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[ 編集 ][ 返信 ]第三話 スーパー・ドライバーとロードオブ・ザ・スピードvsアスラ その2

Joker

「おいおい・・・外でなにやってんだよ。」(暁)
「どうやら襲撃らしい。それも結構厄介なスタンドみてーだな。」(鋭司)

「うわぁあああああああああああああああああああああああッ!!」
康一がトイレの穴に頭を突っ込まれた。
「康一君ッ」
「俺の名は千寿(せんじゅ)。大和のスタンド使いだ。
俺のアスラはよー、触れたもんに手形をつけて
その手形をつけた場所同士をくっつけちまうっつースタンドだ。」
千寿と名乗った男の背後に、4本の腕を持った人型のスタンドが現れた。

「康一とやらー、安心しな。俺がさっき出したブツはちゃんと流してある。
俺だってクソまみれの死体に触りたくない。
ま、せいぜい窒息死してくれやー。」
「くそッ、ヘブンズ・ドアーッ!!その男に能力を解除させ・・・何ッ!」
露伴は相手を指差してヘブンズ・ドアーで「康一君にかかった能力を解除する。スタンドを以後発動しない。」と書き込もうと考えていた。
しかしできなかった。
いつの間にか背中の後ろで手のひら同士をくっつけられていたのだっ!
「はははーーーッ!!俺のスタンドのスピードと精密動作性は天下一品ッーーッ!
貴様に気づかれないように手形をつけるくらいわけはないーーーッ!」

「あーあ、鋭司ぃ・・・なんか康一と露伴ヤバいっぽいぞ。」
「仕方ねーか。まあ、相手の能力と大体の射程はわかった。
暁、お前のシャンゼリオンだ。」
「オッケー。で、俺がやってる間にお前が準備しておくと。」
「そうだ・・・よし、行け。」

「ふん、露伴。トイレにはちゃんと人数分の手形がつけてある。
二人目はお前だなー。さあ、特等席へ・・・いらっしゃーーーーーー一いッ!」
そのときアスラの右上の手のひらをビームが貫通した。
「なっ、何ーーーーーーーッ!」
「あーあ、めんどくせえなあ。
まあでもこの際だ、ぶっ潰す!」
ビームが通った小さな穴があいたドアが開き、
中から暁と、クリスタルに輝く彼のスタンド“シャンゼリオン”が現れた。

2009/10/03 Sat 18:26 [No.26]


残り3件

  1. [24] この小説は本家「ジョジョの奇妙な冒険」、および荒木飛呂彦先生とはいっさい関係のない二次創作です。
    故に、本家「ジョジョの奇妙な冒険」とはかけ離れた部分もあるかもしれませんがご了承ください。
    なお、ここは小説専用とさせていただきますので、書き込みはご遠慮ください。
    ジョジョの奇妙な冒険 PartX アメジストクロニクル 第三話 シャンゼリオンとテイク・ザ・ウェイブvsアスラ
    Joker 2009/10/03 13:35
    1. [25] 浄芽たちは杜王町を出て高速道路で東京へ向かっていた。
      運転は露伴、車はSPW(スピードワゴン)財団のバスで、
      休憩しようとパーキングエリアに止まったところだった。

      「でも大丈夫かなあ〜」
      康一が不安げな声を上げた。
      「何だよ康一、なんか不満なのかよぉ。」
      億泰が言うと、
      「だっていくらヘブンズ・ドアーで露伴先生がバス  ・・・・ >> 続き
      第三話 スーパー・ドライバーとロードオブ・ザ・スピードvsアスラ その1
      Joker 2009/10/03 16:55
    2. [26] 「おいおい・・・外でなにやってんだよ。」(暁)
      「どうやら襲撃らしい。それも結構厄介なスタンドみてーだな。」(鋭司)

      「うわぁあああああああああああああああああああああああッ!!」
      康一がトイレの穴に頭を突っ込まれた。
      「康一君ッ」
      「俺の名は千寿(せんじゅ)。大和のスタンド使いだ。
      俺のアスラはよー、触れたもんに手形をつけて  ・・・・ >> 続き
      第三話 スーパー・ドライバーとロードオブ・ザ・スピードvsアスラ その2
      Joker 2009/10/03 18:26
    3. [33] 「ぬンぎやアあああああああああああァーーーーーーーーーーーッ!!」
      千寿が右肩のあたりから血を流して叫んでいる。
      「なるほど、上の手を撃つと肩の辺りから血が出るのか。手が4本もあるからどうなるかと思ったが・・・普通だな。」
      暁が冷静に淡々といった。
      「なに上から目線で話してやがんだァーーーーーーーーーッ!!
      アスラの右上の手の平に風穴あけやがってッ  ・・・・ >> 続き
      第三話 スーパー・ドライバーとロードオブ・ザ・スピードvsアスラ その3
      Joker 2009/10/13 23:06
    4. [37] 「ふ〜ッ は〜ッ、危なかったぜ〜ッ・・・」
      千寿は息を荒げながら言った。
      「やっぱだめだったか。」
      「まったく、俺が水を撒いてやったにもかかわらず・・・
      なにやってんだ・・・ええ!暁よォ。」
      千寿は先程の屈折レーザー攻撃をまったくの無傷でよけていた。
      あらかじめ壁につけておいた手形と自分の体につけた手形とをくっつけたのだ。
      > 続き
      第三話 スーパー・ドライバーとロードオブ・ザ・スピードvsアスラ その4
      Joker 2009/11/05 18:17
    5. [40] 「ふんはははアーーーーーーーーーーーーーッ!!
      ついに打つ手なしかァ?クソどもがあーーーーーーーーーーッ!!」
      ミシミシと音をたてる氷を見て千寿は言った。
      しかし鋭司は
      「勘違いするな。長続きしないのは貴様のほうだぞ、千寿。」
      「何ッ?!」
      氷はドームのように鋭司たちを覆っていた。
      そしてそのドームには怪しげな「ミシミシ」と言う  ・・・・ >> 続き
      第三話 スーパー・ドライバーとロードオブ・ザ・スピードvsアスラ その5
      Joker 2009/11/16 23:22