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宮野
桐鐫学園 放課後
時刻は夕方。授業が終わり、生徒達は家、または寮に帰る。が、ユウ、リオはナギを待ってた。
「ねぇ、ナギくん」
「はい、何でしょうか?」
ユウがナギに語りかけた。
「一緒に来て!」
「え、ええっ!? 僕、これから剣道部に……」
「案内しますわ」
事情を知らないまま、ナギをユウとリオは一緒に連れて行く。剣道部(すぐに入部届けしたという)に入ったばかりの彼を2人が引っ張る。
桐鐫学園 - 演劇部『星遊飛行(せいゆうひこう)』
「さっ、着いたよ」
「お、お邪魔します……」
恐る恐る教室に入るナギ。そこには1人の少女が。
「夢じゃない。じゃあ何なのか。彼は魘されて目を覚ました。変な夢を見たキースは、その夢が何なのか、その真実を突き止めた」
彼女の演技に部員は拍手を挙げる部員達。少女がナギを見た。
「姉さん、リオさん、先輩」
「タクト君もいるのですか?」
「姉さんからあなたの名前を聞きました。俺、タクト・エトミヤ。よろしく」
「シン・カミナギです。改めてよろしくお願いします」
タクトがナギに挨拶。
「いらっしゃい。演劇部『星遊飛行』にようこそ! 私は3年で部長のアズサ・キリサキ」
「彼がシン・カミナギくん」
「初めまして」
アズサに挨拶するナギ。
「お初にかかります、1年のミズキ・シホです」
「初めまして……2年のツヅミ・チカです」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
エトミヤ姉弟、シホ、チカはここの部員で、部長のアズサが仕切っている。
「ねえ、ナギ君。君、シュルツ能力者でしょ?」
「え……どうして?」
「ユウから聞いたの」
「あたしが話したの。大丈夫、ここのみんなは全部知ってるから」
(え……!? 確かエトミヤさんの記憶は消えた筈なのに……どうして……?)
ユウが神威=ナギと出会った金曜日の夜に記憶を失ったが、取り戻した事に驚くナギ。
ナギは、右腕の包帯を外し、氷の形をした「シルシ」を部員達に見せる。
(やっぱり奴もシルシ持ち……)
タクトは彼に何らかの感触を感じた。
「それがシルシ?」
「不思議ですね……」
「生まれ付きこのシルシは付いてなかったんですけど……」
ナギのシルシを見て興味津々の部員達。
「本当だ、シルシが重なっているー」
「こんなの聞いた事が無い……」
「あの、隠しても良いですか……?」
チカとシホはナギのシルシを見て興味を示す。
「シュルツ能力者は何処かにシルシを示さなきゃいけない。色々聞きたい事があるけど…まずはお礼を言わなきゃね」
「あ、いえ……もう包帯巻いても良いですか?」
アズサはナギにシュルツ能力者の事を話す。
「金曜日の夜、図書館にいたんでしょ?」
「え……どうして、知っているのですか? 確かに僕は金曜日の夜に図書館にいましたが……」
「……やっぱりね。あの図書館は、夜になると『ナイトバニシング』になるの。あそこはシュルツ能力者がエレイシアを巡って戦ってるの」
「あ、あの……もうちょっと分かりやすく説明をお願いします……」
「それで聖戦は終わるの? 叶えれば聖戦は終わる。でも10個集めて願いを叶えば再び聖戦が始まる。それを巡って奴らがこの街にいるの」
「あ、貴方達は一体……?」
「演劇部よ」
