Net4u レンタル掲示板を作る
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秋芳
テルミドル流穿槍術(てるみどるりゅう・せんそうじゅつ)
ザルツ地方で伝習される槍術の流派。ヴィッセン十二王の称号のひとつ「テルミドル」の名を冠している。
魔動機文明の中期、すでに空席となっていた「テルミドル」の称号は、学院の魔術師が運悪く起動してしまったアーティファクトによって召喚された魔神を打ち倒し、ヴィッセンを救った冒険者の青年に与えられた。
長槍を自在に操り、鋭い突きで魔神を討ち滅ぼした青年の戦いに、時のヴィッセン十二王は空席となっていた「テルミドル」の称号を贈り、王国歩兵隊の槍術師範として迎えた。
槍による「突き」の鋭さに重点を置いた青年が、槍術を極めた末に到達したのは、槍を回転させながら突き出すことで貫通力と殺傷力を高めるという技法であった。
この技法を体得するには槍に対する習熟が不可欠であったが、後年には、パイピング・スピアと呼ばれた特殊な槍を用いることで、槍の取り扱いに習熟していないものでも奥義を身につけることが可能となった。
この技法はヴィッセンの歩兵隊の秘伝として伝習され、以降、この槍術門下の高弟から「テルミドル」の継承者が指名されることが慣例となった。ここに至り、かつて青年が編み出した技法は「テルミドル流穿槍術」と名付けられ、ヴィッセン歩兵隊の名とともに世に知られていくこととなる。
蛮族との争いが顕著化した魔動機文明の最終末期、歩兵隊秘伝の慣例を破り、蛮族に対抗する冒険者などにも広く門戸が開かれ、これを通じて「テルミドル流穿槍術」はザルツ地方全域に広まった。
〈大破局〉によって原点となったヴィッセン歩兵隊は壊滅。当代の「テルミドル」も死亡し、その源流は途絶えたが、流派の要となる技法は現在まで連綿と伝えられ、ザルツ地方を代表する槍術として広まっている。
#24年1月発売予定のサプリメント『フェイダン博物誌』にて追加される要素のひとつ、「流派」についてフライング気味にオリジナル流派を提示してみます。
#PCは名誉点を消費することで「流派」に入ることができ、さらに名誉点を消費すると、流派装備を購入したり「秘伝」を修得することができる。
#「秘伝」は、宣言型特技として扱われ、対応する戦闘特技を修得している場合に使用可能となる。
※流派に関する詳細は『Role&Roll』vol.87をご覧ください。
2011/12/25 Sun 21:44 [No.254]