ速くなってるやん!!
かそくええわぁー!」
備考:消極的であまり、人とは喋らないほうである
しかし、たまに冗談や面白いことなどを言ったりする
が、基本的に声が小さいのでよくもう一度言うように頼まれることもある
眼鏡が嫌いなのにも関わらず、かけるところが紫色になった眼鏡をかけている
なぜかびっくりしたときだけ関西弁
役割:元人間(味方)
名前:斬(ざん)
性別:♂
種族:ハッサム
性格:感情を表にはださず、そのため何を考えているかわからない
口調:侍口調(例えば語尾にござるをつけるなど)
一人称拙者
二人称そなた
三人称○○どの
参考台詞:「拙者は斬と申すでござる・・・
早速そなたを殺すでござる!」
「拙者はDMに雇われた殺し屋でござる・・・
だから、そなた達が多額の現金を払って頼めばDMを潰すことも可能でござる
しかし、もう既にDCに依頼されてるので、今のところ不可能でござるが・・・」
「まずはそなたから!メタルクローでござるっ!」
備考:裏の世界ではとても有名な殺し屋
1匹500万でちゃんとそのターゲットを殺す
基本的に1つの仕事が終わるまで他の仕事はやらない
DMにいるが、べつに依頼されただけで仲間でない
なぜか侍口調である
役割:敵(実質は中立)
2011/01/01 Sat 02:23 [No.7]
Makoto
名前:Makoto(通称:マコト)
性別:♂(男の子)
種族:マリル
性格:素直でおとなしく、面倒見が良い性格。
かなりマイペースで茶目っ気な所が目立つものの、本来は他人を思いやる責任感が強く、物事には積極的に行う直向きな努力家の一面を持っている。
しかし、ほんの些細な事で心にショックを受けやすいという、子供っぽさがまだ抜けきれていない純粋かつ泣き虫な所もある。
それでいて、ちょっと頑固なところも。かなりのカワイイ物好き。
口調:初めて会った人には遠慮がちで礼儀正しい少年口調(ほぼ敬語交じり)を使っている。
しかし、親しい人達には素直かつフレンドリーな男の子口調を使っている。しばしば語尾に「〜ナリ」とつけるのが特徴。
普段は後者の方が素の口調。
人称:僕、オイラ(気分で使い分ける。普段は僕)、私(敬語時)/キミ、あなた(敵には『お前、アイツ』)、相手の名前、〜(くんorちゃんorさん)/あの人
参考台詞:
「えっと…、はじめまして! 僕はマコト、マリルのマコトです」
「大丈夫、怖がらなくてもいいよ…… キミは僕が守ってあげるから」
「このモモンのみとヒメリのみをブレンドさせて…… よしッ、できた! 僕特製の、きのみのメイプルジュースの完成ナリー!」
「待ってて、今助けるからッ!!」
「ここら辺が仕掛け時かなー? 安心してね、いざっていう時にこの力が役に立ってくれるよ!」(<みらいよち>を使用したとき)
「どうして仲間を平気で裏切れるの……? 信頼してるかけがえのない友達なのに……!?」(仲間内での裏切りを目撃したとき)
「あ! ずるーいッ、進化前ポケモン僕も大好きなのに! その… 後で代わってよね」
「いっけーッ!! 最大パワーで<ハイドロポンプ>だッ!!」
「だから僕は持てる全部の力を持って… みんなを守るんだ! これ以上、友達が傷ついてくのを見たくないからッ!!」
備考:上記に書いたように、かなりの可愛いポケモン好きで(特にピカチュウ、ピチュー、マリル、ミズゴロウ、ルリリ、プラスル&マイナン、パチリス、ミミロル、リオル、チラーミィ、タブンネなどが例)、一度可愛い物を目にすると感情が高ぶって暴走してしまう事がある。
きのみの知識に関してはゲーム通の影響でかなり詳しく、日頃から実物のきのみに好奇心を寄せている。
尚、彼の十八番のわざはなんと「みらいよち」。時間差で念力弾が襲いかかるといったトリッキーな使い方が主なのだが、彼の場合は、精神力の消費しだいで効果範囲を自在に変化できる特殊能力も持っているせいか、敵サイドからしたらかなり性質が悪いといえるだろう。彼曰く「イッシュ地方に流れ着いたときに自然と覚えていた」とのこと。
役割:元人間(味方)
名前:シェイクス
性別:♂(男の子)
種族:ミジュマル
性格:純粋かつ勇敢な性格。
見かけによらずかなりマイペースで、おちゃめな性格も重ね持っている。また、信頼できる味方の前で甘えたり、子供染みたイタズラを好むといった年相応の子供っぽい所を見せる事も。
第六感が優れていて、危機をすばやく察知できる能力を持っている。マコトと同じくカワイイ物好き。
口調:素直でフレンドリーな男の子口調。
人称:ぼく/キミ、アナタ(敵には『お前、アイツ』)、相手の名前/あの人
参考台詞:
「こちらこそよろしくね! ぼく、シェイクスっていうんだよ」
「ねぇ、少しだけ手をつないでもいい…かな……? どうにも、緊張がとれなくて……」
「お腹をすかせてるんだね。ここに来てぼく達と一緒に食べようよ!」
「何なの、このプレッシャーは…… キミ、やっぱり只者じゃないな……!」
「実は…、ぼくも同じなんだ…… 何か…、悲しいよね……」
「今すぐは無理かもしれないけど…… ぼく、何とか期待に応えられるように頑張ってみるよ!」
「輝く白色の刃…… 今、汚れし大気を断ち切る時! いけっ、<シェルブレード>ッ!!」
「ありがと…! 大切にするよ、キミの心。エヘヘ、みんなだーいすきッ!!」
備考:イッシュ地方における御三家の一匹で、自称マコトのパートナー。
他の地方に興味と憧れを持っていて、いつか機会がある時に世界中を旅してみたいと夢見ている。
役割:味方ポケモン
>10/ 8… マコリルの備考設定について、一部分修正と追記を付け加えました。
>12/19… マコリル、シェイクスのセリフ設定&備考設定について、一部分修正と追記を付け加えました。
大体編集が完了しましたナリ! これからもよろしくです!
設定について何か問題がありましたら、指摘をお願いいたします。
2011/01/01 Sat 02:31 [No.8]
サントアンヌ号
名前:サントアンヌ号
性別:不明
種族:ポリゴン2
性格:実年齢が高い故に、いつも落ち着いていて大抵の事を受け流せるぐらいに飄々としている。
自己のテンションに流されない事を信条としているので熱くはならないが、決して冷めてるわけでもなく、ノリが良くて冗談を言ったりする事もあったり。
適応能力が高いので、基本空気は読める方。
口調:くだけている中性的な話し方(男女両方が使っても違和感が無い感じ)で、NO敬語。
私/あなた、呼び捨て/あの人
参考台詞:
「私? サントアンヌ号っていうただのポリゴン2。長かったらサントって呼んでも良いから」
「私の性別がどっちかって? うーん……門外不出の機密事項ってことで」
「んー、しょうがない。他人に頼るのは不本意だけど、協力させてくれないかな? 私だってあの連中に邪魔されたくないし」
「この体になってからパソコンとか扱うのが上手くなったからね。電子関係なら任せてちょうだい」
「戦いってのはね、熱くなったら負けなんだ。だから常にクールを心がける必要があるわけ」
「さーって、こっからが勝負どころかな」
「まあ見てて。私がちょっと本気を出せば、建物1つのシステムぐらい掌握してみせるから」
「今度会う時は、ひょっとしたら敵同士になってるかもね」
「こらヒカル! あれほど遠くに行くなと言ったでしょうが!」
「ツカサ、あなた結構無口だけど、感情はストレートに顔に出るね」
備考:
両耳に、カミツレみたいにコードを垂らしたマイク付きヘッドセットを着けている。
常に心に壁を張っているので、表面上では愛想が良くても滅多に人の事は信用せずに、心の中では他人や物事からは一定の距離を置いたりする。
ただし好意を抱く相手に対してなら心を開いてくれる。
死を扱う小説執筆の影響で、死に関しては特に嫌悪の色を見せる事は無い。
そのせいで殺害する事には躊躇が無く、死体を見たり弄ったりしても平然としている。
体がプログラムで構成されている事を利用し、電子機器の扱いが非常に優れているので、電脳戦においてはかなりの強さを持つ。
パソコンを用いてのデータのハッキングだけでなく、ヒカルと協力して通信傍受や合成音声による偽通信を送るなど、直接戦闘よりも情報戦のスキルが高い。
基本は正義も悪も関係無い事なかれ主義的な単独行動を主とするが、自己の為や興味の対象の為などの状況次第で協力したりする。
ただし別れるときは後腐れ無く別れるので、心の繋がりとかいうのは基本信じない。
役割:元人間(中立)
名前:ヒカル
性別:不明
種族:ロトム
性格:精神年齢が低くて短気かつ負けず嫌いだが、根は単純。
誰にでも分け隔てなく接し、常に明るく前向き。
口調:言葉使いが悪く、子供っぽい。そしてこいつもNO敬語。
ボク/オメー、呼び捨て/あいつ
参考台詞:
「ボク、ヒカル! つーか、オメー誰?」
「泣いてない! 泣いてないもんね!」
「ピキキキキ! バーカバーカ、引っ掛かってやんの!」
「うっせーオメー、チビって言うなー! いっぺんシバくぞコラ!」
「うぅ……ゴメンなさい」
「上等だツカサ! ぜってーオメーを泣かしてやんよ!」
備考:
サントアンヌ号と違っていつも素を出しているので、友達ができやすい。
普通のロトムよりも小柄(高さ0,1m)だが、『チビ』と言われるとキレる。
気が強いけど涙腺がゆるいのですぐに泣いてしまうが、本人は「泣いてない!」と言い張ったり。
朝に弱いので、誰かに起こされないと昼まで寝ていたりする。
生まれつき様々な電波の波長と合いやすい体質のおかげで、無意識の内にあらゆる通信の傍受ができる。
そしてその傍受した通信の電波をポケギアやパソコンに送る事で盗聴が可能になるので、サントアンヌ号と協力して情報収集していく。
イタズラが好きだが、叱られた時はちゃんと反省はする。
笑い声は「ピキキ」。
役割:中立(ポケモン)
名前:ツカサ
性別:不明
種族:ギギギアル
性格:クールで取っ付きにくくてかなりキツめだが、受けた恩は必ず返す義理堅い所もある。
口調:基本タメ口だが、サントアンヌ号にだけは敬語を使う。ただし誠意はこもってない。
「ウザイ」「キモイ」が口癖で、目障りな相手には「潰すぞ」と脅しをかける。
あたし/お前、呼び捨て、サントアンヌ号にはサントさん/あいつ
参考台詞:
「あたしの名前……? ツカサっていうけど」
「とりあえずサントさん、エネルギーの充電終了しましたので」
「泣きを入れろ、ヒカル」
「あたしが好きなものは静寂。ついでに嫌いな物は干渉だから」
「心配しなくても、普段のあたしは必要最低限のコミュニケーションはとってるんで」
「……まずは喉から潰すぞ」
「あたしと馴れ合おうと? キモい考え」
備考:
サントアンヌ号が使う電子機器のエネルギー発電担当。
視力が低いのでいつも切れ長の瞳で鋭い眼光をしており、細かい作業をする時は眼鏡をかけるが、外見を気にする為に普段はしていない。
サントアンヌ号よりもはっきりと分かりやすい心の壁を張っており、孤独を好んで友達を作らずにいつも我関せずな態度をとっている。
一応サントアンヌ号には協力的だが、親しく接する気は無い。
ヒカルとは犬猿の仲で何かといがみ合っており、良く喧嘩をしたりする。
役割:中立(ポケモン)
1/5 ツカサを入れました
2011/01/01 Sat 02:46 [No.9]
氷河期の賢者
名前:氷河期の賢者
性別:♂
種族:バニリッチ
性格:ギャグ気質。穏やか
口調:関西弁。一人:わしわて 二人:あんた、自分、あんさん 三人:あいつ
参考台詞:
「今日からわしらは始祖鳥アイスクリームや!」
「すごい!一本足で立ってるで!!」
「でもな...わてのギャグは、れいとうビームよりも凍えるんじゃ1...覚悟しときや。」
備考:寒いギャグをいいまくる京都寄りの関西人。アーケオスのあっくんと「始祖鳥アイスクリーム」というコンビを結成、以後活動を開始する。バトルもできないことはなく、得意。また「とける」や自身のギャグを駆使し、スパイ活動もできる。
役割:元人間(味方)
名前:あっくん
性別:♂
種族:アーケオス
性格:ギャグ気質。せっかち
口調:関西弁 一人:オレ 二人:自分 三人:あいつ
参考台詞:
「よーし!今日から「始祖鳥アイスクリーム」の伝説の始まりや!」
「オレらはのう、つっこまれる必要がないんや。だからダブルボケで成り立ってる」
「戦うことから逃げたらあかんて!力を合わせるときがきたんや!」
備考:バニ勇者とダブルボケコンビ「始祖鳥アイスクリーム」を結成する。ものすごい笑いのセンス。しかもバトルも強い。モテ要素抜群。誰かフラグたててくれ〜
役割:味方ポケモン
名前:レッドバーン
性別:♂
種族:ブースター
性格:松岡修造
口調:一人:オレ 二人:お前 三人:あいつ
参考台詞:
「もっと!熱くなれよおおおおおお!」
「あきらめんなよ!」
「どうしてそこでやめるんだよそこで!」
備考:攻撃と特攻の種族値が入れ替わったブースター。たびたびバニ勇者を溶かす。体の周りでは常に炎が燃え盛っている。
役割:味方ポケモン
名前:ライパ
性別:♂
種族:シュバルゴ
性格:落ち着いている。勝気。
口調:一人:私 二人:あなた 三人:彼、彼女
参考台詞:
「残念ですが、あなたたちが私に勝てる要素はありません。」
「わざわざ負けに来るとは。無意味な」
「結局世界は終わるのです。」
備考:敵側の強敵。結構強い。実際自分の所属している側にも不満があるらしく、一匹狼的存在。
役割:敵ポケモン
2011/01/01 Sat 10:33 [No.10]
フィッターR
名前:フィッターR
性別:♂
種族:ジュカイン
性格:マイペースで面倒臭がり屋だが、自分が好きな事に関しては異常なまでの執着心を見せる。
コミュニケーションは苦手であり、見知らぬ人物に自分から話しかける事はほぼ無い。
臆病者であるが、それ故に道理に外れた事が出来ない。優しいと言えば優しい部類に入る。
口調:一人称は通常「僕」だが、気分によって「俺」になったり「おいら」になったりする。集団の中ではとことん無口。ただしノリは良く、話せると分かった途端に饒舌になる事も。
