N 27
中村様
ありがとうございます。おつかれさまです。
こちらにも、おととい届いておりました。内容から判断いたしまするに中村さんに届いた内容と全く同じ内容ではないでしょうか。
この程度の回答。最初からある程度予想いたしてはおりましたが、かなり失望致しました。
内容の問題点として、
@『他都市での事例も参考にしつつ,検討を重ねてきました』とあるが、本当であろうか?事実であるなら、こんなひどい計画にはならないはず。他都市のものは、いずれも、市電を大切に保存し、後世に伝える素晴らしい施設ばかりだ。札幌、仙台、横浜の各市のことは、前回も述べたが、東京都の『都電おもいで広場』も、屋外ながら、車庫の横にあり、屋根や柵もあり、大切に保存されている。海外でも、以前私が行った、ロンドンの交通博物館でも、昔のトラムが2台大切に保存されていた。いずれも、今回の京都市が計画しているお粗末な施設ではない。もちろん、車内を店舗になんか使っていない。
そもそも、市電保存館は、昭和55年に当時の京都市議会特別委員会で検討され、烏丸車庫跡に設置することが、決定していた。それを、財政など諸事情で、うやむやにされ、なかったものとされた。
その時の経緯もあるし、ましてや、京都市は電気事業発祥の地であり、市電事業は、京都市の三大事業のひとつであった。これは、歴史的な偉業で京都市が、他都市に誇れるものである。ちゃんとした保存施設をつくるのは、京都市の義務であり、一時的な損得で、市役所内部のみで決定することではない。
A屋外・露天での保存に対する懸念に対する解決策が何一つ提示されていない。
多くの屋外で保存されている鉄道車両の惨状を見てほしい。また、既に解体されて現存しないものも多い現状を知ってほしい。
市電たちが老朽化や、廃墟と化し、撤去されたら、取り返しのつかないことになる。そうなったら、市長や市はどう責任をとるのか。
活性化どころではないですよ。
保存されている市電群は、鉄道史に残る、名車両ばかりで、他に現存しないものがほとんどである。
それは、国宝でも、重文でも、世界遺産(役人の方々は、これでしか文化財の価値を見いだせないでしょうが)でもないが、古いもので100年、新しいものでも50年近く前のものであり、貴重な産業遺産でもある。そんなこともわからないようでは、文化観光都市の名が泣くではないか。保存車の価値が分からない方々だけで何事も決定し、『検討した結果』とするのは、やめていただきたい。
BN電については、蓄電池化する理由を『収支状況や今後の設備更新の負担,運営面など,総合的に検討を行い』とありました。新聞では『環境や景観に配慮する』と聞こえが良いことを書いていたが、これは大嘘であることがわかる。また、N電のことを『遊戯用電車』としていた。やはり、この程度にしか見ていないのである。『ものづくり都市である京都の貴重な文化資源』と見当はずれなことも書いていた。残念ながら、この電車は、京都で製造されたものではない。
『厳しい財政状況』とあるが、そんな苦しいなら、5億7千万円もの血税を使い、こんな施設を今作らなくて結構である。
『民間活力』も聞こえが良いが、業績に左右される不安定なもので、こにょうな施設に使うものではない。
市は、この施設を一般市民向け(これも、どれくらい、いつまで喜ばれるか怪しいが)に考えているかもしれないが、鉄道ファンに顰蹙をかっている鉄道施設なんて、ありえない。鉄道博物館に来るファンも市電ひろばを見て、呆れるだろう。
あきらめずに、京都市には続けて意見を言うことが必要であり、大事なことだと思います。
がんばりましょう。
2013/01/26 Sat 02:31 [No.139]