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  1. ドリメ3 集合絵(-)
  2. Re^2: イラスト投下スレッド  パート5(-)
  3. Re: ドリームメイカーズ4最終回先行公開!(-)
  4. Re: ドリームメイカーズ4最終回先行公開!(-)
  5. ドリームメイカーズ4最終回先行公開!(-)
  6. 便乗(-)
  7. Re^2: 次回作ドリメ プロローグ用スレッド(-)
  8. Re^2: 最終調整!(-)
  9. テーマ曲考えてみた(仮)(-)
  10. これはいくらなんでもあんまりです。(-)

ドリメ3 集合絵

空色

PNG 1580x1830 985.5kb

「マルクさん
マルクさん達を支えた皆様
参加した皆様
執筆者の皆様
そして、この物語の読者の皆様」

「『Dream Makers』完結おめでとうございます! そして、お疲れ様でした!」

ささやかな物ですが、祝福させていただきますっ

2012/07/01 Sun 19:24 [No.761]

Re^2: イラスト投下スレッド  パート5

空色

JPG 427x332 28.7kb

あんびさんに捧ぐ。バニしゃんさん。

2011/10/01 Sat 21:19 [No.698]

Re: ドリームメイカーズ4最終回先行公開!

池田

JPG 504x715 73.3kb

「さて……こうやって、アンタをこっち側に連れてきてる間に、アタシの手下の男がアンタのパパを犯してるよ。アンタのママの目の前でね。ついでに、不倫してる時のいろんな写真とかも、プレゼントしてるはず。これで……アタシの復讐は終わり。後は、アンタを現実に戻してやるからさ。この世界で死んだら、向こうに戻るんでしょ?だったら、後はアンタを殺したら……全部終わり」
「ちょ……ちょっと、待って」
 全てを話しきった真白に対し、スイレンは言った。
「アンタ……エンディングで何言ってンの!?」
「あ?」
 それは、余りにもごもっともなツッコミであった。
 ヤグルマは倒れた。その機を狙い、組織を乗っ取った秋葉と空色も倒した。残党を率いてラスボスとなったゆなをも、ついに打ち倒した。そう、今は、ラスボスも裏ボスも真のラスボスも倒した後の、トゥルーエンドともいうべきエンディング。最後の最後に語られるエピローグなのだ。
 どう考えても、全ての真相が明かされたり、真の黒幕が出てきたり、主人公との不快因縁が明らかになったりするタイミングではない。もしそういうのがあったとしても、空気を読んで、『なかったことになった伏線』として闇の中へと去るべきなのである。
 そんなところに、このキュレムは、しゃしゃり出てきたのだ。
「アンタ、マジで意味分かんないんだけど。もうこれ、あと数行で終わるよ!?どうやってまとめる気!?」
 焦るスイレンに、真白は躊躇わず、言い放つ。
「そんなもん、アンタに決まってんじゃん!主人公なんだから!」
「は……はいぃ!?」
 もはや、ムチャぶりどころの話ではない。ここまでの物語と同じだけの分量を割いてもまだ語り切れないかも知れない程の風呂敷を勝手に広げ、それをおしつけられたのではたまったものではない。
 しかし、スイレンが主人公であるのは確かだ。その、動かしがたい事実がある異常、この理不尽とも言える要求に答えるしかない。
「仕方ない……」
 ため息を付いてから、スイレンは、凛々しい表情に変わった。キャラに入ったのだ。
「アルビノ……私には、あなたの哀しみを理解出来ない。だから、私がそれを受け止めてあげることはできない……けれど、その哀しみを終わらせることはできるの!!」
 語尾までばっちり決めながら、スイレンは姿勢を低くした。跳びかかる準備……戦闘態勢に入ったのだ。
「いいね……終わらせてみせてよ、この呪いを!!でも、あなたを待つのは、どの道絶望よ!」
 アルビノもまた、先ほどまでとは違う口調で、スイレンに応える。どうやら、普段はこういうキャラで行ってるようだ。
 姿勢を低くした二人は、叫ぶ。
「「はっ!!」」
 気合の一声と共に、跳び上がった二人は、ツノと頭を衝突させた。
 その刹那、同時に叫ぶ。
「「全てを終わらせる!!」」
 今……決着の時!!
「「ラストバトルを……踊ろうぜ!!」」
 ラストバトルは始まった。この戦いの決着は、神のみぞ知る。そして、この戦いをもって、ドリームメーカーの数奇なる物語は幕を閉じる。
 だが、人々は忘れない。己自身を、戦いの中に投じた者たちは、その戦いを見ていた者たちは、決して忘れない。
 夢の作り手達の、物語を!

