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Re^2: 短編スレ 二冊目

kaku

キャラ紹介
カナメ・シャルロッテ
 ワルプルガ魔法女学院ミドルスクールの2年生。
 14年前、魔獣たちによって滅ぼされた国、ジャポネーゼの出身である。カナメを除く同国の国民は全て殺されており、カナメの家族などの血縁者は、その死体すら発見されなかった。
 当時、兵士としてジャポネーゼの戦いに参戦していたマミに保護され、今に至る。
 明るく天真爛漫な性格で、クラスメイト達にも慕われる。魔法を操ることは苦手で、勉学の成績もクラス最下位であるが、幼少の頃からマミによる訓練を受けていたこともあり、身体能力は凄まじいものがある。そのため、格闘術などの成績は、二位を大きく引き離して学年トップである。とにかくなんでも根性で乗り切ろうとする、猪突猛進な乙女。
 本人を含め、周りの者も気付いていないが、実は全ての魔法の始祖である「インキュベーター」を創り上げた者たちの末裔である。

ロゼッタ・ゲルトルート
 ワルプルガ魔法女学院ミドルスクールの2年生。
 カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
 無口な優等生で、成績は学年第二位。だが、入学時の素質検査では、すべての項目において最低の「E-」を記録しており、現在の成績は血の滲むような努力の賜物である。
ストイックに映るが、実は意外に人懐こく優しい性格。
勉強やトレーニングに勤しむあまり、人付き合いも良くなく、クラスの中でも孤立していたが、カナメと親しくなったことで、徐々にクラスの皆と打ち解けていった。初めての友だちであるカナメを心から愛している。
 低い身分の生まれであることにコンプレックスをいだいており、それが彼女の原動力でもある。

エリー・キルシュテン
 カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
 ノリのいい性格で、カナメとよく気が合うが、エリーは魔法術の成績も良い。
 コンピュータが好きで、常にモバイルコンピュータを携帯しており、気になることがあればすぐに検索する。ネット通信を通して多様な人脈を作っているらしく、思わぬところに知り合いが居てカナメ達を驚かせる。

エルザ・マリア
 カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
 名家のお嬢様で、所作・言動など全てが優雅。だが、身分の低いロゼッタや、戦災孤児であるカナメを見下すようなことはなく、むしろ彼女らを尊敬すらしている。
 芸術的センスも一流であり、彼女の描く絵画は、様々なコンクールで賞をとっている。

パトリシア・クラリス
 カナメのクラスメイトで、生徒会長。
 真面目で、誰にも優しい、理想の生徒会長。カナメ達のクラスの委員長も兼任しているため、皆からは「いいんちょ」と呼ばれる。入学時の素質検査では、前項目で最高評価の「S」を記録した。
 だが、クラリス家はエリート統治論を支持する家系であり、パトリシアもまた有能なる者が全てを支配するべきと考えている。クラリス家の女性は代々ワルプルガで学び、あらゆる項目で学年主席を取って卒業するが、パトリシアは体術でカナメに負けてしまった。さらに、素質が全く無く、下賎の生まれであるロゼッタにも総合成績で迫られており、二人に対して憎悪の炎を激しく燃やしている。

サヤカ・フォン・ゼッケンドルフ
 ワルプルガ魔法女学院ハイスクールの一年生。
 オクタヴィア公国の姫。オクタヴィアの王族の女性は、魔女となることが義務付けられており、サヤカが同校に入学したのはそのためである。
 アーティファクトは剣で、回復魔法や音波を使った攻撃を得意とする。ミドルスクールをトップの成績で卒業しており、将来を有望視される魔法少女。
 姫らしく、人前ではおしとやかに振舞っているが、実際は明朗快活で行動的な性格。時折寮を抜けだして、夜の街へと繰り出している。
 既に許嫁がいるが、キョウスケ・ホルゲルという音楽家に、身分を超えた秘密の恋をしている。

キョーコ・クラリッサ
 ワルプルガ魔法女学院ハイスクールの一年生。
 サヤカのクラスメイトであり、幼なじみ。もともと孤児であったが、倒れているところをサヤカが見つけ、保護。その後は姉妹同然に育てられる。
サヤカの補佐役となるのを期待され、学院に入学する。自身もその役割を理解しており、実際はサヤカ以上の素質を持つが、彼女の顔を立てるため、敢えて実力を発揮しないでいる。そのため、ミドルスクールを卒業した際の成績は、ナンバー2であった。
 サヤカとは逆に、人前では明るく気立ての良い娘であるが、実際はささいなことでくよくよと悩む優柔不断で少し暗いところのある性格。
 アーティファクトは槍で、物体を巨大化させる魔法を得意とする。
 カナメの潜在能力に気づき、何かと近寄ってくる。

2011/05/01 Sun 21:24 [No.310]