参考台詞:「僕……フィッターR、って言います」
「それにしてもこのジム、危ないよなぁ。風向き南だったら近寄れないよ? バックブラストで吹っ飛ばされるよ?」
「今の僕の体ならやれる! 多分……」
備考:特に意味も無く、ふらふらと歩き回る事がよくある。
その間は完全に上の空。考え事をしているようだ。
役割:元人間(味方)
名前:レナ
性別:♀
種族:ジュプトル☆
性格:冷静沈着で、状況を読み取る観察眼に優れる。
仲間思いで義理堅く、交わした約束を破る事を一番に嫌う。
その一方で、敵とみなした対象には情け容赦を一切かけない非情な一面もある。
口調:一人称は「私」。
参考台詞:「私はレナ。ご覧の通り旅人よ」
「殺される覚悟も無いくせに、私を殺すつもりでいたの?」
「……別に恥ずかしいわけじゃないの。これは……体質」
備考:紺色のスカーフを常に首に巻いている。
自身の戦闘能力もかなりの物だが、リーダーシップを活かした指揮も得意。
赤面症であり、面と向かって他者と会話をするときは、必ずと言っていいほど顔を赤くしてしまう。
元人間ではないのだが、ドリームメイカーには元人間の疑いをかけられており、追われている。
役割:味方ポケモン
2011/01/01 Sat 15:00 [No.11]
ジャグラー
名前:ジャグラー
性別:♂
種族:ルカリオ
性格:いつもは冷静。テンションの上がり下がりが激しく、自分よりも他人を常に優先する。周りの状況が変化すると簡単に自分の考えを変えてしまう。普段は怒らないが、怒りが爆発したときは暴力をふるって解消する。
恋愛事に関しては結構敏感。自分の好きな異性と話したりすると顔を真っ赤にする。
口調:一人称:俺、ジャグラーさん 二人称:あんた、お前、○○さん、呼び捨て 三人称:あいつ 彼女
ツッコミ担当。敬語だったりため口だったりとその時によって変わる。
参考台詞:「俺か?俺はジャグラー。見ての通り、ルカリオだ」
「ポケモン世界か・・・いいよなぁ、ここ。ここで一生を過ごしたいぜ。」
「何でルカリオなのにアブソルのリストバンドをつけてるかって?・・・こまけえこたあいいんだよ!」
「負け犬上等。負け組には負け組のやり方があるんだ」
「勘弁してくれよ。ジャグラーさんは平和主義者なんだぜ?あんまり無益な戦いは好きじゃないんだよ」
「ん?ああ、この木の実食いたいのか?んじゃやるよ。ちょうど誰かにあげようと思ったんだ。」
「ジャグラーさんはマゾじゃない!ドSでもマゾでもない、ただの人間だ!」
「あいにく、人間世界じゃルカリオをよく使ってたんだ。ルカリオが何を覚えるかぐらい、記憶してるのさ」
「俺が前に出て切りこんでいきますから、あんたらは俺が倒し損ねた敵の始末を頼みますよ」
「あ、いやその・・・な、なんでもありませんよ!ほ、本当に!」
「・・・いいですよね、そういうの。俺もそんな個性がほしかったですよ」
「・・・あ?今なんて言った?てめえに言われる筋合いはねえんだよ、このクズ野郎がぁ!!」
「ちゃっちゃと片付けたいからな。この一撃で倒れてもらうとありがたいんだけどねぇ!」
「だ、大丈夫か!?待ってろ、すぐに『いやしのはどう』で・・・!」
「問題ない。例え俺が捕まって拷問受けて死んだとしても、戦力と士気に影響はでねぇさ」
「ま、スープでも飲みながら話そうぜ」
「モモンのみと砂糖、そしてカイスのみを全部ぶち込んで・・・よし、ジャグラー特製の甘いスープの完成だ!」
備考:腕にアブソルの絵が描かれたリストバンドを付けている。
趣味は小説で、その影響で一人称を自分の名前で言うこともしばしばある。
ポケボードでもリアルでも影の薄い存在で、自分には個性がないと思っていた。
最初はこのポケモン世界に来た時も戦うときは乗り気ではなかったが、途中から仲間を手助けができるということが自分の個性ということに気づく。
そのため、最初は『はどうだん』や『インファイト』で一人で敵陣に切りこんで行ってたが、途中から『いやしのはどう』を習得し、仲間のサポート役も兼ねることに。
また、スープを作ることが得意で、材料と料理器具さえそろえばよくスープを作る。
よくマゾと言われるが、本人曰くマゾではない。ただの人間、とのこと。
そのためマゾと言ったりすると怒る。
役割:元人間(味方)
名前:スズネ
性別:♀
種族:キルリア
性格:おとなしくて天然。そのため相手を驚かすようなことばかり言う。でも芯は強く、自分の考えを持っており、周りに流されない。人を笑顔にするためならどんなこともする。
口調:おしとやかな感じの口調。よく「うふふ」と笑う。
一人称:私 二人称:○○さん あなた 三人称:あの方 彼女 彼
参考台詞:「私ですか?私はスズネという者です。」
「うふふ、あなたは面白い方ですね」
「怪我をしてますね・・・例えかすり傷でも、それが重傷になることがあります・・・『いやしのはどう』で治療しますね」
「お父様が仰ってました・・・仲間は大切にせよと。ですから、私はあなた達を手助けすることが今の私のやるべきことです」
「ここの守りを崩すのなら…火であぶって敵を混乱させて一斉に攻め込めば、いいんじゃないでしょうか?」
「うふふ、どりーむめいかーずの皆さんは、ずいぶんと単調な方々ばかりですね。私の仲間の方が、よっぽど賢いですよ」
「ふぁあぁ〜・・・なんだか、眠くなってきましたね」
備考:頭に青いリボンをつけている。
父親がヨノワール、母親がキルリアという間柄だったため、戦闘は『さいみんじゅつ』、『いばる』、『おにび』、『ゆめくい』などと言った技で相手をちまちまと削っていき、傷ついた仲間を『いやしのはどう』で治療するという戦法をとる。
元人間達に関してはかなり協力的で、よくアイテムや木の実を提供する。
元人間の治療をすることに専念していることが多く、例えかすり傷でも『いやしのはどう』で治療する。
理由は彼女曰く、「重傷につながったら大変」。
『いやしのはどう』は彼女の得意技なので、教えてもらいたいときは彼女の所に行くとすぐに教えてくれる。
役割:味方ポケモン
2011/01/01 Sat 22:53 [No.12]
あげは
名前:あげは
性別:女
種族:色違いロコン
性格:心を許してない相手には無表情で大人しいキャラ冷静キャラを装うが、一旦心を許した相手(味方)にはキャラが一変し、明るく活発だがちゃっかりしているキャラになる。彼女の本性とも言える。
落ち着いておりちゃっかりする所はちゃっかりし、冷酷な所はとことん冷酷になる。
いたずら好きで構って欲しい面もある。本性の本性は嫉妬深く自己中心的だが、本人はそれを隠して振舞っている。
笑い上戸。一度ツボにはまると止まらなくなる。また極度のドジ。
年寄り臭いところがある。綺麗事を嫌うタイプ。
口調:敬語には語尾によく「でふ」が付く。「〜ですでふ」みたいな感じ。三点リーダはぶき。
慌てたりパニック状態になると「です」が消え、少し切れるとただの敬語、完全にブチ切れたりすると乱暴な口調になる。
私/俺/うち(気分によって変わる) 君/あんた/あなた/(元人間に対して)さん付け あの人/彼/彼女
参考台詞:(心を許さないモード)
「あぁ・・・どうもこんにちはですでふ。あげはと申しますですでふ」
「突然ですがあなたが私の敵だと判明した今、殺すことになりましたですでふ」
「悪く思わないでくれですでふ。呪われると後味が悪いので」
「・・・・・・綺麗事ほど汚いものはない。だから、あんたもとても汚い」
「・・・・・・・うるさい、うるさい、うるさい、綺麗事ばっかり積み上げやがって・・・! もしも仲間が殺されかけてた時にあんたはその綺麗事とやらで自分を身代わりにするのか!? できないだろう!? できない癖にふざけるな偽善者ぁぁぁぁ!!!」
「・・・そうやってまだ綺麗でいようとするんですか。その仮面の下は泥だらけの癖に。あぁ、汚らわしい。虫唾が走ります」
(心を許したモード)
「・・・元の世界に帰りたくない理由? ハッ、それをわざわざ聞くとは・・・決まっているでしょう? 元の世界がダイキライだからですよ」
「はーいはいわかりやしたーでふ! ちょっと行って来ますでふ!」
「・・・にじむ〜、ほ〜し〜を〜つ〜く〜る〜の〜は〜♪」
「わわわごめんなさいもうしませんサーセン、サーセン、サーセェェェェン!!!!」
「・・・ケイタって、何か人間世界の時の友人にとてもよく似てますでふ」
「リュナも、ケイタと同じですでふ。どうしてこんなに似てるんでしょう?」
「…そんなの、やだよっ…あいたい、よっ…!」
備考:元いた世界に絶望して大嫌いになってしまい、この世界に来たのをいい事に敵側に付く。
元いた世界での唯一の希望であった「VOCALOID」が大好きで、よくその歌を口ずさむ。
ロコンの癖に二足歩行してる。本人曰く「色々と便利」
ケイタとリュナと仲良くなり、三人で行動する事が多い。理由は後述。
綺麗事が嫌い。普通に綺麗事の正義を押し通そうとしている人も嫌い。
役割:元人間(敵)
追加でもう一人。
名前:ケイタ
性別:♂
種族:イーブイ
性格:調子に乗りやすいが明るく活発な性格。
ノリが良いがハイテンションとローテンションの差が酷い。
普通に常識人。絶対こいつにトークとかやらせたら受けると思う。まぁそこら辺にいるガキより面白いです。
悪運が強い。ツッコミ役。
ギャグとして時々神妙な顔と声をしてからかうこともある。
口調:標準語。
俺 お前 あの人/あいつ
参考台詞:「あ、お前が俺のパートナー? 初めまして、かな。俺はケイタ」
「えーと・・・こういう時は・・・☆逃☆げ☆る☆が☆勝☆ち☆ うおらぁぁBダッシュBダァァァァッシュ!!」
「・・・・・・俺ら、本当に正しいことしてんのか? ・・・あぁもうワカンネ・・・」
「なんつーかお前らの話題に付いていけねぇ。え、何なの? 俺が間違ってんの? 俺がおかしいの?」
「え、本部襲撃・・・? ひぇぇぇぇ!!」
「え、俺が人間に似てるって・・・そうかな?」
「わーったわーった。あげは達に付いていきますよ」
備考:敵の一人で来たばかりのあげはのお世話係を任される。
あげは曰く「人間世界での友人にとても似ている」らしく、あげはと仲良くなっていく。
リュナとは同僚で、仲が良い。
多分あげはとリュナでトリオで行動する事が多いんじゃないでしょうか。
特技は声芸。異常に悪運が強い。
組織の中では幹部クラス。といっても下っ端達にあれこれ命令できる程度で、幹部達の中では立場は低い。
ちなみにモデルはあげはの某友人。
役割:敵ポケモン(どちらかといえば中立)
名前:リュナ
性別:♀
種族:チョロネコ
性格:マイペースで冷静な性格。かなりの毒舌家。
無表情でとんでもない事言ったり、無表情でとんでもない事やらかしたりする。
無愛想なキャラかと思いきや普通に気さくで、気に入った者にはとことん素直。
ただ怒ってる時やイラだってる時は激する事はないものの、無表情無言で相手を怯えさせるタイプ。
相手の気持ちを気にしない・配慮しない所があり、思った事はバンバン口にしてしまう悪い癖がある。
そのため、自分の価値観を人に押し付けすぎる事もある。
笑い上戸。一度笑いだすとなかなか止まらない事がある。
口調:標準語
あたし あんた/お前 あの人/あれ
参考台詞:「へー、あんたがあげはか。あたしはリュナ。よろしく」
「うるさい、黙れ。もういい、死んで」
「あはははっ何それ面白い! 人間世界って面白いね」
「おーいコラケイタ。落ち着きなさい」
「大丈夫、多分三人でいけば怖くないから」
備考:ドリームメイカーの一員で幹部(ケイタと同じくらい)
来たばかりのあげはのお世話係に任命され、あげはと仲良くなっていく。
ケイタとは同僚。幼馴染だという噂も。
あげはとケイタと三人で行動する事が多い。
あげは曰く「人間世界の友人にとてもよく似ている」らしい。
ちなみにモデルはあげはの某友人。
役割:敵ポケモン
>1月29日、追記でもう一匹追加しました。
2011/01/02 Sun 22:34 [No.13]
椎名
名前:椎名
性別:女
種族:エルフーン(モンメン)
性格:デバガメというか、野次馬気質。他人の事情や話を聞くことが好き。割とビビリってか、臆病。
安全が確保されているときに誰かと話してたりするとハイテンション化。いきなり笑いだしたり。
一人のときとか、何か作業するときとかは割と落ち着いている。
口調:目上や初対面は敬語+「えーと」「その」とかが多い。だけど敬語は苦手。
だんだんタメに崩れてくるので、時々最後に「…です」とつけて無理やり敬語にすることも。
テンションが高くなると、早口で一気にまくし立てる+だんだん声が大きくなる+謎のジェスチャー。
時々文法あやふやor単語を並べただけのひらがな英語を連発する。
人称は 私、うち/あなた、あんた、お前、手前/あの人、あいつ
参考台詞:「え、えと、……こんばんわ? …です?」
「いやその、そんなこと言われましても…あーいやすいません続けてください」
「えーとその、つまり、私にどうしろと。……ですか?」
「私は! いま! 色々と! ワクテカしているっ!!」
「てめ、じょーだんもほどほどにwww笑えて仕方ねぇwwww」
「あいあむ、ひりきないっぱんじん! そー、ぷりーずびぃえすけーぴんぐ!!」
「まあその、受け身だとか意思がはっきりしないとかはもう、気にしないというか。多分、これが私だから、いまさら直しようがないと思うんですよねー…向上心がないのか?あれ? まあどうでもいいや。……いや、だからなにっていわれても…そんなこと聞かれても困る…のです、けど」
備考:マイペースっていうか、興味があるなしでの関心の差が激しい。
時々人の話を聞きのがして、ずれた行動をとる。テンションが吹っ切れて暴走→後で若干自己嫌悪な後悔→あーもうべつにいいよね! …あれ、アホの子?
…拾われた側につきそうな気がしないでもない。
最初にドリメの人と会えばドリメに、対立する側の人と会えばそっちに、しばらく誰とも会わなければ傍観者になる…?
