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夏の大会観戦記

H3年度卒 見目

本日は、夏の大会1回戦の応援に行ってきました。
ここ数年は毎年の様に夏だけですが応援に行けてます。震災の影響で清原球場が使えないこともあり、鹿沼運動公園が会場となりました。
夏の青空の元、南摩の風に涼を取りながらの観戦となりました。駐車場の混雑の関係もあり、球場に入るとすでに試合は3回まで進んでいました。
 対戦相手は、烏山高校。先発はエースではなく途中からアンダースローのエースに代わりました。試合は、0:0のまま進みます。
鹿沼の先発 佐藤は緩急と制球力を生かしたピッチング。昨年の夏の経験をいかんなく発揮し、鍛えられた守備が守ります。
 グランド整備が終わった6回表の攻撃。相手守備の乱れから出塁したランナーを3番佐藤がライト前へ運び1.3塁のチャンスに広げ、4番 篠崎。前の打席では相手のアンダースローにタイミングが合わず三振でしたが、ここでは出来るだけ引きつけ反対方向へ打つ事に徹したのかレフトへきっちり犠牲フライを打ち1点を先制しました。篠崎は次の打席でも左中間オーバーの2塁打を放ち打点をあげました。
 さて、この試合の最大のポイントが7回裏にありました。ちなみに、私の主観です。ツーアウトランナー2,3塁のピンチです。ここで点が入れば、流れが烏山高校にいってしまい非常にまずい場面です。相手打者は、見た目にも『ここで俺が打ってやる!』という気持ちが前面に表れていました。
監督の指示だったのか、それとも観察力の賜物かはわかりませんが、このバッターへの初球の入り方がバツグンでした。打ち気のバッター(おそらくストレート狙い)にハーフスピードの球で入り、そして2球目にさらに遅いカーブを外角のボール球へ要求したのです。完璧なリードでした。結果は、そのカーブに手をだしサードゴロ。そこへ制球通り投げたピッチャーも、そして打ち取った守備陣も大したもんです。
 最終回、ポテンヒット2本で1点を返されましたが相手も最終回に気持ちを全面にだし、バットを振った結果が守備の間にボールを落としたのでしょう。8回から投げた1年生も頑張りました。
 試合時間は約2時間、エラーや四死球の少ない両校よく鍛えられた選手ばかりで引き締まった好試合でしたが、試合のポイントは両校のキャッチャーのリードの差が1点の差を生んだと思います。烏山のキャッチャーは、強肩で鹿沼の足を止めましたが、鹿沼の4番にチャンスで2打点。
 高校野球では、好投手や好打者、強肩など身体能力がピックアップされがちですが、力の均衡した試合の中で生まれる1点の差が今日の7回裏ツーアウトからの山崎のリードだったのではないかと、しみじみ感じました。
 今度は15日の第2試合 宇都宮清陵と栃木球場ですね。仕事の関係で短時間しか観れないと思いますが応援したいと思います。
 また、球場の清掃や熱中症対策でスタンドへの心配りを頂いたご父兄の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
 長々と駄文失礼しました。

2011/07/11 Mon 13:24 [No.80]