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  1. Re: タイトルは未定!(-)
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  4. これはいくらなんでもあんまりです。(-)
  5. 旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!4 (マコリル&シェイクス=プロログス)(-)
  6. 旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!3 (マコリル&シェイクス=プロログス)(-)
  7. 旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!2 (マコリル&シェイクス=プロログス)(-)
  8. 旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!1 (マコリル&シェイクス=プロログス)(-)
  9. Re: 現段階における参戦予定キャラ(Makoto.ver)(-)
  10. Re: 現段階における参戦予定キャラ(Makoto.ver)(-)

Re: タイトルは未定!

マコト(前HN:Makoto)

Soraさんの代理投稿として、ご迷惑をお掛けいたします。

とりあえず、投下します。

名前:クロイゼル(略称:クロ)
性別:男
年齢:20
種族:人間
属性:水
職業:錬金術師
特徴:黒の瞳と真ん中で分けられた白髪のショートカットを持ち、髪の分け目の額に黒の楕円細長い石がはめ込まれている。藍色のハットを被っており、童顔。
藍のスーツ上下の上に、白の長いマントを羽織り、黒のリボンタイで固定している。靴は黒の皮靴。背が低くてよく子供に間違われる。
武器:魔力を込めると形状変化する黒い液体で作りだした杖をよく使う。発明品や薬品など臨機応変に対応。
戦闘スタイル:基本薬品やら発明品でいやらしくおちょくってから逃げの一手。仲間がいる場合は回復などで援護援護援護。戦闘は任せた。
性格:飄々としてて、掴みどころがない。割と楽観的に物事を捉えてはいるが、危険に対する勘は人一倍強いので逃げだすときは躊躇わずに逃げ出す。
熱くならずある意味では常に冷静。好き嫌いは特になく誰に対しても寛容的。ただし、少女には特に寛容的で殺されても構わないと少し思っている。
口調:他人をおちょくるような、言葉使いが多め。「〜のさ」と「〜かい」が口癖。一人称:ボク。二人称:キミ、呼び捨て、〜ちゃん、〜君、お嬢さんお坊ちゃんetc……。三人称:あの子、あの人、アイツ。
台詞:「ボクはクロ。クロイゼル。ただのしがない錬金術師さ」
「ふむ、幼いながらにもかなりの魔力を持ってるね。セイナちゃんだっけ? ちょっと調べさせてくれないかな……って、冗談だよ冗談だよだから武器をしまって穏便に話し合わないかいハルカちゃん?」
「うん? ボクはたまたまキミ達と同じ方向に歩いてるだけだよ? だからお構いなく」
「……うん、いやーな予感がするよ。本当にこの先に進むのかい?」
「ちょっとした回復薬から魔法で手が届かない痒い所まで、様々な要望にお応えしてアイテムを作るけど、どうだい?」
「あの可愛いお嬢さん、ただのそっくりさんにしては良く似ているね。ああ、もちろんハルカちゃんも可愛けれども」
役割:ハルカパーティ
備考:死者組成の錬金術を追い求め、大陸を放浪する錬金術師。秘宝がその錬金術に必要な素材ではないかと思い、探し求めている。
あまり感情を表に出すタイプではなく、いつもへらへらとした笑みを浮かべている。だけど、決して喜怒哀楽が乏しいわけではない。
道化師と間違われることも、多々ある。
ハルカ達が頼もしそうなので、ついでに彼女たちに興味を抱いたので、勝手にあとをつける。

2011/11/27 Sun 20:29 [No.745]

Re: タイトルは未定!

