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  1. Re: イラスト投下スレッド パート3(-)
  2. Re: 妄想! 次回作設定!?(前スレ主:ゆなさんより…)(-)
  3. Re: KS『Knight Turtle's Story』テストアップ板(-)
  4. Re: イラスト投下スレッド パート3(-)
  5. Re^3: 短編スレ 二冊目(-)
  6. Re^2: 短編スレ 二冊目(-)
  7. Re: 短編スレ 二冊目(-)
  8. Re: イラスト投下スレッド パート3(-)
  9. Re: まどかマギカ 妄想最終回(-)
  10. Re: まどかマギカ 妄想最終回(-)

Re: イラスト投下スレッド パート3

kaku

JPG 800x450 122.6kb

アズペ練習
最初はルカリオかいてたのに

2011/05/14 Sat 22:42 [No.344]

Re: 妄想! 次回作設定!?(前スレ主:ゆなさんより…)

kaku

名前:ABA
性別:♀
種族:アバゴーラ
性格:いつも憂鬱。常にメランコリック。
口調:一人称から喋り方にいたるまで、何もかも不安定。
参考台詞:「享楽におぼれた唯物、安逸をむさぼる俗人」
「よしんば惜別の情だとして……」
「ぜ、ぜ、絶滅しろ!」
「君たちがいかに矮小な存在か、あるいは僕がどれほど無用なものであるか、どうか教えてください!」
備考:謎のアバゴーラ。会話が成立しないので、何者なのかを知る術はない。
「からをやぶる」を一度使うと、甲羅が無くなって蜥蜴のような姿の「諸刃モード」に突入する。また、もう一度「からを破る」を使うと、体が骨だけになり、目では見えないほどの速さで動きながら触れた物全てを消滅させる「極・諸刃モード」となる。極・諸刃モードでは、防御と特防が0になる。
役割:敵ポケモン

名前:架空マン
性別:けんたろうお兄さん
種族:ミカルゲ
性格:穏やかだが、被害妄想がものすごい。
口調:楽しい口調でしゃべる。けんたろうお兄さんの声で話す。
参考台詞:『やあみんな!けんたろうお兄さんだよ!』
『今日のお友達を紹介しよう!』
『もう無理。お前ら絶対私のこと馬鹿にしてるんだろう』
『お腹痛い』
備考:ミカルゲであるが、人一人分の魂しか入っていないので、モンスターボール位の大きさしか無い上、霊体の顔みたいなヤツを出せない。会話用のスピーカーとマイクが付いている。基本的に戦闘力は皆無だが、実はモンスターボールのように、体内から様々なポケモンを出すことができる。それらのポケモンは、基本的に一芸に秀でている。ABAは、そのようにして出てきた一体。ABAの他にも、ポチョムキンやデイジー等、いろいろなポケモンが居る。

2011/05/09 Mon 01:38 [No.329]

Re: KS『Knight Turtle's Story』テストアップ板

kaku

『通称』ヤーニングジョーズ
『名前』サメジマ・アギト
『性別』男
『年齢』17
『性格』普段は、物静かで真面目なメガネ君だが、変身すると凶暴になり、話が通じなくなる。
『口調』『一人称等』僕 君 彼(彼女)
『参考台詞』「そういう行為は、感心しないな」
「私語を慎みなさい。今は授業中だ」
「エトミヤユウ・・・・忠告しておく。余計なことには、首を突っこまないことだ」
「ピィーーーーーヤァアアーーーーー!!!」
『容姿』七三にメガネの最高に優等生なルックス。背は180cmくらい。目付きが鋭い。
変身時は、フルヘッドのガスマスクに海パン一丁という異様な出で立ちになる。ガスマスクの頭頂部には、鮫の背ビレを思わせる飾りがついている。
『備考』ユウのクラスの委員長にして、シュルツの一人。
地面に潜り、まるで水中のように泳ぐことができる。その際は、頭の背ビレだけを付き出して、まるで鮫のようになる。
また、奥の手として、サメ型のロボットに変形することができる。この際は、泳ぐスピードが格段に上がる他、ダイヤモンド並みの硬さを誇る鮫肌や、鉄をカステラのように切り裂く無数の牙など、驚異的な武装の数々を持つようになる。
スタドラでいうと、オンディーヌのサイバディみたいな感じの能力。

2011/05/09 Mon 01:25 [No.328]

Re: イラスト投下スレッド パート3

kaku

JPG 373x654 43.2kb

こんなんでました

2011/05/04 Wed 23:36 [No.322]

