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水那岐
しばらく放置してしまってごめんなさい。遅ればせながら画集入手しました。
いろいろと壮観な内容でした。成田さんと高山さんのようにデザインと造形のハーモニーが評価されている初期とはまた変わって、面白い効果が生み出されていますね。もっとも、池谷さんのサインが入っているラフ以外は絵描きさんの名が判然としないのが惜しまれますが、個性はそれぞれにくみ取れます。…ただ、デザインと造形のどちらが目立ってもアンバランスな個性になってしまうかな、とは思われます。ベクトルが食い違ったり、片方のレベルダウンを補おうともう片方が奮励努力してみたり、逆に片方の良さを摘んだり。失礼な言い方はお詫びしますが、まだ怪獣というもののスタンダードが確立していなかった当時のことですから、詮無いことなのかもしれませんね(各社の映画を除けば、テレビシリーズは円谷怪獣を含めて少数しかありませんから)。
エースの超獣がそれぞれにベクトルがばらばらかと思えば結構デザインの共通性があったり、80の怪獣がそれほど先行作と方向性が違わなかったりが気づかされた点でした。パワード怪獣のレベルの異様な高さは、完全なリメイクとしての時間的余裕から他に同様なレベルは求めても仕方ないのですが、ね。
2017/03/04 Sat 20:36 [No.2227]