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X-103 web
初めまして。
函館のものですが、市電ひろばの件は報道で知りました。
中村様のおっしゃる通り、内外装とも往年の姿で保存してこそ真の静態保存だと思います。
動けようが動けまいが、保管されている車両は京都市の歴史の一ページを飾った貴重なお宝であることは間違いありませんし、そのままの姿で保存すべきものであることに疑いようがありませんね。
2013/02/08 Fri 18:14 [No.147]
X-103さま
ご意見ありがとうございます。
お言葉非常に力強く感じます。
私も他都市や他事業所に連絡を入れながら,他都市ではどのように保存し,何が問題で保存をどう考えているのかという大前提を調査しているのですが,(まだすべて返事が来たわけではありませんが)どこも同じような考えのところが多く,やはり京都市の考え方に違和感を感じずにはいられません。
でも,そこは京都市はあまり見向きもしていないようです。
むしろ,広島電鉄がやっているような電車レストランの事例を盾に「こうしたいんだ」と強調されていて,なんだかなという感じがしました。
もし,適切な保存のためにお知恵があればご教示いただきたく,よろしくおねがいします。
2013/02/09 Sat 11:25 [No.149]
管理人(なかむら) mail
京都市電の保存方法について市に投稿した方,お返事は来たでしょうか?
こちらには今日届きました。
公開すべきかどうか悩みましたが,広く知ってほしいため,主旨だけ書かせていただきます。
==ここより引用======================
・N電は,収支状況・今後の設備更新費・運営面を総合的に考慮して,蓄電池方式に変更した。
・給電方式は変更するが,動力ユニットは既存のものをそのまま使用。
・ものづくり都市である京都の貴重な文化資源を後世に伝えていきたい。
・保存市電の展示・活用方法は,他都市での事例も参考にしつつ,検討してきた。
・広軌1型は運行当時の姿を再現し,常設展示。
・残りの6両は,地域の活性化に寄与できるような提案を民間から募集し,総合案内所や貸店舗として活用。
・本市の極めて厳しい財政状況を踏まえ,民間活力も導入し,より多くの市民の皆様に愛され親しんでいただける方策検討した結果である。
==引用ここまで======================
正直いって,「そんな保存は止めてほしい」というこちらの意見の回答になっていない!という印象です。
私はそのような保存を決めた理由が知りたいのではありません。
決定ありきで進む計画に危惧を抱いています。
再度,市に意見をしたいと思っています。
しかし,彼らの堅い頭を覆すには戦略が必要と思います。
もしよろしければご意見いただきたくよろしくお願いします。
2013/01/24 Thu 22:09 [No.138]
N 27
中村様
ありがとうございます。おつかれさまです。
こちらにも、おととい届いておりました。内容から判断いたしまするに中村さんに届いた内容と全く同じ内容ではないでしょうか。
この程度の回答。最初からある程度予想いたしてはおりましたが、かなり失望致しました。
内容の問題点として、
@『他都市での事例も参考にしつつ,検討を重ねてきました』とあるが、本当であろうか?事実であるなら、こんなひどい計画にはならないはず。他都市のものは、いずれも、市電を大切に保存し、後世に伝える素晴らしい施設ばかりだ。札幌、仙台、横浜の各市のことは、前回も述べたが、東京都の『都電おもいで広場』も、屋外ながら、車庫の横にあり、屋根や柵もあり、大切に保存されている。海外でも、以前私が行った、ロンドンの交通博物館でも、昔のトラムが2台大切に保存されていた。いずれも、今回の京都市が計画しているお粗末な施設ではない。もちろん、車内を店舗になんか使っていない。
そもそも、市電保存館は、昭和55年に当時の京都市議会特別委員会で検討され、烏丸車庫跡に設置することが、決定していた。それを、財政など諸事情で、うやむやにされ、なかったものとされた。
その時の経緯もあるし、ましてや、京都市は電気事業発祥の地であり、市電事業は、京都市の三大事業のひとつであった。これは、歴史的な偉業で京都市が、他都市に誇れるものである。ちゃんとした保存施設をつくるのは、京都市の義務であり、一時的な損得で、市役所内部のみで決定することではない。
A屋外・露天での保存に対する懸念に対する解決策が何一つ提示されていない。
多くの屋外で保存されている鉄道車両の惨状を見てほしい。また、既に解体されて現存しないものも多い現状を知ってほしい。
市電たちが老朽化や、廃墟と化し、撤去されたら、取り返しのつかないことになる。そうなったら、市長や市はどう責任をとるのか。
活性化どころではないですよ。
保存されている市電群は、鉄道史に残る、名車両ばかりで、他に現存しないものがほとんどである。
それは、国宝でも、重文でも、世界遺産(役人の方々は、これでしか文化財の価値を見いだせないでしょうが)でもないが、古いもので100年、新しいものでも50年近く前のものであり、貴重な産業遺産でもある。そんなこともわからないようでは、文化観光都市の名が泣くではないか。保存車の価値が分からない方々だけで何事も決定し、『検討した結果』とするのは、やめていただきたい。
BN電については、蓄電池化する理由を『収支状況や今後の設備更新の負担,運営面など,総合的に検討を行い』とありました。新聞では『環境や景観に配慮する』と聞こえが良いことを書いていたが、これは大嘘であることがわかる。また、N電のことを『遊戯用電車』としていた。やはり、この程度にしか見ていないのである。『ものづくり都市である京都の貴重な文化資源』と見当はずれなことも書いていた。残念ながら、この電車は、京都で製造されたものではない。
『厳しい財政状況』とあるが、そんな苦しいなら、5億7千万円もの血税を使い、こんな施設を今作らなくて結構である。
『民間活力』も聞こえが良いが、業績に左右される不安定なもので、こにょうな施設に使うものではない。
市は、この施設を一般市民向け(これも、どれくらい、いつまで喜ばれるか怪しいが)に考えているかもしれないが、鉄道ファンに顰蹙をかっている鉄道施設なんて、ありえない。鉄道博物館に来るファンも市電ひろばを見て、呆れるだろう。
あきらめずに、京都市には続けて意見を言うことが必要であり、大事なことだと思います。
がんばりましょう。
2013/01/26 Sat 02:31 [No.139]