役割:中立(元人間)…ていうか、何かと出くわしたら逃げそう。
2011/01/06 Thu 20:26 [No.39]
海の神竜ラプラス
名前:海の神竜ラプラス
性別:♂
種族:ツタージャ
性格:
勇敢。自分が傷つくのはお構いなしだが、仲間が傷つくのを嫌う。基本的に周りが傷つく前に決着をつけようとする。
とっさの時の判断力が強く、その場にあるものでうまく窮地などを切りぬけていく。
洞察力などといったものも優れており、その活躍はかなりのもの。恋愛事に疎い、っていうのはお約束(
口調:ふだんはおだやかな男性口調、基本的に敬語。怒りを感じると乱暴な口調になる。
人称:俺/君、相手の名前(お前、貴様、呼び捨て)。怒り時、二人称は( )のものになる。/彼ら、あいつら
参考台詞:
「はじめまして。俺は海の神竜ラプラスと言います。」
「く……皆さんは先に行ってください! ここは俺が食い止めますから!!」
「これ以上……悲劇を繰り返さないでくれ……頼むから……。」
「もし……勝者に敗者の命を奪うという権利があるのなら……俺は君から生ではなく、死を奪う。」
「戦いでしか決着をつけられないのか……他にいくらでも決着をつける方法はあるはずなのに……。」
「俺は認めない……他人を犠牲にして得られるものなど!!」
備考:
誰も死なせないという思想が根底にあり、「殺さない覚悟」を胸に戦いを続ける。
役割:元人間(味方)
8/23 種族など一部修正
2011/03/07 Mon 02:57 [No.165]
ジャグラー
ドリメのBGMとか色々考えてみた。
※ジャグラーの趣味と妄想が多数混じってます。あくまでもネタです。
アイキャッチとか。
www.youtube.com/watch?v=FVsmbLjXZeU&feature=related
OPとか。
OP1
コガネ大戦まで
www.youtube.com/watch?v=DqKxj6VMbSI
(SPIRAL WORLD)
OP2
ドリメ本部戦まで
www.youtube.com/watch?v=GTTBhc-S6Tw
(英雄)
OP3
ガウリイル戦まで
www.youtube.com/watch?v=QInEgLqOYXE&feature=related
(Infinite Love)
2011/03/08 Tue 23:21 [No.170]
ジャグラー
続きです。
ED1
www.youtube.com/watch?v=MeaDt-Md81c
(それでも生きる)
ED2
www.youtube.com/watch?v=5d8Ai1WkC6o
(月のツバサ)
ED3
www.youtube.com/watch?v=lMAS4YMZd6M
(集結の園へ)
2011/03/08 Tue 23:22 [No.171]
ジャグラー
続きです。
ガウリイルのテーマ
ttp://www.youtube.com/watch?v=NMf055jVxdc
ゴットフリートのテーマ
ttp://www.youtube.com/watch?v=0L1tqgiftEM&feature=related
ドリームメイカーズ本部
ttp://www.youtube.com/watch?v=tvF68xSluSI&feature=related
コガネ大戦
ttp://www.youtube.com/watch?v=N5Co897EBmo&feature=related
2011/03/08 Tue 23:23 [No.172]
ジャグラー
続きです。
マルクのテーマ
ttp://www.youtube.com/watch?v=tnDt0gy_lAg&feature=related
カールのテーマ
ttp://www.youtube.com/watch?v=970WctbmEAs&feature=related
ハインツのテーマ
ttp://www.youtube.com/watch?v=MM-6QO-a5sU&feature=related
リアーズのテーマ
ttp://www.youtube.com/watch?v=f5mMTOE2kwE&feature=related
2011/03/08 Tue 23:24 [No.173]
ジャグラー
続きです。
リディアのテーマ
www.youtube.com/watch?v=OnUA-nyNFm0&feature=related
リディアのテーマ2
www.youtube.com/watch?v=6EKwbYtE8-k&feature=related
バライバのテーマ
www.youtube.com/watch?v=5JaiLzgucNQ&feature=related
パッ椎名のテーマ
www.youtube.com/watch?v=r6c7l37yvlM&feature=related
ポッ紗那のテーマ
www.youtube.com/watch?v=mbBSU8dXo80&feature=related
デパートコンクエスタ
www.youtube.com/watch?v=NbWq6ClUBrY&feature=related
回収(アキチュウ達がリディア戦後のマルク達を回収するシーン)
www.youtube.com/watch?v=2tOqYmk0RzU&feature=related
カールの選択(カールがジャグリオ達を切り捨てるシーン)
www.youtube.com/watch?v=uIyhWAv0J0Y&feature=related
恋心(色んなキャラの恋愛シーン)
www.youtube.com/watch?v=HBT3-u6flgY&feature=related
マルクVSガウリイル
www.youtube.com/watch?v=50LvuxdjI4o&feature=related
ラプチュウVSクール
www.youtube.com/watch?v=i3qndGXrWZ8
ジャグリオVSクール
www.youtube.com/watch?v=fLzWzpMdS64&feature=related
ラプチュウのテーマ
www.youtube.com/watch?v=Rl9hZoTQj08&feature=related
猫旅堂のテーマ
www.youtube.com/watch?v=4Zf9OZzJH-E&feature=related
ジャグリオのテーマ
www.youtube.com/watch?v=08zQ_FGzE8E&feature=related
リオマコトのテーマ
www.youtube.com/watch?v=wkHBHqbxS9U&feature=related
バライバのヘルズクローだったり、ファビオラ様のヤンデレ無双だったり。
www.youtube.com/watch?v=9ArZVKo7EcA&feature=related
エーフィリットのテーマ
www.youtube.com/watch?v=ySYNNxbIS6I&feature=related
トロキウスVSエーフィリット、パッ椎名、ジュプどなん
www.youtube.com/watch?v=xPNY0HQQL9g&feature=related
仲間の死
www.youtube.com/watch?v=g06FZtWBG58&feature=related
囮チームVSバライバ
www.youtube.com/watch?v=PoiUXD7UqFQ&feature=related
とりあえず今はこのぐらいです。
一部乗ってない人もいますが、お許しください
2011/03/08 Tue 23:25 [No.174]
空色
誤字もあったのでこちらにも妄想投下。
リーダーに紋章(トレードマーク)を与えられた七幹部。
その名は『七紋将』
個人的な人選とエムブレム↓
・『紅の百合』ゆな
・『橙の楓』秋葉
・『黄金の蝶』あげは
・『翠の鷹の羽』朱鷺
・『空の巴』空色
・『蒼の水浪』クルーザ
・『紫の月』ルナサ
2011/03/21 Mon 11:41 [No.198]
いぬ
名前:いぬ
性別:♀
種族:ユキメノコ
性格:興味ないことには何処までも消極的で見向きもしないが根はかなりの性悪。
自分さえ良ければ他はどうなろうが構わない主義。
易々と振りかざす正義と、それを正当化しようとする奴が大嫌い。
ある意味リアリストで冷めてる。人に非常に冷たいときも。
超絶短気ですぐ手が出る。黙って殴りそんで罵る。そして毒吐き。
言葉で言うなら行動で表せ、が信条。
口調:非常に口が悪い。口数はどちらかって言うと少なめ
人称:私/あんた、お前、呼び捨て、あいつ、あれ
参考台詞:「いちいちうるせえんだよボケナス」
「あ?」
「物事何でもかんでも御伽噺みてーに上手く行くと思ってんのか。おめでたい連中だな」
備考:
役割:元人間(中立→?)
2011/03/24 Thu 23:39 [No.206]
ジャグラー
なんかもう一人キャラを追加したい気分になったので。
名前:セクト
性別:♂
種族:ルカリオ(色違い)
性格:冷静で哲学的。一度決めた事は徹底にやる完璧主義者。どんな相手でもニコニコ笑顔で相手をする。怒ることはまずない。
イライラしている時は語尾に「〜〜なんですよねぇ」と言う。
多少面倒くさがりなところがあり、簡単なことを部下や他人を使ってやらせることもある。
たまに腹黒いことを言うことがある。
口調:敬語使い。よく話す時に最初に「さて、」や「ふふっ、」と言うことがある。
一人称は僕、自分、二人称はあなた、○○さん、三人称はあの人。
参考台詞:「僕ですか?僕はセクトですよ。」
「ふふっ、戦いというのは腕の強さで決まるものではありません。いかに頭脳を使って相手を混乱させるか、なのですよ」
「戦いというのは、相手の一歩先を読むぐらいでは戦いとは言えません。二歩も三歩も四歩も先を読まなければ、ならないのですよ」
「さて、優れた戦術家というものは仲間をいかに上手く動かせるかが問われます。・・・何故ここで言うかは分かりますよね?ええ、あなたが予想した通りのことです。今あなたの周辺には、私の部下が待機しています。一歩でも動けば、一斉攻撃を喰らうハメになりますよ」
「降参してくれませんかね?私は殺生は嫌いなんですよ。今なら私がかくまってあげることもできます。毎日栄養の整った物も食べれますよ?」
「正義の反対はまた正義。そう、悪というのはみんなが生み出した、エゴなんですよ。本当はみんながやっていること、考えていることすべてが正義なんです。」
「さて、無駄に体力を減らすのはこれぐらいにして・・・少しばかり、眠っていただきましょうか」
「僕からしてみれば、あなたはただ私の掌の上で踊ってるだけなんですよ。」
「僕はやることを決めたら完璧にやりきらないと気が済まない性格なんですよねぇ。だから、あなたがここで素直に負けを認めてくれたらありがたいんですが。」
「僕の予想からすれば、敵は間違いなくこのルートを通って攻めてきます。そこで、反対のルートにいる勢力をこのルートに回し、返り討ちにします。」
「言いましたよね?戦いは力ではなくいかに頭がいいか、と。あなたの敗因は力一辺倒になったからですよ。」
備考:DMの幹部であり、哲学者。幹部と言っても、下っ端達をまとめるリーダー程度の地位。要するに下級クラスの幹部。
下っ端達からは『知将』と呼ばれている。その名の通り敵の裏をかくような作戦ばかりを考えるからそう言われるようになったらしい。
本人自身もそのことを認めていて、なんとも思ってない。
ポケモン世界に元人間がやってきたことに深く興味を抱いており、反乱分子の討伐と共に調査も進めている。
戦闘では絶対に相手を殺さず、必ず生かすようにしている。これは彼自身が殺生が嫌いなのと、重要な情報を持っている可能性があるため、その情報を得るために殺さないからである。
戦闘面では“さきどり”や“かげぶんしん”、“どくどく”などを使ってじわじわと相手を追い詰めていき、最後に“はっけい”でマヒさせて動けなくし、捕獲するという戦法をとる。
ちなみに名前の由来は頭脳派を英訳したBrain sect(頭脳派)のsect(読みはセクト)から。
役割:敵ポケモン
2011/03/29 Tue 21:28 [No.213]
フィリット
次回作の敵が強敵ばかりになりそうで怖いですガクブル
名前:フィリット
性別:♀
種族:コジョンド
性格:姉御肌で皆をぐいぐい引っ張っていくタイプ。
ちょっと乱暴で、怒ったら相手を殴ったり蹴ったりもするし、馬鹿力と言うと怒る。
……かと思えば、案外涙脆く、すぐ挫折しそうにもなったり……
ニヤニヤ担当で恋愛話大好き。なろうと思えば野次馬にもなれる。
元々他の人達と比べると年齢が低いので年上の言うことは素直に聞いたりする。
ポケモンは大好きなので何かと知ってる事はまぁまぁ多い。
口調:多少乱暴に話したりするが、敬語を使うときは使う。
私/アンタ・〜さん(元人間に対して)・呼び捨て/アイツ等
参考台詞:
「私はフィリット。うん、宜しくね!」
「こうして格闘タイプになってみるっていうのもなかなか良いね。体が動きやすい!」
「ふぅ…再生力っていいね!例え3分の1でも回復するっていうのは」
「…はぁ?もう一回言ってみなさいよ……!全身全力でぶん殴ってやるから!!」
「歯ァ食い縛れやァ!!もう一発ッ!!」
「確かに私とアンタじゃ相性悪い……けど、そんなの関係ない!思いっきり暴れてやろうじゃんか!」
「へぇ…そうちっぽけな理由で心がすぐ歪むアンタに、よく私の性格の悪口が言えるもんね……! 人の事言うなら、まずは自分のその狂い切った心を見たらどう?」
「あ、ごめんなさい……ちょっと頭に血が上り過ぎたみたい……うん、そうカッカしても仕方ない、か」
備考:赤色のフレーム(ハーフリムタイプ)の眼鏡(凄く度が高い)を掛けている。
人間時はあまり運動神経良くなかったのでコジョンドになれて嬉しがってます。
役割:元人間(味方)
2011/03/29 Tue 22:44 [No.214]
ルナサ・クリスティ
巡音ルカのコスプレがしたいです
名前:ルナサ・クリスティ
性別:♂
種族:キルリア
性格:天然ボケ。重度のボケをかますが、演技らしい。本来は腹が黒い。♂か♀かわからない容姿なので時々女々しくなったりもする。というよりそっちがメイン。猫が大好き。
口調:良くも悪くも普通。敬語を使うときは使う。
参考台詞:
「ひえぇ、暴力反対!」
「開かないドアは、開けるのみ!」
「ま、待って! 私を討たないで!」
「あぁっ、可愛い子猫!」
「はっはっは、ご冗談を言ってはいけませんよ」
「まぁ、自分だけが助かればそれでいいよね」
備考:若干、元の世界での生活に疲れたので敵側についた。趣味の幅が広く、そこから台詞を引用することが多い。演技が得意で女性を演じることが多く初見は騙される。
自他共に認める腹黒。弄ると決めた相手を徹底的に弄り倒す。
可愛い動物、特に猫が大好きだがトラウマがあるために、大きな犬が大嫌い(子犬は平気)。人間の時に知り合ったネットの知り合いの影響でウサギも大好き。
微妙に目が死んでる。Drルイージとは何かの因縁があるらしい
役割:元人間(敵)
名前:Drルイージ
性別:男
種族:ミミロップ
性格:自由奔放でフリーダム。微妙に中2が入ってる
口調:一人称:俺 二人称:お前 三人称:あいつ
参考台詞:
「あいにくこのルイージ様は、生まれてこの方嘘をついたことはねえ!」
「もう少し肩の力を抜いたらどうだい? えぇ?」
「ごめん、俺戦わない主義。だから助けて?」
「いやぁ… 若いねぇ」
「おいおい、冗談は顔だけにしといてもらおうか…」
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
「来週も俺と一緒に地獄に付き合ってもらおう」
備考:あまり戦わないが戦闘の実力はかなり高い。武器としてそこらへんに落ちてる棒っ切れを剣(?)として使ったりするなど、戦法もかなりフリーダム。
黒いソフト帽を愛用してかぶっている。何故Drと呼ばれているかは自分でもわからない。相当な切れ者らしいが居眠りをする事が多い
役割:味方ポケモン
2011/04/24 Sun 01:04 [No.272]
兼
原案設定
・ある日人間が誘拐されて気がつくと、超強化ダンボールの中に居て
・それで自分が好きなポケモンが居て
・そのキューブの中でサバイバルを繰り広げると言う
・ポケモンバトルに負けるとキューブから落とされて元の世界に強制送還
・この実験の被害者は数知れず
・その中でただ生き抜く事だけを考えた人間達がパートナーを使いバトルする。
・あくまで謎の組織の人間とポケモンの友情はあるのか?と言う実験である。
・箱の中身は世界はカントー地方である。スタート地点は組織「シーカー」によってランダムに決められる。そこで仲間と組むのもありである。
2011/10/30 Sun 21:29 [No.706]
兼
とりあえず企画した本人が主人公を投下をば
【名前というかボードでのハンドル】凪
【年齢】21歳
【性別】男
【性格】何事にも沈着冷静でいて落ち着いている
特に何かが出ても驚かない
だがそれゆえに気づくのが遅い時もある組織に背後を取られ気絶させられる程である。
【外見】眼鏡を掛けていて、髪は銀髪
【服装】服装はスーツ
【称】一人称:俺二人称:お前
【口調】NO敬語 あまり激しく無い口調
【手持ち】メタングlv30
【参考台詞】「・・・・・・俺は騙されたのか・・・・・・まぁこの実験の発案の俺が実際にこの世界でサバイバルするのも面白い」
「驚く程の事でも無い。ただ単純に俺達がやるべき事尽くせば良い」
「人事を尽くして天明を待つ、お前はそれも知らないのか?」
「俺らしさ・・・・・・今こうして、この実験を楽しんでいるそれが俺らしさだな」
「興味無いな」
【備考】「キューブ」実験の発案者
上司に活きの良い人間を連れてくると言われたがその第一号として連れてかれた男
計算し尽くした「脳」そしてその果てに自分から生まれたポケモンがメタングだった
原案としてです。
2011/10/30 Sun 21:51 [No.707]
兼
テンプレづくりがてら自分投下
【名前というかボードでのハンドル】うん、ボード住民が連れされる訳だし
【年齢】ガチので
【性別】これは自分ので
【性格】べつになんでもいいよ
【外見】別に自分と大きかけはなれてても
【服装】非現実的なのは駄目よぺっぺっ
【称】なんでも
【口調】どんなんでもかまわないかな
【参考台詞】2、3つ
【手持ち】lv30以下最初は一体のみ
【参考台詞】2、3つ
【備考】あれば後ポケモンのNNはここに書いてください
【名前というかボードでのハンドル】兼
【年齢】14
【性別】男
【性格】ポケモンバトルマニア
群れを嫌う
だが、ツンデレなのかしらんが求めてる彼も居る。
可愛いものと幼女も好きな性格
【外見】茶髪 真紅眼 眼鏡
【服装】赤い半袖のTシャツにパーカーを重ね着していて、黒いジーンズを穿いている
【称】一人:俺二人:お前
【口調】男で口調は激しく無い
【参考台詞】「俺は群れを嫌う、だが着いて来ても構わないけどな」
「諦めなお前は俺には勝てない」
「特盛りっ!」
「俺は自分を貫くだけだ」
「さぁ最高のパラダイスだ」
「人事を尽くして天命を待つ」
【手持ち】ハッサムlv25
【備考】ポケモンバトル大好きポケモンバトルマニアです。彼は
ハッサムのNNは「グリゴリ」
ポケモンバトルでは頭が切れる方で魔術師を意識した戦法を良く使う
2011/10/30 Sun 22:34 [No.708]
TS・サジタリウス
すみません、勝手に作らせていただきました。
チャットなどで画像を見せたい!という方用に作りました。
イラストから写真まで、気軽に使ってください。
2011/03/17 Thu 23:46 [No.190]
kaku
先日、ドリームメイカーズ専用チャットへのアクセスを禁じられる運びとなりました、veinこと架空であります。
その件につきまして、管理者であるラプラス殿とお話させていただきたく、伝言をお願いした次第でございます。
つきましては、明日12日水曜の夜、若しくは14日金曜の夜あたりの、貴殿の都合の良い方において、お話をさせていただきたく思います。
お話をさせて頂く場に関しては、そちらで決めていただくと有り難く思います。一対一で話す方がよろしければskypeのIDを取得いたしますし、他の方の目に触れてもよろしければ、DreamMakersチャットが完成する以前によく使っておられました、フリッカー殿のサイトのチャットを使わせていただくのも宜しいかと思います。
本来であれば、もう少しばかり時間を置くべきところとは存じます。その上に、私の都合で日時まで指定させていただくことを大変申し訳なく思いますが、どうか私に機会をいただければと思います。
誠に勝手ではありますが、どうぞよろしくお願いします。
2011/03/24 Thu 22:59 [No.205]
海の神竜ラプラス
架空さんへ
本日、23時ごろに会話の場を設けたいと思います。
時間が来ましたら改めてどこで話し合うのかはこの書き込みを編集して連絡します。
>>追記
こちらでお待ちしてます。入室パスは「act131」です。
http://www2.x-feeder.info/parallel/
2011/10/14 Fri 22:28 [No.704]
ロサラ
前スレが満杯になったので勝手ながら引き継がせて頂きました。
以下、前スレからのコピペ。
ここは、ドリメに関係ない短編を書くところです。
ドリメ意外の、個人小説のテストアップに使っていただいても構いません!
