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[ 編集 ][ 返信 ]サイサリス

あきはばら博士

――景色が風になる。

 [スピードスター]を翼に引っ掛け[燕返し]の要領で飛ぶ。そのすごいスピードで相手にぶつかり、爆発してダメージを与える、鋼の翼を持つエアームドだからこそ出来るムチャなこのワザは後々『スカイドライブ』という名前で使われることになるのだが……
「(スゴイ! エアームドってこんなに速く飛べるんだ……)」
 ……新幹線並みかそれ以上の速さでめまぐるしく変わる景色に違和感を見つけたのはすぐだった。
 “斜めっている”。要するに何故かは知らないが落ちていっているわけで……。
「ストップストップ!! ……何で聞かなっキャーーー!?」

  ガシャ! パリパリパリーン! ドガーン!

 派手な音と小さな爆発が起こって暗転。次に気がついたら焦点の合わないまま空を見上げていた。
 慌てて背を起こすとシャラシャラと音がする。目の前の大窓が割れているのを見るとどうやらガラスの雨が降り注いだようだ。
 気を失うほどの衝撃に爆発にガラスの雨、そして一応無事な自分。鋼タイプに感謝しなくてはなるまい。

「大丈夫ですか? エアームドさん。」
 いきなり声をかけられたのに驚いて首を向けると背を向けた緑の人影……いや、ポケモンの影が居た。
 わけ分からないながらにも「えぇ、一応……」と返事するとその影は柔らかな笑みを浮かべる。
「良かった、その様子なら大丈夫ですね。」
 その台詞を言うや否や、温和な雰囲気が一変した。
 その影――ジュカインは無駄の無い動きでバッと刀のある腕を突き出し『種マシンガン』の種だろうか? 緑の小さな粒を沢山浮かばせる。
 その強い視線の先にはラクを追いかけて来たポッポ軍団、総勢十七羽。

「食い逃げ、万引き、嫌がらせさんはお引取り願いますよ!」

 その言葉にキレたのかポッポ軍団が雪崩を打って突っ込んでくる。
 一方のジュカインは浮かべた粒を『リーフブレード』の面で一払い。打たれた粒が銃弾のように下から軍団に降り注いだ。

  *  *  *  *  *

「すぐ手当てできなくてスミマセン。」
 十数秒後、ポッポ軍団は一人残らず気絶して地に伏していた。
 勿論ジュカインのほうは無傷だ。
 さっき見たときは気づかなかったが左に眼帯をしているそのヒトは、戸惑っているラクを見て慌てて言い添えた。
「自己紹介が遅れましたね。僕はサイサリスの店主、アッシマーMkU量産型です! あっ呼ぶときはアッシマーでいいですよ」

 その場所こそが、『ポロック・ポフィン・ポケまんまの店 サイサリス』だった。

   ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

2011/09/06 Tue 00:15 [No.646]


残り13件

  1. [471] 勝手ながら引き継ぎました。

    ここは、ドリメに関係ない短編を書くところです。
    ドリメ意外の、個人小説のテストアップに使っていただいても構いません!
    過去の短編を貼るのもいいですし、突発的に思いついたけどどこに投稿すればいいか分からないのを貼るのも結構です。
    以前別所に投稿したけど、流れてしまった小説などを貼るのも良しだと思いますナリ。
    <  ・・・・ >> 続き
    短編スレ三冊目
    氷河期の賢者 2011/07/20 22:05
    1. [522] ※ハリーはハリー、ロンはロン、ハーマイオニーはハー、ヴォルデモートはヴォ、ベラトリックスはベラ、ナレーターはナで表す。

