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Joker
まことに勝手ながら以下の修正を行わせてもらいます。
修正内容
暁のスタンド「スーパー・ドライバー」→「シャンゼリオン」
鋭司のスタンド「ロードオブ・ザ・スピード」→「テイク・ザ・ウェイブ」
に改名させていただきます。
修正は今までの投稿分すべてに適用します。
2010/01/24 Sun 13:51 [No.64]
Joker
人との出会い、その度にわたしは「この人は何を考えて生きているのだろう?」と思う。
しかしわたしはそれを知ろうとは思わない。
ただ、人間とは何をして生きるべきなのか? その答えが知りたいのだ。
そんなことを考えているときに手に入れたこの力、スタンド
この力を手に入れた理由、この力ですべきこと、
この力でわたしがしようと思うこと・・・
朝、
オトヒメのスタンド使い・竜宮一姫との戦いでボロボロになった部屋から別の部屋に移った浄芽たち。
「――んっ・・・」
朝日に照らされて暁が目覚める。
「ん、起きたか暁。」
「おお、浄芽か。おまえ寝てないみたいだな。一晩中起きてたのか?」
「ああ。」
「そこで縛り上げられてる竜宮を見張るためか?」
「いいや、ただゲームの続きが気になってな。」
浄芽が胸ポケットから携帯ゲーム機を取り出す。
「相変わらず好きだなあ。鋭司は?」
「鋭司なら・・・ほら、今日日曜だろ?で、今7時半。」
「なるほど・・・戦隊ヒーローか。
あいつも一見クールな不良(ワル)だが実際はものすごい特撮オタクだからなあ。」
隣の部屋から熱いOP(オープニング)テーマが聞こえてきた。
そして浄芽たちはホテルから出た。
「――俺たち3人が泊まるのに300万、クロウを無理やり泊めるのに700万、部屋の修理代に2000万、合計3000万・・・俺たちの旅って金かかるのな。(まあ、俺の財布にはちっとも響かないがネ)」
暁が言った。
「ところでお前たち、今日は学生服じゃないんだな。」
クロウが言う。
「ああ、学生を装ったほうが今までは行動しやすかったからな。
だがこれからはSPW(スピードワゴン)財団の力を直接借りられる・・・」
ホテルの入り口にSPW(スピードワゴン)財団の者が数名並んでいた。
「お待たせいたしました、神城御一行様。
これが今回手配させていただいた車でございます。」
キャンピングカーだった。中にはテレビ、パソコン、冷蔵庫・・・調理台まであった。
なおかつゆったりとくつろげそうな広さ・・・
まさに動くリビング・アンド・キッチンといえるようなものであった。
「おお!すげぇぜ!!こいつでこれからいろんなとこを旅すんのかよ!
見ろよ、クロウのための止まり木までぶら下げてあるぜ。
――ん?何だ、あれは?」
暁は後ろに積んであるマウンテンバイクに気がついた。
別に自分たちはマウンテンバイクを頼んだわけでもないのに何故?
