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Makoto
名前:Makoto(通称:マコト)
性別:♂(男の子)
種族:マリル
性格:
素直でおとなしく、面倒見が良い性格。
かなりマイペースで茶目っ気な所が目立つものの、本来は他人を思いやる責任感が強く、物事には積極的に行う直向きな努力家の一面を持っている。
しかし、ほんの些細な事で心にショックを受けやすいという、子供っぽさがまだ抜けきれていない純粋かつ泣き虫な所もある。
それでいて、ちょっと頑固なところも。かなりのカワイイ物好き。
外見:
見た目は普通のマリル。肩に小さなポシェット型バッグを掛けていて、左腕にピカチュウとピチューの絵が刺繍された黄色いリストバンドを付けているのが特徴。
口調:
初めて会った人には遠慮がちに話すものの、時と共に親しくなった人たちには素直かつフレンドリーな男の子口調を使っていく。しばしば語尾に「〜ナリ」とつけるのが特徴。
普段は後者の方が素の口調。
人称:僕、オイラ(気分で使い分ける。普段は僕)/キミ、あなた(敵には『お前、アイツ』)、相手の名前、〜(くんorちゃんorさん)/あの人
参考台詞:
「えっと…、はじめまして! 僕はマコト、マリルのマコトです」
「大丈夫、怖がらなくてもいいよ…… キミは僕が守ってあげるから」
「このモモンのみとヒメリのみをブレンドさせて…… よしッ、できた! 僕特製の、きのみのメイプルジュースの完成ナリー!」
「待ってて、今助けるからッ!!」
「ここら辺が仕掛け時かなー? 安心してね、いざっていう時にこの力が役に立ってくれるよ!」(<みらいよち>を使用したとき)
「どうして仲間を平気で裏切れるの……? 信頼してるかけがえのない友達なのに……!?」(仲間内での裏切りを目撃したとき)
「あ! ずるーいッ、進化前ポケモン僕も大好きなのに! その… 後で代わってよね」
「いっけーッ!! 最大パワーで<みずのはどう>だッ!!」
「だから僕は持てる全部の力を持って… みんなを守るんだ! これ以上、友達が傷ついてくのを見たくないからッ!!」
「想いと力…… 僕とシェイクスとならば! “ツインビーラッシュ”ッ!!」(バンド技-連携-を使う時)
備考:上記に書いたように、かなりの可愛いポケモン好きで(特にピカチュウ、ピチュー、マリル、ミズゴロウ、ルリリ、プラスル&マイナン、パチリス、ミミロル、リオル、チラーミィ、タブンネなどが例)、一度可愛い物を目にすると感情が高ぶって暴走してしまう事がある。
きのみの知識に関してはゲーム通の影響でかなり詳しく、日頃から実物のきのみに好奇心を寄せている。
尚、彼の十八番のわざはなんと「みらいよち」。時間差で念力弾が襲いかかるといったトリッキーな使い方が主なのだが、彼の場合は、精神力の消費しだいで効果範囲を自在に変化できる特殊能力も持っているせいか、敵サイドからしたらかなり性質が悪いといえるだろう。彼曰く「イッシュ地方に流れ着いたときに自然と覚えていた」とのこと。
戦いが深刻化する中盤以降において、単身で戦っていくやり方に疑問を感じ、味方と協力して繰り出す連携攻撃「バンド技」を思案していく。
役割:元人間(味方)
2011/08/11 Thu 23:51 [No.556]
Makoto
これまでの投下キャラ(敬称略)とそのキャラの特性です。
括弧付けはドリメ的解釈で追加されるだろう効果です。
―DMリーダー★―
★ヤグルマ(ヨノワール♂) プレッシャー ???
