仙桃 朱鷺
続きを制作。実は書き終わって一回謝って消した。1時間が無駄になり泣きそうになった。
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クールがガウリイルの元に戻った。あいさつを済ませるとガウリイルは眉間に皺をつくった。
「アイビス、クールはどうした。」
「ばれましたか・・・」
クールの姿をしたアイビスは困ったような表情をつくった。
「質問の答えは?」
「クール様は・・・」
沈黙が答えになることもある。ガウリイルはただ一言そうか。と呟いた。
「自分が後を継ぎます。ガウリイル様。」
「わかった。」
どうかご指示を。アイビスの表情が継げる。ガウリイルは一枚の写真を手渡してきた。映っているのはルカリオ。元人間のジャグラーだった。
「裏切り者が戻ってきていると報告が入った。見つけ出し次第始末しろ。」
「ご随意に。」
アイビスは一礼して退室した。ガウリイルはそれを見送ると部屋のモニターを付けた。クールが設置した隠しカメラの映像だった。
主に出入り口に設置してあるそれにジャグラーの侵入はしっかりと映っていた。
「まったく、ファビオラのように隠居するならば見のがしてやるものを、わざわざ寝返って刃向かってくるのだから・・・」
まったくめんどくさいものだ。と、ガウリイルは溜息をついた。
アイビスがこの部屋を出て行く時、完璧にクールをトレースしていたのを見たが、それでもガウリイルには見分けがついた。
――幼かった己に手を差し伸べ、道筋を与えてくれた王よ――
ガウリイルが手ほどきをし、育てたのだ。見分けがつかないはずがない。ある日クールがどこからか連れてきたアイビスも、付き合いが長い。分からないという道理はなかった。
計画を立て、組織をつくり、目的のためには手段を問わない。
闘うと決めた時から犠牲が出ることは分かっていた。現に部下は減り、傷ついている。敵対組織も同じように。
ガウリイルはボスになり、クールは賛同しついてきた。そして今クールはいない。
犠牲はつきもの。分かっている。クールだけではなく他の部下だって死んだものはいる。それでガウリイルの意志は揺らがない。しかし、それでも、
「お前がいなくなって悲しいという気持ちは持ち合わせているんだ・・・」
誰にも聞かれない独り言がこぼれ落ちた。
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消す前の文章のほうが後半の言い回しが良かった!orz
なんで思い出せないんだ自分!!
くそう。悔しい。
何が書きたかったって?アイビスとジャグリオの戦闘フラグとガウリイルの気持ちかなぁ。
ただ、私は戦闘シーン書けないんだ。だれか書いてください。お願いします(オィ
2011/01/06 Thu 04:49 [No.35]