Manbou
今回JPCP2開発計画のリーダーの1人になったManbouです。
至らぬ点があると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
簡潔に皆さんにマップの規模・構成について要望したいことをお話します。
1つめはBoom互換ならではの特徴を活かしたマップを作って頂きたいということです。
Boom互換では、床のスクロールや無音テレポート、Generalized actions, Middle Textureの半透明化が可能になっています。これらを活かしてマップを作って頂けると、JPCPのマップから一段階、マップの質が上になり、新規性が生まれ、JPCP2の発表の際には世界のDoomerたちから、高く評価されやすくなると考えています。
例えば作る際はかなり慎重にしなければなりませんが、無音テレポートを応用すると疑似的な階層構造が作れます。具体例としてはSpeed of DoomのMAP12を参照ください。
床のスクロールを利用すると、ゲーム内のアイテムを移動させることができます。また応用ですが一度スイッチを押すことで複数の命令(Actions)を実行させることができます。具体例としてはTatsurdさんのマップ作成のBoomの項目を参照ください。
Generalized actionsを利用すると、元々のDoomにはない命令(Actions)を実行させることができ、マップの作成がしやすくなります。
半透明のTextureをうまく利用すると、マップの表現が豊かになり、景観を良くすることができます。
以上のBoomならではの特徴をふんだんに取り入れたマップを皆さんに作って頂けると嬉しいです。ただし、マップ作成の初心者の方の場合は、無理のない範囲で大丈夫です。
2つめはできるだけマップの規模を小・中規模にして頂きたいということです。
線引きが非常に難しいですが、個人的には次のように考えています。
Doomの熟練者(Doomを10年以上やっている)が初見プレイでクリアするのに5〜10分以内に収まるマップを小規模マップ、10分〜30分以内に収まるマップを中規模マップ、40分以上かかるマップを大規模マップであると考えています。
柔軟に対応しますが、私としては上記の方法でマップの規模を判断しようと考えています。
目安の一つですが、鍵(青・黄・赤)の使用数が2つ以下だと小・中規模になりやすいです。
またモンスターの数を200体以下にすると小・中規模になりやすいと思います。
大規模マップはこのJPCP2においてはプレイヤーたちのマップの進め具合に緩急をつけるために受け付けたいと思います。大規模マップが小・中規模の間に入ることで、JPCP2が小・中規模マップ中心の味気ない・重みのないマップ集になることを防ぐ意図があります。
大規模マップの受付数については原則3つを考えていますが、多くて3+2であると考えています。6つ以上受け付けることはJPCP2の開発状況を見て判断しますが、受付を一度考えさせて頂く可能性があります。
色々と私の考えを述べましたが柔軟に対応しますので、どうぞよろしくお願いします。
2022/05/29 Sun 21:21 [No.6]