―敵●―
●ゆな(シャンデラ♀) もらいび ほのおのからだ かげふみ(にげあし以外の敵キャラの脱出を防ぐ)
●セバスチャン(アギルダー♂) うるおいボディ ねんちゃく かるわざ
双方Start a spot:DMアジト
●斬(ハッサム♂) テクニシャン むしのしらせ ライトメタル(軽やかに動ける)
●ロサラ(ロコン☆♀) もらいび(自分の技でも貰い火できる) ひでり
●ケイタ(イーブイ♂) てきおうりょく にげあし きけんよち(攻撃を受ける前に自分が倒されそうだと予知できる)
●リュナ(チョロネコ♀) かるわざ じゅうなん いたずらごころ
●空色代吉(トゲキッス♀) はりきり てんのめぐみ きょううん(運が良く感じる)
Start a spot:タワーオブヘブン
●いぬ(ユキメノコ♀) ゆきがくれ のろわれボディ
●ヘンリエッタ(ミルタンク☆♀) きもったま あついしぼう そうしょく
双方Start a spot:DMアジト
●秋葉(ライチュウ♀) せいでんき ひらいしん(自分の技でも避雷針できる)
●クルーザ(フローゼル♂) すいすい みずのベール
●ABA(アバゴーラ♀) がんじょう ハードロック すいすい
●ジェム(ドレディア♀) ようりょくそ マイペース リーフガード
●セクト(ルカリオ☆♂) せいしんりょく ふくつのこころ せいぎのこころ
●アイシス(マニューラ♀) プレッシャー わるいてぐせ
双方Start a spot:DMアジト
●朱鷺(トロピウス♀) ようりょくそ サンパワー しゅうかく
●ルナサ・クリスティ(キルリア♂) シンクロ トレース テレパシー
●ライパ(シュバルゴ♂) むしのしらせ シェルアーマー ぼうじん
●ピンサロ太郎(ゴルーグ‐) てつのこぶし ぶきよう ノーガード
―中立△&▽―(△は味方、▽は敵よりを指す。◎は中立依存)
◎サントアンヌ号(ポリゴン2‐) トレース ダウンロード アナライズ
◎ヒカル(ロトム‐) ふゆう
◎ツカサ(ギギギアル‐) プラス マイナス クリアボディ
三方Start a spot:ショッピングモール『アールナイン』
△亜雲AZ(ペンドラー♂) どくのトゲ むしのしらせ はやあし
△ジャッキー(タブンネ♂) いやしのこころ さいせいりょく ぶきよう
◎サラ(チラーミィ♀) メロメロボディ テクニシャン スキルリンク
三方Start a spot:ヤグルマのもり
▽レオード(ニャース♂) ものひろい テクニシャン きんちょうかん
▽マヨ(ヨマワル♂) ふゆう
◎シュガー(クマシュン♀) ゆきがくれ びびり(実質無意味)
◎めぐる(ブラッキー♀) シンクロ せいしんりょく
2011/07/28 Thu 01:42 [No.526]
Makoto
これまでの投下キャラ(敬称略)とそのキャラの特性です。
括弧付けはドリメ的解釈で追加されるだろう効果です。
―主人公☆―
☆スイレン(シキジカ♀) ようりょくそ そうしょく てんのめぐみ
Start a spot:ホワイトフォレスト
―味方○―(*は主人公が来た時に既に世界に入ってるキャラたちを指す)
○ゆとり(アチャモ♀) もうか かそく
Start a spot:サンヨウシティ
○フィリット(コジョンド♀) さいせいりょく(戦闘に参加していないと回復していく) せいしんりょく(威圧感や牽制技をモノともしない) すてみ
○まかろん(グレイシア♀) ゆきがくれ アイスボディ
双方Start a spot:ライモンシティ
*Makoto(マリル♂) ちからもち あついしぼう そうしょく
*シェイクス(ミジュマル♂) げきりゅう シェルアーマー(受ける大ダメージを最小限に抑える)
双方Start a spot:6ばんどうろ(ホドモエシティ側)
○由衣(マグマラシ♀) もうか もらいび
*椎名(エルフーン♀) いたずらごころ すりぬけ(ポケダンのように壁抜けはできない) ようりょくそ
Start a spot:ホワイトフォレスト
