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秩山車載麻
初めまして。
『カラット∞原石ガール』ヤングアニマル誌掲載分の一購読者です。皆さん何とぞ宜しくお願い致します(以下にネタバレあり)。
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> > 原石ガール1巻
> 読んだところです。
グレイ嬢はBrilliant.17でも出ていた様ですが、ブリリアントだけに45+13話?で58話は行かせるかなと思っていただけに、韋駄天レース編終結での完結は意外でした。
そのBr.17で『原石が磨かれてしまえば、最早誰も対抗出来ない』という風にダイヤモンドのイラスト付きの解説が入っていました。
確かに才我君は差し切られましたが、デニム風スラックスで遊び(セクハラ?)半分に走っていました。
離人君も『持久力では女性のシロは敵わない』などと解説していましたし、性差を加味した資質は本来才我君の方が上で次回対戦すれば証明されるのではないでしょうか。
Br.18の最後にシロ嬢が離人君への置き手紙で流浪人気質などを告白し、実際に大阪浪速?へ去って行きました。
離人君も想いを諦めていないようで余韻の残る終わり方ですが、Br.1から彼が懸命に一丁目定住者でチーム編成を図った努力は何だったのかと慨嘆させられます。
このレースでは、ルールに定められていない手段は法規も道徳も気にせず実行して構わないようですし(才我君が離人君から奪ったロケットを競技中に放棄した時に、『(映像や多数の目撃証言があるので二丁目チームは不正の)言い逃れが出来ない』むねを離人君がシロ嬢に連絡していますが……)、そういったノリが熱血を演出していると思います。
とはいえ最終戦がいわゆる傭兵同士の対戦だったかと思うと、正直やや興ざめしました。
一丁目勝利後にカンナ嬢の父上たる町会長が、『理不尽行為の言い逃れは許さない』などと口にする事もなく二丁目町会長に商店街祭り共催と争奪戦終了を提案し、円満解決となりました。
熱血物としてはああでなくてはなりませんが、良く考えてみると予定調和同然のレースにせよ終了後から祭りを準備したのでは、海外からも来訪した観光客を引き留めて置けません。
二丁目町会長は長年奸計に溺れ、レースを祭りの目玉に組み入れるような算盤を弾き損ねたと笑い飛ばすべきかも知れませんし、今頃気付いた私自身にも言えそうです……
ビーチスターズは未だ拝見していない物の、「あのような内容が森尾先生の真価ではない」と思っています。
「今度本誌で拝見する折りは、ビーチスターズのご評判に匹敵するような熱血作を!!」と願って止みません。
2009/11/01 Sun 14:30 [No.167]