マジコ
4/26,27に南アルプスの仙丈ケ岳(標高3033m)に行ってきました
仙丈ケ岳は小仙丈カール、大仙丈カール、藪沢カールの3つのカールを持ち、端正で女性的な山容から、南アルプスの女王と呼ばれています
1日目は、戸台口の仙流荘から、南アルプス林道バスに乗って終点の歌宿まで行き、そこから約2時間半林道を歩いて、北沢峠のテン場のある山小屋まで行きました。テン場にてテント設営後、甲斐駒ケ岳方面へ散歩に行ってきました
散歩中、滑落停止の練習によさそうな斜面があったため、滑落停止やアイゼン歩行の練習などを行ってきました
二日目は仙丈ケ岳へ登ってきました。仙丈ケ岳は、5合目までは、樹林帯の中を歩いていき、5合目から小仙丈ケ岳(7合目)は、森林限界へ出て、雪面の急登をガンガン登って行きました。小仙丈ケ岳からは、肩幅ぐらいしかない細い稜線を伝って、なんどかアップダウンを繰り返しながら、仙丈ケ岳を目指しました
二日間とも天気に非常に恵まれて、雲ひとつなく、風も吹いてない状況で、南アルプス北部の名峰たちや、遠くには八ヶ岳なども見ることができました。
また、下山の時は、3000mの高さから、シリセード(お尻で滑って下山すること)で下山したのですが、あの爽快感とスピード感はやみつきになりそうでした。
また、雷鳥も見ることができて、今までの登山で一番楽しい下山となりました
今回の登山は、雪山でできる楽しいことをすべて凝縮した登山で、最高の一言につきる登山となりました。
2014/04/30 Wed 20:20 [No.155]