*海の神竜ラプラス(ピカチュウ♂) せいでんき ひらいしん
Start a spot:ホワイトフォレスト
○サジタリウス(エアームド♂) がんじょう するどいめ(技が命中しやすい) くだけるよろい
*フィッターR(ジュカイン♂) しんりょく かるわざ
*レナ(ジュプトル☆♀) しんりょく かるわざ
双方Start a spot:フキヨセシティ
*ジャグラー(ルカリオ♂) せいしんりょく ふくつのこころ せいぎのこころ
Start a spot:ライモンシティ
*スズネ(キルリア♀) シンクロ トレース テレパシー
○イービス(ガーディ♂) いかく もらいび せいぎのこころ
○Drルイージ(ミミロップ♂) メロメロボディ ぶきよう じゅうなん
*あんびしゃん(バニリッチ♂) アイスボディ くだけるよろい
*あっくん(アーケオス♂) よわき
*レッドバーン(ブースター♂) もらいび こんじょう
三方Start a spot:ヒウンシティ
○saku(コモルー♂) いしあたま ぼうじん
○亜雲AZ(ペンドラー♂) どくのトゲ むしのしらせ はやあし
○ジャッキー(タブンネ♂) いやしのこころ さいせいりょく ぶきよう
○サラ(チラーミィ♀) メロメロボディ テクニシャン スキルリンク
三方Start a spot:ヤグルマのもり
○宙(チョロネコ♂) じゅうなん かるわざ いたずらごころ
○ライライ(シママ♀) ひらいしん でんきエンジン そうしょく
○リーオー(ゴローニャ♂) がんじょう いしあたま すながくれ
2011/07/28 Thu 01:15 [No.525]
Makoto
前回のスレッドがもうじき埋まる寸前に入りましたので、新しく立てさせていただきましたナリ。基本的なルールはほぼ同じです。
このスレッドはもしもドリメで次回作やるならば、という設定で仮想のキャラ設定を立てます。
最低限決めている事は
・現時点でやっているドリメとはパラレルワールド
・歴代ドリメとの関係はほぼ無しと見てOK
・味方側と敵側の元人間がいる
・ただ決めてるのは対決し合っている事。
という事のみ。細かい設定については各自で決めていき、混ぜていきましょう!
ではテンプレをこちらに。
名前:元人間の方はHNお願いします。
性別:
種族:第五世代OKです。ただし伝説・幻系統は駄目です。
性格:出来る限り詳しく。
口調:喋り方や人称はここに。
参考台詞:最低限三つか四つ。沢山書いていいよ
備考:その他付け加えたい事をこちらに。
役割:元人間(味方)・元人間(敵)・味方ポケモン・敵ポケモン・中立(元人間とポケモン、OK)となっています。
2011/07/28 Thu 01:09 [No.524]
Makoto
投票に参加いたしますー。
僕は3(アザレア、タブンネ♂)と7(ベルティーナ、サザンドラ♀)、11(ハースト、ゼクロム)にそれぞれ一票を入れさせて頂きますナリ!
どれも皆魅力があって、強力だから苦戦を強いられそうだ……。さすが敵キャラにふさわしい強さを持ってるというか何というか。
では、失礼いたしました!
2011/07/25 Mon 22:45 [No.517]
Makoto
名前:マイナディス
性別:♂
種族:ランクルス
性格:
楽天的でマイペース、のほほんという言葉が似合いすぎるのんきな性格の持ち主。
道徳性がなく、ただ自分の面白いように世界が転がることを楽しんでいる、非常に子供っぽい性格も持ち合わせている。その性格を一切抑えることなく暴走させ、ポケモンの世界を混乱と混沌の底に落とし込んだ張本人でありながら、それすらも「遊び」と放言して憚らない最悪の愉快犯。
敵に関しては人が変わったように残忍に振る舞い、どんな手段を用いてでも友情を切り裂こうとする冷酷な部分も持っている為に、彼を真に知っている人たちからは警戒心を持たれている。
口調:
元気かつ、どこか小馬鹿にしたような男の子口調を使っている。
一人称は「ボク」、二人称は「キミ」、「相手の名前」。三人称は「アイツ」を使う。