ユウに誘われたナギは、剣道部との掛け持ちで演劇部『星遊飛行』に入部する事に……。
2011/07/17 Sun 01:31 [No.452]
宮野
桜の舞う市立桐鐫学園。始業式が始まった。
(校長の話長いんだよなぁ〜……)
といい、あくびをするタクト。中学3年となった彼は、来年で高校生になる。一方のユウというと……。
校長のスピーチが終わり、教室に戻る生徒達。ユウはタクトと廊下を歩いていた。
「相変わらずだよね、校長の話。長くて眠りそうだったよ」
「あんた、深夜に何やってたのよ?」
「いや、ゲームを……」
「目悪くなるからやっちゃダメでしょ! 昔母さんに言われたでしょ。『ゲームは1日1時間』って」
「母さんの話なんか聞きたくないし……。姉さんはお母さん気質だし……。それじゃ俺は中等部の校舎に戻るよ」
「悪かったわね」
姉弟の会話はこうである。
高等部の校舎に戻ったユウ。転入生が来るといい、テンションが上がっていた。
「おはよう、ユウ!」
声をかけてきたのはエリ。ユウとは中等部時代からの同級生だ。
「おはよう、エリ。今日転入生来るんだよね」
「そうだね。あたしも楽しみだよ」
★桐鐫学園 - 高等部2年2組 - 教室内
「うわあ。見た事無い人達がいっぱい……」
新しいクラスはユウとエリ以外、新しい人ばかり。早速挨拶をする2人。
「あら、初めまして。私は城財閥の令嬢、グスク・リオと申します。宜しくお願いしますわ」
「ぼ、僕はシンク・ミナです……」
「ミナ、そんなに緊張しなくても良いんじゃないのか? 俺はユキジマ・ファード・ケント!」
「私はユウ・エトミヤ。みんなよろしくね」
「あたしはイズミ・エリ。友達増えてラッキーだよ、あたし!」
と自己紹介。
リオは城財閥の令嬢。シンクは内気で大人しい少年。ケントは日系アメリカ人でシンクの親友。どれも個性的な人ばかりだ。
「転入生ですか?」
「うん。3人は知ってるの?」
「いや、聞いてないけどな。お、先生が来たぞ」
教室のドアが開き、担任が入ってきた。
「今日から君達のクラスを担当する事になったヒトミ・イリノです。皆さんよろしくね」
担任の名前はヒトミ・イリノ。担当教科は国語だ。
「始業式に続いて、転入生を紹介するわ」
「誰だろう。ワクワクしてきた」
ユウは楽しみで仕方が無かった。
「ナギくん、入ってちょうだい」
彼女の一言で、転入生が教室に入る。
「え、ええっ!?」
「ウソ!?」
「そこの2人、静かにして!」
驚くユウとエリ。ヒトミに怒られたが……。
「今日からこの学園に転入生として来たシン・カミナギです。宜しくお願いします」
ユウとエリが、金曜日に出会った少年が転入生だったのだ。良く見ると、右腕には包帯が巻かれているのが分かる。
「じゃ、ナギくんの席は……。ユウさんの席の隣ね」
席はユウの隣席。ユウは最初は驚いていたが……。
「あ、リオさん。お久しぶりです」
「ナギ様、お久しぶりですわ。私も驚きましたわ」
「ナギ君、リオさんと知り合いなの?」
「はい。隣の県で出会ったんです」
「俺はユキジマ・フォード・ケント。でこっちがシンク・ミナ」
「ナギくん、よろしくね」
「はい、皆さんよろしくお願いします!」
こうして、彼女達の青春を謳歌する学園生活が始まったのだった―――。
2011/07/17 Sun 01:30 [No.451]
宮野
第二章「再会」
★桐鐫市・某所 エトミヤ家・2階 ユウの部屋(土曜日・朝)