マコト(前HN:Makoto)

名前:ミュルフ=クリュック
性別:♂(男の子)
年齢:人間年齢でいうと10歳位。
種族:獣人(トビウサギの獣人)

属性:風
職業:僧侶

特徴:
 白と黄褐色の体毛をしている、リスのような耳と長いしっぽを持ったトビウサギの獣人の子ども。澄んだ緑色の目をしていて、アホ毛が1本立っているのが特徴。
 ちなみに普通の人間と比べて背が低いため、本人はそれを引け目に感じているようだ。(ちなみに身長は94cm位)
 着衣は紺に近い青色のジャンパーの下にクリーム色のロングTシャツを着用していて、膝丈位の茶色のズボンを愛用している。基本的に彼は、大抵の魔道士が愛着しているローブファッションよりも、人間の子供が着るファッションが好みとのことである。
 アクセサリーは、頭に茶色の毛糸の帽子(耳あて付き)を被っていて、左腕に水色の四つ葉のリストバンドを装備している。

武器:グラディウス(魔法の金属ミスリル銀で作られたレイピア状の細剣。とても軽く、丈夫で扱いやすい。)
戦闘スタイル:基本はタックル、及び持っているグラディウスで刺突・切り払う形で攻撃している。
 魔法を使う時は、主に4種類の属性魔法(主に攻撃と補助、回復に関する系統)を操って使用している。

性格:
 素直でおっとりとした性格。
 元々臆病でかなり内気な性格から、何かと気落ちしやすいといった泣き虫の一面を抱えている。特にオバケが苦手でよく誰かの後ろに隠れて泣くほど怖がりだが、物事には直向きに取り組むがんばり屋さんでもある。
 実は、見かけによらずかなりのマイペースで、かなりおちゃめな性格も持っている。その中で子供染みたイタズラを好むといった子供っぽい所もあるが、本人には悪意はないようだ。
 また、小さい頃から劇を見るのが好きなせいか、お芝居が上手ではったりを咬ますのが得意としている。
 第六感が優れていて、危機をすばやく察知できる能力を持っている。かなりの小動物好きで、特にもふもふした動物が大の好み。
 音楽を聞く事が大好きという、楽才的な趣味を持つ。

口調:
 素直な男の子口調。一人称は「ボク」、二人称は「キミ、あなた」、「相手の名前(主に親しい人に対して)、相手のあだ名、〜くん、〜ちゃん、〜さん」。
台詞:
 「えっと…その…。 ボク、ミュルフっていうんです! あの…、こちらこそよろしくね!」
 「んー、やっぱりボクの耳目立つかなー? 今日は特に目立たせてないのになぁ……」
 「あわわぅっ、ご…、ゴメンなさいッ! 大丈夫ですかぁ!?」
 「やっぱり、ボクだと力不足なのかなぁ……。ううっ……どうして、こうドジばかり……」
 「お腹をすかせてるんだね。ねぇ、ここに来てボク達と一緒に食べようよ!」
 「今は戦う…明日のために! ボク、できる限りの事は何でもするつもりだよ」
 「くっ、できれば力での解決は避けたかったんだけど……。戦うしかないってことか!」
 「身長の事は言わないでよ! ボク自身、すごく気にしてるんだから……」
 「気をつけた方がいいよ。 このプレッシャー、今までの魔獣とは格が違うよ!」
 「どんな時だって、希望を見失ってはいけないよ。夢にむかって歩き続ければ、きっと答えが出てくるはず…… アヤカ、信じてるからね!」

役割:敵(アヤカパーティ)
備考:
 とある魔法都市で暮らしている、トビウサギの獣人の住民。
 中央図書館によく通っている図書通の一人で、学校の帰りの時などにいつも忍び込んで資料を探している。(主に古来に伝わる魔法や世界の料理集など)
 他の世界に興味と憧れを持っていて、いつか機会がある時に世界中を旅してみたいと夢見ている。

2011/11/26 Sat 21:04 [No.735]

便乗

いぬ

東方原曲で当て嵌めてみました。
まだまだあなだらけ。

.

