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(2011/08/26付の日記に対する返信です。)
こんばんは。
作品の魅力をネタバレなしで多くの人に伝えたい。そして、作品をプレイしてもらいたい。その考え方には何時も敬服させられますし、今回の日記にも多くの点で共感いたしました。
その上で、あまり言うべきことではないかもしれませんが、私は「レビュー」という言葉からは別のものをイメージします。それは、reviewの原義に近いであろう「意見」で、「紹介」よりも解釈、批評に偏った感想です。おそらく、「両方一緒くたに」称されているというネタバレ有りの方を差します。
「本当に大切なことは作品を通して得て欲しい」というのは、まったくもってその通りだと思います。ただ、私がreviewを読むのは、その自らが読み取った「本当に大切なこと」の答え合わせがしたいためです。別に、正しかったとか間違っていたかを知りたいという意味ではありません。同じ解釈でも異なった解釈でも。全く気にも留めなかったことに隠された意味でも。大好きな作品(または、全く意味が分からなかった作品)だからこそ、その「本当に大切なこと」をみんながどのように受け取ったのか知りたくなります。それをもとに、また自分の解釈、思考を巡らせたいのですよ。
それゆえに、私はネタバレ有りレビューを読む機会の方が圧倒的に多いかもしれません。しかし、ネタバレ無しレビューを決して否定はしません。むしろ、そちらの方が大事であるとさえ思っています。なぜなら、その作品に興味を持てたのは、作品の魅力をネタバレなしで繋いでくれた方がいるおかげなのですから。
レビューという呼称があまりにも広く、色々な弊害があるのはその通りだと思います。お互いの想起するものが異なれば喧嘩の原因にすらなりえます。どちらのレビューも非常に愛しているのに、話がこじれてしまって悲しい思いはもう何度もしました。
管理人様は、このような意見を持つ者がいることはすでにご存じだとは思いますが、あまりにも記事の内容に興味があったため、ご迷惑かもしれませんが長文を書き込ませていただきました。
それでは失礼します。
2011/08/27 Sat 00:53 [No.3]