小鳥のさえずりが聞こえる。
少女はベットからゆっくりと起き上がる。とそこへコンッと音が何回も聞こえた。
「タクトでしょ、入って」
ガチャっとドアが開いた。入って来たのはユウの弟・タクト・エトミヤ。中等部3年の少年だ。
「姉さん、ご飯作ったから。それと俺、用事でいないから」
「ありがと、タクト。今日はあたしも友達と一緒に買い物行くから」
「……そう。それじゃ、行ってくるよ」
と言い、タクトは1階の玄関に向かって外に出た。
「さてと、あたしも行きますかっ!」
パジャマから私服に着替え、髪止めをし、階段を下り外に1階のリビングで朝食を取り、出かける。
★桐鐫市・桐鐫公園(土曜日・朝)
親友・イズミ・エリを待つユウ。待つ間に、ユウは昨日の夜の事を覚えていなかった。
「あの時、確かあたしと同年齢の子が……あれ、覚えてないや……」
悩むユウ。そこに、エリが合流した。
「お待たせ、ユウ! 待った?」
「待ってないよ。あさっては始業式だね」
「そうだけど、嬉しい事に転入生が来るって!」
「うそ!? マジで?」
「本当よ。あさってが楽しみだね!!」
「うん!」
月曜日は桐鐫学園の始業式。同時に新入生が来る事に楽しみにしている2人。
★桐鐫市・大樹の森(土曜日・昼前)
「エリ、何買ったの?」
「えっと、アクセサリーと後色々。ユウは?」
「ヘアピンと帽子」
買い物を済ませた2人。店を後にし、移動すると……。
「ニャア……」
「子猫が! どうしよう……」
大樹に子猫が降りられなくなっていたのだ。慌てるエリ。ユウは決心する。
(あたし、子猫を助ける!)
心に誓い、ユウは木を登る。
「あ、あんた何やってんの!?」
「子猫が降りられないから可哀想だもん! だからあたしがやる!」
エリの制止も聞かず、ユウは子猫を救出する為に木を登る。
「ほら、もう大丈夫だから。あたしが守るから」
子猫に話しかけるユウ。
「無茶よ! あんた体力が無いって……」
「平気だって! ……あっ」
子猫を助けたのは良いが、誤ってバランスを崩し、落下してしまう。
「いやああああああ!」
「ユウ!」
子猫を庇い、自分だけ死ぬしか無い……。そう思うユウは目をゆっくり閉じる。そこへ……。
「危ないっ!」
フードを被った少年が駆け寄り、ユウをお姫様だっこして、間一髪でユウと子猫を救助した。
「大丈夫ですか……?」
ユウが目を開けると、そこには一人の少年が。髪の色は紫がかった漆黒で寝癖が立っており、瞳の色は明るい赤色。フードを被っていたが、彼女を救助した時に外れ、アホ毛が露出。年齢はユウ・エリと同年代だろうか。
「ううっ……」
「ユウ! 気が付いたのね!」
「エリ……。そうだ、子猫は大丈夫なの!?」
目を覚ましたユウは子猫を心配する。
「大丈夫よ、ユウ。この人が助けてくれたから」
「良かった、無事で……。助けてくれてありがとう」
「とにかく無事で良かったです……」
子猫は怪我無く、ユウも少年に助けてもらった。
「名前……聞いて無かったよね。あたし、ユウ・エトミヤ。よろしく」
「私はイズミ・エリ。ユウは無茶するからいけないのよ。よろしくね!」
「僕はシン・カミナギです。こちらこそ、よろしくお願いします」
お互いに自己紹介する3人。とそこへナギの携帯が鳴る。
「す、すいません。電話が……」
慌てて携帯を取り出すナギ。
「はい、もしもし。あ、お父さん?」
電話の声はナギの義父・リク・ツナシ。声・容姿はナギとそっくりだ。