                  ご愛読ありがとうございました!
                  先生方の次回作にご期待ください!

.

.

.

音声ファイルは、イヤホンを片方だけ入れて訊いてね!

2011/09/16 Fri 21:16 [No.696]

Re: ドリームメイカーズ4最終回先行公開!

池田

再び、爆発音が響き、白い閃光が瞬いた。
「何!?」
 スイレンは、光のほうへと走った。
 幸い、洞窟の中の至る所に照明が置かれているので、目指す方向を見失うことはない。
 そして、建物からかなり離れたところまで来た時、スイレンの目に飛び込んできたのは、驚くべき光景であった。
 そこでは、なんと、戦闘が行われていたのだ。
「うおおお!!よくも!よくもオレの友を!!」
「これ以上の侵入を許すな!基地を守れ!!」
「撃て!!撃てー!!」
 様々なポケモンたちが、必死に、わざを放っている。彼らは皆味方同士のようだ。そして、そんなポケモンたちと相対するのは、驚くことに、たった一匹のポケモンであった。
「ぐはぁあああああ!!」
 灰色の龍のような姿をしたそのポケモンが、白い霧を吐き出した。
 すると、今まで攻撃していたポケモンたちが血相を変えて逃げ出す。
「ま、まずい!アレにふれるな!!」
「総員、退避!!」
「だめだ!!逃げ切れない!!」
 しかし、ポケモンたちの逃げ足よりも、霧の広がるスピードが上だった。霧はたちまちポケモンたちを覆い隠す。
 やがて霧が晴れると、ポケモンたちは真っ白な氷と化していた。その氷を、龍のようなポケモンが、踏み潰す。
「あっ!!」
 今まで立ち尽くしていたスイレンは我に帰り、思わず声をあげた。10ほどのポケモンが、一瞬の内に、殺されたのだ。
「くっ……行かないと……!」
 何故こんな事態になっているのかは分からない。龍の正体も、それと戦うポケモンたちが何者なのかも分からない。ただ、先程上で起きた爆発の原因は、間違いなくこの龍にある。根拠はないが、スイレンの勘がそう告げていた。これを、放っておく訳にはいかない。
「うっ……おおおおお!!」
 異様な怪物に恐れを感じながらも、スイレンは飛び出した。
 そして、とりあえず、一匹のポケモンを霧から救い出した。
 背後では、またも一瞬の内に、何匹ものポケモンたちが凍りづけになり、そして砕かれて死んだだろう。しかし、そこに構っている場合ではない。まずは、今助けたこの命を、救わなければならないのだ。
「下ろせ!!私の仲間が……仲間が!!」
 背中に乗せたポケモンが、暴れた。仲間が殺されているのだから、当然だろう。
「ダメ……ダメなの!!あなただけでも、逃げて!お願いなの!」
 龍から離れながら、スイレンは必死に言い聞かせる。とにかく、ひとりでも救いたかった。
 そんな、心の叫びに返ったのは、意外な言葉だった。
「なのって……あなた、スイレン!?」
「え!?」
 突然自分の名を呼ばれ、スイレンは驚いた。
 そして、先ほどの建物とは逆側、洞窟のさらに奥へと進み、龍から十分に離れたところで、スイレンは背中のポケモンをおろした。
 そのポケモンは、青い蜥蜴のような姿をした、美しいポケモンであった。スイレンには、そのポケモンに見覚えがあった。
「レナ……さん、なの」
 そう、それは、かつてドリームメーカーに抵抗していたレジスタンス組織のリーダー、レナであった。
「やっぱり……やっぱり、スイレン!!」
 思いがけぬ再開に、しかしふたりは喜んでいられない。スイレンがすべきことは、状況の確認である。
「あの……ここ、一体何なの?どうしてレナさんが、ここに……」
「……ここは、レジスタンスの基地。フキヨセの拠点が使い物にならなくなったから、当面はここを使うことにしたの」
「基地……だったの」
 ここは、空色の襲撃により一夜にして破壊された拠点の代わりに使われる、基地であった。あれ以後もレジスタンスは元人間と協力していたため、どこを拠点にして活動しているのか謎であったが、こうして仮の住まいを作り出していたのだ。ホワイトフォレストの下にこんな洞窟があることなど、ほとんどのポケモンには知られていなかっただろうから、正に絶好の隠れ家だろう。
 しかし、本当に知りたい謎は、これではない。
「じゃあ、あの龍は……何!?」
 スイレンは、思わず、語調を強めた。
 そんな、誰にも知られぬ基地を襲撃しているあのポケモンは、何者なのか。ドリームメイカーズの残党という可能性もある。放っては置けない。
 だが、レナは舌を向き、肩を震わせながら、小さな声で言った。
「……分からない」
「そんな、分からないって……」
「本当に……分からないの!!」
 レナは、叫ぶように、言った。彼女らしからぬ、感情的な態度だ。

