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氷河期の賢者
※ハリーはハリー、ロンはロン、ハーマイオニーはハー、ヴォルデモートはヴォ、ベラトリックスはベラ、ナレーターはナで表す。
Aパート
ナ「分霊箱壊しの旅を続けているハリーたち。その分霊箱はいよいよあと一つになる。そう、ナギニだ。本来ならホグワーツで戦闘が繰り広げられるはずだったのだが、マクゴナガル先生の凄まじすぎる活躍によりデスイーターは全滅、ヴォルデモート卿とベラトリックスは、何とか難をのがれてかつてハリーたちと死闘を繰り広げた魔法省の神秘部に逃げ込んでいた」
ハリー「『エクスペクト・パトローナム』!守護霊よ来たれ!」
ロン「ハリー、守護霊に乗って魔法省へ行こうなんてどうかしてるよ」
ハー「守護霊は言葉は託せても触れることはできないのね……」
ハリー「じゃあどうやって魔法省まで?箒はマルフォイが全部折っちゃったし」
ロン「マルフォイのやつ、余計なことしてくれるよな」
ハー「じゃあ、地下鉄に乗りましょう。ロンドンまでなら通ってるわ」
ロン「地下鉄!?ホグワーツにそんなの通ってるわけないよ!」
ハー「マルフォイが作ったわ……」
ハリー「マルフォイは敵か味方か……」
ロン「いや、そこじゃなくてそもそもどうやって地下鉄なんか引いたんだ?」
ハー「『地下鉄魔法』というのがあるのよ」
ロン「いや、ないだろ」
ハリー「ロンドンへ行けるなら何でもいい、駅はどこにあるの?ハーマイオニー」
ハー「秘密の部屋よ」
ロン「なんであそこなんだ!てかあそこにはバジリスクの遺体があったんじゃないの?」
ハー「マルフォイが整備したわ」
ロン「マルフォイ大活躍じゃないか。じゃあ早く行こう!秘密の部屋へ」
ナ「そして秘密の部屋。かつてハリーがバジリスクと闘いました」
ハー「あー、ハリー、蛇語を喋って。でないと扉があかないわ」
ハリー(蛇語)
ロン「扉が開いた!やっぱり君ってすごいや!」
ハリー「あの人と同じ能力だ。あまり嬉しいことでもない」
ハー「さあ、ボタンを押せば地下鉄が来るわ」
ロン「しかしマルフォイのやつ、もう少し魔法使いらしい設備にすればよかったのにな」
ハー「ロン、ボタンに魔法がかけられてるわ。機械的なものよ。あなたってホントずぼら。さ、早く乗りましょう」
ナ「こうして三人はマルフォイの手助けでロンドンへ。が、三人のうちだれもマルフォイに感謝などしていないのでした」
2011/07/27 Wed 21:25 [No.522]