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Re: 一つの冒険の始まり

ゆとり

そしてゆとりは歩き出した。が、すぐに違和感を感じた。
彼女がそう感じた理由としてひとつは、普通に立っているのに目線がありえないぐらい低いこと。そしてもうひとつは、歩き方が何だかいつも歩いているときと違うこと。

(いったいどういうことなの。もしや、もしかしたら・・・・・・)
ゆとりは大きな不安を抱えながら顔を下に向けた。すると黄色の小さな鳥のような足が見えた。
そして一つの疑問が彼女の心の中から思い浮かびあがった。
彼女は俄かには信じたく無いものの、その広場にある小さな池で彼女自身の姿を確認してみた。
水面に映っていたものは、手と呼べるものがなく、かわりにふさふさとした黄色い羽毛、朱色の体、頭のてっぺんについていた朱と黄のトサカ・・・・・・。
(そ、そんな・・・・・・さすがにありえない・・・・・・)
その姿は彼女が全てのポケモンの中で一番大好きだった----
(私、アチャモになったんだ・・・・・・)

2011/08/27 Sat 23:27 [No.598]