過去の短編を貼るのもいいですし、突発的に思いついたけどどこに投稿すればいいか分からないのを貼るのも結構です。
以前別所に投稿したけど、流れてしまった小説などを貼るのも良しだと思いますナリ。
過去の短編小説コンテスト投稿作品は、秋葉さんに頼めば出してきてくれると思うので、その依頼等もこちらにどうぞ……!
2011/04/16 Sat 11:48 [No.243]
ゆな
――この世界は、どう表現するべきなのだろうか。一体何が変わっているというのだろうか。
学校から様々な生徒が自宅に向かって帰る時間、その中で仲が良さげな五人の女子生徒が門を通っていく。
「お前等、遅ぇーぞ! 早くしねぇとお菓子売り切れちまうぞ!」
一番手は赤色の少女。短いスカートだというのも気にせず、ワクワクした表情で急かしている。確か彼女は学校でも昼食もお菓子も沢山食べた筈なのに、まだ食べるというのか。食い意地が張っている。
「ちょっと杏子、落ち着けってば! お菓子は逃げないわよ!」
二番手は青色の少女。荒っぽい言い方で赤い女の子に言うけれど、その顔は何処か楽しそう。どうやらこの会話も慣れっこのようで、笑っている。青色の少女は後ろを振り返りながら、残りの三人に向かって早く行こうと急かしている。
「杏子ちゃん、さやかちゃん、待ってよー!」
三番手は桃色の少女。とたとたと女の子っぽい走り方で追いかけるけど、とろい。前の二人が運動系だから仕方ない、彼女はそれほど走れる子ではないもん。だけど置いてかれないよう、危なっかしくも走る。
「まどか、走ると転ぶわ。……あ」
四番手は黒色の少女。前に走る桃色の子の足がもつれそうなのを見て、声をかけようとするが時既に遅し。彼女はすってんころりと転んでしまった。黒色の少女は慌てて桃色の少女に駆け寄り、大丈夫かと必死に声をかける。二番手が慌てて戻り、一番手がそれに続いて彼女に近づく。
「みんな、慌てすぎよ。鹿目さん、怪我は無い?」
五番手は黄色の少女。慌てる三人とこけた一人をあらあらまぁまぁと微笑みながらも宥め、桃色の少女に声をかける。彼女に怪我が無いのを確かめると、四人を纏めてお菓子屋に行こうと仕切りなおした。彼女は寂しがりだけど頼れるお姉さん、だからこんな時は彼女がリーダーになるのだ。
「もー、まどかったらびっくりさせないでよ」
「そーそー。びっくりしちゃったじゃねぇか」
「……原因は誰にあると思ってるのかしら」
「うっ! すいませんしたー!」
「そんなに怒るなよ、ほむら」
「ほむらちゃん、あたしは気にしてないからそんなに怒らないで?」
「……元々怒ってないわ。ただ反省してないようだったから、ちょっとね」
「もうっ、ほむらちゃんったら」
「ふふ、それにしても明美さん……すっかりかっこよくなっちゃったわね」
「いや、かっこよくなりすぎだってば」
「眼鏡と三つ網が何をどうすれば、こんなクールになるんだ?」
「文句ある?」
「「そーゆーわけじゃない!」」
「二人とも息ピッタリね。初めて会った時が嘘みたい」
「ホントですね。あー、仁美ちゃんも来ればよかったのに」
「確か習い事?」
「はい。でも次は仁美ちゃんも一緒に誘います。さやかちゃん、良いかな?」
「もっちろん! 恋と友情は別問題だからね!」
「それでこそ、あたしのさやかだ! でもさ、のんびりしてると恭介とられちまうぞ?」
「わ、わかってるってば!」
「……それより早く行かないの?」
五人は歩きながらも、楽しく好き勝手に会話する。赤と青が楽しげに、黒が冷静にツッコミを入れて、桃が黒を抑えて、黄はそんな四人を眺めて。そんな感じの下校模様。これが五人の日常。
それはどこにでもありそうな学校風景の一部。壊れることが無いような日常そのもの。
そんな光景を電柱の上から眺めるのは、白い生き物。
「学園だとそういう形になるのがまどかの望みなんだね」
白い生き物、キュゥべえは自分が見えないだろう五人を見下ろしながら呟く。寂しいわけじゃない、悲しいわけじゃない、ただただそれを出来事として眺めてた。
彼はここに来るまでに五人の様子を見てきた。そして最後にここにやってきた。理由は契約じゃない、一つの答えを知りたかったからなのだ。
そして今、キュゥべぇはこの“結界”の答えを知る。
「魔法少女と魔女と僕がいない。ただ、まどかの知る限りの日常が平和的な形で延々とリピートする世界。それがこの結界というわけなんだね」
ここは現実であって、現実ではない。現実と呼ばれてた世界は何処にも無い。
ならばここは何処なのか? 答えは一つ、救済の魔女が生み出した楽園の結界である。
■
「巴マミはまどか達だけではない友達もいる。定期的にくる親戚もいる。彼女の“孤独”は魔法少女だった時よりも、ずっと解消されているね」
とってもベテランで、まどかとさやかを魔法少女の世界に招待するのに一役買った黄色の魔法少女。
孤独を恐れ、精神的な脆さを持っていた彼女を支えるのはまどか達だけじゃない。彼女達じゃない、孤独の身となった彼女に手を差し伸べてくれる優しい親戚もいる。
交通事故で「助けて」と願った巴マミは家族と永遠の別れを告げてしまったけれど、それでも色んな人に囲まれて幸せに過ごしてる。
「美樹さやかは杏子の後押しもあって、志筑仁美と上条恭介を巡る恋のライバルとして認識。それを受け入れた上での友人関係を行っている。まどかが危惧していた佐倉杏子、明美ほむらとの対立も目立ったものではない」
誰かの幸せを願いながらも、心の奥底では自らの幸せを望み続けてた人魚姫のような青色の魔法少女。
大切な人と結ばれたい、だけど友人も彼を思ってる。中々出ない後一歩の勇気、それを後押ししたのはちょっと態度は悪いけど誰よりも他人思いの赤い親友。
恋心から「上条恭介の腕を治して」と願った美樹さやかは恋敵の出現に心が揺らぐけれど、新しい友達に支えられて己の恋にひたむきになる。
「佐倉杏子が一番不思議な形になってるや。あの彼女は魔法少女時代の杏子の面が強い、僕の知ってる彼女とは違う。……まどかがその一面しか知らないのなら、それも当然かな」
最初は利己主義で敵だと思ってた、だけど本当は誰よりも魔法少女の心を持っていた赤色の魔法少女。
とてもやんちゃで食いしん坊、天邪鬼のように見える聖女。家が教会の彼女は大切なものを良く知っていて、だから暴走しやすいさやかを放っておけなくて背中を押した。
辛さから「皆が父を話を聞いてくれるようになってほしい」と願った佐倉杏子は家族が壊れかけたけど、彼女の優しさを誰よりも知ってる新しい友達が代わりに思いをぶつけて救ってみせた。
「そして明美ほむら。まどか、君が彼女に会ったのは確か僕よりも前だった筈だ。そして僕の知る限り、彼女は眼鏡をかけていなかった。なのにどうして君は、巴マミ以上に明美ほむらの事を良く知っているんだい?」
クールでミステリアスで謎に満ちていた、本当は何度も時を繰り返して友達を救おうとした黒色の魔法少女。
最初は体が弱くて引っ込み思案、自分に自信がもてなかった。だけど転校して巡り合えた親友のおかげで、眼鏡をやめて、三つ網もほどいて、かっこよくなりました。
悲しみから「まどかを守れる私になりたい」と願った明美ほむらは迷路を彷徨いかけたけれど、親友が大慌てで駆けつけて彼女を自分の方へと引っ張り込んだ。
そう、本来ならば絶望に陥る筈なのに、彼女達は希望に満ち溢れてた。幸せに満ち溢れてた。日常と言う幸運をめいいっぱい楽しんでいた。
現実の悪夢は、この楽園ではなかった事になっていた。
「わけが分からないや。一部の人間が変わっている以外、世界そのものは全然変わっていないじゃないか」
けれども元凶のキュゥべえはその違いが分からない。希望と絶望の有無、日常の有無、幸せの有無、これがどんなに人の心を大きく救っているのか、理解できない。
ただ分かるのは、まどかの理想郷とキュゥべぇの知ってる現実はほとんど大差が無いという事。
■
『惑星『Magia』は救済の魔女『Kriemhild・Gretchen』によって宇宙暦XXXX年XX月XX日に壊滅。
これによって人類が生息する惑星としての機能は消滅し、実質『Magia』は『Kriemhild・Gretchen』のみが生息する危険惑星となった。
ただし過度な攻撃を外部から行う・『Magia』の大地に降り立つ・一定種族が絡む、などといった特定の条件を満たさない限りは近づいても害は無い。
一定種族に当てはまるのは『インキュベーター』及びその外見が近い種族。原因は『魔法少女システム』が関係していると推測される。
既にエネルギーノルマは達成できているので『インキュベーター』が『Magia』に近づきさえしなければ、宇宙はこれからもずっと平和でいられるだろう。
一惑星の犠牲により、全宇宙は救われた。惑星『Magia』に住まう人類よ、魔法少女になってくれて感謝する』
ぺらりと落ちた紙。それに書かれているのは、一つの報告書に見える手紙。
高い高い展望台の中、キュゥべえはこれを銜えると目の前にいる魔法少女に向かって話しかける。
「高確率でこの手紙が原因だね。でも彼は事実を述べた上で感謝の言葉を綴っただけなのに、どうしてまどかに殺されたのかな。聞いてもいいかな、鹿目まどかを模した使い魔。いや、Kriemhild・Gretchenの分身・鹿目まどか」
まどかと呼ばれた桃色の魔法少女の形をした使い魔は、使い魔とは思えない人間の表情を見せながら反論する。
「皆殺しになった結果を喜ばれて嬉しいって、誰も思わないよ。それにあなたのせいでこうなったんじゃない」
「そうだね。でも僕にはもうどうすることもできないし、僕を何度殺しても無駄な行為でしかない」
「知ってるよ。だけど、私達『魔法少女』は『敵』を倒すためにいるの。だから『敵』であるキュゥべぇを何度でも殺す。そうしないと、苦しむ子がまた出てきちゃうからさ」
「随分と酷い言い草だね、この星の現状は僕よりも君の方が知ってる癖に」
使い魔の論理に、キュゥべえは悪いとも思わずにただ事実を述べる。
だけど使い魔は何も言わない。使い魔は弓矢を構えて、何時でも射れる体勢に入るばかり。敵=キュゥべえにしっかり狙いを定めて。
それを見つめたキュゥべえは何処か納得したように頷いた。
「そういう事か。まどか、君は君の知る五人が仲の良い魔法少女である上で平和である事が望みだったんだね。それで契約してもよかったのに」
「契約しても、結果は同じでしょ? さやかちゃんの時がそうだったじゃない」
「そして明美ほむらが繰り返している時の流れも記憶している。それはどこで知ったんだい?」
「それは内緒」
「そう。ところでまどか、君は僕を殺さないのかい? 君の力なら、僕を滅ぼす事ぐらい余裕だろ?」
「うん、余裕だね。でもあなたがいたから、私達は出会えたの。それに……『敵』がいなくなったら『魔法少女』じゃないでしょ?」
そう言った使い魔の言葉は酷く矛盾していた。だけどその目はとても無機質にキュゥべえを見つめていた。
何時殺されてもおかしくない状況下、キュゥべえは無表情のままに思ったことを口にする。
「やっぱり君はまどかであって、まどかじゃないね」
次の瞬間、キュゥべえは顔面を射抜かれた。
■
突発的に書いた魔法少女まどか☆マギカ。書けている部分はここまで。
本当は皆が望んだ全員揃ってのハッピーエンドもしくはアナザーワールドを書こうと思ったのに、何故かこうなった。
2011/04/19 Tue 00:04 [No.250]
いぬ
レヴィが二次幻想入り
東方二銃談 〜 2hand of 2nd xanadu.
