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kaku
これは、哲男にとって、あまりにもラッキーなお誘いだった。
「ほんまか!!ほんまに、なんでもいいんか!!」
「はい。なんでも構いません」
女の言葉の真偽を問いながら、哲男は、時間を稼いでいた。
こんな機会は、間違いなく、もう一生来ることはないだろう。
願いは、慎重に選ばなければならない。
やっぱり、セックスさせてもらうのが一番いいだろうか。いいわけあるか!そんなことで、一生に一度のチャンスを棒にふってたまるか。やっぱりもっとこう、後々の人生まで役に立つような願い事を言うべきだろう。それならば、この場の一回のチャンスを、最大限利用することができたと言えるだろう。そうすると、一体どんな願いを言うべきか。東大の理三に合格したことにしてもらうか。去年センターで24点しか取れなかったんだから、今年も東大はだめだろうし。いや、どうせならハーバードの学生にしてもらうのがいいかもしれない。しかし、いい大学に入ったところで、そこからは苦労しなければならないだろうか。なら、ハーバードを主席で卒業したことにしてもらうのもいいかもしれない。ところで、そうして学位を手に入れたい理由はなんだろうか。そう、金を得るためだ。すごい仕事に就いて、金を得るために、学位が欲しいのだ。それならば、いっそ信じられない程の金をもらうというのもいいかも知れない。でも、女も欲しい。金を使ったところで、愛を買うことが出来ないのは分かっている。体も、心も、俺にとって都合のいい女が欲しい。よし、そっちを叶えてもらうことにするか。いっそ、世界中の女が俺を愛するように、というのはどうだろう。女だけじゃない、世界中の人々が俺に跪くようになれば、金だって好きなだけ手に入れられる。よし、これだ。
哲男は、決めた願いを、管理事務所の人に発表した。
「俺を神にしてくれ!」
管理事務所の人の口調が関西弁に変わったのはその時だった!
「じゃかあしいわアホンダラ!!」
罵倒の言葉と共に、哲男の腹に、拳が打ち込まれた。か細い腕なのに、その力は凄まじく、音速を超える速さで繰り出されたパンチは、まるで弾丸のごとく、哲男の腹を貫いた。
哲男の死体が、舞い散った桜の絨毯の上に、転がった。
真っ白な肌を、返り血で真紅に染めて、管理事務所の人は叫んだ。もう死んでいる哲男に向かって、その言葉は届かないと分かりつつも、叫ばずにはいられなかった。
「何を甘えたことを言うとるんや!!願いっていうのはなぁ、他人に叶えてもらうもんやない!自分で努力して、必死で頑張って、叶えるもんなんや!!そうやって流した汗が、血があるから、願いがかなったときに、その願いに価値が生まれるんや!!分かったか!!」
哲男は、反応しない。もう死んでいるのだから、当然である。
管理事務所の人は、まだ興奮が収まらないまま、哲男のズボンを脱がした。
そして、チンコを握り、力を込めた。
「おらぁ!!」
ものすごい力で引っ張られて、チンコはちぎれた。
ちぎれたチンコを、管理事務所の人は咥えた。
フェラチオをしようというのか?
いや、そうではない。
「ん〜ちゅぅ〜〜」
管理事務所の人は、チンコを吸引し始めた。すると、チンコから、何か液体が出てきた。粘性をもった、ドロリとした液体であった。
血である。
そう、管理事務所の人は、哲男のチンコから、血を吸い取っていたのだ!
「ちゅぅ〜」
そこに入っている、全ての血を吸いつくさんばかりの勢いで、吸引していた、そのときだった。
「うっ!!」
突如、管理事務所の人が、チンコを落とした。
チンコが落ちるのに続き、管理事務所の人が、その場に崩折れた。石畳に膝を付き、管理事務所の人は動かなくなった。
そのまま、管理事務所の人は、死んだ。
2011/03/26 Sat 00:49 [No.208]