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アリス
11/15(日)に実施された日商簿記検定2級の講評です。
まず第1問の仕訳問題について。1,5については是非とも正解し、残りの2,3,4については3問中2問正解できれば大丈夫でしょう。制限時間は10分以内でしょう。なお、1の銀行勘定調整表と4の社債の処理は決算整理の問題でも出題されますので、注意しましょう。あと、社債はタイムテーブルをかいて解答すれば比較的解答しやすいと思われます。
第2問は伝票会計が出題されました。推定が多く、かなり時間がかかります。制限時間は30〜35分で、16点程度取りたいところです。解答の要領としては、明らかに1回しか登場しない勘定科目(固定資産売却損など)や集計量の少ないもの(未収金や前受金など)から解答するとよいでしょう。
第3問は本支店会計です。これも推定が多く、時間がかかります。30〜35分は時間を取りたいところです。解答の要領としては、支店、本店、本店より仕入、支店へ売上勘定をT勘定で抜き出して不明部分の推定を行いましょう。
第4問は部門別計算です。オーソドックスな問題ですので、10分以内に解答を終え満点を取りたいところです。
第5問は工程別総合原価計算です。第1工程の完成品数量と第2工程の前工程費投入量が異なることに気をつければ、10〜15分で高得点が取れるはずです。
ちなみに、解答順序は1→4→5→3→2とするのがよかったでしょう。あと、今回の試験問題をランク付けした解答を用意しています。必要な方にはメールにて送りますので申し出て下さい。
2009/12/10 Thu 13:19 [No.23]
アリス
11/15(日)に実施された日商簿記検定3級の講評です。
第1問の仕訳問題は5以外は取り組みやすい問題でしたので、是非とも点数を取っておきたいところです。10分以内には解答を終えたいところです。
第2問の当座預金出納帳も当座借越に気をつければそんなに難しい問題ではなかったと思います。これも10分以内で解答を終えたいところです。
第3問の残高試算表作成問題は仕訳を書いて集計してもよいですが、主要な勘定科目(受取手形、売掛金、支払手形、買掛金)をT勘定で抜き出して集計すると意外と早く解答できます。あと、現金勘定は集計量がかなりありますので、あまりこだわりすぎないようにしましょう。解答時間としては、30〜35分くらいでしょう。
第4問の伝票は基本的な問題ですので是非とも満点を取りたいところです。これは5分以内で解答を終えたいところです。
第5問は精算表の逆進問題です。推定が多く、取り組みにくかったと思います。特に、見越・繰延は面倒ですので解きやすいものから取り組むようにしましょう。この問題は30〜35分くらいかかると思われます。
ちなみに、解答順序としては、1→2→4→3→5とするのがよかったでしょう。
なお、今回の試験問題をランク付けした解答を用意しています。必要な方はメールで送りますので、申し出て下さい。
2級と1級についても順次講評を掲示していきますので、是非御覧下さい。
2009/12/07 Mon 23:21 [No.22]
アリス
11/15(日)に実施される日商簿記検定まで残り1ヶ月となりました。この直前対策はこのような方にぴったりです。
@試験直前何をやればよいかよく分からない方
A不得意論点の克服に苦戦している方
B基本は分かっているが、今1つ点数が伸びない方
直前対策での学習内容は受講生お一人お一人と担当との間で決定していきます。なお、各級のおおよその内容は以下の通りです。
3級
基本的でかつ頻出の仕訳問題を扱います。3級において仕訳は必須ですので徹底的にやります。また、試算表の作成問題や決算に関する問題も扱う予定です。
2級
商業簿記では仕訳問題に加え、今回出題が濃厚な本支店会計と特殊仕訳帳も扱います。工業簿記では個別原価計算、総合原価計算、部門別計算、標準原価計算、直接原価計算に関する問題を扱います。
1級
商業簿記・会計学では貸借対照表や損益計算書の作成といった総合問題をやりつつ、各個別論点を確認していきます。今回は新規論点であるストック・オプションも扱います。工業簿記・原価計算では問題文の読解練習をやります。なお、今回扱う論点としては意思決定会計や標準原価計算、差異分析を考えています。
2009/10/15 Thu 21:37 [No.21]
アリス
先日税理士試験を受験しました。今年は簿記論でやたら外貨建が絡み、相当難しかったですね。リースや社債、建設業会計にも絡んでいたため、相当解きにくく私もほとんど解答できませんでした。
実は、日商簿記試験の問題は意外と税理士試験と連動している部分があります。そこで、今回の税理士試験から11月の日商簿記1級試験の注意論点を3つ挙げたいと思います。
第1点は外貨建取引です。特殊論点は無視して構いませんが、基本的な換算、為替予約の振当処理は必ずできるようにして下さい。あと、外貨建有価証券の処理も要注意です。
第2点は社債の処理です。償却原価の計算(定額法、利息法)と買入償還の処理は完璧にマスターしましょう。社債はけっこう配点箇所が多く設定される項目ですので、是非とも得意項目にして下さい。
第3点はリース会計です。借手側のリース料支払の処理(後払い)を中心に、先払いの処理、セール・アンド・リースバック、貸手側の会計処理まで確認しましょう。あと、減価償却の方法もちゃんと確認しましょう。
以上が注意論点です。今後挑戦状からの出題は上記項目から優先的に出題します。問題を希望する方にはメールにて送信しますので、是非とも活用して下さい。
2009/08/09 Sun 21:44 [No.19]