「それはわたしの持ち物です。」
現れたのは幼い見た目の女であった。
「何だ?ここはガキの来るところじゃないぜ。関係のない奴はうせな。」
鋭司が冷たく言い放つ。
「失礼な。わたしは三英 輪(みひで りん)、これからあなたたちのそのキャンピングカーのドライバーを務める者です。
それにわたしはガキじゃありません。あなたたちより4つも年上の20歳ですよ。」
三英と名乗った女は言った。
「なッ何!俺たちのドライバーだと?!」
「しかもこのどっからどう見ても小学校低学年の女が?!」
鋭司と暁がそれぞれ驚く。
浄芽 身長・185センチ、鋭司 身長・183センチ、暁 身長・178センチ、
輪 身長・138センチ・・・
身長の差は年齢以上であった。
おまけに彼女は童顔で体つきも子供のようであった。とても年上には見えない。
「しかしあんた・・・本当に運転できるんだろうな?」
浄芽でさえ疑っている。
「まったく失礼な人たちですね。大丈夫です。わたし用にカスタマイズしてありますから。」
確かに見てみれば運転席は高くなっているし、アクセルやブレーキも長くなっている。
それにしてもこの輪という女は高い声で子供のようなろれつの回らないしゃべり方をする。
「―――で、この自転車はあんたの持ち物だって?」
暁が問う。
「はい、正確には自転車と一体化しているわたしのスタンド“クライマックスジャンプ”です。」
一瞬、彼女のマウンテンバイクが輝いて見えた。
2010/01/24 Sun 01:46 [No.63]
Joker
この小説は本家「ジョジョの奇妙な冒険」、および荒木飛呂彦先生とはいっさい関係のない二次創作です。
故に、本家「ジョジョの奇妙な冒険」とはかけ離れた部分もあるかもしれませんがご了承ください。
なお、ここは小説専用とさせていただきますので、書き込みはご遠慮ください。
2010/01/24 Sun 01:44 [No.62]
Joker
「あ〜いい湯だったぜ。」
「どうでもいいがお前らは寝るときもその学生服なのカ?」
「ちげえよ。暁のやろうが飯食った後すぐ風呂入りたいとか言ったからだ。」
「何だ、文句あんのか?」
「いや別に。とっとと部屋に帰って寝たいだけだ。」
浄芽たちは風呂に入って部屋に帰ってきた。
「おかしい。」
「何がだ浄芽?」
「空気がにごっている。クーラーの空気供給に何か問題でもあるのか・・・」
浄芽は天井のクーラーを触ろうとした。
だができなかった。
「何だ・・・見えない壁のようなものがあってクーラーに触れることができない。」
「――浄芽、どうやらその見えない壁っていうのはそこだけじゃないらしいぜ。」
鋭司は窓に触ろうとしているができない。暁は入り口のドアを開けようとしているが開かない。
「どうやら俺たち全員が部屋に入った直後に、外側に壁を作って出られなくしたみたいだな。」
「ほかの外側に通じている部分も全部見えない壁によってふさがれている。
つまり俺たちは閉じ込められたわけだが・・・・・敵はこの状態からどう攻撃してくるつもりだ・・・?!」
「いいや鋭司、敵は攻撃をしてこない。この部屋は外と空気がまったく通じていない。つまりいつか酸欠になって・・・」
「全員窒息死カ。たしカ大和には空気を固めることのできるスタンド使いがいた。」
「なんてこと言ってる間にだいぶ苦しくなってきたな。そのやろう酸素分多めに壁を作りやがったな〜・・・」
―――部屋に閉じ込められたことが発覚してから10分が経過
4人(3人と1羽)はすでに虫の息であった。
「おい浄芽〜・・・もう一度だ・・・・もう一度ラッシュを壁に打ち込むんだ〜〜〜・・・・・・」
「無理だ・・あの壁はアメジスト・ゴーレムのパワーでも無理だ・・・・硬すぎる。それにもうパワーが・・・波紋も練れない。」
「―――おい暁。金の準備はいいか?」
「・・・あァ?!」
「ホテル側に払う金は用意できているのか・・・・・?」
「――助かるのか?」
「ああ・・。クロウ、俺が特大の穴をこの部屋に開けてやるからその穴から一気に分身して外に出てくれ・・・・・」
「わカった。」
その返事を聞いた鋭司は床に向かってテイク・ザ・ウェイブを出した。
テイク・ザ・ウェイブは床にかみつき水に変えていった。
