みなぎ
こんばんは、24さん。
グロと美しさの境界線上にあるようなこんな作品、久しぶりですね。
菌類はあまり見つめたことはないし、顕微鏡で眺めてみたい心の余裕もありませんが、じっくりと見つめればこうしたドラマを目撃することもあるかもしれませんね。
『蠅男の恐怖』みたいな、人類と昆虫類のはざまのドラマ(もちろん他の虫に捕食される「男蠅」のほうです)にも似た物語が、暗い民家の天井裏で紡がれていることを告げるような不気味さ。それはもっと長い時間をかけて醸成されてゆくものなのでしょう。
キノコ怪人もたくさんありますが(『マタンゴ』や『侵略円盤キノコンガ』なんてものも)ゆっくりと世界を蝕んでゆく暴力がこれらの魅力といえますね。「サルマタケ」なんてのもありました。www
2017/10/27 Fri 19:46 [No.2345]