Re^3: 短編スレ 二冊目

kaku

マミ・シャルロッテ
 ワルプルガ魔法女学院の教師。
 元クリームヒルト王国の兵士であり、ジャポネーゼにて行われた魔獣掃討作戦にも参加した。
「首を落としても死なない」と言われ、不死身とすら思われていたが、ジャポネーゼの戦いを最後に、兵士を引退する。その後は学院にスカウトされ、教師として働きながら、カナメを育てる。
 学院ではミドルスクールで対人格闘術と基礎魔法術を教える。魔法を教える時はやさしいマミ先生であるが、格闘術を教えるときは軍隊式の厳しい訓練を施すため「軍曹」と呼ばれる。
 大量のマスケット銃を召喚して戦うが、実際のアーティファクトは巨大なピストルである。必殺技は、そのピストルから凝縮した魔法弾を放つ『ティロ・フィナーレ』。
 少女のように見えるが、14年前の時点で既に兵士としてのキャリアを積んでおり、実年齢は恐ろしくて誰も聞けない。

クエスト・ブライアン
 グリートヒェン王国労働省の官僚。
 グリートヒェンではもともと魔法が嫌われる傾向にあり、魔法少女をほとんど輩出していなかった。しかし、国を上げて魔法少女育成に力をいれるプロジェクトが立ち上げられたため、最近はワルプルガへの入学者も増えている。
 このプロジェクトの仕掛け人は彼であり、「魔法少女になれば、好きな願いを叶える」という甘言を餌に、少女たちを魔法使いに仕立て上げようとしている。
 その真の目的は、魔女を増やすことによって国の軍事力を上げる事であり、さらには魔女たちを研究することで、通常の人間にも使えるような兵器を作り出そうとしている。
 イニシャルから、『QB』というあだ名で呼ばれる。

暁美ほむら
 長い黒髪を持つ、神秘的な雰囲気の少女。
 制服らしきものを着ているが、ワルプルギスのものではない。
 カナメのことをなぜか『まどか』と呼び、遠くから見守っているが、決して接触はしない。
 その正体も、目的も、全てが謎に包まれている。

2011/05/01 Sun 21:24 [No.311]

Re^2: 短編スレ 二冊目

kaku

キャラ紹介
カナメ・シャルロッテ
 ワルプルガ魔法女学院ミドルスクールの2年生。
 14年前、魔獣たちによって滅ぼされた国、ジャポネーゼの出身である。カナメを除く同国の国民は全て殺されており、カナメの家族などの血縁者は、その死体すら発見されなかった。
 当時、兵士としてジャポネーゼの戦いに参戦していたマミに保護され、今に至る。
 明るく天真爛漫な性格で、クラスメイト達にも慕われる。魔法を操ることは苦手で、勉学の成績もクラス最下位であるが、幼少の頃からマミによる訓練を受けていたこともあり、身体能力は凄まじいものがある。そのため、格闘術などの成績は、二位を大きく引き離して学年トップである。とにかくなんでも根性で乗り切ろうとする、猪突猛進な乙女。
 本人を含め、周りの者も気付いていないが、実は全ての魔法の始祖である「インキュベーター」を創り上げた者たちの末裔である。

ロゼッタ・ゲルトルート
 ワルプルガ魔法女学院ミドルスクールの2年生。
 カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
 無口な優等生で、成績は学年第二位。だが、入学時の素質検査では、すべての項目において最低の「E-」を記録しており、現在の成績は血の滲むような努力の賜物である。
ストイックに映るが、実は意外に人懐こく優しい性格。
勉強やトレーニングに勤しむあまり、人付き合いも良くなく、クラスの中でも孤立していたが、カナメと親しくなったことで、徐々にクラスの皆と打ち解けていった。初めての友だちであるカナメを心から愛している。
 低い身分の生まれであることにコンプレックスをいだいており、それが彼女の原動力でもある。

エリー・キルシュテン
 カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
 ノリのいい性格で、カナメとよく気が合うが、エリーは魔法術の成績も良い。
 コンピュータが好きで、常にモバイルコンピュータを携帯しており、気になることがあればすぐに検索する。ネット通信を通して多様な人脈を作っているらしく、思わぬところに知り合いが居てカナメ達を驚かせる。

エルザ・マリア
 カナメのクラスメイトで、なかよしグループの一人。
 名家のお嬢様で、所作・言動など全てが優雅。だが、身分の低いロゼッタや、戦災孤児であるカナメを見下すようなことはなく、むしろ彼女らを尊敬すらしている。
 芸術的センスも一流であり、彼女の描く絵画は、様々なコンクールで賞をとっている。