『ナギ、今どこに居るの? 早くしないと帰るよ』
「あ、はい。今行きます!」
電話を切るナギ。
「さっきの電話はお父さん……?」
「あ、はい。それじゃ、僕はこれで……」
「うん。さっきは助けてくれてありがとうね! また会えると良いね!」
フードを被るナギ。ユウとエリは彼を手を振りながら見送る。
ユウが家に帰って来ると、玄関にはタクトの姿が。
「遅いよ! 姉さん!」
「ごめん、いっぱい買い物したから……」
「それはいいけど……」
苛立っていたタクトだが、ユウの笑顔を見てイライラしていた表情は消えた。
「月曜日は始業式! そして、高等部に転入生が入ってくる! あたし楽しみでさぁ!!」
「そう……。ごめん、テンション上げられないんだ俺……」
転入生が来る事にテンションが上がるユウ。対照的にタクトは低かった。
そして月曜日―――。
2011/07/17 Sun 01:29 [No.450]
宮野
第一章「出会い」
★桐鐫市(きりのみし)某所 エトミヤ家・ユウの部屋(平日・夜)
「今日も徹夜で頑張るぞ……」
少女は部屋で勉強をしていた。
彼女の名はユウ・エトミヤ。16歳。春に高校2年になったばかりだ。元気で明るい性格だ。
両親は海外旅行で家を開けている為に弟・タクトと二人暮らしをしている。
「……とは言っても、窮屈過ぎるんだよなぁ。外の空気吸おうと」
と言い、ユウは立ち上がり窓を開け、外の空気を吸う。窓を閉めようとした瞬間、ユウは一人の影を見る。
「え、何!? あたしを見た……?」
黒い髪に、エメラルドに近い緑色の瞳をした少年。服装は銀色の甲冑を身に纏い、黒色のマント――騎士姿。
年齢はユウと同い年と見られる。少年は家の屋根を軽々と跳び、図書館へ向かった。
「凄い、あの子……。でも、図書館に何か用があるのかな……。よし、追ってみようか!」
彼女は彼の後を追い、興味津々で図書館へ向かう。
★桐鐫市・私立桐鐫図書館(平日・夜)
「って、閉まってるし……当たり前か……」
図書館へは行ったものの、閉まっていた。平日は朝10時から夕方6時、土日は朝9時から夕方5時まで開館している。
だが彼女はくじけなかった。普段は閉まっていたドアを開けてしまった―――――――。
中へ入ると、本棚はあったが、室内は変わっていた。
「ど、どうなってるの……? と、とにかく次に行こう……ってうわあ!!」
エントラスに入ると先ほど見た黒い騎士姿の少年と紫色の騎士姿の少年が銃と大鎌を持ち、戦いを繰り広げていたのだ。しかも彼女の目の前で。
「へえ……中々やるじゃないか」
「……それはお互い様だ」
会話を交えながら、銃声と鎌の音が響く。
「凄い! あんなの、見た事が無い!!」
ユウは驚いていない、寧ろ喜んでいるのように我を忘れて、歩きながら2人に近づく。
「誰……? どうして女の子が……何をしているんだ、君!」
一人の少年がユウに呼び掛けるが、ユウは聞く耳を持たない。
「貰ったあああぁぁぁ!」
「くっ、『ディヴィニバリア』!」
鎌から発生した衝撃波が、ユウに迫ろうとしたが、彼が発した橙色のバリアが発生するが、爆発が起こり、バリアは消え、その衝撃で本棚がユウに向かって倒れる。
「……危ない!」
急いで彼女を庇う少年。煙が充満し、辺りが見えなくなる。
「え、あたし一体何を?」
煙が消えた後、我に返ったユウが見たのは大鎌を持った少年が目の前にいた。下を見ると、さっき庇った銃を持った少年が倒れていた。