ダーシー
管理人(なかむら)さま
お疲れさまです。
管理人さまとN27さんは今回のこの返答にかなり御不満の様ですね。ですが私は少し違う切り口から事態を俯瞰したいと思います。
まずもう、「市電保存館」や「市電博物館」と言う考えは捨てましょう。とかく市電保存車の貴重性や歴史やこれまでの経緯を述べられますがそれをまた繰り返してみても、先方の反応は同じだと思います。全く何も変わらないと思います。ここは現実を見て冷静に考え直しましょう。まず今回の市の梅小路公園整備計画をもう一度見直しましょう。京都市情報館に事業の詳細が出ていますよね。
今度の計画は「既存の梅小路公園の拡張再整備」として位置づけ
られています。大型遊具やゆめ広場など賑わいと憩いの場所を
新たに整備するのが主であり、我らが市電はその中の一つに過ぎません。つまり、市電保存車はメーンではない計画だと言う「現実」を踏まえた提案・意見でないと先方は「聞かない」と思わなくてはなりません。担当部局の担当者がそれなりに検討した計画ですからそれを大幅に変える様な案は困惑し拒絶するばかりでしょう。確かに我々鉄道愛好家から見るとすごく的外れな計画なのですが、現実に「保有管理し」「実行」する市がその線で発表しているのですから、今更覆す訳がありません。だから「市電博物館」は無理なんです。それを理解した上での提案でないと向こうは受けないでしょう。
今回の担当部署は鉄道車両の保存については確かに勉強不足です。
でもそれは「鉄道車両の保存施設」を作る場合であって今回の様に
一般市民・子供向けの「公園施設」であればしごく妥当な扱いですよ。鉄道博物館と比較して云々は見方の違いであって市としては
「公園」を整備するのであるから問題無いとしてるのでしょう。
今まで待ち望んだ身としては理不尽に思えるかもしれませんが、
鉄道車両なんて趣味でない興味の無い一般の方から見れば
その位の発想になると思うし、むしろ当然ではないでしょうか。
我々趣味人と視点が違うと言う事を再認識しないとダメって事です。まず向こうの立場に立ってそれを認めた上での案でないと
逆の立場になって考えれば受け入れ難いのではないでしょうか?。
私が前に反対反対ばかりでは相手にされない、と書いたのはまさに
そこなんですよ。
しかしそれでは納得できないでしょうね。それは私も同じですし
計画された内容を非難する気持ちは判ります。しかし非難する前に
今回の事態は我々「京都市電愛好家」にも責任はあると思います。梅小路に保存車が移動してから30年。その間、具体的にその処遇について関係機関もしくは管理しているとおぼしき部署を、自らの信念でもって捜し出し、働きかける努力と行動を時間をかけ粘り強く行ってきたでしょうか?。本当に価値や貴重性のある物であるなら、保存会等を立ち上げ管理組織に申し出て車両清掃等のボランティア活動を行い、他都市の施設も積極的に紹介する、そうして普段から行動で示す事によって話が通るパイプを来るべき日の為に地道に作っておく。そういう活動を我々はすべきでした。
過去の保存館構想を持ち出すのであれば、このように計画が発表されるまでにそれについて管理している部署や市当局に折に触れて連絡を取るべきでした。
そうすれば少なくとも今回の計画が出されるまでに打診があったでしょう。そこで、あるべき姿・方法を持ち出せば全く違う流れになったと思います。それを怠ってきたツケがこういう形になったのだと思いますよ。
まして市や担当者は鉄道趣味者ではありません。同じ視点に立てなくて当たり前なんです。でも保存車については今まで移転、移動には費用と手間をかけて来たのです。市は「保存の義務」は今まで立派に果たしています。1両も解体せず残しておいてくれた事にまず感謝するのが筋ではないでしょうか。
我々はその間、ただずーっと外から眺めていただけでしょう?。
「いやどこに話を持って行けば良いか判らなかった」それが出来る精一杯の言いわけではないでしょうか?。
市にしてみれば良かれと思って出した計画に電車マニアが実現性のない案をいきなり持ち出してきたと困惑している、ってのが正直なところでしょう。…と、私は見ています。
今回の事業には現実に多額の貴重な税金が使われます。
ですからもし、我々京都市電愛好家が他都市並の路面電車保存施設を望むのであれば、かけた費用に対する相応の需要と採算があるのか、安全管理・保安設備、そして開設した後のサポートを責任を持って出来るのか、提案した我々「京都市電愛好家」達が継続して努める事が出来るのか、そこを問われると思いますよ。ですのでよく考えて次の策を打たないと進展は難しいと考えますね。
2013/01/26 Sat 21:03 [No.140]
管理人(なかむら) mail
ダーシーさま
いやいや,仰る通りですよ。
市側の考えは私もそうだと思っています。
だから,そう言う計画なのだと。
そこは,私もその点は市に指摘しました。
反対意見だけではいけないことも,きちんと市に提案しました。
そうしている人も大勢いると思います。
…が,今,その攻め方は良かったのか?というような気がしています。
矛盾しているようですが,やはり市は広場の拡張が目的だからです。
むしろそういう提案をしてしまったのは,戦略の失敗だったのではと感じているところです。
市がそうしないのは,知識が不足しているだけではなく,財政難もあるからでしょう。むしろこちらが大きいと感じます。企業も全く同じですからね。これを崩すのは難儀です。
確かにご指摘のように,「市電愛好家」の責任もあります。それはそれで反省は必要です。しかし,それも「市がここまできちんと保管してくれているから,きっと何とかしてくれる」と信じていたからに他ない訳であって,少なくとも私は市を信頼していました。もちろん,だからと言ってそれを裏切りは思っていませんし,こうなるなら…もっと早くという思いはあります。
でも,それも今さら自責しても仕方ありませんよね。
「責める」のも「攻める」のも,ここはひとつおいておいて,現状の把握と次の戦略がお互いに必要なのではないでしょうか。
我々のベクトルは少なくとも同じなはずですよね。
やり方はいろいろあるので,このように必要な情報は共有しましょう。
一緒にできればそうすればいいし,別々に声を届けるのもいいでしょう。
私は,次の戦略も既に練っています。
ダーシーさんもN27さんもきっとそうでしょう。他にも行動を起こしている人もいますし。
こちらは準備が必要ですし,今必死で情報を集めているところです。協力していただきたい人の手も借りながら,できる限りのことはしていくことが先決と思います!前を向いていきましょう!
