ビル
2016/9/31〜10/1 劔岳リベンジ
メンバー:ビル・イトーさん・しま・セナ
「劔岳」
多分この山を知ったのは2009年に公開された、「劔岳 点の記」のお陰だろう。
登山?キツイだけじゃん。
と考えてたけど、この映画を見て、いつか劔岳は登ってみたいと思ったのを覚えている。
それから何年か経ち、2014年8月。
初めて室堂に降り立ち、劔岳の全貌を見て、鳥肌が立ったのを今でも覚えている。この時の登山は先輩だらけで、何も考えずに山頂を目指し、無事登頂。
しかし、天気は生憎の曇り…山頂からの景色はゼロだった。
そして、2016年10月。
自分は再び室堂に降り立った。
今度は2人の後輩を連れて。
前回は夏真っ盛りの8月ということもあり、室堂は深緑で覆われていたが、今回は10月上旬!辺りは紅葉真っ盛り!
前日まで登山予報はCで、曇りもしくは雨を予想していたが、室堂は晴天。
テンションが上がらないわけがない。
紅葉をかき分け、劔沢テン場に到着。
金曜という事もあり、テントの数は少ない。直ぐにテントを立てて、劔岳アタックの準備。
劔沢から劔岳は往復6時間ほど。
劔岳へは別山尾根を伝う最も簡単なルートを選択。いつかは点の記で登った源次郎谷ルートを歩みたい。
別山尾根ルートは、一服劔→前劔→平蔵のコル→劔岳山頂といった感じ。
天気も良いので、タイムを巻きながら平蔵のコルまであっという間に到着。
この先はカニのタテバイだ。
ここのスリル感は、他の山では味わえない。一寸先は死。リアルに実感しながら無事通過。後輩2人もまぁビビりながら通過(笑)
ここからはビクトリーロードだ!
気分を高めながら10分ほど歩くと山頂着。
そこには前回は見えなかった絶景が待っていた。
白馬から鹿島槍へ伸びる険しい尾根。
ひょこっと伸びる槍ヶ岳。
そして堂々と佇む富士山。
全て自分の足で歩いた場所だ。
劔岳の山頂は今までの登山をおさらいしてるかのような景色を見せてくれた。
昼からの登山という事もあったので、早めの下山。無事、日が沈む前にテン場に着くこともでき、お決まりの晩餐。
この夏何度イトーさんと晩餐したことか…夏を振り返りながら、そしてこの先の研究生活に怯えながら…(笑)
今回の登山にて、夏山登山は終了!
あ、東北登山遠征の終わりの際もこんなこと言った気がするけど(笑)
ここからは研究に専念します(`Д´)ゞ
2016/12/06 Tue 18:19 [No.175]