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H3年度卒 見目
本日はベスト8をかけた佐野日大との試合に県営球場へ行ってまいりました。夏の太陽が肌に痛いほどの快晴でした。
結果は12:2で5回コールドでした。
先攻の鹿沼の攻撃はいい当たりをしつつも正面をつき、3者凡退で終わり、佐野日大の攻撃です。予想通り佐野日大は、鹿沼のエース佐藤の緩急を潰しにきてました。おそらく変化球狙いだったはずです。勝負球のカーブを狙ってる感じがわかりました。1番は打席の投手よりに構えカーブを打ち、投ゴロ。2番は守備の隙をつきセーフティバント。そして、3番が高めのカーブを狙い打ってレフトスタンドへ2点本塁打。完全に出鼻をくじかれました。
その後もカーブを狙われ、ストレートを投げる際にも力みが見られ四球に安打で失点をしていったように感じました。その後、西川が力投しましたが勢いに乗った佐野日大の攻撃は大技、小技で守備を疲れさせながら点を奪っていきました。3番手の新井が3回から切れのあるストレートを投げ込んでいたのが好印象でした。それでも、あの雰囲気の中3投手ともよく投げたと思います。(佐野日大の応援は甲子園レベルのド迫力ですから。)
守備では、エラー?(強襲ヒットだと思いましたが・・・)もありましたが、随所に好プレイも見られ鹿沼らしさを見せてくれました。
攻撃では、佐野日大の10番中村に対し初回こそはいい当たりがありましたが、その後沈黙。4回にゲッツーの間に1点、そして5回にタイムリーで1点と意地が伝わる攻撃でした。
今日の私のポイントは、佐野日大キャッチャーのリードでした。おそらくMAX130`台のストレートを持つ投手ですが初回にストレートを見せ、2回以降は変化球中心のリードになりました。ストレートの制球がよくなかったからなのか、作戦だったかはわかりません。変化球でカウントを取り、適度に散ったストレートを思い切りよく投げ込ませていたようでした。臨機応変の対応が一枚上だったのでしょう。これによって、鹿沼の攻撃はかわされたように思います。
目標のベスト8への挑戦は終わってしまったわけですが、この挑戦した気持ちは今後の人生で幾度となく自分の支えになるでしょう。
今日の試合は結果でしかないし、今日までの過程の2試合、またずっと頑張ってきた3年間の積み重ねは素晴らしいものです。3年生は高校野球を卒業するわけですが、この夏に見せてくれたプレイは3年間の思いが十二分に発揮されたものだと思います。
昨年に続くベスト16おめでとう。
また、後輩の皆さんは3年生の直向きなプレイを受け継いで、さらに自分たちの思いを強く持ち、来年の夏に戻ってきて欲しいと思います。
勝手に観戦記などと題打って書かせて頂き恐縮ですが、陰ながら後輩の皆さんを応援していきたいと思います。
熱い夏でした。ありがとう!
2011/07/18 Mon 19:58 [No.85]
H3年度卒 見目
私の高校野球最後の球場となった栃木球場にいってまいりました。仕事のアポが昨日にずれた為、応援に行くことが出来ました。
たくさんのOBの先輩方、また市長も見えてましたね。
対 宇都宮清陵高校。練習試合では黒星だった気がします。
さて、ゲームですが栃木球場のマウンドの傾斜が他の球場と違い(私の感想です)、両校の投手が投げにくそうだった印象があります。立ち上がり両投手コントロールに苦労してたようですが、先にチャンスを迎えたのは鹿沼でした。
2回裏、5番が死球で出塁し、6番が3塁打で先制。7番がランナー3塁からスクイズで追加点、さらにバッターランナーがセーフ。ワイルドピッチの間に3塁まで進み、8番がライト前タイムリー。一挙に3点を先制しました。
なんというか、チャンスの時の集中力がすごかったですね。
さらに3回に5番の長打で追加点。これは、ツーアウト、カウント2ストライク1ボールでそれまで相手投手の変化球にタイミングが明らかにずれてました。ところが、対応能力が高いのでしょう。決めに来た変化球をライトオーバーでした。
完全に流れをつかんだ鹿沼ですが、今日は投手が本当に投げにくそうでした。結果は7回裏にまた得意の集中力で3点を奪い、サヨナラコールドとなり完勝でしたが、0点に抑え流れを相手に持っていかれなかったポイントが、やはり守備でありました。
ここが、本日のポイントです。6回表の守備ですが、ランナーを2塁に置いたところからが非常に粘り強く、バッテリーはセオリー通りピンチだからこそ慌てないでじっくり攻め、内外野ともにしっかり守りました。7回表にはライト線を痛烈に抜かれ、バッターランナーは一気に3塁に向かいます。当たりもよく、少し嫌な空気でしたが、結果は9→4→5と中継が綺麗に決まり封殺。1アウト3塁になるところを2アウトランナーなしにしたのです。
