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管理人
ブリッジはテイルピース一体型のバーブリッジです。
スタッドボルトで全体の高さ、イモネジで全体の傾きが調整出来ますが、弦ごとの高さ調整やオクターブ調整は出来ません。
まったくもって機能的に劣る構造なのですが、この構造のブリッジでないとこの音は出ないかも知れません。
現状で1弦のオクターブは合っています、3弦も何とか許容範囲と言う程度に合っています。
2弦は少しフラットしているので、弾く際には少しチョーキング気味に弾いてやる必要があります。
4弦はかなりフラットしていますが「4弦のハイポジションはそんな頻繁に弾かない」と考えて自分を誤魔化しています(笑)
弦高に関してはさほど問題は感じません、現状でOKです。
しかしこのブリッジもそうですが、古いギブソンのベースはブリッジの駒とテイルピースの位置関係が近過ぎです!
当時のフラットワウンド弦での位置関係ならこれで問題無かったと言う話も聞いた事が有りますが、本当なんでしょうか?
巻弦のほつれ止め糸(飾り糸)が駒に乗ってしまう事が非常に多いようですね。
今張ってある弦はダダリオのフラットワウンドなのですが、4弦の飾り糸は少しといています。
他のメーカーの弦ではどうなんでしょうねぇ・・・って、ショートスケールのフラットワウンド弦なんて選択肢少な過ぎます!(汗)
2018/11/13 Tue 23:46 [No.747]
管理人
ギブソンが公開している回路図です。
ヴォリューム&トーン全開でも、0.01μFのコンデンサでハイカットされている事が判明しました(汗)
これはどうやらEB-1も同様の回路だったようです。
想像するに、当時のギブソンはベースらしい音色を「ハイカットされた丸みのあるトーン」と考えていたのではないかと思います。
あるいは、ショートスケールゆえ不足しがちな低域を補完する目的でハイカットして、音色の太さを演出しようとしていたのかも・・・
正直、このコンデンサは要らないと思います。
もしこの楽器が吊るしの新品購入だったら私は即撤去していると思います。
でも歴史的な価値を考えると、これは付いているのが正しい状態だと判断し、手を付けず残す事にしました。
2018/11/14 Wed 00:19 [No.751]
管理人
ハードケースです。
ボール紙を貼り合せたチップボードケースではなく、ベニヤ板で作られたハードシェルケースです。
実はこのハードケースは本体とは別に購入した物です。
このEB-0は「社外品ハードケース付属」との事でしたが、その社外品ハードケースは(恐らくボブレン社製、SGカスタム等のヘッドが大きいギブソン用か?)ギターケースの内装を一部張り替えて改造し、EB-0が収まるようにした物のようです。
正直、使って使えない事は無いけど内装を張り替えてもなおかつ干渉する所が有るので、ちょっと納得出来ませんでした。
しかしこういう時には何故か集まって来るんですね、運命です(笑)
都内の楽器店でも特にベースに関して頼りになる大久保の「バーチーズ」に60年代製のEB用ハードケースが入荷していたのです!
即ホールドをお願いして楽器を持参し、収まる事を確認して購入しました。
購入時にはおよそ関連性の感じられないバンドのステッカーが複数貼られていましたが、それを剥がしてやった所がこの画像です。
2018/11/14 Wed 00:30 [No.752]
管理人
以上、今回縁あって入手した1963年製ギブソンEB-0でした!
音色はクセだらけで汎用性に欠ける使いにくい面のある楽器です。
しかしこの唯一無二の音色はそのものにグルーヴが内包されていて、出音からインスピレーションがどんどんと湧き出す、謎のパワーに満ちています。
「今まで『オレはギブソンに嫌われている』なんて思っていたのは、自分の視野が狭かっただけの事だ」と実感しています。
ご意見ご感想は本スレッドへ残して頂けると嬉しいです。
もちろん、本丸のブログへのコメントでもOKです。
以上、ご笑覧頂けましたら感謝です、ありがとうございました。
2018/11/14 Wed 01:04 [No.758]