2011/09/16 Fri 21:14 [No.693]

ドリームメイカーズ4最終回先行公開!

池田

「おわったの……全て……やっと」
 ヤグルマを屠り、ポケモンの世界にも、人間の世界にも平和をもたらしたスイレンは、ホワイトフォレストのポケモンセンターにて、しばしの休息を得ていた。
「凄まじい……戦いだったの……」
 強大な敵を、振り返る。ヤグルマとの死闘は凄まじいものであったが、街を焼き尽くしたゆなや、エアスラッシュの連射でタワーオブヘブンを粉末にした空色、そしてスイレンを凍りづけにしたいぬ……どれも、恐ろしい敵だった。
「私はそれを、乗り越えた……なの」
 そんな、数々の危機をこえて、平和を掴むことができた。それは、彼女一人の力では、とうていかなわないことだった。戦いの日々を乗り越えられたのは、仲間たちの助けがあってこそのことだった。
「でも……みんな……」
 仲間のことを思い出すと、自然に涙が一筋、流れた。乗り越えた試練の数だけ、スイレンは仲間を失ってきた。散っていった者たちの顔が、浮かんでくる。元人間たちは、たとえこの世界で死んでも、元の世界へ帰ることができる。しかし、元からこの世界で生きていた者たちは、甦ることはない。レナが率いていたレジスタンスなど、壊滅的な被害をうけた。彼女の心中を思うと、胸がいたんで、苦しくなる。
「ううん!だめなの!」
 泣きそうになったスイレンは、目を瞑り、頭を振った。そんな悲しい気分に浸っている場合ではない。壊された街を復興する手助けをしなければならないのだ。過去に涙する暇があれば、すこしでも誰かの力になりたい。
「いくの……ライモンシティへ!!」
 当面の目標は、焼け野原になったライモンシティである。最も人員を必要としている場所は、そこだった。今は、あんびしゃんがライブを行い、音楽の力で人々のこころを救おうなどという下らないことをやっているはずだ。とりあえず、彼に連絡しておこう。
 スイレンがそう思い、電話を使うために一階へ降りようとした時だ。
「「「うわぁーーー!!」」」
「「「助けてくれ!!」」」
 外で、悲鳴があがった。
 続いて、凄まじい爆発音。
「何がおこったの!?」
 スイレンと、ポケモンセンターの中にいたポケモンたちが、慌てて外に飛び出す。
 外には、もはや彼らの知る光景は無かった。
 生い茂る豊かな緑の木々も、流れる小川も、そしてそこに暮らすポケモンたちも、跡形もなく消えていた。
 そして、代わりに、巨大な穴が開いていた。
「なんだ、これ……」
「デケェ……何メートルくらいあるんだ……」
 ポケモンたちは、穴をのぞき込みながら、各々で呟く。
 穴は、巨大だった。直径は何キロほどあるのか分からない。向こうの端がよく見えないほどだ。そして、穴をのぞけば、その下には驚くことに、建物があった。廃材を積んだような粗末な作りではあるが、かなり巨大で、少なくとも地下の洞窟に自然に出来上がるようなものではないのは確かだ。
 即ち、穴の下には、何者かが居るということであり、そしてその何者かが、この爆発を起こした可能性が高い。
「……いくの」
 スイレンに、迷いは無かった。放っておけば、また同じことが起こるかもしれない。だれかが傷つくかも知れないのだ。それだけは、絶対に止めなければならない。