2013/01/26 Sat 21:47 [No.141]
ダーシー
管理人(なかむら)さま
お返事、御意見了解致しました。
私も少し辛辣な書き方をしてしまい失礼致しました。
そうですね、目指す方向性は同じはずなので
ここは次の手を考えるとしましょう。
まず向こうの計画を肯定する、顔を立てるのは大事ですよ。
戦略は間違ってはいないと思います。
とにかく幸いまだ保存車は手つかずで健在です。
これを市の提示した計画に添って少しでも我々の考えている
状態にどうやって近づけるか?それを考えましょう。
改めて市の計画書を見ましたが、注目したい箇所があります。
Aの「民間活力の導入」の部分です。
ここで「市電の展示・活用については地域の活性化につながる
アイディアを含んだ活用提案を、それぞれ民間事業者から募り、
運営事業者を選定します。」と、あります。更に、
これら公園施設の基盤整備は本市が行います。と、あります。
我々は市電保存車が店舗や案内所に改造されると危惧している為、
つい簡単にサラッと読んでしまいますが
これって…よく考えるとすごいチャンスではないですかね?。
だって「市電の展示・活用については〜アイディアを含んだ活用提案を」「民間から募り」「選定」するんですよね?。
つまり市電保存車の実際の使用は立候補して採用されれば
我々の様な民間人に一任しますと言っているのですよ?!。
露天での展示などの懸念はあるものの、例えばです。
借りた市電を使い管理人さまが御自身の著書を販売したり、
市電の常設写真展・ミニ資料館を開く事も可能な訳です。
貴重な市電をある意味手中に出来るかもしれないのです!。
むろん各種制限はあるでしょう。賃貸の条件等も具体的に提示
されなければ判りません。単に拡大解釈かもしれませんが…。
しかし、案外この辺りが突破口になる気がします。
N電の蓄電池動力については譲ってダミーでよいので架線を
立ててもらい、終点でのポール回しも実演して貰う。その線で
すり合わせしてもらう形で再提案しては如何でしょうね?。
なんだか日寄ってしまい、情けない気もしますが
とりあえず車両が可能な限り原型を損なわない様に
愛好家もしくはその感覚に近い人(会社)の手で維持出来れば
また将来「市電館」の様なものに昇華出来るかもしれません。
現実的にはそういう考え方もアリと思います。
思いついたままを書いてみました。
とにかく出来る事は行動して頑張っていきましょう!。
2013/01/26 Sat 23:23 [No.142]
N 27
皆様、こんばんは。
いろいろなご意見、興味深く拝読致しました。、
私は、市電を愛しているとともに、生まれ育って街京都を(当然ですが)愛しております。当然京都を活性化させたいという思いは人一倍あると思っております。単なる鉄道愛好家からの視点だけで意見は述べなかったつもりです。
中村さんの仰る通り、私も京都市を信じておりました。
今梅小路で大切に保管している、今はお金がないから出来ないだけで、機が熟せば保存館をつくってくれるだろう。それまで待とう。以前一度決定もしていたし、と思っておりました。JR西日本が鉄道博物館を梅小路につくると数年前発表した時、いよいよだと思って期待していたところです。単独で無理ならば共同で保存館を作るのではないかと。
まさか、保存車を交通局が既に手放しているとは、露ほども知らず。まさかまさかです。
そうと知っていたら、私ももっと早く声を上げ行動しています。
そういう情報を公開していなかった(もしかしたら、何らかの形で告知していたのかもしれないが、少なくとも私は知らなった)。
そのことに対して、私は市に不信感を抱いています。
私たちには、責任はないと思いますし、反省することもないと思います。
正直、私も、一度ここまで決定しているものを、覆すのは難しいと思います。
相手のことも考え、丁重に意見を述べたつもりです。活性化の話もしかりです。
今回の公園の計画は確かに市電のためだけではない。それも承知しておりますが、どの新聞報道も市電が前面に出ておりましたし、メインであることは間違いないでしょう。
妥協案も考えておりました。
ただ、最初からそれを提案すると、それ以下のものになりますから。
百歩譲って、車内を貸店舗にしてもよいが、いつでも元に戻せるようにしてほしい。
とか、最低屋根は設置してほしいとか、営業時間外には立ち入れないようにしてほしいとか考えてはおりました。
ちゃんと保存・展示出来ないなら、残念ではありますが、まだ倉庫で寝かせておいてほしい。それくらいの気持ちです。
金がないないといいながら、多額の税金をつかって、現状では、老朽すれば、補修代など多額の費用がかかるのは確実です。それでもいいのか?最悪、多額のお金をかけてオープンし、痛みがはげしくなり、ひろばが閉園になったら、無駄なお金をつかったと言われる。それも市にとって最悪の結果でしょう。最初からその対策を考えて計画すれば、無駄なお金はかからないし、安心ではないですか。私たちは、他の車両保存のことも多少知っているし、それをアドバイスした。本来貴重な意見のはずですが、今回の回答は、前述のように、その点に全く触れていません。
ボランティア活動についても、実際実現するならば、そういう提言も当然考えています。最近の各地の保存車は、そういった活動が盛んですよね。
また、その暁には、何らかでお役にたちたいと思っております。なにせ長年待ち望んでいたものですから。昔から『梅小路の蒸気をまもる会』の例もありますし。でも、実現前からしても、勝手連でしかないでしょう。
なんでも、採算性や効率性で考えていいのか?
京都市は民活を強調しているけれど、成功しているものより、その運営に苦労しているものの方が多いでしょう。
何故他都市に出来て京都市には出来ないのか?
市電ひろばを市電の墓場にしてもよいのか?