【登場人物】
*メインメンバー
★レヴィ
本名はレベッカ・リー。ウルトラ短気だが面倒見は良いかも。
今回幻想入りしてきた。スタートは旧都から。
ただし弾幕は二挺拳銃から出る。ってか銃弾を加工してもらった。
ワイルド系ツンデレ。略してツンデレヴィ。
☆命輪廻
読みはみことめぐる。祈祷の姉であり、小町と同僚、映姫の部下。
最初に会ったとき、レヴィを助けてあげた。
レヴィ曰くクソ真面目。でも妹に弄られる。レヴィにも弄られる。
四季様には頭が上がらない。料理が美味い。でもお菓子は化学兵器。
真面目系ツンデレ。
★四季映姫・ヤマザナドゥ
読みはしきえいき。輪廻と小町の上司。
レヴィ曰くヘンテコ帽子。
冗談が通じない。
★小野塚小町
読みはおのづかこまち。輪廻の同僚であり、映姫の部下。
超フリーダムでサボリ魔。レヴィと気が合う。
祈祷の遊び相手。輪廻によくどやされる。
☆命祈祷
読みはみこといのり。輪廻の妹であり、冥々界で絶賛ヒッキーライフ中。
ドS。レヴィと並んで口が悪い。喫煙者。
腹が立ったら即白鬼夜行。しねデレ。
不良尼増。尼僧服を着ない尼僧見習い。
正直レヴィが気に入らない。小町は見下してる。
*サブレギュラー
☆罪指路要
読みはつみしろかなめ。輪廻の部下。鼎とは腹違いの姉妹。
超ぶりっ子だが某ニスちゃんみたいな感じ。
感情の変化がめちゃくちゃ激しい。涙もろい。
☆罰指路鼎
読みはばつしろかなめ。輪廻の部下。要とは腹違いの姉妹。
普段は真面目だが要のことになるとハメ外しまくる。
変態。
★博麗霊夢
読みははくれいれいむ。博麗神社の巫女。
呑気。異変解決ならお任せ。
一応サブレギュラーだけど出番は少ない。くうきみこ。
★霧雨魔理沙
読みはきりさめまりさ。普通の魔法使い。
魔法使いって言ってる時点で普通じゃない(レヴィ談)。
弾幕は火力だぜ。サブレギュラーだけど出番は少ない。
☆秋冬春夏
読みはしゅうとうしゅんか。ドリルライナー。
本家主人公よりも出番が多いかもしれない。
ちなみにルーミアはあんまりでない。タブンネ
2011/04/21 Thu 22:42 [No.264]
いぬ
命祈祷は、先程から何者かの気配を感じていた。
しかし、彼女が持つのは“白を操る程度の能力”。気配を感じる要素に白は連想出来ない。つまりは能力で感じ取ったのではない。
単純に言わば「直感」。
人ではあらず者達と共に住み、彼女自身も人外である故に、勘が冴えてるというのだろうか。それに、その直感は正解と言えよう。
理由は簡単。祈祷の目の前には――
「御機嫌よう」
――敵と認識すべき者が居たのだから。
「ご機嫌麗しゅうございますわね、ウナギ女」
「あらまあ、鬼は口を慎められませんのね。貴方は“真っ白”ですのに、“真っ黒”ですわ」
「あんたに当てる礼儀なんざ必要ねーんだよ、垂れ糞」
祈祷が右手の中指を突き立て、相手へと見せ付け、更にはガンを飛ばす。
だが相手は全く動じるどころか呆れたように溜め息を吐くだけ。それ処か、彼女の目つきは明らかに祈祷を見下すように見ていたのだった。
それを非常に不快に思ったのか、思い切り舌打ちをしたかと思えば、ソードカトラスを構えた。
カチャッ、と 銃独特の音を出したそれの銃口は、相手へと向いていた。
勿論、安全装置は外れている。更には両手の人差し指は、引き金に掛かっている。
少しでも力を入れれば発砲し、目の前に居る――祈祷が言う――ウナギ女は蜂の巣へと変貌するだろう。
しかし、銃を向けられたというのにこの女の表情は、一つも崩れていない。
目つきも蔑みの視線のままである。
「……」
「……」
表情以上にこれ以上に会話は無く、しばしの沈黙が走る。
……そして。
「あんたをブッ殺せば万事解決なんだよ、――永江衣玖ッ!!」
――沈黙は、白い鬼が破った。
2011/04/26 Tue 00:06 [No.288]
いぬ
* * *
「そうですか為らばやって御覧なさい、――命祈祷ッ!!」
続いて女――永江衣玖も、閉ざされていた口を解き放つ。
更には右手に持っていた、細長い帯に柄をくっ付けたような、奇妙な得物も“解き放つ”。
蛇のように、鞭のようにしなり祈祷に迫るそれ。
薄刃乃太刀(はくじんのたち)。
“刀狩”と呼ばれる者の所有する得物であり、刃の強度を保ったまま可能な限り薄く鍛えた、蛇腹剣の一種と言えよう。
鞭の如く手首の微妙な返しを使って刃を自在に操ることができると言うが、この芸当は本人でなければ扱うのは容易とは言えまい。
なのだが。
「……案外使い易いわね」
“空気を読む程度の能力”を持つ衣玖にとっては、これ位直ぐに馴染めていたのだった。
それ以前にこの薄刃乃太刀、どうやら扱い方が彼女の普段の戦闘方法と類似している所為かもしれない。
「いちいちうっさい」
刹那、連続する発砲音。
衣玖を睨みつけながら、祈祷は薄刃乃太刀の追撃を跳びながら避け、隙を見つけて彼女めがけて発砲していた。
独特の発砲音。銀色に輝く二つの銃身。
ソードカトラス。
このバトルロワイアルの参加者であるレヴィが愛用するというカスタムガン。
かの有名な“ベレッタM92F”がベースになっているが、衣玖と同じように、祈祷も案外と馴染んでいた。
して、そのソードカトラスの二発の銃弾を、衣玖はものともせずに避ける。
しかし空気を読む程度の能力の有効活用なのか、避けると言うよりも受け流しているように見えた。
しかしながら祈祷も負けておらず、薄刃乃太刀のくどい撓りも確実に避けていた。
否、それ以上にその“蛇”が襲う速さ以上に動いているので、その攻撃は当たるはずも無いと言えようか。
「遅い」
一瞬で衣玖に詰め寄る。祈祷にUターンで追尾する蛇。
見計らい、衣玖の後ろに回り込む。そして射撃。発砲と共に蛇が追いつくが、上へと“飛んで”それを避ける。
しかしその所為で、蛇が衣玖を括り付けるような位置になる。つまりは衣玖の周りをぐるんと囲んでいた。
更には発砲を避けなければならない。要約すれば、「嫌でも今の位置から動かなければならない」という訳だ。
まず最初に、軌道が狂った薄刃乃太刀をばっと翻しながら、銃弾を横へと跳んで“避ける”。
その一瞬の動作に、刹那ながらの隙が生じた。
そこを更に“見計らった”祈祷。
にやりと口の端を釣上げて降らせんのは“弾幕”の雨であった。
「おっと」
上空からの白い弾幕の雨。
相当な数なのに全くと言って良いほどに動じず、衣玖は全てを受け流しつつ再び蛇を放つ。
祈祷はその蛇を避ける為、弾幕の展開を中断して再び横に跳ぶ。
再び、最初の位置づけとなる。
しかし、祈祷には作戦が浮かび上がった。
(――さっきの奴で弾幕をばかでかい奴にしてやりゃ、避けれないかも)
ちみっこい攻撃が効かないと思ったのか、弾幕に重きを置くことを提案した。
あくまで銃は囮。一発でも撃ち込めりゃあ充分。
そう思い、利き手の左手には弾幕を溜め込む。
(決めてやるッ!!)
再び、一瞬で衣玖に詰め寄る。再び、祈祷にUターンで追尾する蛇。
再び、見計らい、衣玖の後ろに回り込む。
・・・・・・・
まではよかった。
* * *
回り込んだ。
あとは銃を撃つ。その間に上に上がる。
それだけ。
・・・・ ・・・・・
それだけ、だったのに。
――その銃を撃とうとした、右手が動かなかった。
「え」
――衣玖の背から伸びるのは、衣服の一部である“筈”の、羽衣。
「迂闊でしたわね」
――そして祈祷の横腹に、“蛇”は貫通した。
* * *
「が」
それだけの言葉が漏れると、祈祷の身体は人形と化した。
「わ…に同…手が…用…ると…も…ば、大…違…すわ」
一気に脚の力が抜け、地面――正しくは橋の台――にのめり込む。
……衣玖の声が聞き取れない。耳が遠くなる。視界が霞む。衣玖が遠のイていク……と、思えば。
――痛い、熱い。
******
バトロワの戦闘シーンから抜粋。
日本語でおk
2011/04/26 Tue 00:08 [No.289]
ロサラ
「もうすぐ、この世界は終わるだろうな」
――時は2114年。
人間の細胞を変形させるウィルスが、突如出没した。
その悪魔とも呼べるウィルスは瞬く間に日本中を覆い、2年後の2116年には、既に日本は崩壊状態となってしまった。
その中で、健気に生きてゆく、化物に浸食された人間達。
「やだ………化物になるなんて嫌だよ……あたしがあたしじゃ無くなるなんて……そんなの…」
ウィルスの浸食が進んでしまうと、その人間は次第に自我が崩壊して行く。
そして、完全に精神と肉体が変貌してしまうと――それは、もう人間の面影など残らない、只の化物。
この結間小学校も、その化物の波に呑み込まれかけていた。
化物達によって出口が塞がれてしまい、生徒達は其処にある意味監禁状態となりながら、日々を送っていた。
だが、苦痛ではない。家族に会えないから苦痛だなんて、思わない。既に、自分達の親は全員、親では無くなってしまったのだから。
自分達には、仲間がいるのだから。共に泣き、共に笑い、共に痛みを分かち合える、仲間がいるのだから。
「ほら、先生も呼んでるから。早く行かないと今日のおやつ、下級生の子達に全部食べられるぞ」
だけど、幸せは突然。本当に突然。
「――踊子がいなくなったって、そんな…」
幸せが走るレールは、唐突に千切れてしまうのだから。
「どうしよう、化物達こっち来てるよ!? すごい来てるよ!?」
「みんな、落ち着いて体育館に避難して! 大丈夫だから!」
だって僕らは、人間なのに。
だって僕らは、人間だったのに。
運命の波は、容赦なくちっぽけな"人間"に覆いかぶさる。
それは、何回も繰り返しても繰り返しても繰り返しても。
「……に…ない……し…に………たく…ないよ……」
彼らは、運命の鎖に縛り付けられたまま。
「――僕、もういいんだよね。もう、みんなの所に行ってしまっても、いいんだよね?」
決して、解放されない。
「……………ごめんなさい……気づけなくてごめんなさい、助けられなくてごめんなさい、死なせてしまって、ごめんなさい…ごめん、なさい………」
ただ、解き放たれる為のたった一つの術は、
「…………あたしさ…あたし達さ…もう、取り返しのつかない事…やっちゃってるんだよね…」
自分達の過去の罪を。
自分達で、抱えてしまった罪を。
「……………どう、しよう…」
自分達で、許す事。
「…ねぇ由貴、何処行っちゃったの?」
自分達で、赦す事。
「…………ユルさない……私、は…お前達をユルさない…ッ! 一生かかっても、何年時が過ぎても、ユルさない! ユルしてやるものかッッ!!!」
誰かに、ユルされる事。
「………また、もう一度やり直せるなら…今度こそ…ッ!」
何回でも、繰り返す。
運命の鎖が、罪の鎖が、砕け散るまで。
それまで、彼らに終わりなど、無い。
終わりなど、与えられない。
たった一つの罪のせいで。
たった一つを、終わらせてしまっただけで。
彼らは、終わりを失くしてしまったのだから。
―Lost Last―
***あとがき
なんなんだろうこれ。
とりあえず続くかどうかわからない新小説の予告編みたいな何か。
つーかこれ災害とかそれに関する話だし、この話考えてる途中に震災来ちゃって公開しようかどうか迷った挙句に。
まぁ自粛なんてしても何も起こらないからね、うん。
>4/27 編集
セツコ、「ラストロスト」やない、「ロストラスト」や。
2011/04/26 Tue 22:45 [No.293]
フリッカー
「どうして……どうして誰も私を認めてくれないの……!? みんな私をバカにして……!
力が、もっと力が欲しい……! 今度こそ、誰が本当に一番なのかを……!!」
私の名前は、暁美ほむら。
まどかが全ての魔女を打ち滅ぼす概念となって消滅してから、3年が経った。
高校生になった私は、小学生になったまどかの弟、タツヤの面を見る毎日を送っていた。
「ねえ、ほむら姉ちゃん」
「何、タツヤ」
「僕、最近変な夢を見るんだ」
「変な夢?」
「タツヤ、最近何だか変なのよ。夢遊病みたいに『マドカ』ってつぶやきながら、あちこちうろうろする事があって……」
「マドカ……」
そして、私は今も魔獣と戦い続けている。もちろん、魔法少女として。
「ふう、間一髪だったわね」
「もう大丈夫よ、タツヤ」
「ほむら姉ちゃん……!? 何なの、その格好……!?」
「彼女達は『魔法少女』。魔獣を狩る存在さ」
だけど、そんな私達の前に立ちはだかったのは――
「私の名前は、五月スズ。あんた達にも見せてあげるわ、私の力をね!!」
「そんな!! 魔法少女が魔獣を操るなんて、訳がわからないよ!!」
最凶最悪の魔法少女だった――!
「あいつ、本当に魔法少女なのか!?」
「彼女はまさに『魔女』だわ……前の世界にいた魔女が魔法少女の姿を保っていたら、あんな風になっていたかもしれない」
「私はこの力で、世界の頂点に立つの!! 誰にも邪魔はさせない!! その心、私が全部吸い取ってやるわ!!」
「う、うあああああああっ!!」
「暁美さん!!」
人はなぜ、闇へ落ちていくのか。
闇は物凄く強大で、人の心を容赦なく蝕んでいく。
「ほむら、これ以上戦うのは危険だ! そんな事をしたら、君は――」
「できる訳、ないでしょう……! 私が、あの子を巻き込んでしまったんだから――!」
「僕は、喧嘩にだって勝てないんだ……ほむら姉ちゃんみたいに強くなんかないよ……!」
「いい、タツヤ。私だって強くなんかないわ。わたしもずっと、友達に助けられてばかりだったから」
「友達……?」
「その友達はね、今はもういないの。でもね――」
「力よ……大事なのは力よ! 力がなきゃ、一番になんてなれない! 誰も認めてくれない! なら――!!」
「それが、彼女の心の闇……」
でも心の闇は振り払える。
一人では無理でも、支えてくれる誰かが側にいれば――
「その子がそんなに大事みたいね……ならなおさら、その子を狙いたくなるのよね……!」
「ほむら姉ちゃんっ!!」
「……大丈夫。私達魔法少女は負けないわ」
だから、私は戦う。
この世界を作った、あの人のためにも――
「だって魔法少女は、夢と希望を叶える存在なんだから――!!」
エア小説『魔法少女まどか★マギカRETURNS 魔法少女ほむら★マギカ』
妄想の中で近日公開予定!