「ス、スイレンさん……危険です!!」
「そうだよ、はやくここから離れないと……!」
 他のポケモンたちは、スイレンを止めた。当然である。森を消滅させるほどの爆発が起きたのだから、不安にならない方がどうかしている。
 スイレンも、それをわかっていた。
「……みんな、ありがとう。でも、ごめんなの……」
 スイレンは、彼らの方を振り返った。不安な顔が並んでいる。彼らは、スイレンを心配していた。
 そんな彼らに、スイレンは笑顔で応えた。決意を秘めた、笑顔である。
「みんなが心配してくれて、とてもうれしいの。だけど、きっとこの穴の中には、爆発を起こした誰かがいるの。その誰かを止めないと……また、同じことが起こるかも。ボクはそんなの、ゆるせない。だからボクは……」
 飛ぶの!!
 そう言い残し、スイレンは穴へと飛び込んだ。
 上から、自分の名を呼ぶ叫び声が聞こえる。そんな、仲間たちの優しさに感謝しつつ、地獄かもしれないその場所へと、スイレンは突入したのだ。

「なんなの……これ」
 スイレンは、建物に着地し、そして降りていった。
 そこは、天然の洞窟を改造し、ポケモンが住めるようにした空間だった。だが、住人と思しきものは、誰もいない。
「いったい……誰が……何のために」
 廃材で作られた壁や、むき出しの電線。異様な佇まいのその建物を眺めているときだ。

2011/09/16 Fri 21:13 [No.692]

便乗

いぬ

東方原曲で当て嵌めてみました。
まだまだあなだらけ。

.

スイレン: www.youtube.com/watch?v=NxFQEJF4fPk&sns=em
ヤグルマ: www.youtube.com/watch?v=8EUeYkXnkYw&sns=em
アルビノ: www.youtube.com/watch?v=Nl9V6IpDSGE&sns=em

あきはばら博士: www.youtube.com/watch?v=P5VwW1D10LU&sns=em
空色代吉: www.youtube.com/watch?v=vAqKssnvQ54&sns=em
ゆな: www.youtube.com/watch?v=RyVbQsX4Ou8&sns=em
セバスチャン: www.youtube.com/watch?v=QQbCthOxWhc&sns=em
ロサラ: www.youtube.com/watch?v=oDYBMuxDWBI&sns=em
ケイタ: www.youtube.com/watch?v=YhHeAEP3MaU&sns=em
椎名: www.youtube.com/watch?v=XpNBkkdngk0&sns=em
Makoto: www.youtube.com/watch?v=ecuAc5_tjT0&sns=em
シェイクス: www.youtube.com/watch?v=5uTgRYLVZCg&sns=em
フィリット: www.youtube.com/watch?v=i6B3M0L8vR8&sns=em
ジャグラー: www.youtube.com/watch?v=Re4VDPV76wM
ゆとり: www.youtube.com/watch?v=Yc4RQKoJxIQ&feature=related

