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そう言えば、中学校の頃、狂言を学芸会で演じさせられた。
それは、今も、ご健在の増沢先生でありますが、狂言を福井県内で教えられ、またご自身も狂言を演じておられると聞く。
それで、私と同級生の3人が演じたのは、狂言「附子(ぶす)」と言うものだった。主人が留守の間に、太郎冠者と次郎冠者が、主が隠しておいた飴をたべてしまうものであった。太郎冠者と次郎冠者が附子の蓋を取って、匂いを嗅ぐが、主人からは毒が入っていると言われているもの故、匂いを最初に嗅いだ次郎冠者に太郎冠者が問うて来るのに、「くさめ!くさめ!」と答える。あの返事は「嚏!嚏!」ではなかったろうかと思う。
不意に、こんなことを思い出した。あれから、60年近く経ったのだなぁ!
2015/12/28 Mon 13:44 [No.1570]