パトリシア・クラリス
 カナメのクラスメイトで、生徒会長。
 真面目で、誰にも優しい、理想の生徒会長。カナメ達のクラスの委員長も兼任しているため、皆からは「いいんちょ」と呼ばれる。入学時の素質検査では、前項目で最高評価の「S」を記録した。
 だが、クラリス家はエリート統治論を支持する家系であり、パトリシアもまた有能なる者が全てを支配するべきと考えている。クラリス家の女性は代々ワルプルガで学び、あらゆる項目で学年主席を取って卒業するが、パトリシアは体術でカナメに負けてしまった。さらに、素質が全く無く、下賎の生まれであるロゼッタにも総合成績で迫られており、二人に対して憎悪の炎を激しく燃やしている。

サヤカ・フォン・ゼッケンドルフ
 ワルプルガ魔法女学院ハイスクールの一年生。
 オクタヴィア公国の姫。オクタヴィアの王族の女性は、魔女となることが義務付けられており、サヤカが同校に入学したのはそのためである。
 アーティファクトは剣で、回復魔法や音波を使った攻撃を得意とする。ミドルスクールをトップの成績で卒業しており、将来を有望視される魔法少女。
 姫らしく、人前ではおしとやかに振舞っているが、実際は明朗快活で行動的な性格。時折寮を抜けだして、夜の街へと繰り出している。
 既に許嫁がいるが、キョウスケ・ホルゲルという音楽家に、身分を超えた秘密の恋をしている。

キョーコ・クラリッサ
 ワルプルガ魔法女学院ハイスクールの一年生。
 サヤカのクラスメイトであり、幼なじみ。もともと孤児であったが、倒れているところをサヤカが見つけ、保護。その後は姉妹同然に育てられる。
サヤカの補佐役となるのを期待され、学院に入学する。自身もその役割を理解しており、実際はサヤカ以上の素質を持つが、彼女の顔を立てるため、敢えて実力を発揮しないでいる。そのため、ミドルスクールを卒業した際の成績は、ナンバー2であった。
 サヤカとは逆に、人前では明るく気立ての良い娘であるが、実際はささいなことでくよくよと悩む優柔不断で少し暗いところのある性格。
 アーティファクトは槍で、物体を巨大化させる魔法を得意とする。
 カナメの潜在能力に気づき、何かと近寄ってくる。

2011/05/01 Sun 21:24 [No.310]

Re: 短編スレ 二冊目

kaku

ワスも妄想したので、投下します。

魔法少女まどか☆マギカ それぞれの願い

世界観
 はるか未来の地球を舞台にした物語。
 文明が崩壊した後の世界であり、我々の世界とは違った科学技術が発展している。どちらかというと、スチームパンク風の世界。

用語
魔法:この世界における『魔法』とは、『ソウルジェム』という装置を身につけることで得られる超常的な力であり、どちらかというと科学に端を発するものである。

ソウルジェム:ワルプルガ魔法女学院の地下にある『インキュベーター』と呼ばれる機械から、毎年一定量ずつ精製される、鉱石場の機械。魔法の源となるが、その効力は女性にしか現れない。ソウルジェムを分解すると、『グリーフシード』と呼ばれる物体になり、効力を失ってしまうため、その正体は永遠にわからない。学院のミドルスクールを卒業した者に贈られる。

ワルプルガ魔法女学院:世界で唯一の、魔法使いの育成機関。12歳の女性のみが試験を受けることを許される。この際、学力試験と共に適性試験が課されるが、実は重要なのは後者のほうで、魔法への適正を元に篩いにかけられ、毎年108名が入学する。ミドルスクールとハイスクールに別れており、基本的には6年間教育である。ただし、ハイスクールに関しては、隣接して『ワルプルガ魔法教育学校』が併設されており、そちらには男子生徒も多く在籍している。毎年11月に開かれる学園祭の最終日の夜は『ワルプルギスの夜』と呼ばれ、様々な奇跡が起こるとされる。

ミドルスクール:ワルプルガの最初の三年を学ぶところであり、カナメ達が在籍する。もともと、ワルプルガ魔法女学院は、三年間の過程しかなく、修了者はソウルジェムを渡され、晴れて魔法使いとなっていた。かつては、ミドルスクールの学生が『魔法少女』と呼ばれ、卒業生が『魔女』と呼ばれていた。

素質検査:ミドルスクールに入学してすぐに行われる検査で、魔法を使って行われる。これにより、入学者がもつ才能が全て分かり、SからE-までの11段階で評価される。一年生のクラス分けは、この時の結果を元に成される。ただし、この結果も決して絶対的なものではなく、カナメやロゼッタのように、努力によって才能のなさをカバーする場合も多い。

