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今日の読売新聞の読売俳壇の欄に次のような句が出ていた!
「 柿生と福生羽咋も読めず嚏かな 」
まず、「嚏」とは、何と読んで、そのような意味なのか?
読み方は「くさめ」で古語であり、口語では「くしゃみ」と読むらしい。意味は「話している時に、不意に出て、威厳を無くすもの」の意味であるとのこと。
上の句は、「柿生と福生羽咋も読めず、クシャミものである。威厳を無くすものだなぁ!」との意味。
柿生(かきお)は、川崎市麻生区内の小田急線の地名、福生(ふっさ)は東京都福生市(青梅線)、羽咋(はくい)は石川県の中央部の能登半島付け根の市名であります。
全国難読地名は事欠かないものであります。我がふるさとの「武生(たけふ)」も今では越前市に名前が変わり、難読地名が消えた。しかし、学校の名前とか駅名には残っており、その地なりの懐かしいものがあります。
上の句には詠まれていないが、武生も入る難読地名だ。(^-^)
2015/12/28 Mon 13:22 [No.1569]
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そう言えば、中学校の頃、狂言を学芸会で演じさせられた。
それは、今も、ご健在の増沢先生でありますが、狂言を福井県内で教えられ、またご自身も狂言を演じておられると聞く。
それで、私と同級生の3人が演じたのは、狂言「附子(ぶす)」と言うものだった。主人が留守の間に、太郎冠者と次郎冠者が、主が隠しておいた飴をたべてしまうものであった。太郎冠者と次郎冠者が附子の蓋を取って、匂いを嗅ぐが、主人からは毒が入っていると言われているもの故、匂いを最初に嗅いだ次郎冠者に太郎冠者が問うて来るのに、「くさめ!くさめ!」と答える。あの返事は「嚏!嚏!」ではなかったろうかと思う。
不意に、こんなことを思い出した。あれから、60年近く経ったのだなぁ!
2015/12/28 Mon 13:44 [No.1570]