少しは考えて頂こうと思っております。
鉄道関連の施設であれば、ファンの意見を少しでも取り入れた方が、良いものが出来るのは当然でしょう。ましてや、鉄道ファンは決して少数ではない。
これは、鉄道愛好家の戯言ではないと思いまし、京都を愛する私の気持ちです。。
でも、確かに戦略を練り直す必要がありますね。
皆で意見を出し合うのが一番ですね。
ながながと書きまして、申し訳ございません。
2013/01/26 Sat 23:26 [No.143]
ダーシー
度々失礼致します。
現実を見ましょう、と書きましたが皆さんの書かれた文章を
拝読致しますと市電と市電を育んだ京都の街を愛する気持ちが
伝わってきて胸に来るものがあります。本当に何とかしたい、
その気持ちは私も当然、今も同じですよ。
まだ意見する余地はあると思いますので、それぞれで出来る事は
諦めずに根気良くやっていきましょう。
市電が全廃当時、私は中学1年生でした。恐らく自分の意志と
お金を使い市電を利用出来た最後の世代かと思います。
どういうきっかけで興味を持ったのかは覚えておりませんが、
市電を惜しむ新聞記事を読み、切り抜きながら奇跡=「存続」を
子供心に願ったものです。しかしそれは叶わず最終日は混雑して
いたのもありますが、辛くて市電を見に行きませんでした。
その時の失望感からか、その後かなりの年月は各地にある市電
保存車を辛くて見に行けない日々が続きます。
考えが変わったのは青年期に某所の鉄道の動態保存活動と
関わってからです。ごく中規模なローカル私鉄線でした。
転職で休暇をとった折に訪れ、気に入って頻繁に訪問を重ねる
うちに、地元の愛好家や職員の方とも懇意になり、全廃に当たり
地元自治体が車両を無償譲渡されると聞き、有志でその保存に
協力したいと申し出ました。それまでに顔を知られていた事も幸いして、希望は了承されその時点では具体的な展示公開計画は
全く白紙状態でしたが、7年半の維持活動と行政当局との度々の
粘り強い交渉の結果、動態での保存展示が実現した時の喜びは
言葉では言い尽くせない物がありました。今は後進に道を譲り
ましたが現在も動態運転は継続され、昔を偲べる場所として
沢山の方に楽しんで頂いています。
この数年は某路面電車の車両保存に尽力しました。民間で保管
されていましたが所有者の土地利用の都合で解体撤去の報せを
受けて、それまで度々訪ねていた縁で交渉権を頂いて電車を
運行していた電鉄への里帰り・旧沿線自治体への譲渡を考え
申し入れを行いましたが叶わず、最終的には有志で土地を借り
現在そこで保存維持しております。私有地の為、現在非公開と
なっておりますが昨年痛んでいた屋根の防水・外板の溶接補修・
再塗装を終えたので、何とか公開も出来ないか検討中です。
そういう活動・経験をして参りましたので、今回の事態は
愛好家にも責任がある、と言う考えを持っている訳です。
もちろん誰もがこういう活動が可能とは考えておりません。
趣味以前に生活がありますし私は幸運だったのだと思います。
市に信頼を寄せていて何もしなかった経緯は管理人さまや
N27さんと全く同じなのでお恥ずかしい次第です…(苦笑)。
それでこれまでの経験から何をお伝えしたかったのかと
申しますとそれはこうした活動での最終的な鍵となったのは
「人間関係と信頼関係」だったと言う事なのです。
市や担当部局の方々も我々も人間です。時間と手間をかけ
相手の立場も尊重しながら折衝を重ねて行く事が出来れば、
あるいは事態を好転する事が出来ると私は信じます。
路面電車の所有者の方は定期的な報告連絡と顔合わせが効し、
実に2年間、解体撤去を待って頂きました。
行政の方は鉄道愛好家ではないので保存について無知・無理解
なのは当然です。私も休みをとり出席・決定した筈の事案が次の
会合でまた振り出しに戻っていた、などと言う事は数えきれない
くらい経験しました。しかしそこで相手の反応も見ながら繰り返し
繰り返し、諦めず説明しているうちに話が通る様になりました。
もちろん京都市とでは自治体の規模も違いますので、単純に比較は
出来ませんが一言でいえば「相手の懐に飛び込む」これがとても
大切だと思います。それをお伝えしたくて書き込み致しました。
要は信頼と友愛の気持ちでユーモアも忘れず根気よく、です。
少しでもいい方向に話が動く様に皆で活動しましょう!。
2013/01/27 Sun 07:46 [No.144]
管理人(なかむら) web
まずは,こちらの記事。京都新聞1月4日。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20130104000139
この記事によると,長く梅小路公園の山陰線高架下の倉庫に眠っていた保存市電群の保存方法がようやく決まったとのこと。
はるか昔,烏丸車庫跡で公開されて以降,30年も日の目を見ず放置されていた現状には遺憾でありましたが,まずはこの件に関してのみは,非常に良いことと思います。
しかし,記事を読み進めると,あり得ない状況が見られます。
まずは,現在動態保存されているN電27号車。これは蓄電池による改造をするようです。
私は自分の目を疑いました。明治の近代遺産=「動く文化財」であるN電を,往年の架線集電(尤もこれが当たり前の姿なのではあるが)で行わず蓄電池にするなど,保存形態としては言語道断ではないでしょうか。京都市はいったい何を考えているのでしょう?そのような保存は保存とは言いません!まるで金閣寺の内装をフローリングやカーペット敷きにし,ソファーや暖炉を置いてしまうようなもの。いくら環境と景観に配慮したなどと看板を出しても,そのような往年の姿を無視した動態保存をするくらいなら,静態保存のままで結構です!動かせれば何をしても良い!などと考える文化財保護などあり得ない。保存車輛は,遊園地の子供の遊具ではないのです。どうしても動態保存にして金儲けしたいならば,伊予鉄道の坊っちゃん列車のように「レプリカ」を新製して勝手にやっていただきたい!と考えるのは,私だけでしょうか?
他の保存車も同様です。
「車両を観光案内所や貸店舗として活用していく」とあります。
これは,内装を全く変えてしまうということでしょうか?
もしもそうであるなら,これも止めていただきたい。
保存車を見に来た市民が,保存車に入り,「これが昔,京都の町を走っていた電車なんだねぇ。懐かしいねぇ」と京都の歴史の重みを感じてもらい,往年の走っている姿を思い出していただく癒しの場,憩いの場,にするためには,昔ながらのロングシートや吊皮がある姿のままで保存するべきではないでしょうか?
全く違う姿で保存しておきながら,これは市電でしたという保存形態など,保存しているとは言えません。
かつて,そのような形で再利用されていた市電たちが,年月の流れとともに利用価値が低下し,どれだけ解体されていったことか…
やはり,保存車輛は保存車輛らしく,できるだけ当時の姿のままで保存していただきたく,私は強く強く思わずにはいられません。
2013/01/06 Sun 17:30 [No.115]
ダーシー
管理人さま
いつも楽しく拝見しております。市電ひろばの件、全く同感ですね。あそこの保存車の値打ちが全然判ってないとしか言いようが
ありません。待った挙句がこれか…と正直がっかりしました。
ですが、愚痴っていても仕方ありません。
こうしている間にも事業計画は進んでいるでしょうし、
我々愛好家の意向がどうあれ整備には市民の税金を使うのです。
どんなに思い入れがあろうが、大義名分をかざそうが、
納税者の同意が得られなければ、マニアの戯言としか言われない。
厳しいかもしれませんが現実はそうでしょう?。
管理人さんは著書も出されていますし、こうしたネットでの
場所も設けられています。影響力は並の愛好家よりは
お持ちなのではないですか?。今回の計画に疑問を持ちモノ申す
のであれば現実に行動を起こし世論を動かさなくては。
傍観者でいるのならそれは今までの無責任なマニアと変わらない。
現実の事業として事は進むのですから、関係部署を探して
その窓口から手順を踏んで一市民として声を上げましょうよ。
でなければ何も、何一つ変わりますまい。
やり方は色々あると思います。具体的には申せませんが、
私は関係部署とこの件に関して既にコンタクトをとりました。
市電車両の活用について提案・アイディアがあると申し入れ
ましたよ。幸い担当の方は話を聞いて下さるそうです。
私はコネもしがらみも無い薄給15万の勤め人ですが
悔いのない様に行動を始めました。やるだけやってみます。
管理人さんも京都市電愛好家ならば立ち上がりませんか?。
色々な所から様々な意見や提案が来れば、市も方針を変更
してくれるかもしれません。計画自体は願ってもない話なので
あとはやり方、それからどう維持してリピーターを確保するか
でしょうね。反対反対では相手にはされないと思います。
御一考ください!。乱文失礼しました。お許しの程。
2013/01/08 Tue 20:16 [No.116]
管理人(なかむら) web
ダーシーさま
ご意見ありがとうございます。
いえ,全くその通りなのです!!
