水那岐
「怪獣倶楽部」初回を見ました。ネタバレは少々述べますが、それによって困る要素はないお話ですのでご安心を。
プロローグなので、ごく一般人や若い人にもわかりやすい紹介と「オタクあるある」までにとどまっていたようです。それをタテ糸に、ヒーローの初めての恋人との交際と同人誌活動の両立の問題がヨコ糸としてつむがれていました。「あるある」は「ラジカセで番組の音声を録音するため、どうしても家族の声が入ってしまう」といったお馴染みのものでした。ぬるいな、とは思いましたが、「金城さんと実相寺さんの相克」をメトロン星人回のテーマと並行させる、といった論評は彼らならでは、といったところでしょう。
どうあれ、ドラマ的にはこれから、といった印象です。オタクの我々にとっても既視感に満ちているので、今後はこの倶楽部ならではの展開に期待したいところです。
2017/06/07 Wed 12:06 [No.2286]