      Aパート
      ナ「分霊箱壊しの旅を続けているハリーたち。その分霊箱はいよいよあと一つになる。そう、ナギニだ。本来ならホグワーツで戦闘が繰り広げられるはずだったのだが、マクゴナガル先生の凄まじすぎる活躍によりデスイーターは全滅、ヴォルデモート卿とベラトリ  ・・・・ >> 続き
      ハリポタ Bパートまで
      氷河期の賢者 2011/07/27 21:25
      1. [523] Bパート
        ハリー「魔法省だ。しかし人がいないなあ」
        ロン「ハリー、これを大人の事情というんだよ」
        ハリー「ロン、僕たち成人しているけど今演じている人たちは子どもだよ?」
        ハー「ハリー、それも大人の事情なのよ……もう」
        ヴォ(声だけ)「ハリー・ポッター……ずいぶんと余裕のようだが……ここで俺様が負けるのも大人の事情だ……よく覚えておくがよい……」> 続き
        Re: ハリポタ Bパートまで
        氷河期の賢者 2011/07/27 21:26
        1. [528] Cパート
          ナ「ヴォルデモート卿はペン回しを成功させました!さあ、これがこの後の戦いにどう影響してくるか!」
          ロン「いや、しないでしょ」
          ハー「するのよ、ロン。ヴォルデモートがペン回しを成功させた、それはすなわちベラトリックスがペン回しを成功させることを意味する」
          ベラ「わが君!できました!」
          ヴォル「おお、やるなベラ」
          ロン「待て、この作  ・・・・ >> 続き
          Re^2: ハリポタ Bパートまで
          氷河期の賢者 2011/07/28 22:35
          1. [531] Dパート
            ナ「ヴォルデモートを倒してから19年後、ハリーは一人で暮らしていました。その手の中に杖はありません。彼が最後に魔法を使ったのは、自分を一生ペンを落とさない体にするためにでした」
            ハー「ハリー久しぶりね。元気にしてた?」
            ロン「これ、マルフォイからおみやげ」
            ハリー「ありがとう」
            ハー「すごいわね。世界チャンピオンだなんて。でも魔法の決闘で  ・・・・ >> 続き
            Re^3: ハリポタ Bパートまで
            氷河期の賢者 2011/07/28 23:11
    2. [529] <ジャグフィリが旅の途中でバシャージに会う話>

       +  +  +

      炎タイプの彼はいつも熱くて。
      格闘タイプでもある彼はいつもハキハキしてて。
      彼が私達側に居る時間は短かったけれど、彼はいつもそんな感じだった事を覚えている。

      そんな彼から、あの熱気と明るさが消えた時はとても驚いた。
      信じられなかったし、信  ・・・・ >> 続き
      Re: 短編スレ三冊目
      フィリット 2011/07/28 22:52
      1. [530] 「本当に久し振りだな…ルイージ。」
        「…そうだな。ジャグラー、お前とこうして話せるのも……戦争が終わってくれたおかげなんだろう。」
        「………だな。」
        ふとルイージがフィリットをチラッと見ると、フィリットはまだ少し赤目だった。

        「…変わっちゃいないな、フィリットさん。“あの時”もこうして泣いてた。」
        「………ぐすっ……そんなに、簡単に変わ  ・・・・ >> 続き
        Re^2: 短編スレ三冊目
        フィリット 2011/07/28 23:04
        1. [533] 「おらっ、ぐずぐずすんな!」
          「だらしねえガキだ、3日飯を抜いただけですぐに倒れやがる!」
          「あう・・・うあぁ・・・」
          屈強なゴーリキーにまた鞭で体を叩かれ、悲鳴を上げ続ける体を無理矢理動かす。
          体が成長しておらず、未発達な私はただ永遠と重荷を担ぐ道具と扱われるだけ。
          私はニューラという一匹のポケモンとして扱われていない。私は、ただの奴隷・・・。<  ・・・・ >> 続き
          恩返し
          ジャグラー 2011/07/29 15:01
          1. [534] 「さて、ここが奴隷達が暮らしている部屋ですね。
            ・・・ずいぶんとカビ臭い・・・ただ壁に穴を開けてそこを部屋としてるだけの粗末な部屋みたいですね」
            「奴隷の皆さん!どうか、私の話を聞いてください。
            私は、貴方達を助けに来ました。どうか、私についてきてくれませんか?
            私は皆さんに毎日温かい食事を出しますし、きちんとした部屋を用意します。必ず、皆さんに幸せな生活を  ・・・・ >> 続き
            Re: 恩返し
            ジャグラー 2011/07/29 15:01
            1. [541] 緑豊かな大地に恵まれた大陸、ラーシア大陸。
              この大陸では、一つの伝説があった。

