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Woody(小林 忍) mail
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> この春を鏡見ることもなかりけり
> 正岡子規 「子規句集」
> 「きごさい」よりコピーしました。
正岡子規のこの句は、もう起きて庭を眺めることが、出来なくなるほど病状が悪化して、手持ちの手鏡を持ちながら、鏡に映る庭の様子を見ながら詠んだのでしょうね。その手鏡で見ることも叶わなくなったのでしょうね。
上手い詠みですね。写生が完全ですね。気持ちを少しも表わしていないが、この句を読む人のに子規の心を涙が出るほど判らせる。
わずか17文字で、かかるまで心を打つものか!
2019/01/10 Thu 16:52 [No.1769]