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氷河期の賢者
Cパート
ナ「ヴォルデモート卿はペン回しを成功させました!さあ、これがこの後の戦いにどう影響してくるか!」
ロン「いや、しないでしょ」
ハー「するのよ、ロン。ヴォルデモートがペン回しを成功させた、それはすなわちベラトリックスがペン回しを成功させることを意味する」
ベラ「わが君!できました!」
ヴォル「おお、やるなベラ」
ロン「待て、この作品はいつからペン回し作品に……」
ハリー「エクスペンアームズ!ペンよ去れ!」(ベラのペンが飛んでいく)
ベラ「――負けた」
ロン「いやいやいや負けてないでしょアンタ」
ヴォル「ベラ、このペンを貸してやろう。ドラコマルフォイのペンだ」
ロン「マルフォイ出た!!またマルフォイ出た!」
ハー「やばいわね……」
ハリー「まずいな……」
ロン「え、何が?」
ハー「ドラコマルフォイはペン回しの世界王者なのよ……あのペンはニワトコのペン。世界最強のペンよ」
ロン「いや最強のペンて」
ヴォル「ドラコマルフォイは俺様が以前始末した……つまりこのペンの真の所有者は俺様だ」
ハリー「いや、違うな」
ヴォル「何?」
ハリー「お前は確かにドラコマルフォイを破った。けれど、それ以前に僕が彼のペンを武装解除した。そしてペン回し世界王者の防衛戦にも勝利した。だから、ニワトコのペンの真の所有者は、僕だ」
ヴォル「戯言を言いおる!アバダケタブラ!」(ちゃんと杖で)
ハリー「おっと。僕たちは今、ペン回しについて話しているはずだ!魔法なんか使うな!」
ロン「いやいやいや」
ハー「そうね、ハリーの言うとおりだわ」
ロン「ハーマイオニー、君どうかしてる」
ハー「してないわ」
ハリー「ニワトコのペンだけじゃない。僕は死の秘宝と呼ばれる残り二つの宝も手に入れた。一つは蘇りのペン。一回ペン回しを失敗してももう一回やることを許されるんだ。二つ目は透明ペン。見えない」
ハー「すごいわハリー!」
ハリー「僕の方が圧倒的に有利なこの状態で勝つなどどっちが戯言かわからないな」
ヴォル「ベラ、やれ」
ロン「ステュービファイ!」(ベラトリックスを貫く)
ハリー「な……」
ハー「ロン!空気読みなさいよ!どうして魔法なんか使うの!」
ロン「だって!この作品は魔法物語だろ!?それなのにどうしてラストシーンでペン回しなんかするんだ!おかしいじゃないか!僕はあの人の側につく!」(寝返る)
ハー「そんな……ロン」
ヴォル「ペン回しを否定するとはいい度胸だ。だが、寝返るという行為を評価して許してやろう……さあウィーズリー、この杖を使うのだ……」
ロン「えい!」(杖を回す)
ヴォル「何をする!」
これでニワトコの杖の真の所有者は僕だ!ペン?どうだっていい。ヴォルデモート卿、お前は最後の最後に大きな過ちを犯してしまったようだな。ペン回しに没頭するなんて。ハリーとハーマイオニーを服従の呪文にかけていたのだってわかっているんだ。さあ、ヴォルデモート、分霊箱は全て破壊した。お前の負けだ!……ハリー、あとは頼む」
ハリー「大人の事情……だな」(かっこつけて)
ハー「そうね。大人の事情ね」
ヴォル「アバダケタブラァ!」
ハリー「エクスペリアームズ!」呪文がぶつかり合うので、とりあえず両方頑張る。
ヴォル「うわぁぁぁぁぁ」(倒れる)
ハー「やったわ……勝ったのよハリー!勝ったのよ!」
ハリー「うん。勝った」
ロン「僕の巧妙な作戦、すごかったでしょ?」
ハー「ロン、やっぱりあなたってすごいわ!」
ハリー「ねえ、みんな」
ロン、ハー「何?」
ハリー「僕、世界が平和になったら、一番にしたいことができた」
ロン、ハー「何何?」
ハリー「ペン回し」
2011/07/28 Thu 22:35 [No.528]