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氷河期の賢者
Bパート
ハリー「魔法省だ。しかし人がいないなあ」
ロン「ハリー、これを大人の事情というんだよ」
ハリー「ロン、僕たち成人しているけど今演じている人たちは子どもだよ?」
ハー「ハリー、それも大人の事情なのよ……もう」
ヴォ(声だけ)「ハリー・ポッター……ずいぶんと余裕のようだが……ここで俺様が負けるのも大人の事情だ……よく覚えておくがよい……」
ベラ(声だけ)「わが君、どうしてあなた様が負けるようなことを!」
ヴォ(声だけ)「すまん。つい……」
ロン「ハリー、あの人もハリーのこと怖がってるのかもしれないぜ!弱気な発言だ!」
ハー「私には私たちを油断させる作戦に思えるけどね……」
ハリー「大丈夫。大人の事情で僕らが勝つから」
ロン「ハリー、君ってやつは……」
ハー「『オプリピエイト』!忘れよ」(ハリーに向けて忘却術)
ロン「ちょ、何やってるんだ!忘却術なんかかけたらハリーが記憶喪失になっちゃうじゃないか!」
ハー「あのね、私はロックハート先生とは違うの。ちゃんと必要な分だけの記憶を抜き取ったわ」
ロン「じゃあなんの記憶だよ……」
ハー「ハリーを見てみなさい……」
ハリー「二人とも、相手は強い。注意するんだ」
ロン「あれ、さっきのハリーじゃない。つまんないや」
ハー「ロン、あなたにも忘却術かけてあげましょうか?」
ロン「……遠慮しとくよ」
ハー「さあ、そろそろ神秘部ね」
ベラ「アバダケタブラァぁぁぁぁァ!」
ハリー「うわあああああ!」(攻撃を受け、倒れる)
ハー「ええええええ!!?」
ベラ「やってしまった……わが君の獲物を……でも仕方がない……」
ハー「何が仕方ないのよ!ハリーが死んじゃったのに!」
ベラ「いや、そいつ大人の事情で生き返るし」
ハリー「そういうことだ」
ハー「早ッ!」
ベラ「しかも、しかも、わがご主人様は……悟ったのだ……」
ハー「悟った……?」
ベラ「ハリーポッター、あの方はお前を直々に手をかけなくてもいいという考えを持つようになってしまった。簡単にいうと、闘うのがめんどくさくなったのだ。最近はペン回しに熱中している。――魔法を使えばいいのに」
ハリー「つまり……」
ベラ「そうさ!このベラトリックスおばさんがラスボスだよ!お前たちの知っているヴォルデモート卿はもういない!今はただのペン回しに集中するはげでしかない!」
ハリー「ハゲ……ということは」
ハー「勝てるかもしれない」
ロン「いや、ハゲ関係ないでしょ。あと僕に発言権をください」
ヴォル「成功したああああああああ!」
2011/07/27 Wed 21:26 [No.523]