参考台詞:
「ボクはマイナディス。マイナンじゃないよ、ランクルスのマイナディスだよ」
「人間、ポケモンにとって大切なものは、友情…… つまりネットワーク。ボクたちの絆は永遠につながってくものなの、さ!」
「見〜つけちゃった、見つけちゃった。○○の弱点、見ーつけたっと♪ ハハハハハハハ……」
「もしかして図星だった? 言っちゃいけない禁ワードだった? ねぇねぇそうだよね?」
「……もう一度言うよ。この答えは変わらないんだね? それに… キミの決意、一体いつまで保ってられるのかしら?」
「キミたちの友達思いって…… ホント、実に下らないね。そんな友達ごっこは、少しばかり痛くなってもらおうかな」
「少ーしばかりチクッてするかもしれないよ? 大丈夫、痛みは一瞬だから」
「気に入らないポケモンの友情は、どんな手段を使ってでも断ち切る。それが、ボクのやり方さ」
「楽しいねぇ! キミの力をチェックしてきた甲斐があったよ!」
「いっぺんやってみたかったんだよね〜。そう、“火送”パーティーって奴を!」
備考:
人間・ポケモンの友情を“ネットワーク”と呼称している、しゃべり方においても子どもに近いポケモンの一匹。独善的な世界制圧の理想、友情のあり方の倫理観を持っていて、一旦気に入らないことがあるとそれを是が非でも否定しようという考えを持つ。
命については軽視よりであり、また最も指摘されたくない部分を相手に指摘し、傷口を抉るような事を言ったりする。
役割:敵ポケモン(ボス格)
2011/07/24 Sun 01:09 [No.500]
Makoto
投票に参加いたしますー。
僕は、BとFにそれぞれ一票ずつ入れさせて頂きますナリ。
理由としては、双方ともキャラの特性が細かく描かれていて、物語を盛り上げるのに一役買ってくれる事に期待して、です。
他のキャラも、みんな魅力はありますけどね……。
それでは、失礼いたしました!
2011/07/23 Sat 22:18 [No.491]
ゆとり
これは現在計画中の新ドリメの主人公を投票によって決める為のスレッドです
一人の持ち票数は2票です
・ルール
これがいいと思った主人公候補を二匹選び、その番号をこのスレッドに書くだけでOKです。
ただし、1キャラに2票分使うのはNGです。ちゃんと2キャラ選びましょう。
また主人公候補のキャラを投下した人は、自分の投下したキャラに票を入れるのもNGです。
・候補者一覧
1スイレン(シキジカ♀)『Makoto案主人公』 ようりょくそ そうしょく てんのめぐみ
2アルファ(コアルヒー♀)『サントアンヌ号さん案主人公』 するどいめ はとむね うるおいボディ
3eyes[アイズ](ゴチム♀)『サントアンヌ号さん案主人公』 おみとおし かげふみ
4カオル(チュリネ♀)『ゆとりさん案主人公』 ようりょくそ マイペース リーフガード
5オリカ(フシデ♀)『いぬさん案主人公』 どくのトゲ むしのしらせ はやあし
6ムラコ(バチュル♀)『架空さん案主人公』 ふくがん きんちょうかん むしのしらせ
7ルミィ(モグリュー♀)『海の神竜ラプラスさん案主人公』 すなかき すなのちから かたやぶり
・投票期間
7月24日の夜11時0分までです
7月25日追記
今回の投票により見事主人公に選ばれたキャラは、1番のMakotoさん案・スイレンに決定しました!
おめでとうございます!
2011/07/23 Sat 22:04 [No.486]
Makoto
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どれ位時間が経ったのだろうか。確かボクたちは後ろから不意を突かれて、それから強い風に飛ばされて……
「うぅっ…… 一体どうしちゃったんだろ……」
リュカは痛む体をこらえながら、ゆっくりと起き出して辺りを見回そうとした。ところが腕を動かそうとしても、思うように動かない。
それ所か、しっぽも体に密着して離れないような感覚を感じる…… 一体何があったのだろう?