スイレン: www.youtube.com/watch?v=NxFQEJF4fPk&sns=em
ヤグルマ: www.youtube.com/watch?v=8EUeYkXnkYw&sns=em
アルビノ: www.youtube.com/watch?v=Nl9V6IpDSGE&sns=em

あきはばら博士: www.youtube.com/watch?v=P5VwW1D10LU&sns=em
空色代吉: www.youtube.com/watch?v=vAqKssnvQ54&sns=em
ゆな: www.youtube.com/watch?v=RyVbQsX4Ou8&sns=em
セバスチャン: www.youtube.com/watch?v=QQbCthOxWhc&sns=em
ロサラ: www.youtube.com/watch?v=oDYBMuxDWBI&sns=em
ケイタ: www.youtube.com/watch?v=YhHeAEP3MaU&sns=em
椎名: www.youtube.com/watch?v=XpNBkkdngk0&sns=em
Makoto: www.youtube.com/watch?v=ecuAc5_tjT0&sns=em
シェイクス: www.youtube.com/watch?v=5uTgRYLVZCg&sns=em
フィリット: www.youtube.com/watch?v=i6B3M0L8vR8&sns=em
ジャグラー: www.youtube.com/watch?v=Re4VDPV76wM
ゆとり: www.youtube.com/watch?v=Yc4RQKoJxIQ&feature=related

クルーザ: www.youtube.com/watch?v=HW2pOC9XIg0&sns=em
いぬ:
海の神竜ラプラス: www.youtube.com/watch?v=OihtMtijWNo&sns=em
レナ: www.youtube.com/watch?v=tpfU45IC-TM&sns=em
フィッターR: www.youtube.com/watch?v=ZhPdKBwEOPA
あんびしゃん: www.youtube.com/watch?v=jzgFeufptus&sns=em
セクト: www.youtube.com/watch?v=3tbhVq-O9JA&feature=related
斬: www.youtube.com/watch?v=SmzWs1Kt360&sns=em
アイシス: www.youtube.com/watch?v=famB5A7hqNw&sns=em
朱鷺: www.youtube.com/watch?v=dksVT0dAjk4
まかろん: www.youtube.com/watch?v=MVYlQf6xxtg
サントアンヌ号: www.youtube.com/watch?v=KmFUSBp4Uro&feature=related
ヒカル: www.youtube.com/watch?v=lBqygqnhJzo&feature=related
ツカサ: www.youtube.com/watch?v=GvsBGN7phQ4&feature=related
ルナサ・クリスティ: www.youtube.com/watch?v=Tb5yGnhD7AE
ABA: www.youtube.com/watch?v=DWyYQli0Myk
ヘンリエッタ: www.youtube.com/watch?v=ZCcrSbRtkrc&feature=related
シュガー: www.youtube.com/watch?v=Ip5sLfsoneM&feature=related

.

つかれました

2011/09/06 Tue 01:51 [No.650]

これはいくらなんでもあんまりです。

あきはばら博士

そこに一筋の水流がヤグルマとスイレンの間を貫いた。

「スイレンさん!」
「マコトさんっ!」
スイレンが入り口を見るとそこにはマリルのMakotoが立っていた、スイレンは力を振り絞り立ち上がり、改めてよく見ると、彼はボロボロで先ほどまで繰り広げされていた激戦の跡が見て分かる。
「加勢ですか、ふっ 構いません、いいでしょう掛かって来なさい」
ラストバトルにしては味気無い終わり方だと思いこのままではつまらないと判断したのかヤグルマがそう言うと。
「助けに来たぞ、スイレンさん!」
「待たせたな、スイレンさん!」
「微力ながら助太刀します、スイレンさん!」
「頑張れ、応援してるよ! スイレンさん!」
「ラプラスさんにフィッターさんにフィリットさんに椎名さん!」
「…………なんというか」
その援軍はここまでの激戦の傷は癒えてなく残りHPもわずかだと思われ、特性とタイプによって草・ノーマル・格闘技が無効のヤグルマにとってどれも大した相手では無いかもしれないが。ぼそっと魂が抜けたように呟くのだった。
「……仲間っていいですね」