クルーザ: www.youtube.com/watch?v=HW2pOC9XIg0&sns=em
いぬ:
海の神竜ラプラス: www.youtube.com/watch?v=OihtMtijWNo&sns=em
レナ: www.youtube.com/watch?v=tpfU45IC-TM&sns=em
フィッターR: www.youtube.com/watch?v=ZhPdKBwEOPA
あんびしゃん: www.youtube.com/watch?v=jzgFeufptus&sns=em
セクト: www.youtube.com/watch?v=3tbhVq-O9JA&feature=related
斬: www.youtube.com/watch?v=SmzWs1Kt360&sns=em
アイシス: www.youtube.com/watch?v=famB5A7hqNw&sns=em
朱鷺: www.youtube.com/watch?v=dksVT0dAjk4
まかろん: www.youtube.com/watch?v=MVYlQf6xxtg
サントアンヌ号: www.youtube.com/watch?v=KmFUSBp4Uro&feature=related
ヒカル: www.youtube.com/watch?v=lBqygqnhJzo&feature=related
ツカサ: www.youtube.com/watch?v=GvsBGN7phQ4&feature=related
ルナサ・クリスティ: www.youtube.com/watch?v=Tb5yGnhD7AE
ABA: www.youtube.com/watch?v=DWyYQli0Myk
ヘンリエッタ: www.youtube.com/watch?v=ZCcrSbRtkrc&feature=related
シュガー: www.youtube.com/watch?v=Ip5sLfsoneM&feature=related

.

つかれました

2011/09/06 Tue 01:51 [No.650]

Re^2: 次回作ドリメ プロローグ用スレッド

空色

柔らかな陽射しが降り注ぐ雲海にポツリと顔を覗かせる、タワーオブヘブンのその頂上。
無機質なタイルの上で、一匹の白い生き物が何やら小さな機械を片手に呟いていた。

「――えっ、元人間? そ、それはどういう意味ですか?」
『申し上げた通りでございます。貴方達とは別の存在とみられる、多数の元人間の出現が、確認されました』
「……わあ」
『感嘆してないで貴方も早く本部に戻って来てくださいませ空色様。どうせ、またいつもの場所におられるのでしょう?』
あ……こっそり来てるのは、バレバレでしたか。
「そうです、すみません。了解です、私もすぐにそちらに向かいます」

通信機のスイッチを切り、映らなくなった画面を見つめながら、その白くてずんぐりとして、大きな翼を持ち、所々に赤と青の模様のあるのが特徴的なポケモン――トゲキッスは、ため息を吐く。
それにつられるかの様に、首に下げている首飾りのワンポイントの青いガラス棒も、揺れる。

この世界に私達以外の人間がやって来た……?
ここへの行き方は、私達ドリームメイカーズしか知らないはずなのに。
内通者? いや、それは無いと思いたい。だとすると……
 単純に、私達以外の人がどこかであのURLを知ったって考えるのが無難なのだろうか。
それなりに人数も確認されている。まだまだ増える可能性も多いにあり。
そして彼らがどう動くかは、現状では予想出来ない。
面倒な、展開だな。

「なんとなく、いつかはこういう事になりそうな嫌な予感はしてたけどさー……なんて、うだうだ言っている場合じゃないや」

私は私のやれる事をやる。それは変わらない。

通信機をしまい、軽く息を吸ってから両翼を広げる。
そのまま軽く助走をつけ、屋上から光の海へと飛び込む。
雲を突き抜け、塔の壁に沿いながら落下し、そして流れる風を掴んで平行を保ち、空色と呼ばれたトゲキッスは塔から離れていった。