ここには貴方が初めてご意見いただきましたが,全く反応がないこともあり,皆さんそんなに興味がないのか,あるいはそんな保存でも全く平気と考えておられるのか…そう思うと,なんかじっとしていられなくなってて,実は今,市に意見しようかと一筆考えているところでした(笑)
私は,書籍も出版しており,このようなサイトも持っておりますが,所詮はサラリーマンであり一趣味人です。どの程度受け入れられるか分かりませんが,上記したようにこの件に関しては久しぶりに何もしないではいられない状況であります。
ダーシーさんには一歩遅れましたが,この意見をうまく受け入れられるように市に意見してみようと考えています。
おそらく志は同じと思っていますので,ご期待に添えることができるか,あるいは,私たちの希望通りになるかはわかりませんが,できることはしてみたいですね。
どうせ出しても…という気持ちもありましたが,貴方の書き込みに今少し勇気をいただきました。ありがとうございます。お互い頑張っていきましょう!
2013/01/08 Tue 20:50 [No.117]
ダーシー
管理人さま
早速に返信の書き込み恐縮です。
偉そうに書いてしまって…申し訳ありませんでした。
恐らく、かなりの数の京都市電愛好家がこの件に関しては
憤慨していると思います。でも、では何処に話を持っていけば
いいの?で止まってしまっているのだと思いますね。
あと…正直、行政との折衝はめんどくさいのは確かですし。
市の担当部署をお教えしても良いのですが、ここは不特定多数の方がご覧になる場所なので、次々と案件が入る事態になりますと
担当者の方に必要以上の迷惑がかかる恐れがあります。
昔、市電を守る会があまりにヒステリックに交通局に存続を
訴えた為に逆効果になったと言う話を聞いた覚えがあり、
その真意の程は存じませんけれども、まだ話が始まったばかり
ですのでここは慎重に事を運びたいと思っております。
その志のある人ならば、自力で探り当て誠意をもって
良識ある市民として接して行くであろうと信じるからでもあります。
なお、京都市のホームページに「市長への手紙」と言う
書き込みの箇所がありますが御存じでしょうか?。
市政に関する諸々を市長宛てに意見すれば、きちんとした内容
ならば担当部署に話を回してくれる様ですよ。
ネットはもとより地下鉄にも封書が置いてあった筈です。
一度ご検討してみられては如何でしょう?。
2013/01/08 Tue 22:33 [No.118]
管理人(なかむら) web
ダーシー様
返信ありがとうございます。
そうなのですよ。
私も提案書の内容を考えながらも,どこへ申し入れるかを思案していました。
確かに,市のWEBサイトから行く手が簡単ですよね。
地下鉄の封書は知りませんでしたが,色々手を使って考えてみます。
少し大きなことも考えているのですが,大きな計画変更も伴うので,どうなるかはわかりません。
もう決まっていることならば変更は難しいという人もいますし,なかなか行動に踏み切れない人も多いと思います。
そういう方の代わりに意見をいう役割があるのかなぁと思っていますし,既にダーシーさま以外にもいるかもしれませんね。
その前に意見書を早く仕上げなければ…(汗)
2013/01/09 Wed 21:36 [No.119]
ダーシー
管理人さま
ダーシーです。
遅ればせながら下記の内容で「市長への手紙」に
書き込み致しました。(投稿文字数の関係で一部略)
連絡をとりました窓口の担当部署へも
別に意見書を提出しております。
どうなるかは判りません。願わくば良い方向に向きます様に…。
今月発表された市電ひろばの計画に関してお願いがあります。
今回の市電保存車の設置方法や利用計画等を拝見しますと、
市電車両が保存された経緯やその歴史的価値や意義・目的を
全く考慮していない内容であり大変残念に感じております。
以下概要を記したいと思います。
@市電保存車は電車そのものとして公開してほしい。
A屋内での保存とし、もう少し広い敷地で保存してほしい。
Bチンチン電車は現行の方式で運行してほしい。
現在保管されている京都市電の保存車は市電事業が廃止となり
関係施設が解体処分されるなか当時の関係者各位の
尽力で選定され残された物と聞いております。その後も数回
公開されたり、市電保存館を建設するとの計画も幾度も報道
されましたが、諸般の事情からか実現せず現在に至ってます。
私のような鉄道愛好家はもとより、市電に愛着を寄せる市民
にとりましても、きちんとした場所での公開は心待ちにして
いた事であります。ですのでもし公開保存されるのであれば
それは市電が活躍していた姿そのものであるべきであるし、
またそうでなければ意味がないと思います。
また、計画予想図では屋外での陳列展示となっておりますが、
これでは降りかかる太陽熱と紫外線、雨風による湿気等で
急速に車体の老朽化が進み、取り返しのつかない状態に
なりますし、警備のない屋外放置状態では不心得者による
車体の破損・部品の盗難が避けられません。施錠の
なされる館内での展示公開は、長期的に見れば車両も痛まないし、管理もしやすい。まして7両もの電車の数年毎の補修・
再塗装の費用を考えたとき、メリットは計り知れません。
更に予定されている敷地ですと、ほぼすし詰め状態で市電を「置け」ても「見る」事や写真を撮る事が叶いません。この「見る」「魅せる」と言う視点はこの様な施設では非常に大切な要素であると思います。
現在の計画では単なる商業テナントか子供向けの大型遊具としての存在感しかなく、あまりにも短期的な話題性と効果しか期待できず、目的とされている「地域活性化の起爆剤」とはとてもなりえない非常に勿体ない使い方であると思えてなりません。
市電保存車にはそれだけの価値があるし、使い方
さえ誤らなければ大きな話題性とリピーターを集める事の
出来る存在、いわば「お宝」であると断言します。
そしてチンチン電車を蓄電池搭載で走らせると言う事に至っては何故そうなるのか理解に苦しみます。
あの電車は日本で最初に運転を開始したその同じ方法で運行している事、それが価値であり「売り」であった筈です。一級の産業文化財とも言えるこの電車は「当時の方法で運行する事」に意義があるのであって、そうでなければ遊園地にニセ鉄道遊具と何ら変わらない事になり、折角の本物の価値を著しく下げる事になるだけだと思います。単に明治時代の姿をした電車を走らせればそれで良いのではない、と言う事を再認識して頂きたいのです。
市電ひろば、と言う名称から感じますのに今回の計画は
鉄道愛好家よりも一般の市民向け、家族連れ、小さな子供さん
向けとして主に考えられたものと思いますし、それは基本的に間違っていないと思います。ですが、それであっても既に大型の遊具や広場を確保されている以上、市電保存車はきちんと
当時の姿のままで展示する事が大切なのではないでしょうか。
京都は歴史的・文化的にも国内はもとより海外にも誇れる
文化・歴史を重んじる国際観光都市であると思います。
更に京都は日本の電気鉄道事業発祥の場所であり、京都市の