普段から何回も何回も練習したプレイを直向きに発揮した結果のすばらしい連携でした。
相手投手は馬力もあり、すばらしいボールを投げていましたが、粘り強く攻め、チャンスに集中した鹿沼の打線が攻略した感じでした。野球は、個人スポーツではないからこそおもしろい。線で攻めた鹿沼のチームワークの勝利のような気がします。
すばらしい試合でした。ゆっくり休んで18日の佐野日大戦を迎えてほしいと思います。
佐野日大は、先日の烏山との1回戦のあとに鹿沼市営で栃木高校と試合をしていました。栃木高校が初回に3点を挙げ、勢いに乗ったかのように思いましたが、その裏徹底した左投手攻略をしており、4点を挙げ逆転しました。
さすがに点を取るための徹底した作戦を1〜9番までやっていました。勝つ為の野球をしてくるでしょう。(栃木戦では、左投手対策で全員が打席で投手よりにたっていました)
大学で捕手として、様々な高校の選手を見てきましたが勝つ為の野球に勝つには、粘り強く諦めないこと。心が折れた時がピンチです。この夏、選手の皆さんが見せてくれているプレイこそが勝つ手段です。また、すばらしいプレイを見せてください。
今日は、本当におめでとう!そして、お疲れ様!
駄文、散文失礼致します。
2011/07/15 Fri 20:22 [No.84]
H3年度卒 見目
本日は、夏の大会1回戦の応援に行ってきました。
ここ数年は毎年の様に夏だけですが応援に行けてます。震災の影響で清原球場が使えないこともあり、鹿沼運動公園が会場となりました。
夏の青空の元、南摩の風に涼を取りながらの観戦となりました。駐車場の混雑の関係もあり、球場に入るとすでに試合は3回まで進んでいました。
対戦相手は、烏山高校。先発はエースではなく途中からアンダースローのエースに代わりました。試合は、0:0のまま進みます。
鹿沼の先発 佐藤は緩急と制球力を生かしたピッチング。昨年の夏の経験をいかんなく発揮し、鍛えられた守備が守ります。
グランド整備が終わった6回表の攻撃。相手守備の乱れから出塁したランナーを3番佐藤がライト前へ運び1.3塁のチャンスに広げ、4番 篠崎。前の打席では相手のアンダースローにタイミングが合わず三振でしたが、ここでは出来るだけ引きつけ反対方向へ打つ事に徹したのかレフトへきっちり犠牲フライを打ち1点を先制しました。篠崎は次の打席でも左中間オーバーの2塁打を放ち打点をあげました。
さて、この試合の最大のポイントが7回裏にありました。ちなみに、私の主観です。ツーアウトランナー2,3塁のピンチです。ここで点が入れば、流れが烏山高校にいってしまい非常にまずい場面です。相手打者は、見た目にも『ここで俺が打ってやる!』という気持ちが前面に表れていました。
監督の指示だったのか、それとも観察力の賜物かはわかりませんが、このバッターへの初球の入り方がバツグンでした。打ち気のバッター(おそらくストレート狙い)にハーフスピードの球で入り、そして2球目にさらに遅いカーブを外角のボール球へ要求したのです。完璧なリードでした。結果は、そのカーブに手をだしサードゴロ。そこへ制球通り投げたピッチャーも、そして打ち取った守備陣も大したもんです。
最終回、ポテンヒット2本で1点を返されましたが相手も最終回に気持ちを全面にだし、バットを振った結果が守備の間にボールを落としたのでしょう。8回から投げた1年生も頑張りました。
試合時間は約2時間、エラーや四死球の少ない両校よく鍛えられた選手ばかりで引き締まった好試合でしたが、試合のポイントは両校のキャッチャーのリードの差が1点の差を生んだと思います。烏山のキャッチャーは、強肩で鹿沼の足を止めましたが、鹿沼の4番にチャンスで2打点。
高校野球では、好投手や好打者、強肩など身体能力がピックアップされがちですが、力の均衡した試合の中で生まれる1点の差が今日の7回裏ツーアウトからの山崎のリードだったのではないかと、しみじみ感じました。
今度は15日の第2試合 宇都宮清陵と栃木球場ですね。仕事の関係で短時間しか観れないと思いますが応援したいと思います。
また、球場の清掃や熱中症対策でスタンドへの心配りを頂いたご父兄の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
長々と駄文失礼しました。
2011/07/11 Mon 13:24 [No.80]