kaku
ワスも妄想したので、投下します。
魔法少女まどか☆マギカ それぞれの願い
世界観
はるか未来の地球を舞台にした物語。
文明が崩壊した後の世界であり、我々の世界とは違った科学技術が発展している。どちらかというと、スチームパンク風の世界。
用語
魔法:この世界における『魔法』とは、『ソウルジェム』という装置を身につけることで得られる超常的な力であり、どちらかというと科学に端を発するものである。
ソウルジェム:ワルプルガ魔法女学院の地下にある『インキュベーター』と呼ばれる機械から、毎年一定量ずつ精製される、鉱石場の機械。魔法の源となるが、その効力は女性にしか現れない。ソウルジェムを分解すると、『グリーフシード』と呼ばれる物体になり、効力を失ってしまうため、その正体は永遠にわからない。学院のミドルスクールを卒業した者に贈られる。
ワルプルガ魔法女学院:世界で唯一の、魔法使いの育成機関。12歳の女性のみが試験を受けることを許される。この際、学力試験と共に適性試験が課されるが、実は重要なのは後者のほうで、魔法への適正を元に篩いにかけられ、毎年108名が入学する。ミドルスクールとハイスクールに別れており、基本的には6年間教育である。ただし、ハイスクールに関しては、隣接して『ワルプルガ魔法教育学校』が併設されており、そちらには男子生徒も多く在籍している。毎年11月に開かれる学園祭の最終日の夜は『ワルプルギスの夜』と呼ばれ、様々な奇跡が起こるとされる。
ミドルスクール:ワルプルガの最初の三年を学ぶところであり、カナメ達が在籍する。もともと、ワルプルガ魔法女学院は、三年間の過程しかなく、修了者はソウルジェムを渡され、晴れて魔法使いとなっていた。かつては、ミドルスクールの学生が『魔法少女』と呼ばれ、卒業生が『魔女』と呼ばれていた。
素質検査:ミドルスクールに入学してすぐに行われる検査で、魔法を使って行われる。これにより、入学者がもつ才能が全て分かり、SからE-までの11段階で評価される。一年生のクラス分けは、この時の結果を元に成される。ただし、この結果も決して絶対的なものではなく、カナメやロゼッタのように、努力によって才能のなさをカバーする場合も多い。
ハイスクール:ワルプルガのミドルスクールを卒業した少女たちが進学する。もともとはこの過程は存在していなかったが、戦いのなくなった現在において魔法はもはや社会的ステータスでしか無く、少女たちに青春を謳歌させるという意味も込めて作られたものである。そのため、ハイスクールではより実践的な魔法教育が行われているが、それらはほぼ形式上のものでしかなく、一般的な教養が殆どとなっている。ハイスクールは、少女であることを許される機関が伸びたことで生まれた場所なのである。
グリーフシード:ソウルジェムを粉砕すると、その欠片は黒く変色し、独自の形をとる。これが、グリーフシードと呼ばれる。グリーフシードからは『魔獣』と呼ばれる怪物が生み出される。
インキュベーター:ソウルジェムを生み出す機械。白いソウルジェムのような形をしているが、1メートルほどの大きさを持つ。かつては世界中に存在しており、その頃は各国が魔法少女や魔獣を産み出して戦争に用いていたが、何らかの力により、一台を除く全てのインキュベーターが失われた。その後は、ワルプルガ魔法女学院の地下にある一台のみが、一年に一度だけ運転されている。20年前、何者かによって運転され、生成したソウルジェムが盗まれる、という事件があった。犯人は未だ見つかっていない。
魔獣:グリーフシードから生み出される怪物。様々な動物の形をとる。100年以上前、インキュベーターが失われるとともに消滅したはずであった。しかし、14年前、ジャポネーゼにて大量発生し、国中を荒らした。この際使われたのは、20年前に盗まれたソウルジェムである。
2011/05/01 Sun 21:23 [No.309]