 * * *

「……あっ、ちょい待ち」
戦いが行われている部屋のもう一つの出入り口の陰で、シャンデラがトゲキッスを引き止めた。
「ゆなさん…。 いえでも、これはいくらなんでもあんまりです。さすがに酷すぎますよ……いくらあのみなさんがさっきまでの戦いで弱っていると言っても、これは」
「リンチだな、うん。 空色さんが言いたいことは良く分かる。でも」
「……」
「けじめと言っていたように、この勝負には空気を読んで加勢はじっと我慢するべきだと思うんだ、うちらに出来ることは勝敗が決するまで見守るだけ」
「……はい」
「ありがと、じゃあ 行くか」
「…え?」
「自分で頼んでおきながら遊び心で無関係な人を引き込んですべてを巻き込み戦わせて、遠くで俯瞰してずっと弄んでいたアイツにきつーいお灸を据えてやりに行こう。かなり心強いメンバーも揃ってるしそらさんも一緒に行くー?」
「は、はいっ!」
「めざせっ下克上っ!」
「おーっ!!」

 * * *

「合体奥義、ミラクルリーフトルネード・トリプルエクスカリバースペシャル!!!!!!」
「ぐああああ」

  THE END

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

スイレンとヤグルマの一騎打ちラストバトルです。叩き台なので当然変更はあるでしょうけど、こういう場面に行き着くまで頑張りましょう。
主人公が負けてもヤグルマさんは解散してくれそうですし、たまには敵を勝たせてもいいじゃないかとスイレンが負ける話にしました。
ラプラスさんの種族がライチュウに変更になったので加勢メンバーから抜こうとも思いましたが、彼なら絶対来るのでそのままに。
ジャグリオは直前の戦いでフィリンドをかばって瀕死中。レナさんはジュカッターを送り出してちゃっかりあの心強いメンバーに入っているイメージ。
アルビノ戦をラストにする場合、一騎打ちではなく四人くらいで挑み合体技で「これが絆の力だっ」な戦いになるはず。みんなの力を合わせるってことでそれはMakotoさんが書いたほうが適任でしょう。

2011/09/03 Sat 23:25 [No.631]

旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!4 (マコリル&シェイクス=プロログス)

Makoto

「そうだ、自己紹介がまだだったね。ぼくの名前はシェイクスっていうの。よろしくね!」
「僕はマコトだよ。えっと… シェイクスくん、さっきは起こしてくれてありがとね」
「へへ、どういたしまして。それと、ぼくのことは呼び捨てでいいよ? “よぉ、シェイクス”って感じでさ」
「それだったら、僕のことも同じくでいいよ。その方がお互い呼びやすいでしょ」

 自己紹介してから打ち解けるまで、それほど時間はかからなかったようだ。なんだろう、こうやって話してると自然と温かくなってくる。そんな気がした。

「ここら辺じゃ見かけないポケモンだから、ぼく友達になれてうれしいよ!」
「ハハ、それは僕も同じ――ポ、ポケモン!?」
「どうしたの? キミ、どこから見てもマリルの姿だよ?」

 シェイクスの何気ない一言に、突然現実に引き戻された僕。
 ちょっと待て… じゃあ、これってもしかして!? 僕は川の方へ無意識に走っていた。今思えば、慌てふためいていて気が動転していたのは覚えている。
 そして水面の映る自分の姿を見て――確信した。

「本当だ…… 僕、みずねずみポケモンの、マリルになってる……」

 夢なのかと思って一度頬をつねってみたが、その考えは痛みが伝わったことから打ち消した。一度深呼吸をすると、もう一度水面を覗き込む。
 全体的にボールのように丸まった体に、くりっとつぶらな黒い瞳、ちょこんと青く丸い形で立っている耳、白くふっくらしたお腹、風船みたいに青い先端が付いた黒くギザギザに伸びきった尻尾……

「夢、じゃない。僕ポケモンになれたんだ! それに、今僕と一緒にいるのって……」
「ねぇ、マコトー? さっきから川の方ばかり見つめてどうしたの?」

 しきりに水面を見つめる僕を見て、不安そうに声をかけるシェイクス。
 まさかとは思っていたが、ポケモンでよくパートナーとして使っている可愛いポケモンと会えるなんて、夢にも思わなかった。それも、今僕の現実に……