「あ、あれ!?」
ようやく目が覚めて、リュカは自分の体に起こっている異変を悟った。
体には無数の糸でぐるぐる巻きにされていて、両手もその糸で前に雁字搦めに巻きつけられている。幸い耳や口は拘束されていない為、何とか見たり聞いたりすることはできるのだが……
おそらく気絶させられてる間に、手荒い歓迎をやられたと思って間違いない。
「よお、遅めのお目覚めだな? どうだい、おれの絹の贈り物は」
皮肉を織り交ぜて、りんぷんをまき散らしながらドクケイル――ガノムがわざっぽく言い放つ。彼からすれば冗談のつもりで言ったのだろうが、縛られた側はたまったものではない。
「ずいぶん、余計なお世話をかけてくれたもんだね。一体何の恨みがあってこんな事をするのさ?」
リュカはその言い草に冷たく返し、ガノムの方をきっと睨みつけていた。
2011/07/19 Tue 02:02 [No.462]
Makoto
個々のパートは専らセリフだけになってますね…。; 少しずつ地の文を加えるつもりです。
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『ううっ…… ここから出してよぉ……』
「? 今何か聞こえた?」
「ううん、何もしゃべってないよ?」
『お願い……だから…… だれか…… 助けに来て……』
「やっぱり、気のせいじゃない! 確かに聞こえた!」
「今の、わたちにもはっきりと聞こえたよ! でも誰もいないのに何故?」
「何だろう……。今の声、頭の中に伝わってくる…… 不思議と優しい感じがするもん」
「もしかして、テレパシーかな?」
『キミたち…… ボクの“コエ”が聞こえるみたいだね……』
『今のはボクがこの洞窟にテレパシーを流してるの。悪者が寝てる間に、隙を突いて、ね』
「ねぇ、いったい何があったの? どこからボクたちに語りかけてるの?」
『ボクは…… 元は遠い山でぐっすり眠ってたんだけど、いつの間にか揺り動かされて起こされたの……。その後、ここに連れて来られたんだ』
『どうしても叶えたい夢があるから起きてくれだなんて。それも、混沌の争いの種をまき散らす世の中を無に帰せってね』
「確かにおたずねものとか悪いポケモンは住み着いてるけど、何でそこまでする必要が!?」
「それって、もしかしてこの世界をまとめて……?」
『わからない……。でも、ひどい話だよね。ボクはもちろん断ったよ。そんな禍々しい夢なんか叶える必要はないって。でも、そしたら実力行使に持ち出して……』
「無理やりに願いを叶えさせようとしたの……!?」
「うぅ、なんてひどいことを!」
『気をつけて、みんな……。その悪者、他に取り巻きがいるみたいなんだ。キミたちの後ろ……ひょっとして、誰かがついてきてなかったかい?』
「え? 誰とも会わなかったけど?」
『そうなんだ……。ボクの思い過ごしならいいんだけど……』
『今はキミたちの前の部屋に、ボクはそこにいるの。あのポケモンたち、どうにも願いを叶えるまで離れようとしないんだ……』
「行こうよ、みんな。誰だか分らないけど、あの子とても苦しがってる!」
「あ、ちょっと待ってよヒメ! 闇雲に走り回ると危ないよ!」
「どんな願いであろうとも、人を傷つけていい訳ないよ! 助けなくちゃ!」
『ボク、キミたちが来てくれるのを待ってたんだ。暗くて湿ってる所から救ってくれる、澄みきった心を持つポケモンたちが助けに来てくれることを……』
「シフォン、ボクたちも行こう! このまま困っているポケモンを放っておけるものか!」
「わかったよお兄ちゃん! シフォンも手伝うもん!」
『みんな、避けて!! 後ろから危険が……』
少しずつ途切れていく“コエ”の切実な呼びかけに、リュカたちは意気投合して急いで広い空間の奥まで駆けだしていく。と、後ろから何者かの“どくばり”が飛んできた。
ヒメは不意をつかれて、“どくばり”の強襲に耳を刺されて倒れてしまう。
「きゃっ、ああああっ!?」
「ヒ、ヒメ!?」
「大丈夫か! 今手当てを……!」
慌てて駆け寄るリュカとシフォン。そこへ凄まじい強風がリュカたち目がけて襲い掛かってくる。“ふきとばし”だ!
小柄な体格と軽い体重が災いして、3匹は強風に吹き飛ばされて壁に思いきり叩きつけられてしまう。その強い衝撃に、彼らはたちまち意識が遠のいてしまった。
「意外と呆気無かったな、こいつら。戦いにはまだ慣れてないとみて間違いない」
「そんなんでポケモンを助けようなんて……」
「10年早いなりよ?」
ひそひそと後ろを付けていた卑怯な3匹組は、気絶した子どもたちを見てクックッと含み笑いを隠し切れずにいた……。
2011/07/18 Mon 22:11 [No.459]