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kaku

ポケ書に貼ることはない募集を、ここでするよ!!

剣と鞘のソーサラー 鏡界の騎士

神奈川県内の某私立高校に通う女子高生『柊カイリ』は、多くの友人に囲まれ、幸せな学校生活をおくっていた。
幼い頃に両親が離婚し、母一人子一人の家庭ではあるが、やさぐれることもなく、明るく元気に頑張っていた。
だが、そんな日常は、突然崩壊する。
ある日、カイリは、風邪で学校を休んだ。
熱が引き、体が楽になってきたので、何気なく窓を開けた・・・・その時!!
ヒュン!! トスッ!!
何かが風を切り、そしてどこかに当たった音がした。
「えっ?」
 気づけば、カイリの額が濡れている。
 そっとそこに触れてみれば、額には絶対にあるはずのない金属があり、その根元から赤色の液体が流れ出ている。
「あっ・・・・」
 不意に襲う、喪失感。
 自分自身が何処か遠くへ行くのを感じる中、真紅に染まる視界に、カイリはひとりの少女の姿を、見た。

2011/02/01 Tue 23:13 [No.93]