              正義を持つ者だけに力を発揮し、時代を渡ることが出来る天から舞い降りた武器・・・聖槍グングニルの伝説。
              その力は、山をも貫き―――海をも貫く、聖なる槍。
              争いの真っただ中、その聖槍は突如舞い降りる。
              その槍が持つ、絶対的な力と共に。

              ラー  ・・・・ >> 続き
              正義の聖槍 グングニル
              ジャグラー 2011/08/01 23:18
              1. [542] キャラ紹介。

                「このグングニルの力を見せてやる!」
                「シャンロットの民は、そう簡単に挫けはしない!!」
                ブレオ・ギース 男 16歳
                シャンロット公国のシグワース出身の少年。
                生まれてすぐに母親を亡くし、父親と二人で暮らしていた。
                帝国軍の侵攻の際に父親と共にマーブルへ逃げようとしたが、道中に敵の待ち伏せで父親が殺されてしまい、  ・・・・ >> 続き
                Re: 正義の聖槍 グングニル
                ジャグラー 2011/08/02 22:31
                1. [543] 「森を荒らした帝国を、許しはしないわ!」
                  「軍を襲うだけならまだしも・・・軍とは関係ない私達を巻き込むなんて、論外よ!!帝国の奴なら女子供もやってしまえばいいのよ!」
                  アリス・アトヴィレッチ 女 15歳
                  エルフの森に住むエルフ族の少女。仲間たちと共にゲリラ活動をしており、そのリーダーを務めている。
                  アーガスト帝国がキャンプ地を増やす際に森を燃やされ、親や仲間  ・・・・ >> 続き
                  Re^2: 正義の聖槍 グングニル
                  ジャグラー 2011/08/02 22:31
                  1. [544] 設定。

                    グングニル
                    天界で作られた揺るがない正義を持つ者にしか扱えないという伝説の槍。
                    槍全体が透き通った青色になっている。
                    その力は山を貫き、海をも貫く。
                    グングニルは持ち主によりその力と姿を変える事があり、場合によっては持ち主を滅ぼすこともある。
                    持ち主によっては『聖槍』と『魔槍』のどちらかに代わる。
                    また、例え  ・・・・ >> 続き
                    Re^3: 正義の聖槍 グングニル
                    ジャグラー 2011/08/04 23:16
                    1. [547] ・デュランひとり語り風です。
                      ・捏造EDです。
                      ・ネタバレ注意!!

                      あの戦いの後、それぞれ自分たちの故郷へと帰っていきました。
                      私ことデュランは、姫様とラッセル殿とクルス殿と共に祖国、ファンタジニア王国に戻りました。
                      ラッセル殿とクルス殿は途中でカローナで別れを告げ、姫様と共にパルティナへ戻りました。

                      その後、しば  ・・・・ >> 続き
                      もしもユグドラ・ユニオンがハッピーエンドだったら。 略してMYH
                      ジャグラー 2011/08/10 01:34
                      1. [550] ラッセル編
                        「おめでとう、ラッセル!フローネ!」
                        「二人ともお幸せに!」
                        ラッセル殿はフローネ殿と結婚し、正式に夫婦となりました。
                        ラッセル殿はカローナの総隊長となり、帝国とカローナの国境を警備しながら兵達を鍛える日々を送っています。
                        そんなラッセル殿を、フローネ殿は陰から支えており、非常に夫婦円満の仲だそうです。
                        最近では、フローネ殿が  ・・・・ >> 続き
                        MYH ラッセル編、クルス編
                        ジャグラー 2011/08/10 18:16
                        1. [551] ロズウェル&ロザリィ編
                          「山賊から街を守るのはあたしのゴーレム達がやるわ。」
                          「分かった。では攻撃は私のネクロマンサーとシモベ達に任せてくれ。」
                          ロズウェル殿とロザリィ殿はあのあと、黒薔薇家と白薔薇家どちらも休戦条約を結び、共に魔術の研究をしながらヴァーレンヒルズを守ることを約束しました。
                          アンクもない今、もう両家が争うこともないでしょう。
                          最近で  ・・・・ >> 続き
                          MYH ロズウェル&ロザリィ編、オルテガ編
                          ジャグラー 2011/08/10 23:56
    3. [555] イマゲの妄想。
      無理矢理隠語にして纏めてるので、わからなかったら、うん…
      なんとなくで埋めてます。