眼下に広がるは緑豊かな大地。頭上に広がるは蒼天のドーム。目先に見えるは二色の境目。
帯のような風に包まれ、一体化したかの様な感覚が心地よい。

……こうして空を飛んでいると、この世界にもこの身体にも、随分慣れたものだと実感出来る。
自力で飛ぶことや、ましてやポケモンになるだなんて、とてもじゃないが叶わない事だと思っていた。
だがいざなってみると、そしてそれらが普通になってしまうと、考え方の視点が変わったせいか新たに疑問に思う点も増えた。
くだらないと言えば、どれもくだらない事ばかりなのだが。

例えば、教科書にも載っている有名なあの歌。
他の何よりも翼を求め、大空に羽ばたきたいと願ったあの歌の歌詞の中では、空は悲しみのない自由な世界だと歌われている。
人間だった頃は、この歌詞に激しく共感していた。だけど、今は一概には賛同出来なくなっていた。

この大空には決して、悲しみが無いわけでは無い。と、思う。

そう思うようになったのは、ゲームをやっていた頃からお気に入りだったあの塔、『タワーオブヘブン』にこの世界で訪れた事がきっかけだった。

天まで高くそびえるその塔の頂上にある、鳴らすと魂をよろこばせられるといわれている鐘。その音色は、天にも地にも分け隔てなく降り注ぐ。
わざわざこんな高所に鐘を釣るしたのは、この鎮魂の音色を地上だけではなく空高くにも響かせたいと、誰かが願ったからではないのだろうか。
なんて、実際に何度も訪れてみては鐘を鳴らし、その音を肌で感じてみていたら、そう考える様になっていった。

いずれは起こるであろう次の戦いでは、あの鐘を鳴らす対象が、増えるのだろうか。

まあ、
増えたとしても、増えなかったにしても、
増やしたとしても、増やさなかったとしても、

またタワーオブヘブンにやって来たいという気持ちは、変わらないのだが。

 ――また来れたらいいな。あの鐘を鳴らしに。

◆◇

敵方なのでプロローグの替わりに顔出しを書かせていただきました空色です。
一旦本部に戻ってから様子をみて、追撃なり他の所に突撃なり再出撃を今のところは考えています。
時間軸としてはゆなさん単騎出撃直後あたり。

初めての自キャラ参戦、そして敵役ポジションという事で緊張していますが、遅れを取らないように、でもじっくりと展開を紡いで行きたいです。

2011/09/05 Mon 23:22 [No.644]

Re^2: 最終調整!

あきはばら博士

名前:クルーザ
性別:♂
種族:フローゼル
性格:
自称『最速の男』、何事にも一番を目指し負けず嫌い、自分の速さにプライドを持ち、速そうな相手には勝負を挑む、義理堅く良い人ではあるが、気が短い荒くれ者。
自尊心が高く自分のことを様付けで呼ぶかっこつけたがり屋、高いタフネスを持ち攻撃を受けても気合と根性で起き上がる。自分が最速で有り続けることへの努力を惜しまない努力家でありアスリート気質、脳筋。
人の名前が覚えられないのか気に入った人に変なあだ名を付ける癖がある。
口調:荒々しい不良口調
台詞:
「俺様はドリームメイカーズの一人、誰もが俺様をこう呼ぶ、最速の男っ! クルーザ様だ!」
「この俺様の最速の礎になることを誇りに思うがいい!」
「オラオラオラオラオラオラッ!! 俺は遅せぇ奴には興味ねぇんだよ!」
「おい、攻撃して来いよ。俺様はそういうびびって何もできねぇ奴は大嫌いなんだよ。 かかってこいやっ! オラァ!」
「うるせぇ! アクアジェェェェェェッット!!」
「うれしいことを言ってくれるじゃねぇか。 気に入ったぜ、おめえの名は何と言うんだ?」
備考:
ある人物との速さ勝負に勝利した後、誘われてDMに加入し戦いに参加した。「俺様より速いと言う奴をブッ倒しに行く」らしい。
神速使いということで空色は仲がいい、レナとは速さで競う好敵手。

