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X-103 web
これまで実見した中では、横浜市電保存館が保存の好例ですね。
車内に後付けで冷房を乗せた以外は内外装ともそのままで維持されています。
ただ、運転台付近はスイッチ類などが欠落していたりもしますが、汎用品である程度は対処できる状況ではないかと思えました。
屋内保存という点も保存状態の良さに直結していますが、入館料がたったの100円でよく維持できているなと感心しました。
適切な保存方法となると、こんなことを考えておいたほうが良いですね。
1)エリアを仕切る
簡単に言えば、広場を柵で仕切るのがよいでしょう。
柵で囲えば、夜間に悪さをされて車内が荒れることはある程度防止できると思います。
2)予算の使い方
市の予算だけ頼るのは限界がありますので、市の予算は人件費や大規模な修繕の際に出してもらい、小規模な修繕は広場を管理する指定管理者が行い、費用を支出する形をとるのがよいでしょう。
3)動かないものから儲けを出す方法
「入場料」
入場料は車両などの保守や保存費用として徴収するのが良いと思います。
当然、入場料を払った人には何らかの特典を用意しておくとよいかもしれませんね。
例えば、スタンプカードのようなものを発行して入場回数が一定回数になったら、N電の乗車体験の無料チケットないを発行するのも一つの手だと思います。
料金設定はN電への乗車賃も含めて500円、乗らなければ200円にするのも一つの手ですね。
合わせて、梅小路という立地を考えると、梅小路蒸気機関車館と大阪から移転してくる鉄道博物館との共通入場券も考えてよいと思います。
「物販・飲食」
オリジナルグッズの販売、車内以外での喫茶スペースの運営など、物販・飲食は収入源の一つになり得ます。
「助成金」
合致するものがあれば、積極的に活用するのが手です。
文化財としての指定が必要ですが、こんな制度も。
http://www.bunkazai.or.jp/06koubo/index.html
大成建設「公益信託 大成建設自然・歴史環境基金」
http://www.taisei.co.jp/about_us/society/kikin/
4)ファン組織の結成
京都市電のファンは多いでしょうから、ファン組織を立ち上げるのはいかがでしょうか。
路面電車以外の事例ですが、函館では青函連絡船ファンとOBが中心となったNPO法人「語り継ぐ青函連絡船の会」が活動していますが、同会の最初の活動は写真展でした。その後、新装なった函館駅の2階でOBから寄贈された書籍を公開する「いるか文庫」の開設、近年では函館港に係船され、博物館となった摩周丸の指定管理者として活動されています。
会員の中にはJR東海相談役の須田寛さんのお名前もあるので、会員は全国各地に散らばっていますが、1年分の所定の会費を納めた会員は摩周丸への入館料がかからないようになっています。
京都の場合でも、組織を立ち上げてあれば展示施設の指定管理を受けることも可能になりますし、現役当時の京都市電を知る京都市交通局のOBさんも巻き込んで、組織を立ち上げるのが良いかもしれませんね。
当然、関係する資料の収集やOBからの聞き取りなども併せて行い、成果を公表すれば、京都市電の歴史や意義を後世に伝えることができますね。
例として挙げた摩周丸でも、洞爺丸事故の生存船員や関係者による講演や関連する書籍の復刊、かつて出されていたパンフレットの復刻、ダイヤグラムをライブラリー化して館内で公開するなどの取り組みも行われています。
2013/02/12 Tue 13:13 [No.151]
X-103さま
ご意見ありがとうございます!
非常に参考になります。
現在,京都市の構想はこれらの車両を「文化財」と認識していませんので,その条件からとなると,そのまま一筋縄ではいかないこともあるのですが,一つの方法ですね。あるいは少し工夫をする,違う方法と組み合わせるなどの方法を考えていくのも検討した方が良いかもしれません。
私も,横浜の保存館は優れた施設だと思います。
海外の路面電車博物館でも,これくらいの施設はいくつかあるので参考になります。
できれば,もっと多くの市民からも,京都市の外からも,市に意見を言い続けることも必要だと思っています。このままでは京都市は単純に笑いものになるだけですので,いろんな知恵を集めたいと思っています。
2013/02/12 Tue 20:55 [No.152]
X-103 web
京都市の考えを外から改めさせる手は、機械学会から機械遺産として指定してもらう手があります。
http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/
もうひとつの手は経済産業省から近代化産業遺産としてのお墨付きを得ることを民間レベルで目指されてみては。
http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/nipponsaikoh/nipponsaikohsangyouisan.htm
ちなみに摩周丸は両方で選ばれています。片方は資料だけですが、こうした外からのお墨付きは行政の考えを覆す要素になり得ます。
当然、役所は一枚岩ではありませんから、文化財を担当する部局にも話をしてみるのも手ですね。
最終的には計画を変更して欲しい旨の署名を募り、市長に提出するのが手ですね。直接手渡しする際に直談判し、思いを伝えることが出来ればなおよいでしょうね。
議会への陳情も検討されてはいかがでしょうか。
時間的に猶予がなくなると不味いので、考えられる手は打てるだけ打った方が良さそうですね。
2013/02/12 Tue 21:40 [No.153]
管理人(なかむら)
貴重なご意見ありがとうございます!
なるほど,やはりそこからという手もありますね.
その手は私も頭の中で考えていました.
京都市電の車両は,京都の発展に寄与してきた車両たちなのでそれなりに産業遺産としての価値は高いと思っていますが,他都市の路面電車にも価値が高いものが多く残っている故に,登録遺産になり得るか?というところがハードルが高いかなと思いつつ,N電と広軌T型なら登録遺産にはなり得るのかなぁと漠然と考えていました.
少し検討してみます.
既にお読みになったかとは思いますが,こちらは今まで市長,地元の市議会議員や国会議員さんにも同じ手紙を送らせていただきましたが,賛同いただいているのは市議会議員さんだけです.
しかし,それでも既に計画の発表をした役所を動かすのは並大抵ではないとのこと.
鉄道友の会京都支部にも目立った動きはなく,某大学の鉄研OB会さんにも手伝ってもらって知恵を絞っているところです.
かつて,京都市電が廃止になる時に市民運動がおこり,「守る会」が結成され,数十万人の署名を集めたにも係らず,コストだけで廃止を決めた行政です.
単純に「反対」で署名を起こしても動かないのは見えています.
なので,こういった色々なお知恵を集めているのが現状なのです.
同じような動きをしている方も他に多くいるので,いろんな角度からいろんな攻め方で計画の変更に持っていければと考えています.
ですので,こういった意見は非常に参考になるしありがたいと思っています.是非参考にさせていただきたいと思います!ありがとうございます.
2013/02/13 Wed 07:56 [No.154]