「君、もしかしてだけど… “ラッコポケモン”のミジュマルなの? イッシュ地方の御三家ポケモンの一匹の……」
「そ、そうだけど?」
「やっぱりそうだったんだー! 可愛いよミジュマル、僕の大好きなポケモン! きゃあー、抱かせてぇー!!」
「わわっ、ちょ…! こ、こんな所で恥ずかしいよ……!」
「あぁ、何て幸せナリかぁーッ!!」

 可愛いポケモンを前に我慢できず、気が付くと僕はシェイクスを抱き上げて空の方へ高く掲げていた。今思えば、僕は何てバカな事をしたのだろうか。
 無論、突然の“たかいたかい”に驚いてしまったシェイクスが、もう一度僕に<みずでっぽう>をお見舞いしたのは言うまでもない。

 と、マコトとシェイクスの出会いの場面は、一先ずここまでにしよう……

――――――――――――――――――――

 そして、今に至るという訳だ。
 合流したマリルとミジュマル――マコトとシェイクスは、ふと手に持っているきのみを互いに見つめ合い、クスッと微笑む。それからバッグの中に、収穫されたきのみを次々に入れていった。

「シェイクス、そんなにせかせかしなくても。折角ポケモンになれたんだからさ、もう少し自然を堪能してこうよー」
「何言ってるの、マコトってば。ちょっとでも目を離すと、きのみ取りの事ばかり考えてるんだからなぁ… それに、一度にきのみたっくさん持ってきすぎだよ」
「体が小さいって、結構大変ナリな……。知らないきのみが無いかなーって夢中で探してたら、いつの間にか手元にはこんな風に」
「こういうの“ケンキュウネッシン”っていうんだよね……。まぁ、いつものマコトらしいから別にいいけど」
「他人事みたいに言うなよ、こっちはいっぱい拾いまくっててそれ所じゃないってのに……」

 きのみ拾いをしながらのんびり構えているマコトと、ライモンシティに向けて早く行こうとせっかちになっているシェイクスは互いにそう言って顔をふくらます。言葉ではじゃれ合いながらも、怒ってる様子はみじんもない。

「まぁ、数ではキミには負けてないし、それにスピードだって本気を出せばキミなんかあっという間に追い付けるさ」
「あ、言ったな!? じゃあ、今度かけ橋を越えてく時にどっちが足が早いか競争だ! これでもぼくはいつでも本気なんだから!」
「よし、受けて立とうじゃない! それでこそ僕の良きライバルナリ!」
「絶対に負けないからね…! それじゃあ、よーい、ドン!」

 2匹は互いに顔を合わせてうなずき、走り込みの態勢を作ったかと思うとさっと駆け出して行った。そう、ライモンシティの方へ一斉に。

2011/08/27 Sat 22:20 [No.597]

旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!3 (マコリル&シェイクス=プロログス)

Makoto

――――――――――――――――――――

「ねぇ、キミ? 大丈夫?」
「…………」

 誰かが僕を呼びかけてる。鈴のように高い声……子どもの声みたいだ。

「ねぇ… 起きてよ、起きてってば」
「…………うぅ……」

 今度は体を揺さぶっているようだ。それも、強く力を込めてユサユサと。
 うるさいなぁ……。もうちょっと……寝かせてよ……

「……起きろー! <みずでっぽう>!」
「わああぁっ!?」

 バシャッ!! 水の冷たさを真っ向から感じた僕は、慌てて飛び起きた。

「ケホッ、ケホッ!?」
「あ、気が付いた! よかったぁ〜!」

 水をかけられてまだ驚いている僕をよそに、ラッコのような体をした小っちゃな子どもは歓喜の声を上げていた。
 いきなり浴びせられた方はたまったものではない。水打ちにはいいかもしれないけど。

「ちょ、いきなりひどいじゃないか! 何も悪いことしてないのに」
「う…だ、だって……。目の前で倒れてるキミを放っておけなかったんだもん……」
「……ゴメン、今のは僕が言い過ぎたよ」