      王女:ソラキッス
      盗賊:?
      鳥乗:?
      第三部隊長:ラプラス
      チビウンディーネ:マコリル
      北領主:エルリッカー
      海領主:ジュカッター
      夜襲:カポリーズ
      怪しい魔女:エル椎名
      > 続き
      Re: 短編スレ三冊目
      椎名 2011/08/11 23:24
    4. [563] ※このエア小説は、皆さんの脳内でお楽しみください。

       オレの名はミラノ。あちこちを旅しながら、生きるために盗みをやっている盗賊だ。
       でも、全部の人から盗る訳じゃねえ。昔のオレと同じように苦しんでいたヤツから盗る趣味なんて持ってねえ。オレは人の生活を苦しめるようなヤツからモノを盗んで、生きてきた。
       オレが今盗賊をやらないと生きていけねえのも、そんなヤツの  ・・・・ >> 続き
      エア小説『エア小説版ユグドラ・ユニオン ファーストシーズン:解放編』
      フリッカー 2011/08/15 00:05
    5. [564] ※台本にするので文章としてはガタガタです。

       少女は、笑っていた。
       アメリカ兵は、白旗を掲げた少女――白旗の少女にシャッターを向けた。少女は少し目を瞑って間を置き、笑いながら手を振った。
      アメリカ兵は何故少女が笑うのかわからない。投降する直前、どうして笑っているのだろうか。アメリカ兵は不思議に思い、この写真を後世に残した。
       白旗を掲げた少女が  ・・・・ >> 続き
      短編 白旗の少女
      あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/08/16 19:04
      1. [565] 「父ちゃん……ネエネエ……」
         その場で泣き崩れる富子を、直裕は抱きかかえた。直裕とてまだ十歳である。泣きたい気持ちは溢れているし、現に泣いている。けれど自分までもがここで泣き崩れ、この場を進まなければ、二人ともここで死ぬ。父親は子どもを守るという責任を果たして死んだ。だから自分も兄としての責任を果たさなければいけないという責任感だけを頼りに直裕は走る。
        「富子、大丈夫だから、  ・・・・ >> 続き
        Re: 短編 白旗の少女
        あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/08/16 19:05
        1. [566] 一方日本不利で進む沖縄戦は、兵士だけでなく住民さえも追い詰めた。『投降すればアメリカ兵に八つ裂きにされる』という誤報が流れたりし、集団自決を迫られる事例も多かったのである。

           富子は、小さなガマの近くにやってきた。富子は服を引っ張られているのを感じ、振り向くと同じくらいの年の男の子がいた。
          「遊ぼ」
           男の子はそう言うと走り出した。鬼ごっこを誘っているらし  ・・・・ >> 続き
          Re^2: 短編 白旗の少女
          あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/08/16 19:06
          1. [567] 翌日。富子は老人に今までの話をした。
            「父ちゃんはね、優しかったよ。富子が弁当を落としちゃっても、食べられるからって、ありがとうって言ってくれたの」
            「優しいお父さんだなあ」
            「だから、富子も優しい子なんだねえ」
            「富子優しいの?」
            「富子は優しい子だ。富子はいい子。いい子。お豆を食べよう」
             老婆は頷き、富子を抱きかかえ、棚の方に向かう  ・・・・ >> 続き
            Re^3: 短編 白旗の少女
            あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/08/16 19:06
            1. [568] 「おばあちゃん……」
              「ニホンノミナサン、ワタシノハハオヤハニホンジンデス。シンジテクダサーイ! ハヤクデテキテクダサイ! ソウシナイトバクハシマス! ハヤクデテキテクダサイ! ワタシニホンジンコロシタクアリマセン!」
               再び鳴り響くアメリカ兵の説得。老夫婦は富子を急かした。
              「早く行きなさい。いい、富子。外に出たら、もっと南に向かいなさい。そこにたくさんのアメリカ兵  ・・・・ >> 続き
              Re^4: 短編 白旗の少女
              あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/08/16 19:07
    6. [590] 果てなく続く雪と氷。
      何もかも白く染められたまっさらな世界。
      凍てつく野に一輪の花が咲いた時、物語は始まる。
      塹壕に根を下ろし、倒れた兵(つわもの)の生き血をすすり、鉄条網に蔓を這わせ、燃える炎で身体を温める。
      その花は、戦場にたたずむ青い薔薇。
      第1話「ネージュ」
      その薔薇に触れる者は、刺に刺されて眠りに堕ちる。