「う……っ」
「ほむら姉ちゃん――!?」
2011/04/30 Sat 01:06 [No.297]
フリッカー
キャラ紹介
暁美ほむら
主人公。唯一改変前の世界の記憶を持つ魔法少女。クールな雰囲気はそのままに、芯の通った強さと優しさを持つ少女へと成長した。
高校生になった現在も仲間達と共に魔法少女として戦う一方で、いなくなった姉代わりにとまどかの弟であったタツヤの面倒を見ている。しかし体に何らかの異常を抱えているらしく……
以前の世界とは異なり、弓矢を武器として使用する他、翼を展開する能力も持つ。また、活動半径を広げるためにバイクを使用している。
鹿目タツヤ
改変前の世界で鹿目まどかの弟だった少年。6歳になり、小学校に入学した。
性格はまどかと同様心優しいが、自分が喧嘩に弱い事をコンプレックスとしている。ほむらを「ほむら姉ちゃん」と呼んで慕う一方で、時折夢に出てくるという『まどか』という少女に思いを馳せて半ば夢遊病状態でさまよう事が多く、周囲を心配させている。
巴マミ
ほむらと共に戦う魔法少女。
ほむらと同じ高校に通っている。物腰の柔らかさは相変わらずで、チームのまとめ役を務める。仲間達と共に魔法少女として戦う内に成長し、現在は男女問わずに広い顔を持つようになっており、今回の敵である五月スズとも一時期共闘していた事があった。タツヤとも面識がある。
佐倉杏子
ほむらと共に戦う魔法少女。現在はほむらの部屋に居候している。
元々学生ではないため、校外での情報収集など、ほむら達が学校にいるために活動できない時間をフォローする。食へのこだわりは相変わらずで、食費を立て替えているほむらの財政状況を圧迫している。タツヤとも面識があるが、あまりいい印象は抱かれていない。
キュゥべえ
願い事を一つ叶える代わりに魔法少女としての契約を結ぶ『魔法の使者』で、またの名をインキュベーター。倒した魔獣から得たグリーフシードからエネルギーを採取するために、魔法少女達と行動を共にしている。
今回の敵である五月スズの素顔を知る数少ない存在。そしてほむらと同様に『まどか』という存在を知るタツヤに興味を持ち……
五月スズ
本編の敵。魔法少女でありながら魔獣を増殖、進化させる『悪の魔法少女』。
天上天下唯我独尊を絵に描いたような性格で、『力』を手にする事に強い執着を見せる。魔法少女となった願いも『力』に関連するものらしい。自らの力を知らしめて世界の頂点に立つという目的のために魔獣を操り、絶望をばらまいていく。イメージカラーは黒で、サムズダウンが決めポーズ。
武器は斧で、投擲武器としても使用可能。『力』の願いで魔法少女になった経緯から高い戦闘力を持ち、ほむら達を窮地に陥れる。
※衝動的に書いてしまったエア小説の予告編とキャラ紹介。
本編の後日談という設定で、成長した鹿目タツヤと敵役の五月スズの心の闇をテーマにした内容です。是非皆さんの妄想内で楽しんでください!(え
2011/04/30 Sat 12:16 [No.300]
あきはばら博士
設定を読んでいてタツヤを戦わせてもいいんじゃないのか?という思いと、杏子は展開上出す必要がないんじゃないかと思ったのでそれを元に設定を書いてみました。
暁美ほむら
主人公。無かったことにされた世界の記憶を持つ魔法少女。クールな雰囲気で芯の通った強さと優しさを持つが、病弱さは治ってない。
高校生になった現在も仲間達と共に魔法少女として戦う一方で、必要以上にタツヤと接触を繰り返した結果、彼を魔法少女として目覚めさせてしまった。反省はしたがその変身後の姿を見てどうでもよくなったようだ。
弓矢を武器として使用する他、翼を展開する能力も持つ。また、活動半径を広げるためにバイクを使用している。
鹿目タツヤ
鹿目まどかの弟だったかもしれない少年。6歳の小学校一年生。
かつて遊んでいたまどかという存在は消えたが、ほむらを「ほむら姉ちゃん」と呼んで慕う中で『早く大人になって一緒に戦いたい』と強く願うようになり、魔法少女としての素質が目覚め、キュゥべえと契約する。
しかし、幼稚園卒園程度の情緒(オバケを信じる精神年齢ってこと)のために変身までが遅い。
ちなみに、彼が本当に戦える年齢になるころにはほむら達は少女じゃないので、その願いは“絶対に叶うはずがない願い”なのである。
鹿目タツヤ(魔法少年)
変身することで高校生くらいの姿になる、テーマカラーは薄水色、能力は時間加速。
体と共に心も成長しており、母親に似て自信に満ち溢れた性格と口調をしている、したがって変身前とは性格が違いまるで別人。でもほむら姉ちゃんと呼ぶ。
「二次性徴に入る前の時期は女と男の両方の心を併せ持つ」という裏道を用いて魔法少女契約をしたので魔法の力は弱いが、通常は女子に行われるはずの肉体強化の恩恵を高校生男子の体で受けるために、純粋な腕相撲ならば五月スズにも負けないはず。
その能力は自分も含む物質に影響される時間を加速させるという、かつてのほむらの能力の劣化相互互換。
巴マミ
ほむらと共に戦う魔法少女。
ほむらと同じ高校に通っている。物腰の柔らかさは相変わらずで、チームのまとめ役を務める。仲間達と共に魔法少女として戦う内に成長し、現在は男女問わずに広い顔を持つようになっており、今回の敵である五月スズとも一時期共闘していた事があった。タツヤが変身することには反対をしている。
佐倉杏子
現在は母方の祖父母の家に預けられて遠くに住んでいる。たまに遊びに来てほむらと共に戦う魔法少女。
タツヤとも面識があるが、あまりいい印象は抱かれていない。
キュゥべえ
願い事を一つ叶える代わりに魔法少女としての契約を結ぶ『魔法の使者』で、またの名をインキュベーター。倒した魔獣から得たグリーフシードからエネルギーを採取するために、魔法少女達と行動を共にしている。
今回の敵である五月スズの素顔を知る数少ない存在。そしてタツヤに『魔法少女の契約』をした存在。
五月スズ
本編の敵。魔法少女でありながら魔獣を増殖、進化させる『悪の魔法少女』。
天上天下唯我独尊を絵に描いたような性格で、『力』を手にする事に強い執着を見せる。魔法少女となった願いも『力』に関連するものらしい。自らの力を知らしめて世界の頂点に立つという目的のために魔獣を操り、絶望をばらまいていく。イメージカラーは黒で、サムズダウンが決めポーズ。
武器は斧で、投擲武器としても使用可能。『力』の願いで魔法少女になった経緯から高い戦闘力を持ち、ほむら達を窮地に陥れる。
男女差のコンプレックスが『力』の願いのきっかけなのか、タツヤの存在が逆鱗に触れたようで、タツヤへも執着して狙う。
2011/04/30 Sat 23:13 [No.306]
フリッカー
「ほむら。魔法少女がどうして『魔法少女』と呼ばれるか、知ってるかい? ソウルジェムで生み出せる魔力は、二次性長期の少女が一番強いんだ。でもその時期を過ぎると、魔力の強さは次第に衰えてきて、ついには戦闘レベルに達しなくなってしまうんだ」
「私の名前は、五月スズ。あんた達にも見せてあげるわ、私の力をね!!」
突如として現れた、魔獣を操る『悪の魔法少女』五月スズ。
彼女との戦いを繰り広げる中で、私の体に異常が現れ始めた――
「やらせない……! タツヤは私が――うぐ……っ!」
「ほむら姉ちゃん!?」
「その隙、いただきっ!!」
「君は元々体が弱かったために、それを魔法で補強しながら戦ってきた。でも、魔力が衰えてきたせいでそれができなくなってきている。君の病気の再発は、ある意味君に対する警告だ」
それでも、戦いは私達を待ってはくれない。
「私はこの力で、世界の頂点に立つの!! 誰にも邪魔はさせない!!」
「数が多すぎる……!!」
「くそっ、何だか知らねえが、負けてたまるかよっ!!」
「だから、これ以上戦い続けるのは危険だ。ほむらにもいよいよ、『契約満了』の時期が来たんだよ」
「……まだできないわ。私にはまだ、やるべき事が残っているから……!」
「忘れないで、タツヤ。無理に強くなる必要なんかない。いっぱい弱音を吐いてもいいの。あなたは一人じゃないわ。タツヤのパパとママも、私も、いつでもあなたの事を思っているから」
まどか……
あなたは私に、一つの奇跡をくれた。
私はこの奇跡を、最後まで大事にしたい。
だから――
「――私、この戦いが終わったら、魔法少女を引退する」
エア小説『魔法少女まどか★マギカRETURNS 魔法少女ほむら★マギカ』
妄想の中で近日公開予定!
「ほむら!!」
「暁美さん!!」
「ほむら姉ちゃんっ!!」
これが、私の最後の戦い――
2011/05/01 Sun 22:51 [No.313]
kaku
ワスも妄想したので、投下します。
魔法少女まどか☆マギカ それぞれの願い
世界観
はるか未来の地球を舞台にした物語。
文明が崩壊した後の世界であり、我々の世界とは違った科学技術が発展している。どちらかというと、スチームパンク風の世界。
用語
魔法:この世界における『魔法』とは、『ソウルジェム』という装置を身につけることで得られる超常的な力であり、どちらかというと科学に端を発するものである。
ソウルジェム:ワルプルガ魔法女学院の地下にある『インキュベーター』と呼ばれる機械から、毎年一定量ずつ精製される、鉱石場の機械。魔法の源となるが、その効力は女性にしか現れない。ソウルジェムを分解すると、『グリーフシード』と呼ばれる物体になり、効力を失ってしまうため、その正体は永遠にわからない。学院のミドルスクールを卒業した者に贈られる。
ワルプルガ魔法女学院:世界で唯一の、魔法使いの育成機関。12歳の女性のみが試験を受けることを許される。この際、学力試験と共に適性試験が課されるが、実は重要なのは後者のほうで、魔法への適正を元に篩いにかけられ、毎年108名が入学する。ミドルスクールとハイスクールに別れており、基本的には6年間教育である。ただし、ハイスクールに関しては、隣接して『ワルプルガ魔法教育学校』が併設されており、そちらには男子生徒も多く在籍している。毎年11月に開かれる学園祭の最終日の夜は『ワルプルギスの夜』と呼ばれ、様々な奇跡が起こるとされる。
ミドルスクール:ワルプルガの最初の三年を学ぶところであり、カナメ達が在籍する。もともと、ワルプルガ魔法女学院は、三年間の過程しかなく、修了者はソウルジェムを渡され、晴れて魔法使いとなっていた。かつては、ミドルスクールの学生が『魔法少女』と呼ばれ、卒業生が『魔女』と呼ばれていた。
素質検査:ミドルスクールに入学してすぐに行われる検査で、魔法を使って行われる。これにより、入学者がもつ才能が全て分かり、SからE-までの11段階で評価される。一年生のクラス分けは、この時の結果を元に成される。ただし、この結果も決して絶対的なものではなく、カナメやロゼッタのように、努力によって才能のなさをカバーする場合も多い。
ハイスクール:ワルプルガのミドルスクールを卒業した少女たちが進学する。もともとはこの過程は存在していなかったが、戦いのなくなった現在において魔法はもはや社会的ステータスでしか無く、少女たちに青春を謳歌させるという意味も込めて作られたものである。そのため、ハイスクールではより実践的な魔法教育が行われているが、それらはほぼ形式上のものでしかなく、一般的な教養が殆どとなっている。ハイスクールは、少女であることを許される機関が伸びたことで生まれた場所なのである。
グリーフシード:ソウルジェムを粉砕すると、その欠片は黒く変色し、独自の形をとる。これが、グリーフシードと呼ばれる。グリーフシードからは『魔獣』と呼ばれる怪物が生み出される。
インキュベーター:ソウルジェムを生み出す機械。白いソウルジェムのような形をしているが、1メートルほどの大きさを持つ。かつては世界中に存在しており、その頃は各国が魔法少女や魔獣を産み出して戦争に用いていたが、何らかの力により、一台を除く全てのインキュベーターが失われた。その後は、ワルプルガ魔法女学院の地下にある一台のみが、一年に一度だけ運転されている。20年前、何者かによって運転され、生成したソウルジェムが盗まれる、という事件があった。犯人は未だ見つかっていない。
魔獣:グリーフシードから生み出される怪物。様々な動物の形をとる。100年以上前、インキュベーターが失われるとともに消滅したはずであった。しかし、14年前、ジャポネーゼにて大量発生し、国中を荒らした。この際使われたのは、20年前に盗まれたソウルジェムである。
2011/05/01 Sun 21:23 [No.309]
kaku
キャラ紹介
カナメ・シャルロッテ
ワルプルガ魔法女学院ミドルスクールの2年生。
14年前、魔獣たちによって滅ぼされた国、ジャポネーゼの出身である。カナメを除く同国の国民は全て殺されており、カナメの家族などの血縁者は、その死体すら発見されなかった。
当時、兵士としてジャポネーゼの戦いに参戦していたマミに保護され、今に至る。
明るく天真爛漫な性格で、クラスメイト達にも慕われる。魔法を操ることは苦手で、勉学の成績もクラス最下位であるが、幼少の頃からマミによる訓練を受けていたこともあり、身体能力は凄まじいものがある。そのため、格闘術などの成績は、二位を大きく引き離して学年トップである。とにかくなんでも根性で乗り切ろうとする、猪突猛進な乙女。
本人を含め、周りの者も気付いていないが、実は全ての魔法の始祖である「インキュベーター」を創り上げた者たちの末裔である。
ロゼッタ・ゲルトルート
ワルプルガ魔法女学院ミドルスクールの2年生。
カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
無口な優等生で、成績は学年第二位。だが、入学時の素質検査では、すべての項目において最低の「E-」を記録しており、現在の成績は血の滲むような努力の賜物である。
ストイックに映るが、実は意外に人懐こく優しい性格。
勉強やトレーニングに勤しむあまり、人付き合いも良くなく、クラスの中でも孤立していたが、カナメと親しくなったことで、徐々にクラスの皆と打ち解けていった。初めての友だちであるカナメを心から愛している。
低い身分の生まれであることにコンプレックスをいだいており、それが彼女の原動力でもある。
エリー・キルシュテン
カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
