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水那岐
ゴメンなさい!すでに24さんにはご覧いただいているオレ流のギャオスでございます。もちろんこれもイメージフィルムを見せていただいたがゆえの作品ですねえ。
手元にある平成ギャオスの資料はといえば、映画当時に買ったソフビ人形くらいですが、臆することなく描きあげてしまいました。それだけフィルムに心躍らせたわけです。ずいぶんとロコツな体表のディテールは、そういうわけでほぼオリジナルの不敵なデザインです。ひょっとして24さんとイメージがWるかと思えば、思いのほか大人しく威厳あるギャオスを仕上げられたので安心してお届けできます。いかがでしょうか?
2015/10/19 Mon 00:02 [No.1932]
24
水那岐さんが謝ることなんてないんですよ、
1番に水那岐さんの新作を見れたのが嬉しかっただけです(*^ー^*)
いやいやしかしグロテスクですね〜!とても好みです!
西洋の「ワイバーン」と似たフォルムながらも、
人肉が好物の凶悪な怪獣を表現したこちらのギャオス。
やっぱり「恐怖」を覚えてしまいます!
この前を見ていない目がさらに怖いんですよ。
何を考えているんだろうと読めない怖さですね。
今の地球上で「空を飛ぶ肉食」はタカ、ワシなどの猛禽類が思いつきますが、
「兇鳥」、「血に狂う」の名から私のイメージは、「モズ」です!
恐らくはこのギャオス、「モズのはやにえ」のごとく、
人間を捕まえてもすぐに食べず、
鉄塔やビルの鉄筋などに刺しておいてあとで食べる・・・・。
キャー。恐ろしい。そんな顔してるんですよ彼・・・・。
2015/10/19 Mon 19:18 [No.1933]
水那岐
24さん、ありがとうございます!
「モズ」ってのはいい比喩ですねえ。感心させられてしまいました。
鷹や鷲はこれから何をするのか、普通の日本人でもよく理解できるし納得できますよね。でも、モズを見ながら大きくなった人なんて少数派ですから、「はやにえ」なんてモズに見慣れてから「ああ、こいつの特性だよなあ」ってわかることじゃないかと。そこに生まれる感情が「恐怖」だと感じられるわけです。「狂気」もそうでしょう。シロウトがサイコパスの恐怖を描こうとして陥る誤りに、納得できる描写でかれらを描くことがあるんですよね。自分のことを棚に上げちゃいますが、狂気のベクトルはどこに向かうか判らないから恐ろしいんですよね。そこを見誤らせてはクリエイターが己の無能をさらけ出すことにしかなりません。
このギャオスが次にどうするか判らない…そう思って観てくださったなら、俺の努力は正しい方向に動いたな、と思えるようになりますね。
2015/10/19 Mon 23:54 [No.1934]
ピュア1st
一見してすごく好感度の高い怪獣イラストだと思いましたよ!
躍動感あるし、描線が(丸くでもなく直線的でもなく)有機的に波打ってるようですね!
日本画は「表面を細密に描く」、油絵は「物と物との空間を描く」なんて説明を聞いた事があります。↑個人の感想かもしれません(;^_^A。
そう言った意味ではこのギャオスイラストには空間表現を感じますね〜。頭部が全面に来て立体感が強調されてますね!
常につきまとうのが「怪獣は悪なのか?」それとも「生態系の一部なのか?」と言った事だと思うのです。その中間に「暴走」があると感じました。
人の血を求めて【水那岐ギャオス】が狂気という名の暴走をしているのですね。
冬眠の準備で人里に現れ食料を食いだめしていた巨大クマが、射殺されたニュースを思い出したりもします。
目の表情もいいし、よだれもいいですね!(^o^)v
2015/10/20 Tue 03:09 [No.1935]
水那岐
ピュアさん、ありがとうございます!
いえいえ、買い被りですってば(^^;)
いつも漫画を描くときには、自分はわりとハッタリのことを考えるんですよ。どういじったら迫力が出るか、なるだけ下描きを歪めてこっちに向けて浮かび上がることを念頭に置きます。
でも、確かにあのフィルムがド迫力で迫る残虐をスピードアップさせている、といえば言えますけどね。父親のクドカンの背後から舌なめずりしながら接近するギャオスの頭部。これはショッキングでしたから(『まどマギ』のマミさんの最期なんかが拍車をかけたんですかねw)。そこには空間処理ができあがることで恐怖が加速するのだとしたら、確信犯的にその手法を求めた石井さんのフィルムに、大いに乗らせていただいたのが俺なんでしょう。
「悪」ではなくアイドルのように存在するイマドキのスター怪獣たちを蹴散らしたギャオスの功績を思うとき、「人間の天敵」という位置づけは重要なのでしょうし、怪獣を憎める唯一のキャラづけなのかもと考えられます。森のクマさんは「お嬢さん、お逃げなさい」と言う前に鋭い爪で少女の背中を抉り込むのでしょうから。
2015/10/20 Tue 23:21 [No.1936]