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[ 編集 ][ 返信 ]Re: サルベージ作戦開始

ゆとり

「うるさいうるさいうるさーーい!
ともかく俺は貴様を倒してDCのボスになるんだっ!
いいかっ、おまえらは一切あのグレイシアに手出しすんじゃねえっ!」
カイロスは、さっきよりも強い声で言ってきた。
「うわぁ・・・・・・あいつ恥ずかしくないのかよ。」
「もうこりゃ末期だろ。誰かあいつを何とかしてくれよ。」
他のDCのポケモンはこういう感じで耳打ちしあった。
「あなた・・・・・・いい歳してそんなこと言うなんて恥ずかしいですよ!」
ブリザは呆れながらカイロスに向かって叫んだ。

「ええいっ、うるさい!」
すると急に【ハサミギロチン】を繰り出してきた。
しかし、ブリザはすっとそれをかわした。
「おい、動くなと言ったのに何動いてんだよ!」
「いちいちうるさいわね、あなた!」
そしてブリザはだんだん後ろに下がっていった。
「おい、逃げる気か?
ふん、この俺に怖じけづいたのか」
それを見たカイロスは少し笑っていた。
「いくら逃げようとも無駄だ!
この俺のハサミでてめぇを・・・・・・」
最後まで言い終わらないうちに急にカイロスがバタリと倒れていた。
「う、嘘だろ・・・・・・?
この俺が・・・・・・」
「私の【冷凍ビーム】を喰らっただけで倒れてしまう、そのような方がDCのボスになりたいだなんて笑えますね」
ブリザは無表情でカイロスを見下ろしながら、その言葉を放った。
「くそっ!
まだだ、まだ戦え・・・・・・」
カイロスはそう呟きながら気絶した。

「さてと、残るはあなた達のようですね。」
するとブリザはいきなり敵に【ふぶき】を喰らわせた。
「うっ、うわぁぁぁぁっ!」
地面タイプである彼等も、やはりというべきか一瞬でやられてしまった。
「さてと、早くセレビィを助けにいかなきゃ!」
ブリザは気絶している彼等を後にしてずっと先へ進んだ。

------------
「さてと、早く先に行かなければ」
シャインは、先程自分が倒したDC軍のポケモンを後にして、進んでいった。
(それにしても、あまり敵が見つからないな・・・・・・。まあ、そのほうが俺としてはラッキーなのだがな)
シャインはDC軍のポケモンを少ししか見かけていないことに疑問を感じていたが、あまり気にしていなかった。
「ん?
何だあの物体は。
走っている途中、シャインはずっと先の方に何かを見つけた。
そして、それを警戒しながらゆっくりと歩いた。
「こ、これは!」

2011/03/05 Sat 13:47 [No.160]


残り6件

  1. [157] 先程の話から50分後----

    時間が少しかかったものの、シャイン・ブリザはチョウジジム前でいのりと合流した。
    そして話は、回想前の部分に戻る。

    「ん、なんだあれは?」
    シャインは急にジムの壁にある大きな穴に気がついた。
    それは誰が見ても簡単に気づくくらい大きかった。
    それはカメックスやラグラージぐらいの体長のポケモ  ・・・・ >> 続き
    サルベージ作戦開始
    ゆとり 2011/03/04 11:14
    1. [158] 「まあ、これで当分の間はDMの奴らがここに来ることはな・・・・・・」
      その刹那------
      「うわああああああっ!」
      急にさっきの二匹は、床にはいつくばるように倒れた。
      「早く気づけよ、しね」
      「おっ、お前はDMの・・・・・・」
      二匹のすぐ後ろにいのりがいた。
      「さてと、死にたくなければ早くセレビィのいる場所を教えろ」
      > 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/04 23:39
    2. [159] いのりは、こんな独り言をいいながらハッサムを倒すタイミングを見計らった。
      しかし、いのりより数倍動きが速いハッサムに攻撃を確実に当てることは、いのりにとって難しかった。
      せいぜい避けるのが精一杯だった。