ノリのいい性格で、カナメとよく気が合うが、エリーは魔法術の成績も良い。
コンピュータが好きで、常にモバイルコンピュータを携帯しており、気になることがあればすぐに検索する。ネット通信を通して多様な人脈を作っているらしく、思わぬところに知り合いが居てカナメ達を驚かせる。
エルザ・マリア
カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
名家のお嬢様で、所作・言動など全てが優雅。だが、身分の低いロゼッタや、戦災孤児であるカナメを見下すようなことはなく、むしろ彼女らを尊敬すらしている。
芸術的センスも一流であり、彼女の描く絵画は、様々なコンクールで賞をとっている。
パトリシア・クラリス
カナメのクラスメイトで、生徒会長。
真面目で、誰にも優しい、理想の生徒会長。カナメ達のクラスの委員長も兼任しているため、皆からは「いいんちょ」と呼ばれる。入学時の素質検査では、前項目で最高評価の「S」を記録した。
だが、クラリス家はエリート統治論を支持する家系であり、パトリシアもまた有能なる者が全てを支配するべきと考えている。クラリス家の女性は代々ワルプルガで学び、あらゆる項目で学年主席を取って卒業するが、パトリシアは体術でカナメに負けてしまった。さらに、素質が全く無く、下賎の生まれであるロゼッタにも総合成績で迫られており、二人に対して憎悪の炎を激しく燃やしている。
サヤカ・フォン・ゼッケンドルフ
ワルプルガ魔法女学院ハイスクールの一年生。
オクタヴィア公国の姫。オクタヴィアの王族の女性は、魔女となることが義務付けられており、サヤカが同校に入学したのはそのためである。
アーティファクトは剣で、回復魔法や音波を使った攻撃を得意とする。ミドルスクールをトップの成績で卒業しており、将来を有望視される魔法少女。
姫らしく、人前ではおしとやかに振舞っているが、実際は明朗快活で行動的な性格。時折寮を抜けだして、夜の街へと繰り出している。
既に許嫁がいるが、キョウスケ・ホルゲルという音楽家に、身分を超えた秘密の恋をしている。
キョーコ・クラリッサ
ワルプルガ魔法女学院ハイスクールの一年生。
サヤカのクラスメイトであり、幼なじみ。もともと孤児であったが、倒れているところをサヤカが見つけ、保護。その後は姉妹同然に育てられる。
サヤカの補佐役となるのを期待され、学院に入学する。自身もその役割を理解しており、実際はサヤカ以上の素質を持つが、彼女の顔を立てるため、敢えて実力を発揮しないでいる。そのため、ミドルスクールを卒業した際の成績は、ナンバー2であった。
サヤカとは逆に、人前では明るく気立ての良い娘であるが、実際はささいなことでくよくよと悩む優柔不断で少し暗いところのある性格。
アーティファクトは槍で、物体を巨大化させる魔法を得意とする。
カナメの潜在能力に気づき、何かと近寄ってくる。
2011/05/01 Sun 21:24 [No.310]
kaku
マミ・シャルロッテ
ワルプルガ魔法女学院の教師。
元クリームヒルト王国の兵士であり、ジャポネーゼにて行われた魔獣掃討作戦にも参加した。
「首を落としても死なない」と言われ、不死身とすら思われていたが、ジャポネーゼの戦いを最後に、兵士を引退する。その後は学院にスカウトされ、教師として働きながら、カナメを育てる。
学院ではミドルスクールで対人格闘術と基礎魔法術を教える。魔法を教える時はやさしいマミ先生であるが、格闘術を教えるときは軍隊式の厳しい訓練を施すため「軍曹」と呼ばれる。
大量のマスケット銃を召喚して戦うが、実際のアーティファクトは巨大なピストルである。必殺技は、そのピストルから凝縮した魔法弾を放つ『ティロ・フィナーレ』。
少女のように見えるが、14年前の時点で既に兵士としてのキャリアを積んでおり、実年齢は恐ろしくて誰も聞けない。
クエスト・ブライアン
グリートヒェン王国労働省の官僚。
グリートヒェンではもともと魔法が嫌われる傾向にあり、魔法少女をほとんど輩出していなかった。しかし、国を上げて魔法少女育成に力をいれるプロジェクトが立ち上げられたため、最近はワルプルガへの入学者も増えている。
このプロジェクトの仕掛け人は彼であり、「魔法少女になれば、好きな願いを叶える」という甘言を餌に、少女たちを魔法使いに仕立て上げようとしている。
その真の目的は、魔女を増やすことによって国の軍事力を上げる事であり、さらには魔女たちを研究することで、通常の人間にも使えるような兵器を作り出そうとしている。
イニシャルから、『QB』というあだ名で呼ばれる。
暁美ほむら
長い黒髪を持つ、神秘的な雰囲気の少女。
制服らしきものを着ているが、ワルプルギスのものではない。
カナメのことをなぜか『まどか』と呼び、遠くから見守っているが、決して接触はしない。
その正体も、目的も、全てが謎に包まれている。
2011/05/01 Sun 21:24 [No.311]
ゆな
風来ピカチュウの戦闘スタイル
・ピカ自体は(固体値的意味合いで)普通の個体で、レベルが高い+電気玉持ってる+ボルテッカー覚えてるから通常より強いだけ。
・逃げ足はベラボォに速い。特性「にげあし」なのかと錯覚するぐらい高確率で逃げ出せられる。
・人間の知恵を持っている為、その辺を最大限利用する。どっちかっていうと精神的攻撃の方が得意。でも傍観者スタイルが好き。
・戦う<<<<<逃げるが最優先。基本、ドリメのあきはばら博士同様に裏で暗躍タイプ。自分自身の存在感も一応利用してるが、戦闘自体は進んでやろうとしない。
・戦闘する場合、まずは手持ちポケモンを使ってのトレーナースタイル。その後手持ち全滅後、出撃。ただし狙うのは不意打ち、トレーナー本人、などと邪道・卑怯スタイル。とにかく己の生存第一。
・ただし風来ピカチュウにとって「物語のフィナーレ」に近い状況下であるならば、全力バトルに切り替わる。
・そしてどんな結果になろうとも、己が納得できる終わり方になれば勝敗がどうなろうとも自ら死を選ぶ。満足できれば、すぐ死ねる狂った精神を持つ。
・トレーナーとしての実力はジムバッジ制覇は可能だが、四天王戦は突破できるかどうか微妙。少なくともチャンピオンには負ける可能性が高い。理由:連戦が苦手+実力差。
・手持ちの選択基準:「自分に忠実」「命令に沿える強さと知能」「目的の為に使える駒かどうか」
・とにかく実力はあるが無駄な戦闘・労働を嫌う為、戦う・捕獲するにはまず逃げられないようにしなければならない。
・その後ピカ含めて八体のポケモンを叩き潰し、敗北させろ。ただし状況によってはピカが最高に満足したまま目の前で自殺するので、注意。
・防衛として自分自身をモンスターボールで捕まえてる状態にしてるので、ボール捕獲は無理。ボールはピカ自身が所持。
・ピカ本人は他人への興味無し。興味あるのは「物語」と例えられるほど大きな事件を如何に楽しく理想的に傍観できるかどうか。
・その「物語」に関わる人物・関わってくるだろう人物には興味を持ち、接触する。結構選り好みするが、必要となれば表に出てくるなどと策実行してる時は行動的。
・かなりのサバイバル精神であり、飯ならば何でも食える。死体? 人肉? それしかないのなら、それを食うのみ。
・挑発には基本的に乗らない。究極利己主義の傍観好き、面白い物語を最期まで見る事が出来れば幸せな理知的狂人。
・「悪意」の化身ともいえる存在。おかげでピカチュウなのに、ラスボス、と良く言われる。
・その悪意ゆえに己がラスボス、もしくはそれに近い立場にいる状態で物語がクライマックスの時のバトルは、寧ろ進んでやる。そしてハッピーエンドになろうがバッドエンドになろうが、自殺する。
・だって自分の死さえ「物語の一部」なのだから。
風来メタモンの戦闘スタイル
・ぶっちゃけチート。外見+大きささえ除けば、(伝説・幻は流石に無理)何にだってなれる。能力もほぼ同じ。
・外見は顔がメタモン、大きさは最大でピカチュウレベルにしかなれない。本当に見た目だけが駄目。中身は完璧。完璧すぎる。
・本人は呑気で穏やかな気質(女の子より)であるものの、内面は完全ピカ最優先。他人どうでもよしなドライ。その為、ピカの命令には絶対従うし、ピカの邪魔者は無言で即行排除。
・機転と応用力、判断力が抜群に高い。またピカ程ではないが人間レベルの知能を持ってる為、こっちもそれなりに頭を働かせられる。
・ピカのスタイルを誰よりも理解している為、チームワークは抜群。戦闘能力だけ言えばメタモンの方が万能且つ強い。ピカの手持ち含めれば、ピカメンバー最強クラス。
・まずこっちから倒せ、変身させる間も無くボコれ。余裕を与えたらメタ無双になるぞ。急所狙って潰しにかかるから、ガチで。
・先にピカ倒そうとしたら、メタからのカウンターをもろに喰らう事になるぞ。ピカに手を出す=メタに喧嘩を売る。
・道具や武器といった無機物にもなれる。こっちは完璧。そういった無機物になった場合、行動制限はつくが完全に動けないというわけではない。
・ピカ同様に傍観好きであり、その為の努力は惜しまない。時に別行動をとり、暗躍もする。ピカの手持ちに簡単な指示は出せる。
・こっちもモンスターボールを使ってる。偶にピカの七番目の手持ちになっている。
・「物語」としての死をピカが選ぶというのであれば、共に死ぬ事を選択する。望まぬ死が襲い掛かるのならば、問答無用でその死の元凶を潰す。
・天地がひっくり返ろうとも、絶対にピカチュウを裏切る事はしない。
2011/05/11 Wed 23:15 [No.334]
ゆな
風来ピカの手持ちポケモン ※全員レベルは高い為、油断してると潰されます。
フライゴン♀:子供を人間に殺されて以後、闇堕ち。基本クール無関心だが、人間相手のバトルになると鬼・修羅化。
憤怒と憎悪のままに暴れ狂う。自分の命に執着を持って無い為、ある意味使いやすい。ヤンデレファビオラといえば分かるかな。
フライゴン当人は仇さえ取れれば何時死んでも構わないし、ピカチュウを悪魔と呼びながらも主としては認めている。
ただし友とも仲間とも思ってない。何故ならば人間以上の悪魔であるから。
ゾロアーク♂:ピカチュウの友人であり、義理堅い。ある意味ポケモンらしいポケモン。
メンバーの中では精神的にかなりまとも。なので、戦闘スタイルそのものは普通のゾロアークと変わらない。
ただし悪すぎる性格はともかく、ピカの信念と知識を凄く信頼してるし、裏切る気は一切無いので命令に忠実。
個体としては普通だが、六体のリーダー的存在+ピカチュウの悪意に何も言わないので精神的意味合いで重宝する。
ムシャーナ♀:色違いゆえに差別され続けて、疑心暗鬼になってた時にピカチュウに調教された。かなり依存したドS。
エスパーとしての能力は高く、ゆめのけむりを使った幻は一級品。ただしピカチュウに細かい命令出されるのが大変。
精神的にヤンデレに近くなっており、ピカチュウの命令には絶対忠実。彼の為なら死んでもいい。
それ以外の奴+人間はボロ雑巾になるぐらい苛め抜いてから潰したい。人間は滅べ。
ヌオー♂:ピカチュウとなんとなく出会い、なんとなく気に入り、なんとなく手持ちになった。理由は面白そうだから。
のんきでマイペースなので何を考えてるか分からないが、精神的には一番強い。ある意味メンバー中最大の曲者。
個人的にピカチュウの生き方と存在を気に入ってる為、裏切る気は一切無い。なので命令に忠実に動く。
個体としては普通よりちょこっと高め。何があっても揺るがない精神力と水の移動手段として重宝されている。
ゴウカザル♂:ピカチュウと戦い、敗北した故に彼を主と認めた。弱肉強食主義のプライドが高い野生育ち。
かなり優れた固体であり、六体の中では最強クラス。よほどの相手で無い限り、負ける事はない。ぶっちゃけ脳筋。
ピカ曰く「自分が勝てたのは運の良さと人間の知識があったから」である為、ポケモンとしての強さはピカより上。
唯一のポケモントレーナーとしてピカチュウに従っている為、命令に忠実。裏切る気は余程の事が無い限りありえない。
ドレディア♀:家族を酷い事故で亡くしていたところを付け込まれ、人間を嫌うようになった。彼女自身は温厚で押しに弱い。
攻撃・サポート、どちらの意味でも強い。しかし元々かなり穏やかで優しい性格である為、戸惑いを持っている。
本来は人間が大好きであり、時が経つにつれて人間への複雑な気持ちが湧いている。というか嫌う事が出来なくなっている。
ピカチュウについて半信半疑。しかし口では向こうが何万倍も上なので、命令に従っている。
ポケモン的強さ
メタモン>>ゴウカザル≧ピカチュウ>ドレディア>フライゴン≧ムシャーナ>ヌオー>ゾロアーク
性質の悪さ
ピカチュウ>>メタモン>>>>>>フライゴン>ムシャーナ>>ゾロアーク>ヌオー≧ゴウカザル>ドレディア
悪魔度
ピカチュウ>>>>>メタモン>>>>(超えられない壁)>ムシャーナ>>>フライゴン>>(こっから普通)ゴウカザル>ヌオー>ゾロアーク≧ドレディア
2011/05/11 Wed 23:16 [No.335]
ロサラ
なんでも、そのペンダントを持っている者は、「空巡の旅人(そらめぐりのたびびと)」って呼ばれてるとかなんとか。
生まれた時から持っていた、気づいたら手元にあった。
如何なる経路でそのペンダントを手にした者は、色々な世界を自由気ままに旅をできる資格があるって事。
つまりそのペンダントは、その「空巡の旅人」への招待状みたいな感じだね。
世界は、本当にたくさんある。
例えば澄んだ水の中に沈んだ国だったり、朝なんて来ない、一日中満月の夜の国だったり、毎日がお祭りで踊り続けなければならない国だったり。
それらは全て、空に浮かぶ扉を通じて巡れるんだ。
「空巡の旅人」同士が巡り合ったら、それはとても運がいいし、悪いのかもしれない。
その二人で意気投合して、今まで自分が巡って来た国の事を語り合うのもいい。
だけど、一つ忘れてはいけないよ。
「空巡の旅人」はね、他の旅人のペンダントを手に入れると、「神様」に一つずつ近づけるのさ。
「神様」になったら、自由気まま。永遠に。何でもできる、辛い思いもしなくていい。
だから、その「神様」の資格を喉から手が出る程欲しがっている旅人に出会ったら――
下手すれば殺し合いくらいに発展するかもね。
かんたんなせつめい!