運営されていた市電はその輝かしい歴史を受け継ぐ存在です。
そのことを考える時、市電保存車の公開展示は京都固有の
オリジナリティーの高い産業文化財として、当時を知る世代・
知らない世代にも楽しみながら学んで貰える教育施設として
運営される面も持つべきであると考えます。
私は鉄道愛好家だけが楽しめる施設を望んでいるのではありません。貴重な税金を使う事業であるだけにそれは広く市民の
理解を得て行われるものでなければならないと承知してます。
どうかこの意見を元に計画を再考して頂けないものかと考え
筆を採りました。乱文・乱筆失礼致しました。
宜しくお取り計らいの程、お願い申し上げます。
2013年1月13日
2013/01/13 Sun 15:22 [No.125]
管理人(なかむら) web
ダーシーさま
ありがとうございます。
私も先日,既述しましたように検討してきた内容の手紙を意見書・提案書として「市長」宛に送付させていただきました。
と同時に,その一部抜粋した主旨の意見を,京都市WEBの「市長への手紙」に投稿させてもらっています。
書かせてもらった主旨はダーシーさまが書かれた内容とほぼ同様ですので,ここでは割愛させてもらいます。
先般書かれたご意見にもありましたが,あまりヒステリックになると逆効果になる…という点も考慮し,団体で行動を起こすのは控えていますが,広く市民に行動して意見をぶつけてほしいと思っております。共感してくれる人は多いと思いますが,まだまだ動いてもらうには意見は少ないのではと不安を感じています。
まずはいろんなところから“賛同していただける方”に京都市に意見を言っていただくよう手をかけていこうと思っています。それで市が再考してもらうきっかけにしてもらいたいと考えています。
また,良いアイデアは共有した方がよいと思います。そこは是非前広に協力していきたいと考えます。
よろしくお願いします。
2013/01/13 Sun 16:39 [No.126]
N 27
中村様
ありがとうございます。
『市長への手紙』への投書には、大体前回の内容を書きましたが、
文章が非常に長くなるので、市電記念館の経委や活性化策には触れることができませんでした。何度も投書は変ですので、どなたか
触れて頂ければ、お願いいたします。
あと、思いついたことです。
○京都新聞の『窓』欄などへの投書。
新聞に投書となると、一般市民向けに簡潔・明瞭に文章をまとめる必要がありますので、正直私の文章では不安があり、実行しておりませんが。
○私は、会員ではありませんが、鉄道友の会の会長は確かJR東海の須田相談役です。須田さんは京都出身で筋金入りの鉄道ファンです。京都市ともパイプが当然あります(リニアの件では対立しているけど)。会員の方(もしくは会員の方とお知り合い)がいらっしゃいましたら、お願いしていただけませんでしょうか?
○JR西日本の鉄道博物館との連携は是非必要です。
聞くところによると鉄博の展示物は、国鉄・JRにこだわらないということです。場所を貸していただくとか(最悪、高架下でも結構。札幌市はその方式ですよね)。相手が希望するなら、貸与または寄贈するとか(本意ではありませんが、それで保存がうまくいくなら仕方ありません)、JRは鉄道会社ですので、当然車両
の展示物が万一老朽、破損しても修理して頂けるでしょう。
また、思いついたら連絡させていただきます。
2013/01/14 Mon 10:00 [No.131]
川井
はじめまして。こんな話になっていたとはつい先程まで知らなかった元利用者です。
これは反対運動でも起こさなきゃいけない暴挙だと思います。
今まで人目に触れず保管されてきた車両たちがあまりにもかわいそうです。これなら公開しない方がましでしょう。
いずれちゃんとした記念館で大切に保存公開されるだろうとばかり考えていたのに長年待った結果がこれでは・・・。こういう形で「活用」されるとは思ってもみませんでした。
読めば読むほど腹が立つやら呆れるやら。結果は目に見えていますものね。
是非再考されることを願ってやみません。
2013/01/10 Thu 02:21 [No.120]
管理人(なかむら) web
川井さん
ご来訪ありがとうございます。
そうですよね。
これでは何のために長年非公開で大切に保管してきたのか…
文化財保護のプロである京都市の考えとは思えません。
できるだけたくさんの同志に,市に対して意見を言ってほしいと思います。
よろしくお願いします。
2013/01/12 Sat 17:16 [No.121]
川井
お返事ありがとうございます。
用事のついでに金曜日に市役所に資料をいただきに行ってまいりました。資料を貰うだけにすればよいのについ色々と素人のうわごとを聞かせる暴挙に。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000134262.html
結果的にはこれのプリントアウトをいただいただけですので、表に出ている以上のことは得られませんでした。ここにある添付のpdf、いささかサイズが小さくて文字がよく読めませんね。プリントアウトも同様でした。
絵空事で蓄電池云々の話も出てくる訳もありませんし、話はかなり進んでいるのだと思います。
なぜ保存のノウハウを持つところに事前に声を掛けなかったのか、と言ったことを話したのですが、お話を伺っているとそう言うプロセスを経ていないと言うことのように取れたのです。それならああいった絵が描けてしまうのも無理はないかと。公園で子供たちに囲まれて余生を送ると言ったイメージでプランを立てて、それをそのまま具体化してしまったようにも取れました。今からでもそう言うことを広く聞く場は設けるべきだとはお話しました。
露天だと補修費も馬鹿にならない、上屋があるとないとでは大違い、鉄道車両はひとつところに置いたままだと劣化の仕方が早く、深刻になる。なので理想は建物の中での保存、当然お金は掛かる、それが今出せないならやるべきではない、と言ったことも話したかな。
こう言うことはきちんとお話が出来る方に任せればよいのにいささかでしゃばってしまいました。
担当は北館の緑政課、もちろん車両関係のことは交通局の方もかんでいると言うことですが、今回はそちらには出向きませんでした。
どこの誰とも尋ねずすんなり通してくれたのはいささか驚きましたがそう言うところは案外オープンなのかもしれません。
出向かれる時は本館受付で尋ねられるとよいかと思います。
2013/01/13 Sun 03:51 [No.123]
管理人(なかむら) web
早速の行動恐れ入ります。
WEBで公開されている資料はこちらも確認していますが,それ以上の資料がないところが難儀ですね。
私も,もっと詳細な計画は公開していないだけで,結構ウラで話は進んでいるのでは?と思っています。市は車両の保存については「その程度の認識」しかないと思うので,広場の活用そのものの方が計画が進んでいるのではないでしょうか。あくまで推測ですが。。
とはいえ,来月の市議会で通れば,本格的に話が進むのでそれまでに再考してもらうようにしてもらわないといけませんね。。
