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Re: 次回作ドリメ プロローグ用スレッド

まかろん

自分はよくこう言われる。
「せっかち」「おっちょこちょい」「怖いもの知らず」

――いっつも何でだろう、って思ってたのだけど

「…嘘」

――自分の性格をちょっとだけ理解した気がした………

 * * *

私には、小学校からの親友が居る。
六年生の時転校してきた私に、一番に話しかけてくれた。
私の大切な、大切な親友。

そんな親友と、今日もスカイプで話をしていた。
学校で会えるじゃないかって?
…そんなんじゃ喋り足りないじゃん。

『ボリボリボリ…』

あれ…?何か聞こえる…。

『あぁ痒い痒い……』

うわっ!また掻いてる!!…あれだけ注意してるのに。

「マイク越しにボリボリって音が聞こえる!また掻いてるでしょ、治らないよ!?」

痒いものは痒いと断言する彼女に呆れ、ため息がでた。

「はぁ…。もう!!何時になったら直すかなぁ!?まったく…」

これはいつもの会話。
私的には楽しいと思っているけれど、彼女はどう思っているだろうか?
迷惑…なんて思われてないかな…?

「あれ、ポケ書が荒らされてるー……」

私が色々思いふけっていると、突然親友が何かを言い出した。

「…ポケ書?」
『そうそう。』

ポケ書。
最近、親友である彼女に紹介されて興味を持ち、ちょくちょく見るようになったサイト名だった。
彼女が言うとおり、ポケ書のサイト内にある掲示板【ポケボード】が荒されていた。

「…本当だ。誰だろうねぇ?」

<助けてください>という文字と、一行だけのURL。

『なんかアドレス載ってる……怪しいな…』

…確かに。
今時、こういうサイトに助けてくださいだとか、URLのせるだとか、何か悪いサイトしか考えられない。

…だけど好奇心って、なんで抑えられないんだろう。

彼女に何なのか見てみる?と聞き、返事も聞かないうちに勢いに任せ、URLをクリックした。
それから彼女からの注意に返事をしたけど、余り良く覚えてない。

目の前が急に真っ暗になり、意識を手放した――――。

 * * *

「…嘘」

目が覚めてから、何分放心状態だっただろうか。
とにかく、精一杯な心境の中で発した言葉が、これだ。
目の前に広がる景色は、いつも小さな画面に映っていた、私の大好きな場所…。

ライモンシティ

そして、ポケモンに…グレイシアになってしまった、自分。
夢なんじゃないのか。そう思い、何度も顔を叩いた。

「…いひゃい…」

普通に痛かった。
夢じゃないと思い知らされ、さらに頭が混乱した。

…なのに、こんな時でも好奇心には勝てないんだ。

ライモンシティを捜索すべく、私は前足を一歩、踏み出したのだった―――。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

プロローグ書き終わりましたぁぁ!
って…本気で私文才無い…

2011/09/15 Thu 00:27 [No.684]