        ・・・・ >> 続き
      レナさんのお話を某むせるアニメの次回予告っぽくまとめてみた
      フィッターR 2011/08/27 00:51
      1. [593] ニーチェ編
        「みんなー!ニーチェ、見つけてきたよ!転生石、取り戻したよ!」
        「あれは・・・ニーチェ!?」
        「エ、エメローネ様!見てください、ニーチェの持ってる物を!」
        あのあと、ニーチェ殿は転生石を持ってエンベリア公国へ帰っていきました。
        聖剣の最後の力で、我々との戦いで散っていったウンディーネ達は生き返り、ニーチェ殿は戦いが起こる以前の平和な生活  ・・・・ >> 続き
        MYH ニーチェ、イシーヌ、エメローネ編 パメラ編
        ジャグラー 2011/08/27 02:44
        1. [616] 私は運動をしたくない。
           というのも、運動できるほどの体ではないからである。
           まず腹が出ている。どのくらい出ているかというと、椅子に座った時に腹がたるんで、椅子の裏から一周して頭に乗っかるくらい。
           何故太ったのか、未だに思いだせない。幼いころ、ピザ、ピザ、ピザ、ピザ、ピザ、ポテト、ピザ、ピザ、ピザ、ハンバーガーという何とも健康的でバランスの取れた食生活を送っていた  ・・・・ >> 続き
          わけもわからず運動しだすとこうなる
          あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/09/02 22:19
          1. [617] ――フリスビーである。
             そうだ、フリスビーをすればいいじゃないか。ピザで。
            「ちょっと待ちなされそこの巨人!」
             振り返るとなんとなんと、そこにはシルクハットをかぶった紳士が空中でボディビルディングをしているではありませんか。一体私に何の文句があるというのでしょう。
            「ピザじゃねえ。ピッツァだ……」
             なんだ思ったよりワイルドじゃないか。
            > 続き
            Re: わけもわからず運動しだすとこうなる
            あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/09/02 22:20
    7. [618] 「(と、とにかく、早くこの場から離れないと……!)」
      「痛い……」
      「? ……様子が……」
       様子がおかしい……?
      「痛い……痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!  あ”あ”ぁははああぁひゃああ”はっっ!!!! お兄さんの事許さないよ、絶対に飲ませて貰うから!!!」
      「(飲ませる? 何を?  まさか…………血を?)」
       クラウドの顔の  ・・・・ >> 続き
      Re: 短編スレ三冊目
      あきはばら博士 2011/09/02 23:59
    8. [622] I am the bone of my snow.
      ――――体は雪で出来ている。

      Ice is my body, and grain is my blood.
      血潮は氷で、心は結晶。

      I have created over a thousand frozen body.
      幾たびの人狩りを越えて不敗。

      U  ・・・・ >> 続き
      無限の雪製
      いぬ 2011/09/03 00:26
      1. [642] 三段腹とテレキャスター 肥満の整列、アンハッピー
        単身赴任で浮気 撃ち込んだ音妻の怒声
        声が潰れるまで叫んで 近所の信頼を棒に振った
        もう既に手に入れてたアンタ いい加減飽きたし手放すわ
        「マンランライフこんにゃく畑!」
        お部屋の中は少女漫画、
        ミシンが既に無くなった 此処で一度返し縫いしようか
        僕のお父さんの母の 曾祖父の祖父  ・・・・ >> 続き
        アンハッピーリフレイン替え歌『お前の犬ラッキー』
        あんびしゃん(氷河期の賢者 2011/09/05 21:31
    9. [646] ――景色が風になる。

