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フリッカー
※この小説は、企画中のものです。内容は本編と若干異なる場合があります。
その出会いがきっかけで、俺――久家瑞貴(くげ みずき)の日常は崩れ去った。
「お、おい! 大丈夫か!?」
「そ、そなたは……?」
(魔法、少女……? 結構かわいいなあ……)
偶然保護した小柄な女の子は、魔法の世界からやってきた王女様――
「我が名は、スクルド8世。インペラリア王国の第一王女じゃ!」
「それってもしかして、『剣と魔法』の世界――?」
「この家、気に入ったぞ! これからこの家を領地として、『新生インペラリア王国』を建国する! そなたらは『国民第1号』じゃ!」
「えええ――!?」
そして俺の家は、なぜか『国』として独立してしまった――!?
「なぜじゃ……なぜこのお札は誰も買ってくれぬのじゃ……?」
「こんなおもちゃっぽい紙幣だったら、売れなくて当たり前だって……」
「優海(ゆうみ)は野菜を作っておるのか…何じゃ、我が国の『産業』にできるものがあったではないか!」
「お前――バカッ!!」
そんな中、我が家に忍び寄る、謎の敵の影……
「インペラリアめ、この異世界まで侵略する気か!!」
「兄さん! あれって『ゴーレム』じゃ……!」
「早く奴らを追い出さなければ、我が国が一瞬で侵略されてしまうぞ!」
「そんな大げさな! ただの『不法侵入』レベルじゃないか!」
俺はそんな敵と、魔法のアイテムでむりやり戦わされる羽目に――!?
「ジェネラートじゃ。これが、そなたらの言う『マホウ』のエネルギーをくれるのじゃ」
「……ジェラート?」
「ジェラートではない! ジェ『ネ』ラートじゃ!!」
「ミズキよ、新生インペラリア王国女王として命じる! 我が国の領地を犯す敵を、その力で排除するのじゃ!!」
「そんな事言われたって――っ!!」
どうなるの俺!? どうなるの俺の家!?
新小説:俺の家が1つの国になっちまった!
「我が聖拳(せいけん)の力さえあれば、恐れるものなど何ひとつない!」
「ならお前が戦えよーっ!」
現在企画進行中!
2011/10/20 Thu 00:45 [No.705]