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ブリザの気持ち シャインの気持ち

ゆとり

「なあ、本当にここであってるんだな」
一匹のシャワーズ--シャインは、彼の横にいた白いイーブイ--いのりに確認をとるつもりでこう問い掛けた
「ああ、間違いない
ちゃんとこの中の何処かにあいつが言っていた色違いのセレビィがいる」
いのりは自信を持ってそう返事した
「今からセレビィを救出・・・・・・
いのりさん、リーダー!とても緊張しませんか!?」
すると急に一匹の右目に大きな眼帯をしたグレイシア--ブリザが興奮したようにこう言った

------
いのり達御一家がここに来る数十分前・・・・・・
「何っ!セレビィの居場所が分かっただと!?」
シャインはまるで3億円の宝くじに当たったかのように、大袈裟に大声を出し驚いた
今までセレビィの居場所の手がかりが全くなかっただけに、この情報はとても重大なものだった
「ああ
沙那が言うにはチョウジジムの中にいるだとか
まあ、それが本当かどうかわからないが百聞は一見にしかずだ
いってみる価値がある」
シャインの持っているポケギアからいのりの声が流れた
「わかった・・・・・・
では私もそこへ赴くとしようか
リーダーの責任もあるしな」
「それは有り難いな
ではチョウジジム前に合流しようか」
「ああそうしよう
では今からそっちのほうにいく」
シャインはそういったあと、電話を切った
「盗み聞きをしてすみませんが、ついにセレビィが・・・・・・?」
シャインの秘書に近い役職であるブリザが、シャインにこう問い掛けた
「ああ、さっきいのりからやっとセレビィ、しかも色違いの居場所が分かったと連絡が入った
というわけで、俺は今からそのセレビィがいると思われるチョウジに行く
すまないが俺がここへ戻る間、リーダー勤めをしてくれないか?」
「は、はい
わかりました」

そしてシャインは、ではよろしく頼むよと言ったあと、外へと続く自動ドアへと向かった
しかし、ブリザはシャインが自動ドアに近づくにつれてなんだか心がモヤモヤしていったのであった
そうしているうちに、自動ドアの扉が開いた
そしてシャインがそれを確認して、そのまま歩こうとした瞬間----
「あ、あのっ
私もその作戦に参加させてくださいっ!」
ブリザは声が震えたまま、大きな声で叫んだ
シャインは急に立ち止まった

2011/01/25 Tue 22:16 [No.68]