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ホムンクルスに関する資料

ゆな

とある科学者のレポートより箇条書きで抜粋。

1.研究個体仮名『ホムンクルス』について。
・人間の遺伝子にポケモンの遺伝子を組み込んだ存在。ポケモンの力を持った人間。
・外観のフォルムは人間がベースとなっているが、ポケモンの遺伝子を持ってる為か一部異形の個体も存在する。
例:飛行タイプのホムンクルスに羽が生えている、水タイプのホムンクルスにヒレが生えている、など。
・戦闘能力は体力・攻撃・特攻・防御・特防・素早さのどの部分もポケモンと同レベルと判断。ただし極稀に人間と同レベルの個体あり。
・精神面は人間・ポケモン両方を中途半端に受け継いでいるのか、不安定な個体が多い。個体によって人間寄りかポケモン寄りか異なる模様。
・知能指数はポケモンよりは高いものの、人間に比べると低い。個体差はあるものの、学習すれば知識として吸収する点から考えて経験を積ませる必要性がある。
・人語でのコミュニケーション能力はある。またポケモンの言葉が分かる個体と分からない個体がいる模様。研究の余地あり。
・更なる研究の余地あり。長期生存成功例が17タイプ全てにいる為、この段階の実験はひとまず成功と言える。
・追記:2つ以上のタイプの長期成功例は無し。例外として成功例の飛行タイプは「飛行」「ノーマル」となっている。
・これより研究を『ホムンクルス』に『経験値』『学習』を積ませ、より完全にする事。場合によってはドーピング・改造を用いる。
・全ての研究が終わり、完全成功個体に『ポケモンヒューマン』の名を正式に与える。

2.『ホムンクルス』に関する失敗
・人間の遺伝子をポケモンの遺伝子に組み込んだ場合、98%以上の確立で失敗。ポケモンの持つ生命体としての強さが、人間を大きく上回るからだと予測。
・残り2%未満の個体も生まれて一ヶ月も経たない内に大半が自害。理由は不明。一体のみ行方不明であり、現在捜索中。
・突然変異により、人間でもポケモンでもないモンスターが生まれる可能性あり。ただし自我がほとんど無く、大人しい。

3.『人間』と『ポケモン』に対する認識
・『ホムンクルス』は人間に対し、ポケモンに近い反応を見せる。本能的に従順な個体が多い。しかし自我がある為か、時折人間に使われる事を苦悩する様子が見られる。個体によっては人間と『ホムンクルス』を同じ存在と見ている個体もいる。
・『ホムンクルス』はポケモンに対し、人間に近い反応を見せる。外見・言語能力の差、及びに我等人間側を観察してる為かもしれない。しかし個体によってはポケモンと『ホムンクルス』を同じ存在と見ている個体もいる。
・『ホムンクルス』は『ホムンクルス』に対し、様々な反応を見せる。人間という個体もいれば、ポケモンという個体もいる。勿論両方と答える個体、『ホムンクルス』と答える個体、答えられない個体と様々であった。

4.まとめ
・『ホムンクルス』は誕生してすぐに成体である。母体代わりの培養液の中、ポケモンの遺伝子がそうさせたのだと推測。
・個体個体により、性別・年齢・体格はランダム。モデルの人間・ポケモンの外見を受け継いでいるものの、精神は個体差が激しい。
・乳幼児に値する個体は極僅か。その年齢ではポケモンの遺伝子が持たないのだと推測。
・戦闘能力は文句無し、ポケモンそのもの。成長の価値あり。
・精神面の未熟さ・不安定さから、自我を安定させる為の経験を積ませるべき。
・実験最中、逃げ出した長期生存成功例の一体を削除対象とし、戦闘・精神面での経験を戦闘で積ませる。

2011/01/31 Mon 14:10 [No.87]