       [スピードスター]を翼に引っ掛け[燕返し]の要領で飛ぶ。そのすごいスピードで相手にぶつかり、爆発してダメージを与える、鋼の翼を持つエアームドだからこそ出来るムチャなこのワザは後々『スカイドライブ』という名前で使われることになるのだが……
      「(スゴイ! エアームドってこんなに速く飛べるんだ……)」
       ……新幹線並みかそれ以上の速さでめ  ・・・・ >> 続き
      サイサリス
      あきはばら博士 2011/09/06 00:15
      1. [647] 「ほら、着いたよっ! ここが私の家!」
         エルジアのその声に若菜が見ると、目の前に小さな店があった。
         ゲームでの描写通り、ここソノオタウンは花で埋め尽くされていた。その花畑の中に佇む、可愛らしい感じの店。入り口の上部にかけられた薄桃色の看板に躍る緑色の文字を、若菜は声に出して読んでいた。
        「『ポロック・ポフィン・ポケまんまの店 サイサリス』……?」
        「そう  ・・・・ >> 続き
        Re: サイサリス
        あきはばら博士 2011/09/06 00:16
        1. [648] ジェノサイドクルセイダーズの根城である施設にある私室のベランダにて、トゲチックのツバサが連絡役らしきペラップの報告を聞いて小さく笑って要約する。
          「……へぇ、それってつまり失敗したってわけ?」
          「はい。レベル差から考えて当然の結果で、依頼前後の事もあっさり話していました。その事でレオードもあなたが関わっている事に気づいたようです」
          「それでいいんだよ。僕のディナーは彼  ・・・・ >> 続き
          Re^2: サイサリス
          あきはばら博士 2011/09/06 00:19
          1. [649] 『闘いだ! 戦争だッ! 殺し合いだッッ! それによる混乱ッ! 我々は長き刻を待ち続け、ついにこの瞬間を迎えたのだッッッ!!!』
             そう、僕達の長く待ち望んでいた、殺戮の時が来たのだ。
             行う意味や理由は異なるけれども、殺戮を望む部分は一致した僕等にとって待ち望み続けたその瞬間。

            『戦ってッ! 戦って! 闘ってェエエエエッ! そして……殺せッ! 殺せッ! 殺  ・・・・ >> 続き
            Re^3: サイサリス
            あきはばら博士 2011/09/06 00:20
            1. [661] 原曲
              http://www.youtube.com/watch?v=fjWl4vVdtAY&feature=related

              「ローリンガール」より、替え歌「アサシンガール」です。

              アサシンガールはいつまでも 届かない夢見て
              騒ぐ頭の中を掻き回して,掻き回して。

              「大丈夫です」と呟いて、言葉は失われた?> 続き
              替え歌作ってみた
              ジャグラー 2011/09/08 21:20
    10. [701] ──あなたと友達になれて、嬉しかった

      ──みんな… 死ぬしかないじゃない! あなたも、私もッ!!

      ──バカな私を助けてあげて… くれないかな

      ──彼女だけでは荷が重すぎたんだ

      ──あれは誰にも倒せない。あれを解き放っては… いけない

      ──遅かれ早かれ結末は同じだよ

         ・・・・ >> 続き
      Re: 短編スレ三冊目
      ルナサ・クリスティ 2011/10/13 23:47
      1. [702] 用語

        ・インキュベーター
         20年前に襲来した宇宙人。様々な「魔女」と呼ばれる存在を従え、人類を襲った。
         魔法を用い、一度は人類を窮地に追い詰めるが、人類はそれに対して徹底抗戦を仕掛ける。
         その結果、人類の手によって討たれ、行方不明となる。しかし、その目的は一切の謎に包まれている。

        ・魔女
         インキュベーターの  ・・・・ >> 続き
        Re^2: 短編スレ三冊目
        ルナサ・クリスティ 2011/10/13 23:53
      2. [703] キャラ設定

