ジャグラー
ラッセル編
「おめでとう、ラッセル!フローネ!」
「二人ともお幸せに!」
ラッセル殿はフローネ殿と結婚し、正式に夫婦となりました。
ラッセル殿はカローナの総隊長となり、帝国とカローナの国境を警備しながら兵達を鍛える日々を送っています。
そんなラッセル殿を、フローネ殿は陰から支えており、非常に夫婦円満の仲だそうです。
最近では、フローネ殿が子供を身ごもったと聞きますが・・・もしそうであれば、今度祝いに行くとしましょう。
「フローネ、私のそばにいてくれるかい?」
「ええ、もちろんよラッセル」
・・・余談ですが、ラッセル殿とフローネ殿の結婚式の際には帝国軍のエミリオ殿や黒騎士レオン、あのガルカーサ殿も見に行ってたそうです。帝国の軍門に下っていた時期もありましたから、帝国軍の兵達とは仲が良かったのでしょうか?
クルス編
「ねーねー、クルスさん。クルスさんって、一人でマルドゥークの森で王国軍を助けたって本当?」
「ああ、本当さ。王国軍がアジト開放を手伝ってくれた後、帝国の連中が後ろからやってきてね。みんなが逃げている間、僕は一人で帝国を足止めしてたんだ。」
「すごーい!さすがクルスさん!」
クルス殿はあのあと、カローナの人々から『カローナの英雄』と称えられ、銅像まで作られたそうです。
今でも彼の家には子供たちがクルス殿の武勇伝を聞くために毎日訪れているそうです。
「クルス先生!今日も先生の弓使いを見せてください!」
「よし、分かった。それじゃちょっとやるとしますか!」
今ではクルス殿の弓使いを覚えようと、弟子まで出来るほどです。
・・・しかし、クルス殿はエレナ殿が王国軍に加入してからは後方支援ばかりで前線にあまり出てなかったような・・・?
まあ、クルス殿がよければよしとしましょう。
2011/08/10 Wed 18:16 [No.550]