 思わず声を大きく上げてしまった僕。と、さっきまでの元気が萎れて、泣きそうな顔をしてうなだれる男の子を見て、自分の大人気なさに気づいて反省、何とかなだめすかした。その際に、泣いてる子どもの顔も可愛いなと思ってしまったのは、さておき……。
 とりあえず、一先ず落ち着こう。それに、ここは見慣れた風景じゃないことには間違いは無さそうだ。

「僕、一体どうしてたの? ここは、どこ……?」
「キミ、ここで倒れてたんだよ? “でんきいしのほらあな”に通じる、6ばんどうろの一軒家の前で」
「そうなの…か……」
「大丈夫? ごめんね、もしかしてぼくの<みずでっぼう>の打ち所が悪かった?」
「ううん、そんな事ないよ。大丈夫だ、ちょっと眩暈がしただけ…」

 ようやく目の前の視覚が戻ってきた。しかし手を伸ばそうとすると、妙な違和感を感じる。
 いや、それ以前に…… 僕って、こんなに目線が低かったっけ?

2011/08/27 Sat 22:19 [No.596]

旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!2 (マコリル&シェイクス=プロログス)

Makoto

――――――――――――――――――――

 遠い意識の中…… どこからともかく、声が聞こえた……。
 その最中、聞き取れたのは確か、こんな言葉だった。

 『あなたをポケモンだけの世界へ導きます』

 『ドリームメーカーズが、人間の世界へ干渉してくる前に』

 『あなたたちがそれを阻止して、世界を救ってください』

 『お願いします……助けてください……』

 僕は、その話を少しずつまとめようとする間もなく、自分の体がどこかへ飛ばされているのを感じていた……

2011/08/27 Sat 22:15 [No.595]

旅立ちの風… 奇遇なる“交錯”!1 (マコリル&シェイクス=プロログス)

Makoto

そよ風が優しくなびき、川も穏やかに流れている青空の下… 森の手前に立っている立て看板には人間が書いたと思われるような字で『〜6ばんどうろ〜』と書かれている。
 一匹の“ラッコポケモン”がパタパタと川沿いに走りながら、周りをしきりに見渡していた。その小さな右手には青く丸いきのみを抱えている。

「おーい、こっちだよー! この先に進めばホドモエシティへ出られるはず!」

 白と青、水色の服のような体毛を持つ、その“ラッコポケモン”――ミジュマルは、一旦立ち止まると後ろに向かって手を振りながら大きく呼びかけた。

「今行くよー! ちょっと待っててー!」

 ここで、後ろからもう一匹の青の体毛に覆われた風船のような“みずねずみポケモン”――マリルが返事を返しながら手を振って合図しているミジュマルの下へ駆けつける。
 右肩に収穫したきのみを入れるためのバッグを掛け、両手に黄色い梨みたいなきのみとサクランボのように葉っぱが付いたきのみ、それぞれを抱えながら。
 彼らは、奇跡的に出会った交錯するはずのないポケモンたちだった。一方はこの世界に元々住んでいるポケモン、もう一方は別次元からやってきたイレギュラー――“元人間”なのである。
 事の発端は…… 今から少し前の時間に遡る。

――――――――――――――――――――

「今日も更新されてない、か……」

 いつものように、PC画面の中の《ポケボード》の部屋を見回して、メガネの少年はゆっくりとため息をついた。

「まぁ別にいっか。人にもそれぞれ予定があるんだろうし」

 左腕にピカチュウとピチューが描かれている黄色のリストバンドをつけた少年は、マウスを持って、カチカチと別々の掲示板を切り替えていく。
 この少年――マコトもまた、ポケモン二次創作サイト《ポケ書》に通っているユーザーなのだ。ちなみに、本来のハンドルネームはMakotoである。