ハイスクール:ワルプルガのミドルスクールを卒業した少女たちが進学する。もともとはこの過程は存在していなかったが、戦いのなくなった現在において魔法はもはや社会的ステータスでしか無く、少女たちに青春を謳歌させるという意味も込めて作られたものである。そのため、ハイスクールではより実践的な魔法教育が行われているが、それらはほぼ形式上のものでしかなく、一般的な教養が殆どとなっている。ハイスクールは、少女であることを許される機関が伸びたことで生まれた場所なのである。

グリーフシード:ソウルジェムを粉砕すると、その欠片は黒く変色し、独自の形をとる。これが、グリーフシードと呼ばれる。グリーフシードからは『魔獣』と呼ばれる怪物が生み出される。

インキュベーター:ソウルジェムを生み出す機械。白いソウルジェムのような形をしているが、1メートルほどの大きさを持つ。かつては世界中に存在しており、その頃は各国が魔法少女や魔獣を産み出して戦争に用いていたが、何らかの力により、一台を除く全てのインキュベーターが失われた。その後は、ワルプルガ魔法女学院の地下にある一台のみが、一年に一度だけ運転されている。20年前、何者かによって運転され、生成したソウルジェムが盗まれる、という事件があった。犯人は未だ見つかっていない。

魔獣:グリーフシードから生み出される怪物。様々な動物の形をとる。100年以上前、インキュベーターが失われるとともに消滅したはずであった。しかし、14年前、ジャポネーゼにて大量発生し、国中を荒らした。この際使われたのは、20年前に盗まれたソウルジェムである。

2011/05/01 Sun 21:23 [No.309]

Re: イラスト投下スレッド パート3

kaku

JPG 652x493 133.2kb

かんけつきねん

2011/04/30 Sat 21:51 [No.305]

Re: まどかマギカ 妄想最終回

kaku

「……そう、ね」
 ほむらは、迷った。
(今日はもう……このまま学校サボって、ラブホ行こうかな)
 ほむらは今、とても大胆だった。
 というか、ほむらは、さやかたちのラブラブぶりを見た後はいつも、そういう思考を始める。そして、勢いだけでまどかを呼び出すが、土壇場で勇気がなくなって、結局コクれないのだ。
 だが、テンションの上がったほむらは、そんな常の失敗など忘れている。
(よし、決めた!!ラブホ行こう!!)
 ついに決意したほむらは、まどかの肩をつかみ、まどかの両目を凝視した。
「ほむら……ちゃん?」
 まどかは、ほむらのただならぬ様子に驚きつつも、内心、喜んでいた。遂にこの時が来たのかと、胸を弾ませていた。まどかもまた、ほむらと同じく、奥手なために自分の想いを伝えられずに居るのだ。相手から迎えに来てくれるのなら、それは願っても居ないことだった。
「まどかちゃん……あのね、あの……」
 遂に、その提案をしようとした時だ。
「あなたたち!」
 ほむらの肩を、だれかが叩いた。
「ひっ!?」
 誰も居ないと思って大胆になっていたほむらは、まさに驚心動魄、心臓が止まる思いを味わった。
 振り返ると、そこに居るのは巴マミ。
「いちゃつくのもいいけど、学校に遅れるわよ」
 巴マミは、杏子と同じことを言った。
「はぁい……」
「ほむぅ……」
 すっかりテンションの下がったほむらとまどかは、しょぼくれながら、巴マミと一緒に通学路を歩く。
(ああ、やっぱり私はだめなんだほむぅ……巴マミが来たって、無視してまどかちゃんをラブホに誘えばよかったのに……こんなだったら、いつまでたってもまどかちゃんと恋人になんてなれないよぅ……)
 そんなことを呟くのは、心のなかだけでの話。
 体の方は、大きな溜息を一つ漏らしただけだ。
 巴マミは、そんなほむらの耳元に顔を寄せ、まどかには聞こえない声でささやいた。
「別に、そんなに急がなくていいんじゃないかしら。あんまり急かしたら、鹿目さんだって、焦っちゃうんじゃないかな」
「え……?」
 巴マミの言葉に、ほむらは驚いた。まるで、自分の心を見透かされたような気がした。巴マミは、ほむらがまどかをラブホに誘おうとしていたことなど知らない。それでも、ほむらがあまりにもいろいろすっ飛ばしたことを考えているのを、見抜いていたのだ。
「ごめん、遅れそうだから、私先に行くね!!」
 ほむらにそれだけ言うと、巴マミは、走りだした。
(急ぐことは、ない……)
 ほむらは、巴マミの言葉を心のなかで反芻した。今自分にできることを考えた。そして、ひとつの結論を、出した。
「まどかちゃん!!」
「は、はい!?」
 ほむらが突然名前を呼んだので、まどかは驚いて、妙に上擦った感じの声で返事をした。そして、深呼吸して、ほむらは続けた。
「……手、繋いでいかない?」
 一瞬、まどかは黙った。ほむらが何を言ったのか認識するまでに、一瞬という時間が、必要だったのだ。だが、一度そのことばを飲み込めば、心が暖かい感情で満たされるのを感じた。
「……うん!」
 最高の笑顔でそう言うと、まどかはほむらの手を握った。
 ほむらの手は、冷たくて、そして、とてもあたたかかった。

