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管理人
同じくZONの旗艦モデル、レガシーの5弦です。
こちらは2014年のNAMMショーに出品されたモデルとの事。
赤みを帯びたトップ材は何でしょうね?多分エキゾチックウッド系だと思います。
そして意外にもボディバックはバスウッド!
バスウッドと言うと廉価品のボディ材と言うイメージですし、実際安い材です。
加工性の良い比較的柔らかい材で、木地色は灰白色〜淡黄色と言う感じで杢目はかなり地味です。
個人的にはアルダーの代用材と言うイメージを持っていて、クセの無い凡庸さが特徴と言う気がします。
こちらは試奏していないので判りませんが、ハイパーベースを弾いて受けた印象からすると、グラファイトネックの個性を引き出す為にあえて無個性なバスウッドをボディ材に使ったのではないか?と想像します。
ちなみにお値段は・・・1000ccクラスの国産バイクなら新車が買えます(笑)
1965年製のFender PBだったらオツリが来るかも知れない値段です、JBだったら同程度かちょっと足りない位かな?
2017/05/27 Sat 01:19 [No.558]
管理人
さてこのハイパーベースですが・・・相当な難物です、弾きこなせる人はマイケル・マンリング先生か、あるいは先生と同等の奏法を身に付けている人だけでしょう。
Fenderが作り出したエレクトリックベースのつもりで弾く事が出来ないと言うか、同じ奏法ではまともに鳴らす事が出来ないと言うか・・・そう、Fender製ベースのように右手の指先で弦を押し込むような弾き方をする楽器ではないのです。
いや、むしろ鳴り過ぎてしまう感じなのです。
特に違うのは倍音=ハーモニクスの出方でして、それと同時に軽いタッチでも大きな音で鳴ってしまう感じです。
この辺はやはりグラファイト製のネックが全く違う鳴り方の源ではないかと思います。
鳴り過ぎてしまうので弾くよりもミュートする方に気を使わないといけない感じで、数分間の試奏でしたが物凄く疲れました(笑)
また、3オクターブ=36フレット相当のフレットレス指板(これは樹脂製?)も、ハイポジションは音程を取る事が困難です。
それと・・・ハイポジションへのアクセスの為にボディへ深々と切り込まれたカッタウェイ、御茶ノ水で何度も遭遇したロングホーンベースはコレとの出会いを示唆していたのかも?(笑)
いやいや、良い経験をさせて頂きました、私には無理です(笑)
2017/05/27 Sat 00:52 [No.557]