 元々、可愛いポケモンが好きな彼は、その多彩に描かれているイラストやアイコン、小説等に感銘を受けて以来、暇な時間を見つけては、よくここに通っているのだ。

「また変なスレッドが立ってるなぁ……。これで6つ目だぞ?」

 しばらく切り替えをしていた所で、マコトは、ふと一つのスレッドに目を止めた。

      『助けてください』

 タイトルにはそれだけしか書かれていない。何となく怪しい。
 実はポケボードを見て回っている際に、何とこのタイトルのスレッドが一部屋ごとに立てられていたのだ。これでは住人たちが迷惑するばかりだというのに。

 しかし……普通はこういった荒らしまがいの物に立ち入ることは好ましくないとは分かっていながらも、生まれつきの好奇心の前には、理性は何かと簡単に打ち負かされてしまうものだ。

 マコトは、確かめてみたいという心の声に身を任せ、そのスレッドをクリックして中を調べてみることにした。

「本文も“助けてください”か…… それにしても、短絡的にも程があるでしょ」

 訝しげにそのスレッドの表示されている画面とにらめっこしているマコト。
 わからない、一体何をどう助ければいいのだろうか。言いたい事があるのなら、本文をそのまま書けばいいのに。
 考えていても埒が明かないので、とりあえず左上に目を向けて細かく見てみた。

「あれ? アドレスだけ小さく書かれてる……。dreammakers……『ドリームメーカーズ』……。夢の作り手?」

 試しに、幾つか呟く形で読み返してみた。しかし、特に何も起こらない。

「ふぅむ… ちょっと見てみよっかな?」

 ゆっくりと深呼吸を重ね、マウスのカーソルをURLの上にそろそろと持ってくる。
 一回リンクをクリックしてみて、もし変なサイトに行きついたらそのブラウザを閉じればいい……マコトはそう思うようにしていた。
 しかし、この決断が危険な道しるべを辿る事になろうとは。そして――

「1、2の… 3! それっ!」

 カチッ! 問題のURLを―― 押してしまった。

「あ、あれ? 何か、体中の…力が……抜け…て……?」

 マコトは、目の前が寸断されたかのように暗くなるのを感じた。
 そして、少しずつ意識が遠ざかって行き…… やがて完全なる闇へと落ちて行った――

2011/08/27 Sat 22:13 [No.594]

Re: 現段階における参戦予定キャラ(Makoto.ver)

Makoto

名前:スイレン
性別:♀(女の子)
種族:シキジカ(場面によっては、メブキジカに進化も?)

性格:
 好奇心旺盛で、わんぱくな性格の女の子。
 自分を強く見せようと時に強がって、他人より先にリードを持とうとする男勝りな所も見せる。しかし、根が純粋な性格のせいでイマイチ強気になれないせいか長くは保てず、いつの間にか三枚目に回ってしまうことも。また、どこか引っ込み思案な所があるせいか、皆を苛立たせてしまうこともしばしば。
 本来は繊細で恥ずかしがり屋といった、ごく普通の性格な為、未知なる体験で自分を大きく変えていきたいという願望を持っている。
 本人はまだ気づいていないものの、周囲への影響力を少なからず持っていて、人心を救うことが多い。

口調:
 普段は元気かつ直情的な女の子口調を使っている(その際はタメ口で、目上目下だろうとお構いなし)。しかし落ち込んでいる時では、遠慮がちになって口調も穏やかになるなど、全体的に浮き沈みが激しい。たまに語尾に「〜なの」とつけるのが特徴。
 一人称は「ボク、アタシ(気分で使い分けている。普段はアタシ)」、二人称は「君、アナタ」、「相手の名前、〜(くんorちゃんorさん)」。三人称は「あの人」を使う。
参考台詞:
「ヤッホー! アタシはスイレンっていうの。見ての通り可愛いシキジカなんだよー」
「ここからはボクに任せてなの! とっておきの近道を知ってるんだ!」
「自然は大切にしなくちゃね。――って言ってるそばから何草いじりしてんの!」
「ほらそこ、シャンとしなさいな。気持ちが暗くなってたら、楽しい事見つけられないよ?」
「ねぇ、アナタは何のために戦ってるの? こんな戦いを続けて、何の意味があるっていうの!?」
「ホントは、虚勢を張って強がってたの。だって…… 怖がってただ怯えるだけって、ボクそんなの嫌だもん……」
「犠牲を伴う世界平和なんて、そんなのいらない! アタシは… みんなの笑顔の為に戦い続ける……これがアタシの答えなのッ!」
「あぅ〜、思い出させないでよぅ…… は、恥ずかしい……」(その際に丸まってます。)