2013/01/13 Sun 16:47 [No.127]
N 27
新年おめでとうございます。市電ひろばについてみなさん同じ考えをお持ちのようで心強く思いました。そうですよね。市電を愛する人なら、同じように考えをもちますよね。実は、私5日の日に『市長への手紙』に投稿しました。
行動は、急いだほうがよさそうです。
京都市緑政課のHPに、『梅小路公園再整備計画』が掲載されていますが、それによると4月には、テナントを募集するようです。
中村さんはTVにも出演されているので、メディアのお知り合いもおられると思いますし、是非ともよろしくお願いいたします。
2013/01/12 Sat 19:58 [No.122]
川井
申し遅れました、ダーシーさん、N27さんはじめまして。
先の投稿のURLよりN27さんの紹介されている
http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000134256.html
こちらの方が画像は大きいですね。
それから一つ気になることを聞いていたのを思い出しました。
公園なので、24時間立ち入り自由だそうです・・・。当然夜間に警備の人なんていません。児童館並みの扱いですね。
これでは別の心配事も出てきます。
2013/01/13 Sun 04:23 [No.124]
管理人(なかむら) web
N27さま
ご無沙汰しております。
ご意見&早速の行動恐縮です。
こちらも市に対しては意見書を提出し,「市長への手紙」に投稿させていただきました。
市民のどの程度の方々が投稿されているのかわかりませんが,市長の耳に届き,計画の再考につながることを祈るばかりです。
急がなくてはいけないのはもちろんですが,4月にテナント募集する前に,「来月の定例市議会で予算に盛り込む」とあるので,今月中になんとかしないといけないと思っています。できれば市議会の議員さんの知り合いがおられれば,お願いできるのですが…誰かおられませんか?(私にはアテはないので…)
今は,できる限りの範囲で同じ考えを持つ有志に市に対して意見を言ってもらうようにローラーかけていければどうかと考えています。
2013/01/13 Sun 17:00 [No.128]
N 27
お返事ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
市会議員の知り合いですか?元市会議員ならいるのですが。
皆様が仰っている内容と重複しますが、今回のポイントを考えてみました。的外れかもしれませんが、ご容赦ください。
まず、市長も担当局の方も、今回の計画に全く悪気はなく、市電を公開し地元の活性化になるし、鉄道ファンや市民、観光客も喜ぶ計画だと考えておられるように思えます。確かに、多くの市民は歓迎していると思います。
でも、その計画は鉄道保存に対して、明らかに勉強不足です。担当部署も公園担当の課ですから、屋外展示ありきといった感じです。これが、交通局担当なら、話は異なっていると思います。
ご存じかもしれませんが、京都市が市電保存施設をつくる計画をたてたのは、今回が最初ではありません。『市電記念館』として、烏丸車庫跡に建設が予定されていて、市議会でも決定していました。昭和55年頃の話です。車両以外に部品なども展示もする、北大路の地下鉄の検車庫は竹田の車庫ができると不要になるし、線路もそのまま使えると具体的に話が出てました。ところが、そのうち北大路タウン建設の計画が出来て、話はうやむやになり、保存車両は梅小路公園の倉庫に追いやられた経緯があります。子供心に、京都市は約束を破ったと思ったものです。
そのことを思い出していただくと同時に、各地の市電保存施設の現状の認識をしていただくこと。屋外展示で荒廃し数年で閉館し車両も全車解体されて現存しない名古屋市電の藤ヶ丘展示場の例や、大阪市港区朝潮橋にあった大阪市電保存館の例(屋内の展示館にあったものは森ノ宮に現存しますが、屋外にあった3045型は、状態が悪く解体されたこと)も、京都市の方には知って頂く必要があるでしょう。参考例として、札幌市や仙台市、横浜市、神戸市のような市電保存館を知って頂きたい。これらは、年中開館していないところもあるが、どれも市電の歴史を後世に伝える素晴らしい施設です。当然、車内を店舗になんかしているところはありません(こういった鉄道の廃車体の利用は民間ではたまに見ますが、最初は物珍しさからもてはやされますが、じきに廃棄処分にされています)。今、保管されている車両は引退時の車内広告や方向幕もきっちり保存されているはずですが、これをそのまま残した展示をお願いしたい。くれぐれも、老朽化・テナント撤退→荒廃・閉園→廃棄とならないようにお願いします。
N電の件も『建都1200年緑化フェア』を記念して、復元・動態保存が始まりました。当時の新聞には将来的に線路を延長するとありました。実際、変電設備は、現状でも路線延長対応可能となっているし、また、現状枕木は広軌にも対応可能となっている。整備庫も2両入庫可能である)。今回の計画では、逆に短縮になります。それは仕方ないとしても、『最新鋭の蓄電池による走行に改良し、環境や景観に配慮』とありますが、架線が環境や景観を損ねているようには思えなし、単に経費や維持費を削減したいだけではないでしょうか?日本で最初に電車を走らせた町として、後世にその面影を伝えるためには、現状の保存の継続を強く望みます。こういった電車は、現在研究が進んでいて、確かに最新鋭であることは間違いないですが、保存車両に使う技術ではない。それは京都市がLRTをつくった時に走らせてほしいです。
あと、市長も仰っている『地域への活性化』に対する案でしょう。
これも鍵ですね。今の案は、たぶん『車内を空けていたら、スペースがもったいない。テナントを募集し、賃貸料をもうけよう。その売上で経済効果もあがる』ということでしょう。活性化は確かに大事ですが、私たちが本来望んでいるものを作るほうが、来場者も喜ぶと思います。リピーターも来ると思います。しかも現状ではいつまでもつか疑わしい。店舗にするにしても、飲食店などにせず、せいぜい什器を置くぐらいにして市電グッズ(売れると思うのですが、交通局はなぜやらないのか)などの鉄道グッズを売るほうがよいと思います。
それと、入場料をとってもいいですよ。
みなさまも、よい案があればお教えください。
ながながと書きまして、申し訳ございません。
2013/01/13 Sun 22:22 [No.129]
管理人(なかむら)
ありがとうございます。
いえ、書かれた内容は少なくとも私が提出した内容とほぼ同じなので、的外れではないと感じます。ただ書かれた今までの経緯や他の自治体の事例もは、ファン以外の方は知らない方が多いと思いますので、是非共有した方が良い内容でしょう。
なので、担当者らが悪気がないのは当然で、知らない市民を含め、市長も市議会議員も、知るべき知識を知って頂きたいと言うのが私の主旨です。
その辺りは、皆さんベクトルは一緒と思っています。だから是非もっと広めていきましょう!