「くっ、やるな……」
「お、重い……」
「! す、すまない……」
ユウを庇った少年は、すぐに謝る。とそこへ大鎌をユウに向かって攻撃態勢をする少年が……。
「その子見た事無いな……さっさと始末しようか。その前に、こいつを倒すか。覚悟しな、神威」
「……始末するのは、貴様の方だ」
再び銃声と鎌の声が響き渡る。しかし少年――神威の蹴りの一発で鎌を蹴り飛ばした。
「し、しまった……」
「もらった……!」
少年の胸に銃を向け、青白い光が彼を包み込む。
「え、ええっ!? どうなってんの、これ……?」
驚くユウ。
『邪悪な心に使わせない……心の宝石、全ての力を解放し、元の姿に戻れ』
彼の胸から現れた金色の宝石―――エレイシアを抜き取られていたのだ。
「これが……あんたの輝き……」
「返せ……返してくれよ……」
うつ伏せに倒れた少年。ユウはただただ見守るだけだった。
「だが、この力を邪悪な事に使ってはいけない……永遠に封印する――終わりだ、リーズ」
「俺はあいつを守りたくって、この戦いに入ったのに……くそおおお!!」
大鎌を持つ少年――リーズは悲鳴を上げ、消滅した。
「消えた……!?」
リーズが消えた事に驚くユウ。
「不思議だな……俺達の空間に何故入ったんだ?」
「何故って……こっちが聞きたいよ! 今のは何なの? あの男の子は!? いや、それより君は……」
パニックに陥るユウ。と此処で鐘の音が響く。
「……ごめん、君を巻き込んでしまった。だけど、俺の姿を見なかった事にして欲しい。その方が良いと思う」
と言い、神威は銃の宝玉から青い勾玉を取り出し、ユウに見せる。勾玉が光り出す。
「あ、あれ……記憶が……どうしちゃったんだろう……」
「ごめん……」
ユウは気を失う。図書館に居た事、彼を見てしまった事を全て忘れる―――その勾玉は、特定の人物の記憶を消去させる、『蒼穹の勾玉』。
「おやすみ……」
2011/07/17 Sun 01:27 [No.449]
宮野
プロローグ「聖戦」
遙か昔、戦争があった。後に『ナイトヴァレリオン』と呼ばれる聖戦。戦っているのは12〜18歳までの少年達。
彼らはシュルツ能力者となり、過酷な戦いを繰り広げた。敗北した者は光となり消滅する。
戦いは激化していき、やがて終わった。願いが叶う宝石エレイシアを巡って、この聖戦に勝利した者は願いを願った。その内容は
不 老 不 死 。
見事その願いが叶い、彼は不老不死となった。
そして現在――――――――再び聖戦――ナイトヴァレリオンが始まる。
2011/07/17 Sun 01:26 [No.448]
宮野
KS『Nnight Turtle's Story』の世界観と同じのリレー小説です。
用語集・キャラクターは↓
ttp://mb1.net4u.org/bbs/mew28164/article/id325
・Story
豊かな土地が広がる街、桐鐫市。
この街に住む私立桐鐫学園高等部2年のユウ・エトミヤはごく普通の少女。ある日彼女は見知らぬ魔法陣を発見する。誰がこんな所にやったのかと疑問に思ったユウは、シン・カミナギとリク・ツナシの親子を呼び出す。
ユウはナギとリクの2人に何故こんな所に魔法陣が置いているのを聞くと、2人は知らないという。じゃあ一体誰が……? と突然、魔法陣が光り出し、召喚されたのは見知らぬ人物だった!?
