氷河期の賢者
Dパート
ナ「ヴォルデモートを倒してから19年後、ハリーは一人で暮らしていました。その手の中に杖はありません。彼が最後に魔法を使ったのは、自分を一生ペンを落とさない体にするためにでした」
ハー「ハリー久しぶりね。元気にしてた?」
ロン「これ、マルフォイからおみやげ」
ハリー「ありがとう」
ハー「すごいわね。世界チャンピオンだなんて。でも魔法の決闘でも世界チャンピオンになれる気がするんだけど」
ハリー「僕はペン回しの技術と引き換えに魔力を失った。けど後悔はしていないさ。父さん、母さん、シリウスには悪いけど、これが僕の生きる道なんだ。君たちも自分の信じるものに突き進んでごらんよ」
ロン「そうだね、僕たちの人生はまだまだこれからだもんね!」
ハー「ま、最後は感動的に終わるってのも、大人の事情よね」
ハリー「君、大人の事情ぶち壊したよ」
ナ「ハリーの傷跡は、この19年間一度も痛むことはなかったのです」
ロン「正直、傷跡関係ないよね」
ハリー「うん」
完
2011/07/28 Thu 23:11 [No.531]