名前:あきはばら博士
性別:♀
種族:ライチュウ
性格:
勝負には正々堂々と智謀策略を以って勝ちたがるバトル好き。不意打ちはしないけど騙し討ちはする。人の話を尊重して口数は少ないそうだが、語り出すと止まらない。思考回路は理系的で、やたらと数値にこだわる。
口調:人を喰ったような敬語、冷静と淡々と話す。語尾は「〜ですね」「〜ですよ」
台詞:
「こんにちは ドリームメイカーズの、あきはばら博士です。よろしくお願いします」
「――そう来ると分かってました」
「ふふふ、ありがとうございます。貴女ならばきっとうまくやってくれると信じていましたよ」
「すべて私の計算通りです(キリッ)」
「残念ですがねこだましを防いでしまった時点で、貴方の負けは決まったようなものですよ」
「そうですか、ならば私も少し卑怯な手を使わざるを得ませんね……」
備考:
黄色いコートと眼鏡をかける、白衣を着せてもいい。低いパラメータスペックを策戦でカバーする。したがって小手先の策では対処不能な攻撃をされると簡単にやられてしまう。突破難易度としては比較的簡単。
自分の策でどこまで戦えるかどうかを知りたくて戦っている。悪いことをしたくて戦っているわけではない。
必殺技:
電光の槍…エレキボールを最高威力150出すように電光石火などを併用して相手に叩き付ける技。

2011/09/04 Sun 23:17 [No.640]

テーマ曲考えてみた(仮)

ジャグラー

※テーマ曲のなかにはニコニコ動画の曲もあります。
もしアカウントを持っていない場合、その動画の名前だけをコピペしてにこさうんどで入力すると聞けます。
なお、次回作設定スレの方に投稿されているキャラにのみ反映しています。ご了承ください。(他の方が投稿したら追加することもあります)
敬称略、お許しください!

DMのテーマ
www.youtube.com/watch?v=Kk66VwxFKrs

マコトのテーマ
www.youtube.com/watch?v=y1JbZCVjSsU

シェイクスのテーマ
www.youtube.com/watch?v=k5XIkdbva50&feature=related

スイレンのテーマwww.youtube.com/watch?v=BFAb2-K0KzI&feature=related

ゆとりのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm13660768

斬のテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm8634812

ジャグラーのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm12447718

セクトのテーマ
www.youtube.com/watch?v=cQ-b3YYQR80&feature=related

アイシスのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm6915191

あんびしゃんのテーマ
www.youtube.com/watch?v=gVSrpAN6yE0&feature=related

あっくんのテーマ
www.youtube.com/watch?v=e-EouE0vmeg

海の神竜ラプラスのテーマ
www.youtube.com/watch?v=lzNg7UJ3EgU&feature=related

サントアンヌ号のテーマ
www.youtube.com/watch?v=o8ztDkWjZxg&feature=related

ヒカルのテーマ
www.youtube.com/watch?v=kHQ_9MKgdNE&feature=related

ツカサのテーマ
www.youtube.com/watch?v=qHkizMXa3Lw&feature=related

ゆなのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm13978486

セバスチャンのテーマ
www.youtube.com/watch?v=NQ06c6xc0zs&feature=related

空色代吉のテーマ
www.youtube.com/watch?v=WRSvDI47YuM&feature=related

仙桃朱鷺のテーマ
www.youtube.com/watch?v=lKbq7g7OHTY

椎名のテーマ
www.youtube.com/watch?v=b-mq1zyMxqI

ヤグルマのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm7456194

いぬのテーマ
www.youtube.com/watch?v=DubIGfAf3CE&feature=related

ピンサロ太郎のテーマ
www.youtube.com/watch?v=hO2HyOTW8o8

セバスチャンのテーマ
www.youtube.com/watch?v=dYBeJqqLFF0&feature=related

ロサラのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm6494891

ケイタのテーマ
www.nicovideo.jp/watch/sm6565648

フィリットのテーマ
www.youtube.com/watch?v=VLkPwEaxJ30&feature=related

クルーザのテーマ
www.youtube.com/watch?v=Y9sc5rpuAKg&feature=related

あきはばら博士のテーマ
www.youtube.com/watch?v=9FQckZCSa2c&feature=related

まかろんのテーマ
www.youtube.com/watch?v=lKbq7g7OHTY

フィッターRのテーマ
www.youtube.com/watch?v=Oc5WpDsPDmY

レナのテーマ
www.youtube.com/watch?v=rvKsK7Cubyc&feature=related

2011/09/04 Sun 22:15 [No.639]