        ・鹿目まどか
         主人公。マキナに襲われていた所をマミに助けられ、彼女に憧れを持ってMDCに志願した新米隊員。
         明るい性格でクラスのムードメーカー。勉強は並だが、魔力が何故かずば抜けて高い。その為に教官から一目置かれた存在なのだが当の本人は取り得がないと言っている。
         両親を何者かによって殺され、魔法に対するトラウマを持っている。> 続き
        Re^2: 短編スレ三冊目
        ルナサ・クリスティ 2011/10/13 23:58
    11. [705] ※この小説は、企画中のものです。内容は本編と若干異なる場合があります。

       その出会いがきっかけで、俺――久家瑞貴(くげ みずき)の日常は崩れ去った。

      「お、おい! 大丈夫か!?」
      「そ、そなたは……?」
      (魔法、少女……? 結構かわいいなあ……)

       偶然保護した小柄な女の子は、魔法の世界からやってきた王女様――<  ・・・・ >> 続き
      新小説『俺の家が1つの国になっちまった!』ティーザー版予告編
      フリッカー 2011/10/20 00:45
    12. [710] デスノートが使えない今僕はリュークと今後どうやってLを殺そうかと悩んでいた
      と、その時父さんが『ヨツバ』に突っ込んでいった。

      「父さん!!!! 駄目だ戻ってくるんだ!!!」
      「ウィィィィリィィィィイ!!!!」

      父さんが殴られて意識を失った、この『ヨツバ』を止めるのが先だろうと思い。僕もLを殺す前にこの事件を終わらそうと思う。
      > 続き
      Re: 短編スレ三冊目
      2011/11/06 08:30
    13. [723] ※この小説は、新作のテスト用に書いたものです。

       どこまでも広がる、青い空と白い雲。
       体のほとんどがキャノピーに覆われるこのコックピットからの眺めは最高。まるで、私の体そのものが空に浮かんでいる感覚が気持ちいい。
       もっとも、最初のころはコックピットから落ちそうな気がして、怖かったけど。

       私の名前は、フリーダ・ベルツ。
        ・・・・ >> 続き
      『大集合! 愉快なヒコーキ野郎ども!』テスト用短編『前は大水、後ろは大火事』
      フリッカー 2011/11/17 22:54
      1. [724] 『あ、ああ……すまないストーン』
        『そもそもあんな起こし方するからこんな事になるのよ、バカアクア!!』
        『――って勝手に俺のせいにするな!!』
        『その通りなんだから当たり前でしょ!!』
        『ああそうかい!! そんな寝るのが好きならずっとそこで永眠してろ!!』
        『あっ!! 今何気にひどい事言ったなーっ!!』
         でも、ヒートの余計な一言で再びく  ・・・・ >> 続き
        Re: 『大集合! 愉快なヒコーキ野郎ども!』テスト用短編『前は大水、後ろは大火事』
        フリッカー 2011/11/17 22:57
      2. [725] 『3(スリー)、2(ツー)、1(ワン)、戦闘開始(ファイツ・オン)!!』
         ヒートの合図で、私達は同時に散開した。
         私は右へ、アクアとヒートは左へ。
         ある程度距離を取ってから、反転して互いに向かい合うように操縦する。
         正面に2人の機体が見えた。
         まずい。高度が自分より上だ。高い位置にいるという事は、それだけ有利な位置にいるという事。ただ、こ  ・・・・ >> 続き
        Re: 『大集合! 愉快なヒコーキ野郎ども!』テスト用短編『前は大水、後ろは大火事』
        フリッカー 2011/11/17 22:59
      3. [726] 「機銃撃墜(トリガー・ダウン)! 私の勝ちよ!」
         弾数が0になった瞬間、模擬撃墜を知らせる電子音が鳴って、勝敗は決まった。
         敗北を知った2人の機体は水平飛行に戻った。私もそれに並ぶ形で水平飛行にする。
        『ああくそ、また負けちまった……相変わらずストーンは強いな』
        「それはもちろん、修練してるから。騎士の家系に恥じない華麗な人でいたいからね!」
          ・・・・ >> 続き
        Re: 『大集合! 愉快なヒコーキ野郎ども!』テスト用短編『前は大水、後ろは大火事』
        フリッカー 2011/11/17 23:00