仙桃 朱鷺
アイビスは冷静に行動していると見えてやはりだいぶ動揺しているようだった。
いくら変身後とはいえメタモンは元々変身して戦うポケモンだ。その体に馴れてないからという言い訳はない。アイビスのように日々変身して自身の姿を変えていた者にとってはなおさらだ。
どんな姿にも順応出来る自身もある。それに今の姿はクールである。ずっと就いていた大切な上司だ。真似出来ないはずがない。
それでも、動揺はいつもの観察力や集中力をアイビスから削いでいた。
スパイとして驚異的な観察力と集中力を駆使していたアイビスは伝言を伝えた時、3人とその戦った相手である朱鷺に意識が寄っていて、その場で薬によって眠ってしまっていたジャグラーに気がつかなかったのだから。
アイビスとしてのやることを終えクールとしてガウリイルの元に戻る。
クールとして幹部としてアイビスは決戦の舞台に向かう。
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もし本編投下できそうな流れになったらもっと話に肉を付けます。
氷河さんの書きこみの際にアイビスがジャグリオに気がついたような描写がなかったように見受けられたのでそこのことを気にして書いてみました。
それにラプチュウが死んだことは伝えてもやはりクールが死んだことは言ってませんね。参戦するからかな。クールの姿で。
万が一、億が一で死んだという情報が漏れるとも知れませんし。言わないという選択をしたのですかね。
これで起きたパッ椎名から漏れることはありません。
あと、せっかくクールになりましたのでアイビスには最後まで戦ってほしいな。という最終決戦参戦フラグも兼ねて。
アイビスは一人称「自分」ですが、これ使う間もなく終わりそう・・・
決戦が終わったら戦いの報告も兼ねてアイビスにはクールのお墓参りにでも行っていただきたいですね。
2011/01/04 Tue 12:46 [No.33]