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[ 編集 ][ 返信 ]残花・余花

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本日の、「NHK俳句」は見応えがあった。選者は正木ゆう子さんであったが、メインの出演者は、京都嵯峨野にお住いの桜の庭師・佐野藤右衛門さんだった。俳句よりも、桜の話を聞きたかった。それにしては、放送の主題が違ってしましますね。桜は、いろんな形で人に姿を表して呉れると言う。桜の葉は塩漬けにして、桜餅となって味わせて貰えるし、木は染物の染料にもなって、布になって私どもに接してくれる。そして、今日の佐野藤右衛門さんのお話では、桜の木の燃えて灰になった後も、陶器の釉薬となって、趣深い器となって現れる。現に、今日のTVでは佐野さんが焼かれた陶器が桜色に色趣おもしろく見せて貰った。とても、面白い時間であった。

 さて、俳句の話の戻すと、季語の「残花」と「余花」があります。今日のお題は「余花」だった。余花とは、立夏が過ぎて、奥山や高い山辺で遅れて咲く桜を指しているものであるとのこと。これに対して残花とは、立夏以前に(晩春に)山辺で咲き残っている桜を言うとのこと。何れも、桜と言うが、山桜のことである。兎に角、桜や花の季語は、挙げるのに大変なくらいに多いので、詠む時期を間違えないように注意したいものです。そして、季重なり等にも注意したい。5月5日が立夏である。

写真は、京都「花の寺」勝持寺の「西行桜」です。

2016/05/01 Sun 11:48 [No.1593]

  1. [1593] 本日の、「NHK俳句」は見応えがあった。選者は正木ゆう子さんであったが、メインの出演者は、京都嵯峨野にお住いの桜の庭師・佐野藤右衛門さんだった。俳句よりも、桜の話を聞きたかった。それにしては、放送の主題が違ってしましますね。桜は、いろんな形で人に姿を表して呉れると言う。桜の葉は塩漬けにして、桜餅となって味わせて貰えるし、木は染物の染料にもなって、布になって私どもに接してくれる。そして、今日の佐野藤  ・・・・ >> 続き残花・余花 Woody 2016/05/01 11:48 *