備考:
 最近になってポケ書の掲示板に参加しだしたポケモン好きの一人。年齢は中学2年生あたりと思われる。
 例え目上の人が相手でも、友達感覚で対等に接しようとするため、知らないうちに反感を買ってしまうことも。恥ずかしくなると、膝を抱え体を丸くしてボールのようになるクセがある。
 基本は物怖じをせずに、とことん目標に向けて突き進む頑張り屋さん。
 ちなみにポケモンのゲーム歴はDP(ダイヤモンド世代)からやってきているので、ある程度ポケモンの知識は身についている。

役割:元人間(主人公格)

2011/08/12 Fri 00:58 [No.558]

Re: 現段階における参戦予定キャラ(Makoto.ver)

Makoto

名前:シェイクス
性別:♂(男の子)
種族:ミジュマル

性格:
 純粋かつ勇敢な性格。
 見かけによらずかなりマイペースで、おちゃめな性格も重ね持っている。また、信頼できる味方の前で甘えたり、子供染みたイタズラを好むといった年相応の子供っぽい所を見せる事も。
 第六感が優れていて、危機をすばやく察知できる能力を持っている。マコトと同じくカワイイ物好き。

外見:
 見た目は普通のミジュマル。最初はアクセサリーは何も装備していないものの、時が経つにつれて、頭に水色のゴーグルを被って、“しんぴのしずく”をペンダントにして装備するようになる。
 ちなみに腰の左側に茶色の巾着袋も付けている。

口調:素直でフレンドリーな男の子口調。
人称:ぼく/キミ、アナタ(敵には『お前、アイツ』)、相手の名前/あの人
参考台詞:
「こちらこそよろしくね! ぼく、シェイクスっていうんだよ」
「ねぇ、少しだけ手をつないでもいい…かな……? どうにも、緊張がとれなくて……」
「お腹をすかせてるんだね。ここに来てぼく達と一緒に食べようよ!」
「何なの、このプレッシャーは…… キミ、やっぱり只者じゃないな……!」
「実は、ぼくも同じなんだ……。何か…悲しいよね……」
「今は戦う…明日のために! ぼく、できる限りの事は何でもするつもりだよ」
「輝く白色の刃…… 今、汚れし大気を断ち切る時! いけっ、<シェルブレード>ッ!!」
「ありがと…! 大切にするよ、キミの心。エヘヘ、みんなだーいすきッ!!」
「剣の稽古付けたいんだけど、どこかいい場所無いかなぁ。ねぇ、何か心当たりはない?」
「今のぼくたちだったら、このバンド技を使いこなせるはず…… やろうよ、マコト!」

備考:イッシュ地方における御三家の一匹で、自称マコトのパートナー。
 マコトとは運命的に出会った当初から、親友兼ライバルとして信頼しきっている故か、ほぼ2人一緒の場合が多い。また、彼が可愛いポケモンを見つけて暴走してしまう際に、彼のストッパー役を買って出ている。
 どっちかというとシェイクスの方が弟よりであり、精神的にまだ幼く気落ちしやすい所もあって、本調子を上手に引き出せない悩みを抱えている。本人は既に自覚しており、特訓を重ねていく上でマイナス面を克服していく努力を欠かさないようにしている。
 他の地方に興味と憧れを持っていて、いつか機会がある時に世界中を旅してみたいと夢見ている。

役割:味方ポケモン

2011/08/12 Fri 00:54 [No.557]

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