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きー
『ロミオとロミオは永遠に』恩田陸ハヤカワ文庫一貫したテーマではないけれど始まりの〈くもり〉が印象的だったので。資源を使い果たした近未来の日本の話。腐敗した社会を生き残るには、大東京学園に入学し官僚になるしかなかった。難関の入試を切り抜けた主人公たちの見た物は…この社会全体に立ち込める、空気の悪そうな埃っぽいくもりが、世界感をうまく表しています。
2010/03/01 Mon 07:28 [No.45]
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