「なるほど!床なら壁ははられていない。」
「・・・いや、駄目だった。」
「え!?」
床の下、つまり下の部屋の天上にも壁ははられていたのだ。
「ということは・・・」
下の部屋には女がいた。
「ごきげんよう、神城浄芽御一行。
あたしの名前は竜宮 一姫(たつみや いつき)。あなたたちを苦戦させている“オトヒメ”のスタンド使いよ。」
そういって一姫は部屋から出ていった。
2009/12/14 Mon 18:42 [No.56]
Joker
この小説は本家「ジョジョの奇妙な冒険」、および荒木飛呂彦先生とはいっさい関係のない二次創作です。
故に、本家「ジョジョの奇妙な冒険」とはかけ離れた部分もあるかもしれませんがご了承ください。
なお、ここは小説専用とさせていただきますので、書き込みはご遠慮ください。
2009/12/14 Mon 17:31 [No.55]
Joker
「ジジイがさらわれただと?!」
「ああ、大和のスタンド使いの仕業らしい。
承太郎さんによると敵は無音で現れて、いつの間にかジョセフさんを拉致したらしい。」
「前に向こうからの連絡でテレポートのような能力のスタンド使いがいると聞いていたが・・・そいつか・・・」
鋭司がつぶやいた。
「――みんな聞いてほしい。
俺たちはこれからジョセフさんを一刻も早く救出しなければならない。だから仗助たちがここを退院するまで待つわけにはいかなくなった。
それで入院していない者・・・俺、暁、鋭司、そしてクロウは、悪いが先に進ませてもらうことにする。
仗助たちも退院しだい承太郎さんが迎えに来てくれる。だから今は治療に専念してくれ。」
「わかったっす。がんばってくれっすよ〜!!」
「浄芽君達気をつけて!」
「俺たちの分も大和をぶん殴ってこい!!」
「短い間だったけど暁君のキャラは参考になったよ。また会おう。」
皆の声援を受けながら浄芽たちは病院を出た。
「で?浄芽。俺たちこれからどこに向かうんだ?」
「そうだ浄芽!!俺たちはもう車で移動するにもドライバーがいないんだぞ!!一般人を巻き込むわけにもいかない。どうするんだ?!」
暁と鋭司が口々にいう。
「それなら承太郎さんがスタンド使いのドライバーを送ってくれた。明日にはこっちに来るそうだ。」
「へ〜〜〜。じゃあ今日はこの辺のホテルに泊まるんだな?」
「そういうことになる。」
「ならとびっきりいいところに泊まろうぜ!!心配するな、金は俺が出す!」
そういって暁はさっきパチンコで得た金を出して見せた。
というわけで浄芽たちは東京で一番高いホテルで今日は寝ることになった。
「しっかし一人一部屋でもいけるのに・・・なんで全員同じ部屋なんだ?」
「少しは考えろ暁。全員が固まったほうがいざ敵に襲われても4対1で有利だろう。そんなこともわからんのか。」
「なんだと鋭司ィ〜〜〜〜〜!!この一文無しッ!」
「ッ!!お前今なんつった?!」
「よさないカ2人とも。お前たち2人はお互いの欠点を埋めあってるカらいいコンビなんだろ!」
「クロウの言うとおりだ。2人ともやめろ。
そうだ、そろそろバイキングが始まるぞ。豪華ディナーだ。早くしないとなくなっちまう。」
そういって浄芽たちは部屋を出ることにした。
部屋から最後に出たのは暁だったが、このとき
「あれ?そういえばこの部屋の鍵っていったい誰が持っているんだ?」
それに鋭司が答える。
「俺だ。だが暁、お前このホテルはオートロックだぞ。まさか閉めるときに鍵がいるだなんて思ってねーよな?」
「うッ!・・・わーってる。わかってるに決まってんだろ。俺は仮にもセレブだぜ?!お前は俺をいつも下に見すぎなんだよ。」
そうして4人は部屋を出てバイキングへ向かった。
―――しかしこのとき暁がちゃんと閉めたと思ったドアは実は“閉まっていなかった”のだ。
いったい何故?―――
2009/12/10 Thu 17:51 [No.54]
Joker
この小説は本家「ジョジョの奇妙な冒険」、および荒木飛呂彦先生とはいっさい関係のない二次創作です。
故に、本家「ジョジョの奇妙な冒険」とはかけ離れた部分もあるかもしれませんがご了承ください。
なお、ここは小説専用とさせていただきますので、書き込みはご遠慮ください。
2009/12/10 Thu 16:33 [No.53]