これはいくらなんでもあんまりです。

あきはばら博士

そこに一筋の水流がヤグルマとスイレンの間を貫いた。

「スイレンさん!」
「マコトさんっ!」
スイレンが入り口を見るとそこにはマリルのMakotoが立っていた、スイレンは力を振り絞り立ち上がり、改めてよく見ると、彼はボロボロで先ほどまで繰り広げされていた激戦の跡が見て分かる。
「加勢ですか、ふっ 構いません、いいでしょう掛かって来なさい」
ラストバトルにしては味気無い終わり方だと思いこのままではつまらないと判断したのかヤグルマがそう言うと。
「助けに来たぞ、スイレンさん!」
「待たせたな、スイレンさん!」
「微力ながら助太刀します、スイレンさん!」
「頑張れ、応援してるよ! スイレンさん!」
「ラプラスさんにフィッターさんにフィリットさんに椎名さん!」
「…………なんというか」
その援軍はここまでの激戦の傷は癒えてなく残りHPもわずかだと思われ、特性とタイプによって草・ノーマル・格闘技が無効のヤグルマにとってどれも大した相手では無いかもしれないが。ぼそっと魂が抜けたように呟くのだった。
「……仲間っていいですね」

 * * *

「……あっ、ちょい待ち」
戦いが行われている部屋のもう一つの出入り口の陰で、シャンデラがトゲキッスを引き止めた。
「ゆなさん…。 いえでも、これはいくらなんでもあんまりです。さすがに酷すぎますよ……いくらあのみなさんがさっきまでの戦いで弱っていると言っても、これは」
「リンチだな、うん。 空色さんが言いたいことは良く分かる。でも」
「……」
「けじめと言っていたように、この勝負には空気を読んで加勢はじっと我慢するべきだと思うんだ、うちらに出来ることは勝敗が決するまで見守るだけ」
「……はい」
「ありがと、じゃあ 行くか」
「…え?」
「自分で頼んでおきながら遊び心で無関係な人を引き込んですべてを巻き込み戦わせて、遠くで俯瞰してずっと弄んでいたアイツにきつーいお灸を据えてやりに行こう。かなり心強いメンバーも揃ってるしそらさんも一緒に行くー?」
「は、はいっ!」
「めざせっ下克上っ!」
「おーっ!!」

 * * *

「合体奥義、ミラクルリーフトルネード・トリプルエクスカリバースペシャル!!!!!!」
「ぐああああ」

  THE END

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スイレンとヤグルマの一騎打ちラストバトルです。叩き台なので当然変更はあるでしょうけど、こういう場面に行き着くまで頑張りましょう。
主人公が負けてもヤグルマさんは解散してくれそうですし、たまには敵を勝たせてもいいじゃないかとスイレンが負ける話にしました。
ラプラスさんの種族がライチュウに変更になったので加勢メンバーから抜こうとも思いましたが、彼なら絶対来るのでそのままに。
ジャグリオは直前の戦いでフィリンドをかばって瀕死中。レナさんはジュカッターを送り出してちゃっかりあの心強いメンバーに入っているイメージ。
アルビノ戦をラストにする場合、一騎打ちではなく四人くらいで挑み合体技で「これが絆の力だっ」な戦いになるはず。みんなの力を合わせるってことでそれはMakotoさんが書いたほうが適任でしょう。

2011/09/03 Sat 23:25 [No.631]

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