しかしこの魔法陣には欠点があった。「一度召喚された人は二度と元の世界に帰れない」と。「帰る方法が見つかるまでは、その人はせっかくなので住人として過ごす」。ユウ達はその人物達を元の場所に戻るまでに桐鐫市で一緒に過ごす事に……。
・役割
主人公……4人まで(男:2人女:2人)
桐鐫市に召喚された少年少女。
召喚された人物……ある程度集まったら
魔法陣で桐鐫市に召喚された小説の登場人物。元の世界に戻るまでに桐鐫市で一緒に過ごす事に……。『Knight』の主人公達と良く絡みます。
魔法陣を召喚した者……1人
魔法陣を使い、主人公と召喚された人物を桐鐫市に飛ばした張本人。いわゆる悪役。
テンプレート
【通称】呼び名を
【本名】
【年齢】
【性別】オカマ、オナベ禁止
【容姿】詳しくどうぞ。ファイルアップ可能
【性格】個性的大歓迎
【一人称等】
【口調】
【参考台詞】
【出展】小説キャラのみ。作品名をどうぞ
【誕生日】設定していない場合は無しでいいです
【能力/武器】
【備考】
【役割】
2011/05/09 Mon 22:32 [No.330]
宮野
- 用語集 -
桐鐫市(きりのみし)
物語の舞台。ナギは隣の県から此処に引っ越してきた。
ナイトバニシング (Knight Vanishing) / 市立桐鐫図書館(しりつきりのみとしょかん)
幻想空間。普段は市立図書館になっている。夜になるとナイトヴァレリオンの騎士達が戦いを繰り広げている。本来は少年しか入れないが、少女ユウのみが入ってしまう。
シュルツ
ナギ達の事。変身すると騎士姿になり、瞳の色と性格が丸っきり変わったりと、多種多難。基本的に『シュルツ能力者』と呼ばれる。ナギを『神威』、タクトを『詩樹玖』で呼んだりと、偽名を使う事が多い(ナギ曰く「本名を言うと罰を受ける」)。夜か、ナイトバニシング内でしか変身が出来ない。過去にナギの義父リク・ツナシもシュルツ能力者だったが、現在は引退している。属性を操る事が出来る。
シルシ
シュルツ能力者に付けられた証。ナギは右腕に結晶の形をしたシルシ、タクトは胸に炎の形をしたシルシを付けられている。
ナイトヴァレリオン
遥か昔に行われたシュルツ能力者によって起こした聖戦。能力者の年齢は中学生〜高校生の少年達。それから1000年後の現代で再び聖戦が始まる。
蒼穹の勾玉(そうきゅうのまがたま)
ナギが所持している青い勾玉。特定の人物に触れると光り出し、気を失うと同時に記憶を消去する。
エレイシア
この世界の重要なキーアイテム。宝石のような形をしている。ナギ達シュルツはこれを巡って戦っている。10個集めれば願い事が叶えられるが、それを狙っているものもいる。
私立桐鐫学園(しりつきりのみがくえん)
ユウ達が通う私立法人。隣には市立図書館(ナイトバニシング)がある。寮があるが、家から通う事が多い。学年によって、ネクタイの色が違う(男女共通)。1年生は白色、2年生はエメラルド、3年生は水色となっている。
キャラクターテンプレート
『通称』シュルツ能力者でのコードネームもお願いします
『名前』日本名はカタカナ表記で
『性別』男のみで
『年齢』14〜18で(中等部〜高等部ぐらい)
『性格』個性的大歓迎
『口調』
『一人称等』
『参考台詞』4つ以上で
『容姿』シュルツ能力者(騎士姿)の方も詳しく。
『備考』
2011/05/09 Mon 01:00 [No.327]
宮野
- キャラクター -
・主要人物
ユウ・エトミヤ(荏宮 祐)
主人公。私立桐鐫学園に通う高等部2年の16歳。歌う事と小説を読むのが大好きな少女。一人称は「あたし」か「私」。両親が海外旅行で家を開けている為に現在は弟のタクトと2人暮らし。性格は元気で明るい。妄想癖が強く、親友のイズミ・エリに呆れるほど。成績優秀だが運動は大の苦手。ひょんな事から神威=ナギと出会い、エレイシアを巡る戦いに巻き込まれてしまう。料理が苦手。エリ、ナギとは同クラス。演劇部所属。