あと、反対意見だけでなく、市民からの期待する提案も必要と思っていますので、市電グッズはなかなかいい案だと思いますね(最近交通局の地下鉄グッズのセンスがいいなぁと感じていますので…笑)。
実は私も、市電博物館を作ればどうかと大それた提案をしています。疎水の完成と京電の開通から始まり、市電との統合、路線の拡大と廃止、地下鉄の開通と発展…と、明治、大正、昭和、平成と近代京都の市内交通を歴史を学べる展示するのです。隣接するJR とも路面電車というジャンルは被らないので、2つ楽しめると思うのです。ただ、今の計画を大幅に見直す必要があるので、取り合って貰えないかもしれませんが、段階的な変更も可能と思うのです。
今、地元の議員さんにも協力して貰えないか模索中です。
2013/01/13 Sun 22:53 [No.130]
ダーシー
管理人(中村)さま
各人各様に色々とアイディアが出て来ていますね。
関係部局での熱いトークはちょっと勇み足かと思いますが(笑)。
皆さん市電への愛着がおありで…いい事だと思います。
私も「市長への手紙」、関係部局担当者への提案書に続き
京都新聞の「窓」欄に以下の文を投稿してみました。
先頃、京都市が梅小路に市電ひろばを作る計画が発表されました。市が保管する市電保存車は長年秘匿状態であっただけに
計画は歓迎したい気持ちですが、その内容を見ると
極めて狭い敷地に露天での展示、車両自体も案内所や
貸し店舗として利用するなど、残念ながら市電の持つ
長い歴史や文化的価値を考慮していない物で
市民感覚でも到底納得出来ないものです。
近くには梅小路蒸気機関車館と言う立派な鉄道博物館があり、
何と言っても京都は日本の電気鉄道発祥の場所。
その伝統に恥じない鉄道文化財展示施設にして頂きたいと
思うのは愛好家のわがままでしょうか。
当局には広く市民の意見を採り入れて頂き、
慎重に事業を開始していただける様に切に願う次第であります。
掲載されるか判りませんが、同紙は地元紙だけあって過去に
「市電物語」昭和52年10月17日〜53年2月18日
「雄姿いずこ・市電住民票」昭和54年1月30日
「市電よ永遠に・烏丸車庫跡に記念館計画」同年2月20日
などを始め、その後も折に触れ市電関連の新聞記事を掲載して
くれています。当時、高価な鉄道雑誌を買ってもらえなかった
私にとっては貴重な情報源で、黄ばんで字もかすれていますが
それらの記事の切り抜きは今も大切な宝物です。
ですので、私の拙文はともかくどなたかが同様の意見を投稿して
くだされば大きく取り上げてくれるのではないでしょうか。
さて、JR高架下に保管されている保存車ですが実は一昨年、
ある方のご厚意で保管庫の中に入らせて頂く事が出来ました。
幸い全車健在です。北側から順に505、935、703,29
、890、2001、1605の順に並べられております。
ここに書き込みされている方ならご存知と思いますが、烏丸車庫跡
から梅小路に移設された当時、もう少し七条通り寄りにありました。では工事の関係で今の場所に移動したのはどうやったのか?。
なんとちゃんと仮設の線路を設けて自走させたそうですよ。
もちろん別の動車で牽引してですが、ゆっくり線路上を移動する
市電保存車、見たかったですよね。苦労したのは車軸に油を回して
おいてもなかなか車輪が転がってくれず、古い車両で無理も出来ず
予定していたより時間がかかりました、との話でした。
どういう経緯で見学が可能になり、今内部がどうなっているかの
詳細は申し訳ありませんがご厚意への守秘義務上(防犯上)
ここでは明かせません。あくまで一昨年の時点の状況ですので、
現在の状況は変わっているかもしれませんがご参考まで…。
管理人さま、すみません場所を沢山使いまして(汗)。
2013/01/14 Mon 20:47 [No.132]
N 27
『市長への手紙』に投稿された方で、返事を受け取られた方はいらっしゃいますか?私は、まだなのですが。ちゃんと読んでくれているのでしょうか?
聞くところによると、京都市は、市電保存館は全くやる気がないような気がします。昨年に職員提案制度で市電保存館の設置の提案があったそうですが、即却下されたという話を聞きました。悲観的な状況かもしれません。
2013/01/19 Sat 08:55 [No.133]
管理人(なかむら)
それは本当ですか?
そうであれば,確かに厳しいですね。
もちろん,当時は市民の意見は聞かず庁舎内だけで進められた話なので,今の状況とは違うかもしれませんが,そういう堅い姿勢を崩すのは市民の意見でどこまで及ぶのか疑問は残りますね。
ちなみに,私も返事はいただいておりません。
来ても冷たくて形式的な否定回答が来そうな悪い予感が…
いや,もちろん希望は捨ててはいけませんし,捨てないつもりですが…
2013/01/19 Sat 18:26 [No.134]
N 27
そうですね。
何とか、良い方向に向かってほしいですね。
『市長への手紙』も、『まず。市長が目を通し、関係部局にまわすす』とあります。2週間くらいで返事はこないものなのかもしれません。同じ意見が多数あれば、さすがに全く無視は出来ないとは思いますが。良い返事を待ちたいと思います。
保存施設が無理ならば、地下鉄竹田基地の片隅とかにでも置いて、特定日に公開でもよい(洛西車庫にある電気市バスやチンチンバスと一緒に)のですが、これも今となっては、交通局の管轄でなくなっているなら無理でしょうか?
2013/01/19 Sat 21:22 [No.135]
管理人(なかむら)
昨年は本WEBにご来訪いただきありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2013/01/01 Tue 07:10 [No.114]
なお
急に、北大路駅は、烏丸車庫って呼んでたな〜
と、思い,検索したら、懐かしい写真拝見して
嬉しいかったです。
ありがとうございましたm(_ _)m
2012/12/22 Sat 22:52 [No.111]
管理人(なかむら)
なおさん
ようこそ,ご来訪ありがとうございました。
2012/12/23 Sun 22:21 [No.112]
管理人(Nakamura) web
このたび毎日放送の番組の取材を受けて,廃線跡のロケを行い,京都市電の北野線,京電木屋町線の紹介をさせていただきました。
もしよろしければ,御笑覧ください。
放送日は,以下の通りです。
毎週 18:15〜「Voice」内にて
http://www.mbs.jp/voice/index.shtml
10/9(火)及び10/30(火)の放送予定です。
2012/10/07 Sun 21:23 [No.108]