・空巡の旅人
如何なる経路で「空巡のペンダント」を手に入れた者の事。
空に浮かぶ「扉(ゲート)」を通じて、様々な世界を旅できる。
「空巡のペンダント」を他の旅人から手に入れる事で、「神様」という存在に近づける。
逆に、自分のペンダントを失うと、自分の存在が消えてしまう(=死)。
各自、武器や特殊能力を扱える。
・空巡のペンダント
「空巡の旅人」の資格であり、命である。
見た目は何の変哲も無いペンダント(デザインはあまり決まってない)。
これが無いと世界を巡れないし、特殊能力も使えない。
これを複数持つ事によって、「神様」に近づける。
一定の個数に達した時、「神様」と同様の存在に昇華できるらしい。
また、ペンダントを失ってしまうと、存在までもが抹消されてしまう。
色々な設定を加えた後、キャラ募集予定。
2011/05/15 Sun 21:45 [No.347]
フィッターR
ポケモン戦記 ブルーローズ・リポート
○あらすじ
1944年12月、劣勢の続く第2次欧州大戦の西部戦線。士官養成所を卒業したばかりの空軍陸戦隊ポケモン士官、レナは、最前線の丘の上に位置する小さな教会、ネージュ教会を防衛する任務を与えられる。
率いることになった小隊は、全ての隊員がポケモンで構成され、その特異性から「ツオー小隊」――動物園小隊と呼ばれる小隊。ベテラン下士官の弄りと敵の砲火の手厚い歓迎を受けつつも、レナは本部のある教会の直衛を行うB分隊と共に、任務を遂行するために奮闘する。
戦いを重ねる中で、ぶつかり合いながらも部下達との絆を深めるレナ。しかし、ネージュ教会の制圧に手を焼く敵軍の戦力は日に日に増大していく。そして……
燃え盛る戦火、たゆたう硝煙の中で、若き女士官は何を見るのか?
○主な登場人物
・レナ
この物語の主人公。色違いのジュプトル。性別は雌。階級は少尉。鹵獲した自動カービン銃を使用する。
戦死した小隊長の交代要員として、ツオー小隊の小隊長となり、ネージュ教会に配属される。
戦闘能力は非常に高く、養成所での成績も優秀な新人士官。しかし、他者との必要以上の交流を嫌う一匹狼タイプであり、部下達にも頑なに心を閉ざしている。
・テオ
ツオー小隊B分隊の小銃手。ジュプトルの雄。階級は二等兵。突撃銃を使用する。
フレンドリィな性格であり、誰とでも仲良くしようとする反面、八方美人な一面も。
上腕に巻いた藍色のスカーフがトレードマーク。年齢が近いレナには興味を抱いており、積極的に会話を試みている。
・ベンノ
ツオー小隊B分隊の分隊長。カイリキーの雄。階級は軍曹。2丁の突撃銃を使用する。
暑苦しい程の熱血漢。ポケ当たりも良く皆に慕われているが、頭の堅い一面があり、考え事に融通が利かない。
上官でありながら頑なに心を閉ざすレナの事をあまり快く思っていない。
・ジークフリート
ツオー小隊B分隊の機関銃手。バンギラスの雄。階級は一等兵。軽機関銃を使用する。
攻撃的かつ好戦的な性格。その一方で友情には篤い一面も。
力の弱い人間を見下している。
・ライン
ツオー小隊B分隊の小銃手。ブイゼルの雄。階級は二等兵。短機関銃を使用する。
B分隊の最年少。人間でいえば10歳にも満たない程度の年齢。甘えたい盛りの無邪気な性格。
引き離されてしまった母親の事を慕っており、常に写真を持ち歩いている。
・シャルロッテ
ツオー分隊B分隊の小銃手。ゾロアークの雌。階級は上等兵。自動小銃を使用する。
かなりの小心者であるが、それ故に物事を慎重に観察する洞察力を備えている。
射撃の腕に長けており、彼女の使用する小銃にはスコープが取り付けられている。
――――――――――
ピクシブ投下用に温めているネタ。5話くらいで完結する予定。
ザクリ、そしてぽけストのレナの過去エピソード。とりあえずあらすじと今現在まとまっているキャラのみを。
2011/05/26 Thu 00:10 [No.360]
フィッターR
言うなれば運命共同体
互いに頼り
互いにかばい合い
互いに助け合う
1人が6体のために
6体が1人のために
だからこそ戦いを勝ち残れる
ポケモンは友達
トレーナーは家族
嘘を言うなッ!!
猜疑に歪んだ暗い瞳がせせら笑う
無能!
怯懦!
虚偽!
杜撰!
どれ一つ取っても勝負では命取りとなる!
それらを纏めて絆で括る!
誰が仕組んだ覇道やら
友達家族が笑わせる
お前も!
お前もッ!
お前もッ!!
だからこそ、俺の為に死ねッ!!
――――――彼らは、何のために集められたか……?
* * *
ポケモンとトレーナーの関係って、実際こんな感じだと思う、というコピペ。
元ネタはこちら→
2011/05/26 Thu 22:51 [No.362]
ジャグラー
ユグドラ達が去り、ヘヴンズゲートはまたいつもの静けさを取り戻した。
マリエッタは、ユグドラが封印した聖剣、グラン・センチュリオの元に近いた。
「ユグドラ王・・・あなたがこの地上世界を武力のない平和な世界を築き上げる・・・それは、誰もが成し遂げれなかった偉大な事です。
しかし、あなたは誰からにも言われたわけでもなく、自らの決断でこの聖剣を手放しました。
あなたならば、叡智で地上世界を治める事も不可能ではないでしょう」
マリエッタがそう言い終えると、台座に封印されていた聖剣が光り始める。
光り始める、とは言っても宝玉がかすかながらに光るだけのものだった。
この光を見たマリエッタは、一言つぶやいた。
「・・・聖剣の、最後の力が発揮されたようですね」
ユグドラ達は無事ヘヴンズゲートから地上世界に降りることに成功した。
後ろを振り返れば、青い海が一面に広がっている。
先ほどまで彼女らがいた、アンカルジアはマリエッタの言うとおり、海の底に沈んでしまっていた。
「・・・帰ってきたのですね。」
「はい、姫様。・・・姫様?」
デュランの言葉に返事をせず、ただ燃え尽きたブロンキア城をユグドラは眺め続けている。
彼女がどんな事を思っているのか、デュランには理解できた。
彼女は王とは言え、まだ20にも満たさない少女。
戦いが終わったとは言え、あまりにも犠牲は大きすぎた。
こんな血みどろの戦いを経験して、ユグドラの心情がどんなことになっているか、デュランには分かっていた。
デュランだけではない。同じような経験をしているミラノも、ラッセルも、クルスも、ニーチェも。
この王国軍の兵達は皆ユグドラと同じ修羅場をくぐりぬけたから、デュラン以外の者もユグドラの心情を理解でき、彼女と似た心情になっていた。
「(父上・・・母上・・・ようやく、パルティナに平和が訪れそうです・・・どうか、天国で私を見守ってください・・・。
キリエさん・・・あなたが望んでいた、争いのない世界を必ず、作り上げて見せます・・・。ロズウェルさん・・・私がやったことは、許される事ではありません。ですが・・・どうか、ロザリィさを守ってあげてください。)」
「お、おい!なんだあれは!?」
皆が黙りこんでいた中、一人の兵士が空を見て叫ぶ。
「おい、あれって・・・!」
「く、クリフライダーだ!」
それに続いて次々と兵士達が騒ぎ始める。
帝国軍の残党の襲撃かと予想したラッセルとクルスは、すでに武器を構えている。
しかし、ミラノはそれを止めた。
「やめろ!・・・あのクリフライダー、どこかで見たことがあるんだ。」
「ミラノ殿・・・見たことがあるとは?」
「ああ。ここからじゃよく見えないが、おそらくあのグリフォンに乗っている人間は・・・俺の、大事な仲間だ」
ミラノはそう言うと、クリフライダーを見て手を振った。
クリフライダーはそれに反応して降りてくる。
ミラノはその反応に顔に笑みを浮かべ、ユグドラはまさか、と驚いた顔をする。
クリフライダーは、ゆっくりと地面に着地し、グリフォンの上に乗っていた少女は、ミラノの元に駆け寄った。
「ミラノーっ!」
「キリエ・・・!」
クリフライダーの正体は、凱旋門でミラノ達のために命を散らしたキリエだった。
キリエの後ろでは、彼女の相棒とも言えるグリフォン、アルがじっとミラノを見つめている。
ミラノは、自分の胸の中で涙を流しているキリエの頭をそっと撫でる。
「だけど、どうしてここまで・・・?それに、お前は凱旋門のアンクカノンに特攻して・・・」
「ウチにも分からない。でも、気が付いたらアルと一緒に凱旋門の前で気絶してたの。不思議だけど、ミラノ達がどこにいるのか何となく分かってたから、そっちに行って、今に至るの」
「そうか・・・でも、お前が生き返ってくれてよかった。・・・おかえり、キリエ」
「うん・・・ただいま、ミラノ」
2011/06/21 Tue 23:13 [No.395]
ジャグラー
「死者が蘇る・・・しかも、スケルトンや屍兵のような形ではなく、生前と同じ状態で・・・。だけど、ネクロマンサーでもこんな高度な魔術は扱えないのに、誰がやったのかしら?」
ミラノとキリエの二人を見て、ロザリィは呟く。
彼女の脳裏には、かつてお互い争うこともなくロズウェルと話していた事が思い浮かぶ。
彼女の知ってる中でネクロマンサーは彼が一番だった。
だから彼女はロズウェルの事を思い出した。
「・・・そんなわけ、ないわね。だって、あいつはもう死んじゃってるんだし・・・。それに、あのネシアというのももういないし。きっと、何かの間違いね」
「何が間違いだって?」
「決まってるでしょ。あのユグドラが持ってた剣の力か何かで・・・え?そ、その声って・・・」
突如後ろから聞こえた声にどこか懐かしい感覚を持ったロザリィは、後ろを振り返る。
そこには、胸に黒色の薔薇のクレストをつけ、ネクロマンサー独特の杖を持ったひとりの若い男がいた。
男はロザリィの元に近づき、彼女の顔を覗き込む。
「白薔薇の頃に比べて、ずいぶんと高飛車な性格から変わったんじゃないか?ロザリィ」
「・・・う、うるさいわね!そういうあんたこそ、生き返ったからってバナナン食べまくってたんでしょ?」
「人聞きの悪いことを言わないでくれ。私は目が覚めたらここにいたんだ。バナナンは黒薔薇に戻ってから食うさ」
「ああそう。変な事言って悪かったわね。・・・ロズウェル・・・生きてたのね」
「正確に言えば、生き返ったの方が正しいな。一度亡霊になった後にユグドラお姫様に浄化させられたからね。」
「どっちにしろ、生き返ったんだからどっちでもいいのよ、馬鹿」
ロザリィは、この時初めて王国軍の男達と一緒にいて今まで感じることのなかった胸のざわめきを感じた。
「・・・キリエ殿に、ロズウェル殿も生き返っているとは・・・。しかし、このような魔術を一体誰が・・・?」
ミラノやロザリィ達を見て、デュランが疑問を言う。
聖剣は封印され、誰かを生き返らせる手段は彼からしてみれば何もなかった。
だが、すでに2人が生き返っている。
彼からしてみればかなり謎だった。
デュランがそのような独り言を言うと、クルスはその言葉に答えを投げかける。
「多分、聖剣の最後の力か何か・・・じゃないのかな?」
「クルス殿?・・・聖剣の力、ですか?」
「ああ。あくまでも僕の推理にしか過ぎないが・・・あの剣は、封印される前に何か力を発揮したんじゃないか?
例えば、あの剣に切られた人間が蘇るとか・・・」
「なるほど・・・信じがたいですが、そのような事もあり得ますね。ありがとうございます、クルス殿」
「あくまでも推理だから本当かどうかは微妙だけどね」
そうですね、とデュランが言うと彼はユグドラの元へと向かい始めた。
2011/06/21 Tue 23:14 [No.396]
ジャグラー
「姫様」
ブロンキア城を眺めていたユグドラに、デュランは声をかける。
ユグドラは一瞬体を震わせ、彼の方に体を向ける。
「どうしました、デュラン?」
「いえ・・・先ほど、クルス殿が何故死んだはずのキリエ殿達が生き返ったのか予測していたのを聞いて、少し思う所がありまして。」
「思う所・・・?」
「はい。クルス殿は、これは聖剣が封印される前に最後の力が発揮されて起きたものではないのかと言ってました」
「グラン・センチュリオが・・・?」
「はい。それで私は思ったのです。もしかすると、この戦いで聖剣の前に散っていった者達が皆、蘇っているのではないかと・・・。
キリエ殿もネシアに操られた時に姫様の聖剣によって魂を解放され、ロズウェル殿も姫様の剣によって散って行きました。
ということは、あの焔帝ガルカーサやエンベリア王国のエメローネ殿も、皆蘇っているはずです」
「じゃあ、この戦いで死んでいった人達が生きかえれば、色んな人達の心に残った傷跡も治せるのね!」
「はい。もしそうであれば、そうなるでしょう。
上手く行けば、帝国とも公国とも休戦協定を結べ、争いも起きなくなるかと思います。」
「・・・よかった。もう、誰も斬ることもなくなるのですね。」
ユグドラの笑顔に、デュランは釣られて笑みを浮かべた。
「ねえ、ミラノ。ミラノはこれからどうするの?」
キリエとミラノは彼女の相棒である、アルの上に乗って話していた。
どことなく、キリエはミラノの隣に寄っている。
「そうだな・・・ユグドラからパルティナにある城を一つもらうと約束してるし・・・それに、盗賊団の居場所もないから、そこを根城にするんだ。
キリエは、どうするんだ?
ロスト・アリエスに帰るのか?」
「え!?あ、そ、その・・・う、ウチはね・・・」
ミラノがキリエの質問に答えると、彼はキリエに質問する。
キリエは少し頬を赤くしてなかなか言いそうにない。
「どうしたんだよ、キリエ。顔赤くして」
「ウチは、ミラノと一緒にいたいの・・・」
「え?」
「う、ウチはミラノと一緒にいたいの!ウチはミラノの事が好き、だから!ウチはもうミラノから離れたくないの!」
胸の内をすべて吐き出すようにキリエは叫ぶ。
突然の彼女の叫びと、その叫んだ言葉にミラノは呆然とした。
アルもキリエの叫びで少々驚いている。
「キリエ・・・」
「ねえ、ミラノ・・・もうウチはミラノと離れ離れになるのいやだよ。
もう戦いもしたくない・・・ミラノと一緒にいたいよ・・・。
一緒に、ウチの故郷で暮らそうよ・・・。」
キリエの目から、次第に涙が出始める。
言い終えた後は嗚咽を漏らしながら下を向いてしまった。
ミラノが声をかけるが、反応はしてくれない。
そんな彼女を見て、ミラノはこう言った。
「・・・キリエ。お前が、俺の事をそう思っててくれたなんて思ってもなかった。
ありがとな、キリエ。うれしいよ。
・・・でも、一緒に暮らせるかどうかはまだ分からない。
城の事もあるし、コブン達の事もあるからさ。
だから・・・少し、時間をくれないか」
「ミラノ・・・うん、うん!大丈夫だよ!
すぐに言わなくても、大丈夫だよ・・・!
ウチは、ミラノの答えを待ってるからね!」
ミラノの言った言葉に嬉しそうな顔をしながらミラノにそう言うと、キリエはアルから降りてミステールの所に向かっていった。
一人残されたミラノは、これからどうするか考えた。
「ユグドラが戦いのない平和な世界を作るんだから・・・俺達盗賊団はお役御免だしなぁ。
でも、城は捨てがたいし、コブン達の事もある。
あいつらにはちゃんとした所を用意してやりたい。
でも、キリエのあの顔は真剣だったし・・・うーん・・・」
2011/06/21 Tue 23:14 [No.397]