なお、口が悪いのは父親譲りとの事。タクト曰く「料理の腕は交通事故レベル」。
シン・カミナギ(神凪 慎) / 神威(かむい)
ヒロイン。桐鐫学園高等部に転校生として転入してきた少年。高等部2年生。16歳。通称「ナギ」。剣道部に所属している(第2章では掛け持ちで演劇部に入られている)。氷・結晶を自由に操るシュルツ(レインウォールズ)を使用する能力者。一人称は「僕」。心優しく、おっとりしている性格だが、キレると凄まじく怖い。また、重度の天然ボケと大食いの持ち主。礼儀正しく、誰に対しても丁寧な口調で話す。成績優秀・容姿端麗・運動神経抜群で女子生徒達の憧れの的。両親は既に亡くなっており、現在は義理の父・リク・ツナシとの2人暮らし。料理の腕前はかなりのもの。
実は孤児であり、11年前にリクによって引き取られた。桐鐫市の事は良く分からず、重度の世間知らず。アホ毛が表情によって動く。
シュルツ時での性格は冷徹な性格となり、一人称が「俺」に変化。黒い騎士服を身に纏い、瞳の色がエメラルドに近い緑色に変化する。ユウ曰く「ギャップを感じる」。体術・剣術に長けている。武器は白色の銃・スノウクィーン。普段は銃の形をしているが、「ソードモード」の掛け声で剣型に変形する事が出来る。その為か臨機応変に戦える。
リオのコスプレ被害者(殆ど声優ネタ関連)。
タクト・エトミヤ(荏宮 鐸斗) / 詩樹玖(しずく)
桐鐫学園中等部の3年生。15歳。ユウの弟。姉とは対照的に運動神経抜群だがその反面勉強が苦手。極度のシスコン。感情の起伏が激しく、めまぐるしく表情が変わる。一人称は「俺」。幼少期は泣き虫だったという。料理の腕前は一流。演劇部所属。口が悪い姉のユウ、凄まじい天然を誇るナギに呆れつつも「俺が仕切らなきゃ」とリーダーシップを取ろうとする。
炎を操るシュルツ(ファイアフォニック)を使用する能力者。武器は銀色の二刀流剣・エーシュヴェルツ。変身しても性格は変わらない。水色がかった青色の騎士の姿をしている。ユウにその事を隠していたが、神威(ナギ)戦でバレてしまう。激しい戦闘の末に武器が壊され、姉に励まされて神威と一緒に戦う事を決意する。
リク・ツナシ(都梨 陸)
シン・カミナギの義父。27歳。大学生風の外見だが、れっきとしたナギの義理の父。容姿はナギにそっくりだが、瞳の色が違う(ナギは明るい赤色、リクは青色)。明朗活発&超ポジティブな性格。イタズラが好きで、ナギをからかって楽しんでいる。反面、冷徹な面もあり、ギャップが激しい。隣の県出身だが、5年前に桐鐫市に引っ越してきた。
シュルツ能力者だったが、現在は引退をしている。高校生(16歳)の頃にナギを引き取り、以降2人暮らし。
イズミ・エリ(和泉 慧莉)
ユウの中等部時代の同級生で、桐鐫学園高等部2年の16歳。ユウの妄想癖に呆れている。運動神経が抜群で、運動部に所属している。
グスク・リオ(城 莉愛)
高等部2年生。ユウ達より1つ年上の17歳。城財閥の令嬢。心優しきお嬢様でもあるが、ちょっとズレた所もある。ナギにコスプレをさせる程のコスプレマニア。ナギとは隣の県で出会った間柄。一人称は「私(わたくし)」。
シンク・ミナ(咸 薪玖)
高等部2年で16歳。内気で大人しい性格。ケントと一緒にいる事が多い。
ユキジマ・ファード・ケント(Yukijima Fald Kento)
高等部2年生。17歳。シンクの親友で、日系アメリカ人。明るく活発な性格。
ヒトミ・イリノ(入埜 瞳)
桐鐫学園の教師で担当教科は国語。27歳。私生活ではだらしないが、生徒達の信頼は厚い。
・演劇部『星遊飛行』
アズサ・キリサキ(錐咲 梓紗)
高等部3年で部長。シュルツ能力者の事を良く知っている。
ミズキ・シホ(瑞姫 志穂)
高等部1年生。ユウ達の後輩に当たる。
ツヅミ・チカ(水留 知佳)
高等部2年生(ユウ達とは別クラス)。
2011/05/09 Mon 00:58 [No.326]