      「ふん、さっきから避けてばっかだな。少しは攻撃しようという気持ちはないのか」
      ハッサムはいのりに攻撃を繰り出しつつ、軽く挑発してきた。
      > 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/04 23:48
    3. [160] 「うるさいうるさいうるさーーい!
      ともかく俺は貴様を倒してDCのボスになるんだっ!
      いいかっ、おまえらは一切あのグレイシアに手出しすんじゃねえっ!」
      カイロスは、さっきよりも強い声で言ってきた。
      「うわぁ・・・・・・あいつ恥ずかしくないのかよ。」
      「もうこりゃ末期だろ。誰かあいつを何とかしてくれよ。」
      他のDCのポケモンはこういう感じで耳  ・・・・ >> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/05 13:47
    4. [161] シャインは驚いた。
      なぜならその物体が、以前DC本部を襲いに掛かってきたあのスリーパーとルンパッパだからだ。
      どうやら、その二匹は横たわって気絶しているようだった。
      「うひょひょ、綺麗な満月ですねぇ」
      「そうだね☆
      僕もいつかあの月に旅行してみたいね☆」
      ・・・・・・いや、変な寝言を呟いてるからただ疲れて寝てるだけかもしれない。> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/05 20:05
    5. [162] 「この扉は鍵がなければ開けられない。たとえここに辿り着いても鍵がなければ、意味がないのよ。無理に壊すという方法があるけれど、これは【ギガインパクト】でも最低50発は使わなきゃいけないぐらい頑丈だから、鍵を使った方がはやいわね」
      ムウマージは笑みを浮かべながら喋った。
      「たったそれだけかよ、しね」
      「ええ、でも今からあなたは私に倒されるのだからこんな情報はどうでもよかっ  ・・・・ >> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/05 21:54
    6. [163] そしてそれをブリザの方に向かって持っていき、地面にすぐさま置いた。
      「さてと、このまま開ければいいのだが・・・・・・」
      シャインは金庫に着いている暗証番号を入力する装置を見てため息をついた。
      「ある意味ここまでですか・・・・・・まあ、実はセレビィを捕らえている檻の鍵なんて最初から無かった、ということを知っていたらそんなことどうでもよかったと思えたんですけどね・・・・・  ・・・・ >> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/05 22:37
    7. [166] 「よし、鍵を手に入れたしセレビィの詳しい居場所も分かったしある意味一石二鳥だな」「えっ?
      セレビィの詳しい場所いつの間に知ってるんですか?」
      「それは見上げれば分かるよ。」
      ブリザは、シャインのいう通りに見上げた。
      すると、支部の案内図が詳しく書かれてあった。
      「ま、まさかこんなところにあったとは・・・・・・でも探す時間が短くなってよかったで  ・・・・ >> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/08 21:53
    8. [167] いのりの後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
      「いのりさん、鍵を持って・・・・・・って大丈夫か!?
      沢山怪我してるじゃないか!」
      シャインは大袈裟に驚いた。
      「まさか、仲間がいたとはな。こうなったらまとめてやっつけて見せる!」
      ムウマージは威勢よく叫んだが、何処か焦っていた。
      「いのり・ブリザ、ここは俺が何とかする!
        ・・・・ >> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/08 22:15
    9. [168] 「あ、あれ? 檻が急に・・・・・・」
      「それを作ってた機械を壊した。先に周りを見ろ、しね」
      いのりは呆れながら言った。
      「ごっ、ごめん! あといのりさんありがとう!」
      ブリザはさっきの自分の行動に少し恥じていた。
      「早くセレビィをそこからだせ」
      「ええ、ちょっとまって」

      ブリザは急いで、セレビィを背中に乗せた。  ・・・・ >> 続き
      Re: サルベージ作戦開始
      ゆとり 2011/03/08 23:03