2011/04/21 Thu 01:28 [No.263]

Re: まどかマギカ 妄想最終回

kaku

まどかが、すでに見上げるほどの高さまで昇ったチンコベーターに呼びかけた。
 チンコベーターの姿は、インキュベーターとは対照的な、神々しいものであった。
「私は、宇宙へと帰る。私の母星は既に亡い。だが、私は君たちから、諦めずに戦うということを学んだ。私も、もう一度、諦めずに頑張ってみようと思う。新たな故郷を、創りだして見せる。そう、同胞たちと共に」
 その言葉と同時に、各地から、黒い影が天に昇りはじめた。
 影は、全国の魔女たちのものだった。
「キュウべえ!!」
「その魔女たちも、元は人間なんだ!!いつか、元にもどしてやれよな!!」
 杏子と、さやかが、キュウべえに向けて叫ぶ。
 その時だ。
「ティロ・フィナーレ!!」
 巴マミが叫んだ。
 同時に、巨大な銃から、その銃口と同じ大きさの銃弾が放たれる。
 銃弾は、チンコベーターに命中した。
「ギャアアアアアアアアア!!!!」
 チンコベーターは、死んだ。
 同時に、彼の手下たる魔女たちが、元の少女に戻った。少女たちは、巴マミの魔法により、ゆっくりと地面に向かって降りてくる。
「やった……」
「キュウべえが……死んだ!!」
 そう、今、全てが終わったのだ。
「「「「やったぁあああああああああ!!!!」」」」
 気絶中のほむら意外の四人の魔法少女は、叫んだ。叫ばずには居られなかった。

 □ ■ □ ■

「おはよう!!ほむらちゃん!!」
「お、おはよう……まどか、ちゃん」
 通学路でまどかに声をかけられたほむらは、照れくさそうに、そう応えた。
 ほむらはまだ、まどかに告白出来ていない。勇気を持つことが、まだできないでいる。
(結局、私は変われなかったな……)
 ほむらはそう思っていたが、実際、彼女は少しだが成長している。その証拠に、前よりずっと自然に、まどかと接することができるようになっていた。その証拠に、まどかを呼ぶとき、心のなかで呼んでいたのと同じように呼ぶことができる。かつて、魔法少女のこともインキュベーターのことも知る前と、同じように。
 その変化に気づいていないのは本人だけだ。
「お!バカップルだ!!」
「朝からお前ら……初々しくて萌え死んじまうよ!!」
 後ろから、杏子とさやかが歩いてきた。
「さやかちゃん、杏子ちゃん!おはよう!」
 杏子はあれから、まどか達が通う学校に転入してきた。今は、ふたりで一緒に住んでいる。ちなみに、住んでいる家は、もともと上條が住んでいた家だ。ワルプルギスを退けた後、上條家の人間が全員槍で刺殺され、家が売りに出されたらしい。一家全員が殺されるという呪われた家の買い手は無く、値段が暴落していたところを、二人で購入したのだそうだ。ちなみに、上條一家刺殺事件と同日に、まどかのクラスメイトである志筑仁美の一家も全員剣で惨殺され、財産の一切が盗まれているのだが、二つの事件の関連性は未だ分かっていない。
 ともかく、さやかも杏子も、幸せの絶頂にある。今も、二人なかよく手をつないで、登校している。クラスメイトに隠すどころか、愛の深さを見せつけてすらいる。
「じゃ、私たちは先に行くから」
「あんまりいちゃいちゃしてると、遅れるぞ!!」
 そう言って、さやかと杏子は、歩いて行った。
 手を振りながら二人を見送ったまどかが、言う。
「ふたりとも……すごく、幸せそうだね」

2011/04/21 Thu 01:27 [No.262]

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