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管理人
本作の企画時、杉山プロデューサーは大洗町側に「アニメに町おこしの力はありません」と言ったと聞きます。
要は「アニメで町おこしなんて期待しないで欲しい」と言う事だったのだろうと思います。
実際、他作品でその「町おこし」を期待されコケたご当地アニメはいくつもある訳でして。
じゃあこの盛況ぶりは一体何だ?となるのですが、これは「大洗には起きあがる力が元々あった」と言う事なのではないかと思います。
むしろガルパンの方が利用されたんじゃないかと(笑)
私も含め、ガルパンがキッカケで大洗を訪れた人は言わば「異物」です。
この町には縁の無かった者たち(しかもいわゆる「アニメオタク」だ)が物見遊山でワラワラとやって来るのは、ぶっちゃけ不気味な事だろうと思います。
しかし大洗町は元々が観光地です、目的はともかく他所から遊びに来る人を受け入れる土壌はすでに根付いていた=異物の来訪もドンと来い!なのでしょう。
また、作品内での描写を受け入れてなおかつそれに乗っかって来る姿勢が嫌味ではなく「一緒に楽しんでしまう」と言う方向性だったのも相乗効果を生んだのだと思います。
要するに、大洗は元々とても魅力的な町なのです。
だからこそ、今回のような企画が立ち上げられ実行され成功するのでしょう。
以上、ガールズ&パンツァー劇場版・大洗凱旋爆音上映会のレポートでした。
2017/05/03 Wed 01:57 [No.519]